紫原敦は【黒子のバスケ】に登場するキャラクターです。陽泉高校バスケットボール部1年生で、身長208㎝、体重95kg(99kgと表記されることもあります)、誕生日は10月9日の天秤座で血液型はO型です。得意科目は物理で保健委員をしています。
陽泉高校バスケ部での背番号は9番(帝光中学では5番)でポジションはセンターです。得意なプレイはシュートブロックで、注目している選手には誠凛高校2年の木吉鉄平の名前をあげています。
髪の毛は長めで紫色です。巨体に長い手足という、キセキの世代の中でも最も恵まれた体格をしています。
鈴村健一(すずむらけんいち)はインテンション代表取締役で同社に所属している男性声優であり、ナレーター、歌手としても活動しています。1974年9月12日生まれで出生地は新潟県です。2008年10月8日ランティスより歌手としてメジャーデビューしました。
2008年第2回声優アワードでベストパーソナリティー賞、シナジー賞(『仮面ライダー電王』)をダブル受賞しています。第1回ミュージック・ジャケット大賞2011にて準大賞受賞、2012年第6回声優アワードでST☆RISHとして歌唱賞を受賞しています。
2016年第10回声優アワードで助演男優賞とパーソナリティ賞をダブル受賞、第6回ミュージック・ジャケット大賞2016で特別賞を受賞しています。笑顔が印象的で広い交友関係を持っています。
様々な性格のキャラクターを幅広く演じており、紫原敦の他に「銀魂」の沖田総悟、「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEシリーズ」の聖川真斗、「おそ松さん」のイヤミなどを演じています。
とてもマイペースで、黒子テツヤ曰く「バスケ以外は基本ネジがユルい」性格です。火神大我の挑発にむきになって反論したり、物事をストレートに言い放ったり子供っぽいところもあります。面倒なことが嫌いであり、それはゴール下から動かないというバスケスタイルにも表れています。
「バスケは楽しいかわからないが、勝つことは好きだし向いているからやっている」だけであり、特にバスケに対して情熱は持っていません。その巨体と才能があるため、"高校最強のセンター"と呼ばれており、紫原敦自身も才能があるかどうかを重要視しています。
そのため、才能が無いにも関わらずバスケに情熱をかける者を嫌っています。「ヒネりつぶすよ」という言葉をよく使います。
周りの人を独特なあだ名で呼んでいます。黒子テツヤは「黒ちん」、青峰大輝は「峰ちん」、氷室辰也は「室ちん」、緑間真太郎は「ミドチン」、赤司征十郎は「赤ちん」、黄瀬涼太は「黄瀬ちん」となります。ただのあだ名でありそう呼ぶことに特に理由はないそうですが、敵意がある火神大我と木吉鉄平は呼び捨てです。
氷室辰也と共に陽泉のダブルエースと言われています。常人離れした反射神経を持ち、巨体と長い手足を生かしてディフェンスに徹します。3Pラインの内側は全て守備範囲であり、相手にシュートを打たせません。青峰大輝ですら「紫原から点を取るのはオレでも至難の業」だと言っています。
三対一で押されようがビクともせず、ダンクシュートでゴールを根元からへし折ってしまうほどの圧倒的なパワーを持っています。バスケにかける情熱は欠けていますが「負けるのはもっと嫌だから」と練習は熱心に取り組んでいます。瞬発力やスピード力もあり、身体能力はキセキの世代の中でもナンバーワンを誇ります。
"破壊の鉄槌(トールハンマー)"は回転しながらダンクシュートを決めるもので、自分を取り囲むディフェンス3人を吹き飛ばすほどの衝撃を持っています。
"バイスクロー"は元々は木吉鉄平が編み出した技でしたが、紫原敦は見よう見真似で一発で出来るようになりました。
ゆるい話し方とマイペースさが目立つ紫原敦ですが、成績に関しては赤司征十郎、緑間真太郎に次いで3番目に頭が良いです。帝光中学時代に赤司征十郎と1on1をして負けてから、赤司征十郎の言うことだけはちゃんと聞くようになります。実際にインターハイ準決勝も赤司征十郎の指示に従い欠場しました。
黒子テツヤとはバスケに対する思いが正反対のため考えが合わず、バスケに対して熱い想いを持っている黒子テツヤを紫原敦は鬱陶しく思っています。しかし黒子テツヤは「人としてはむしろ好き」だと明言していたり、紫原敦もバスケ以外では気が合うと言っていたり、バスケが絡まなければ良好な関係のようです。
紫原敦の座右の銘は「お菓子は正義」であるほど大のお菓子好きで、いつも何かしら食べています。部室のロッカーの中もお菓子でいっぱいだったり、新作が出るとチェックは欠かしません。2mを超す巨体でありながら、お菓子が大好きというギャップが可愛いとファンには受けています。
好きな食べ物は「ねればねるほど色が変わってつけて食べるとうまいやつ」で趣味は駄菓子屋巡りと寝ること、オフの日は食べて寝るの繰り返しということからも、お菓子好きなことが伝わってきます。まいう棒がお気に入りで、一番美味しかったお菓子は「てんぷらチップス、本格天つゆ味」だそうです。
お菓子好き以外にも可愛いと言われるポイントは、ヘアアレンジにもあると思います。いつもは長い髪を下していますが、試合で本気になった時は一つに結んだり、グッズなどではサイドの髪の毛を耳にかけたりハーフアップにしていることもあります。細かいですがぜひ注目してみてください。
キセキの世代の一人であり才能はありますが、バスケに対する情熱が欠けているため決してゾーンには入れないと言われていました。しかし誠凛との試合の途中、試合を投げ出そうとした時に氷室辰也に殴られ説教をされ、紫原敦はコートに戻ります。
その後本気を出し、ゾーンに入りました。敗戦後は「オレもうバスケ辞めるし」と言っていましたが、大粒の涙を流しながら悔しそうにしている姿に氷室辰也は「そうは見えない」と言葉をかけます。バスケが好きな者でないと入れないゾーンに紫原敦が入ったということは、彼もまた本心ではバスケが好きだということを表しています。
"どうせ負けるのに小物が充実した気分になってんじゃねーよ"
"言ったろ負けんのはイヤなんだよ だから勝つ!!!"
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紫原敦のキャラソンは14曲あります。(バージョン違いやRemixも含みます)気怠げな雰囲気で歌っているソロ曲はかっこいいですし、黒子テツヤと歌っている"ケンカもしたけど"では2人の掛け合いがほのぼのしていて可愛いですよ。
"セイシュンTIP-OFF"は多くのキャラクターが違う歌詞で歌っており通常2分程度の曲ですが、紫原敦ver.は彼の性格を表すようにスローテンポな曲調になっているため、4分ほどあります。面倒そうに歌うのがとても紫原敦らしいです。
紫原敦はバスケに対して非常にシビアな意見をもっており、自分は向いているからやっているだけだと言っていました。しかし高校に入って氷室辰也と出会い敗北を知って、少しずつですが考えも変わっていきます。何よりバスケを好きな者しか入れないはずのゾーンに入れたことが、紫原敦の本心を物語っています。
【劇場版黒子のバスケ】では、初めて遠慮しなくても良い相手と戦って試合中に笑顔を見せています。本気でバスケをする姿はとてもかっこよく、多くのファンを魅了しました。また2m超えの巨体であるにも関わらず、お菓子好きとのんびりとした話し方のギャップが可愛いと評判です。
氷室辰也との仲も良く、グッズなどではコンビになることも多いです。氷室辰也の涙を見て試合に戻ったことからも、紫原敦の中で氷室辰也の存在は大きいといえます。2人のキャラソンやドラマCDでのやり取りでも仲の良さがよく分かるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。