テイルズオブベルセリアとは?立ち位置やあらすじを紹介
テイルズオブゼスティリア炎上騒動後の一作
『テイルズオブベルセリア』は2016年に発売されたPS3/PS4用のゲームタイトルです。
本作は『テイルズ オブ』シリーズの16作目ですが、前作の『テイルズオブゼスティリア』の脚本が「真の仲間」問題などで炎上していただけに、バンダイナムコスタジオとしては挽回するべく世に出した作品とも言える立ち位置です。
ベルセリアのストーリー
ベルセリアの世界では人を魔物に変える病「業魔病」が流行し、業魔から人々を守る対魔士と対立していました。
主人公であるベルベット・クラウは義兄・アーサーと弟・ライフィセットと共に暮らしていましたが、ある夜にアーサーに裏切られ、ライフィセットを殺されてしまいます。そしてベルベット自身の左手も、業魔のそれへと変貌してしまうのでした。
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ライフィセットとは?生い立ちを解説!
ライフィセットは元々は名前を持たない聖隷で、一等対魔士・テレサに使役される存在でした。
主人公であるベルベット・クラウの亡き弟、ライフィセット・クラウに似ていたことからベルベットに気に入られ、成り行きでベルベットに同行することになります。
名前を持たなかったライフィセットは当初「二号」と自称していましたが、ライフィセットが危機に陥った時にベルベットがとっさに「ライフィセット」と呼んだことから、この名前がつきました。(ベルベットはこの名前の由来をパーティーメンバーには明かしていませんでした。)
ライフィセットの性格は?
テレサに使役されていた際に読書をしていたことから知識に富んでいて、本来は快活な少年でした。
また冒険を夢見ていたことから、羅針盤に対して特に興味を持つ描写が多くなっています。
封印されていた感情が外に出てくるようになってからは、パーティーメンバーの中でも、クール系の女主人公・ベルベットを抑えてかわいいヒロイン的な立ち位置になっています。
ライフィセットのかわいい外見を徹底調査!
ヒロイン的な立ち振る舞いができるのはやはりそのかわいいルックスに寄るところが大きいでしょう。
ライフィセットの髪型はブロンドのショートヘアーで、瞳は黄緑。アホ毛がチャームポイントです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ZCb0gFTzL.jpg
また、大きな特徴となっているのは金の卵型の飾りがぶら下がっている黒い首輪でしょう。
テレサに使役されていた頃の名残として印象的ですね。
ライフィセット・クラウとは?
ライフィセット・クラウは、主人公であるベルベット・クラウの弟であり、聖隷のライフィセットによく似た存在でした。(理由は後に判明することになります)
ベルベットと義兄のアーサーと幸せに暮らしていましたが、3年前のある夜、突如としてアーサーに殺されてしまいます。
これがきっかけでベルベットはアーサーのことを恨むようになり、ベルベット自らも業魔化してしまいます。
『テイルズオブベルセリア』は復讐に燃えるベルベットの物語ですが、この殺害事件は実はライフィセット・クラウの同意を得たものだったことが物語終盤に発覚します。
実はライフィセット・クラウは12歳病という12歳にしてなくなってしまう病気にかかっており、治療は製法が失われた秘薬によってのみしかできないという状態でした。
自分の命が長くないことを知っていたライフィセット・クラウは、アーサーが「カノヌシ」の復活を目指していることを知り、生贄になることを申し出たのです。
【ネタバレ注意!】ライフィセットの正体は?
聖隷ライフィセットの正体は、アルトリウスとセリカ・クラウの息子の転生体でした。
セリカ・クラウはベルベット・クラウとライフィセット・クラウの姉ですから、当然、聖隷ライフィセットの外見はクラウ家の血を引いています。似ているのも納得ですね。
10年前の「開門の日」にセリカが業魔との戦いの最中に転落死してしまったことがきっかけで、セリカが身ごもっていた子が生贄になり、ライフィセット(この時点では名はありませんが)として転生しました。
生贄が捧げられたことで聖主カノヌシが半分復活し、人々の霊応力が高いベルセリアの世界感へと繋がることになりました。
聖隷ライフィセットは「心」と「体」に分かれて封印されていたカノヌシの「心」の側でした。
ライフィセット・クラウはカノヌシの「体」として転生を果たしますが、心が欠如した状態でこれも半分復活した形になり、性格も不安定なものでした。
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「マオテラス」としてのライフィセット
ベルベットが復讐を果たし、カノヌシを封印した後、ライフィセットは新しい聖主「マオテラス」になることを決心します。
「マオテラス」はゼスティリアでも登場し、五代髪の長・白銀のドラゴンとしてのマオテラスを見ることができます。