アニメ進撃の巨人Season3（3期）がどこまで進むのかについて、アニメ進撃の巨人の1期、2期のストーリーの進み具合、アニメ進撃の巨人の放映本数などを元に考察していきます。

アニメ進撃の巨人1期、2期はそれぞれ原作漫画・進撃の巨人の何巻の話に該当するのでしょうか。そしてアニメ進撃の巨人Season3（3期）は原作漫画・進撃の巨人の何巻の話から始まり、どこまで物語が展開されるのでしょうか。はたまた、最終回まで放映される可能性もあるかもしれません。考察に向けて、まずはアニメ進撃の巨人1期、2期をおさらいしていきましょう。

アニメ進撃の巨人Season3（3期）を考察していくにあたり、アニメ進撃の巨人1期から2期のあらすじを紹介します。ここからネタバレを多数含みますのでご注意ください。

アニメ進撃の巨人1期では、主人公のエレンたちがまだ小さい頃、人類を守るために作られた3枚の壁の1番外の壁「ウォール・マリア」が破られ、大切な人や日常が奪われるという壮絶な幕開けとなります。そこから、ストヘス区を襲う女型の巨人との攻防、そしてアニメ進撃の巨人1期最終話では、2期への伏線を引く所までが描かれています。

アニメ進撃の巨人の放映話数は、第1話から第25話までの全25回分です。これは原作漫画・進撃の巨人の1巻から8巻までの内容です。なお、ここからはアニメ進撃の巨人1期のネタバレも含みますのでご注意ください。

人類が築き上げた3枚の壁「ウォール・マリア」「ウォール・ローゼ」「ウォール・シーナ」、人々はその壁のお陰で巨人から逃れ、100年もの間生活をしてきました。そんな中、50メートルある壁から顔を出すほどの巨人が突如として現れウォール・マリアを破り、平和な日常が地獄とかします。主人公エレンの母親もエレンとミカサの二人を兵団に所属する知人のハンネスに託し、巨人に食べられてしまいます。

そしてエレンは巨人への憎悪からこの世にいる巨人を一匹残らず駆逐することを決意し、兼ねてから希望していた調査兵団に入るために、第104期訓練兵団に入団します。訓練兵団での厳しい訓練を重ねる中で、兵団で出会った仲間たちを徐々に絆を深めていきます。

無事訓練兵団を卒業したエレンとその仲間たちですが、ある日砲台の整備中に「ウォール・マリア」を破った超大型巨人が襲来します。小さい時の悪夢が蘇る中、そうはさせまいと第104期訓練兵団の卒業生たちが壁の中に入ってきた巨人たちに立ち向かいます。

この戦いで訓練を共にした仲間を含め多くの人が犠牲となります。エレンも巨人に食べられそうになったアルミンを助けるため、身代わりになり自分が犠牲となってしまいます。生き残った104期の兵士たちも窮地に立たされた時、巨人と戦う巨人が現れますが、その正体は巨人に食べられたはずのエレンだったのです。

エレンに助けられ、エレンの仲間たちの多くは生還します。その後、巨人であるエレンは人類の脅威であると殺害されそうになります。しかし、アルミンの知恵に助けられ、感心したピクシス司令に壁の穴をふさぐ使命を命じられます。エレンの巨人の力で無事に使命を全うし、エレンとその仲間たちは調査兵団に入団を果たしました。

エレンの持つ地下室の鍵の話を聞き、そこには自身の探し求めていた答えがあるはずとにらんだエルヴィン団長はエレンの家の地下室を目指すため、壁外調査に出ることを決意しました。しかし、壁外調査で「女型の巨人」と遭遇し、撤退を余儀なくされます。その後、エレンは憲兵団に引き渡されることが決まりました。

エレンが憲兵団に引き渡されるのを利用し、なんと町中で「女型の巨人」の正体をあぶり出す作戦を決行します。そして、アルミンが「女型の巨人」の正体はアニ・レオンハートであることを突き止めるのです。同期が敵であることを認めたくないと思いながらも、エレンは巨人の力を使い、アニである「女型の巨人」と戦い追い詰めます。

追い詰められたアニは壁を登って逃げようとするも、ミカサに阻まれ逃走失敗してしまい、自分自身を硬化させ眠りについてしまいます。アニメ進撃の巨人1期の最終回（25話）のエンディング後には、女型が登ろうとした時に開いた穴が原因で壁が一部剥がれ落ち、壁を形作っていたのが巨人であることが判明します。

衝撃的なクライマックスであったのと同時に、アニメ進撃の巨人2期への導入ともなっており、アニメ進撃の巨人2期がどこまでのストーリーになるのか期待が膨らむシーンでアニメ進撃の巨人1期は幕を閉じました。

アニメ進撃の巨人2期は「獣の巨人」という「女型の巨人」とはまた一味違う知性をもった巨人が登場します。その初登場のシーンを見たときには怖くてゾッとした方も多かったのではないでしょうか。そこから同期であるクリスタ、ライナーとベルトルト、そして巨人の正体、1期では分からなかったさまざまな謎に迫っていきます。

アニメ進撃の巨人の放映話数は、第26話から第37話の全12回分です。これは原作漫画進撃の巨人の9巻から12巻までの内容です。アニメ進撃の巨人2期のあらすじはどこまでなのか、もう少し詳しく見ていきましょう。なお、アニメ進撃の巨人2期のネタバレになりますのでご注意ください。

アニメ進撃の巨人1期の最終回で壁の中に巨人がいることが分かり、人類は巨人囲まれて生活していたことを知ります。調査兵団内では恐怖が増し、巨人の謎はさらに深まるばかりです。そして、兵団内にまだいるかもしれない敵をあぶり出すために、新兵であるミカサやエルミンたち104期の兵士たちは武装せず待機命令が下されていました。

コニー、ライナー、ベルトルト、ユミル、クリスタが合流し一夜を過ごそうとしたウトガルド城に多数の巨人が出現し、立体機動装置を身に付けていない104期の兵士たちは窮地に立たされます。この窮地をユミルが巨人となり戦い、命からがら生還します。生き残ったエレンや仲間の兵士たちは、壁の修復作業に取り掛かろうとしました。しかし、ライナーとベルトルトが巨人となり、エレンとユミルをさらってしまいます。

さらわれたエレンを救出するため、調査兵団が動き出します。そして過去最大の窮地の中、エレンとミカサを救ってくれたハンネスまで巨人に食べられてしまいました。母の時のように大切な人を守れなかった怒りから、ハンネスを食べた巨人へ拳をぶつけます。エレンの怒りに呼応するように座標が反応し、周りの巨人たちがエレンの的へと向かっていきます。その隙に調査兵団は撤退しました。

アニメ進撃の巨人2期のラストシーンでは、多くの巨人たちと獣の巨人の正体である人間が登場し、アニメ進撃の巨人3期でのさらなる激闘を予感させる最後となっていました。

アニメ進撃の巨人の1期は全25話、2期は全12話であることを考慮すると、少なくとも1クール（12話）から2クールは放送される可能性が高いです。

ここまでで、原作漫画進撃の巨人の1巻から12巻までのあらすじを紹介しました。アニメ進撃の巨人の3期は原作漫画進撃の巨人の13巻から始まり、戦いが途切れるきりの良い所までかつアニメ進撃の巨人2期で獣の巨人との戦いを仄かしていることから「ウォール・マリア」を奪還し、エレンの家の地下室、そしてアルミンの夢である海を見るシーンまで放映されるのではないかと推測します。

また、原作漫画進撃の巨人では海のシーンの後の物語は数年が経過している設定であること、始まりがエレン視点ではないことから、このシーンで区切ることが妥当ではないかと考えられます。

アニメ進撃の巨人3期は海のシーンまでではないかと考えられるため、ここまでで約2クール分の放映本数になると予想されます。そのため、アニメ進撃の巨人3期ではまだアニメシリーズは終了しないでしょう。

そして、まだまだ解明し切れていない巨人の謎や海の向こうにあるものとは何なのでしょうか。ここからが本当のクライマックスとなるでしょう。アニメ進撃の巨人3期も見所がいっぱいだと予想されますので、今後の3期の展開に注目していきたいですね。