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進撃の巨人

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顎の巨人のファルコの姿が鳥?ユミル~ポルコまでの能力&強さを徹底解説【進撃の巨人】

2021.08.02

進撃の巨人に登場する顎(あぎと)の巨人は、マルセルからファルコまで継承された強い能力です。かっこいい顎の巨人について、ユミルやポルコなど継承者4人の解説をします。顎の巨人の見た目に関する考察やガリア―ド兄弟の絆についても触れているので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【進撃の巨人】顎の巨人とは?
  2. 【進撃の巨人】顎の巨人の歴代継承者の姿
  3. 【進撃の巨人】顎の巨人の活躍した話を振り返る
  4. 【進撃の巨人】顎の巨人の見た目が異なる理由を考察
  5. 【進撃の巨人】顎の巨人は継承者によって能力が異なる
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諌山創 進撃の巨人 23巻より引用

進撃の巨人の中でも9つの巨人の1つである顎の巨人は、さまざまなキャラクターが継承しています。能力自体を継承するのは、進撃の巨人の物語上、現在の顎の巨人を捕食すれば可能です。しかし、代々続く顎の巨人の継承者たちは、マーレで訓練を受け、継承した人物がほとんどです。顎の巨人は、顎の回りを硬質化して、強い噛む力を駆使するのが特徴的なかっこいい巨人になります。

そして、進撃の巨人の物語上で、硬質化をするためには、条件があると言えるでしょう。進撃の巨人主人公であるエレンも、最初は硬化能力が使えませんでした。しかし、ヨロイと書かれた瓶に入っている液体を飲んだ後、突如硬質化できるようになったのです。いくつか条件があるかもしれませんが、その1つとして瓶の液体を飲むことが条件なのかもしれません。

その点、ユミルはたまたま前の能力保有者であるマルセルを捕食したため、硬質化できなかったと考えられます。しかし、硬質化ができたとしても顎の巨人は、継承者によって見た目が違うという特徴があります。継承者によって見た目が変化している理由を、後で考察しているので、参考にしてください。

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諌山創 進撃の巨人 23巻より引用

進撃の巨人に登場する顎の巨人は、9つの巨人の中でも多くの継承者が存在する能力です。9つの巨人の中で、力が強いとは言えませんが、機動力に長けるかっこいい能力です。そんな顎の巨人の能力を代々継承してきた人物たちを、紹介していきます。それぞれの継承者がどのような人物だったのか紹介するうえで、ネタバレ要素を含みます。進撃の巨人のネタバレを避けたいという方は注意してください。

マルセルの顎の巨人

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諌山創 進撃の巨人 24巻より引用

進撃の巨人に登場するマルセル・ガリア―ドは、巨人化した姿を見せることなくユミルに捕食されます。というのも、無垢の巨人になってしまったユミルがいきなり目の前に現れ、ライナーをかばう形で捕食されたからです。マルセルが巨人化せずに、素直に捕食された理由は謎のままです。急に現れた巨人に驚いてしまった、または咄嗟のことで巨人化できる隙がなかったとも考察できます。

マルセルが巨人化した際は、ポルコに似た顔の顎の巨人になります。しかし、ポルコよりも顎周りが少し弱そうに見えるのが特徴です。マルセルは、弟思いのキャラクターで同じく候補生であった弟を守ることに必死でした。巨人の能力を受け継いでほしくないと考えたマルセルは、候補生の中でも成績が悪かったライナーを印象操作して、巨人の継承者にしたのです。

その結果、弟であるポルコはライナーのことを逆恨みし生きていくようになります。最終的には、ライナーをかばって死亡する優しさも持ち合わせている人物です。

ユミルの顎の巨人

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諌山創 進撃の巨人 12巻より引用

マルセル・ガリア―ドを捕食し、次の継承者になったのが進撃の巨人主人公エレンと同じ104期生になるユミルです。ユミルは元々無垢の巨人として、約60年間壁外をさまよっていました。そして、絶望し長い間眠っている間に土の下に埋まりました。ユミルが埋まっていた近くで、たまたま休憩をしていたのが、ライナー、ベルトルト、マルセル、アニの4人です。

目覚めたユミルは、ただ目の前にいた人間を何も考えずに襲ったのでしょう。そしてたまたま食べたのが、顎の巨人の能力者であるマルセルだったのです。ユミルは、超大型巨人が壁を壊したどさくさに紛れて、パラディ島に侵入しました。壁内へ侵入したあとは、104期訓練兵に志願します。

ユミルは、他人を見下すような言い方をする人物です。そのため、周りに敵を作りやすいですが、冷静で正しい状況判断ができる人物でもあります。一方で、同じく104期生であるヒストリア(クリスタ)にだけは、心を開き常に一緒に行動していました。ヒストリアについては、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ポルコの顎の巨人

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諌山創 進撃の巨人 26巻より引用

ユミルの次に継承したのが、ポルコ・ガリア―ドです。ポルコ・ガリア―ドは、マルセル・ガリア―ドの弟にあたるキャラクターで、ユミル自ら能力を返すことを望みました。偶然マルセルから奪ってしまった能力を、マルセルの弟に返すべきだと考えたのです。進撃の巨人で能力を継承するということは、死を意味します。そのため、ユミルは継承すると同時に死亡しました。

ポルコが継承してからは、戦闘で戦う機会が多くなります。ポルコは兄であるマルセルが死んだ原因を作ったライナーに対し、いい印象を持っていません。マーレで継承者として訓練を重ねていたポルコは、ユミルと全く違うと言っていいほど戦闘に慣れていました。

その違いにミカサが驚くほど、ポルコは顎の巨人の能力を使いこなしていたのです。また、代々の継承者の中でもポルコの顎の巨人が、1番顎を強化しておりかっこいいと言われています。ポルコについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ファルコの顎の巨人

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諌山創 進撃の巨人 32巻より引用

ファルコ・グライシスは、マーレ編で登場するキャラクターです。エルディア人一家のグレイス家の次男として誕生します。ファルコは、優しい性格で、他人への気遣いができる人物です。叔父の潔白を証明するために、兄コルトと共に訓練兵へ志願します。同じく訓練兵であるガビに特別な感情を持っており、ガビを守るために巨人の能力を継承すると決めていました。

ファルコが顎の巨人の能力を開放すると、鳥のような姿になります。ファルコの巨人化については後述するので、ぜひこのまま読み進めてください。

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諌山創 進撃の巨人 26巻より引用

続いて、進撃の巨人の作中で、顎の巨人が活躍したシーンを紹介します。顎の巨人は、進撃の巨人初期から登場し、能力を継承することで最新話でも活躍している巨人です。そんな顎の巨人の活躍を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

ユミルが104期生を守る

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諌山創 進撃の巨人 10巻より引用

一部の104期生を除いた大半の104期生は、アニとの共謀を疑われ軟禁されます。しかし、壁内で巨人が突然出現したため、周囲の村へ緊急事態だと伝えにいくように命令されました。立体起動装置など普段の装備を付けていない状態で軟禁されていたため、周囲の村へ伝えに行く際も危険にさらされます。

窮地を脱した104期生数名はウトガルド城で休憩をとることにしました。しかし、獣の巨人が出現し、遠方から岩の攻撃と、月あかりがあれば夜でも行動できる巨人たちに襲われます。ユミルが顎の巨人だと正体を明かすのは、ウトガルド城での戦いの最中です。立体起動装置を持たない104期生が巨人に襲われたときに、ヒストリアを守るために巨人化しました。

ユミルが能力を開放した際の容姿は、決してかっこいいとは言えません。しかし、仲間思いで行動力のあるユミルに適した能力でした。ユミルの顎の巨人は、機動力が高く建物を足場にしながら飛び回り、巨人のうなじを噛みとっていくかっこいいスタイルです。

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諌山創 進撃の巨人 10巻より引用

自ら大量の巨人の中に飛び込みますが、巨人の数が多すぎるあまり最終的には、抑え込まれます。しかし、助けにきた調査兵団により立体起動装置を付けていない104期生とユミルは、助けられることになりました。ユミルについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

顎の巨人VS進撃の巨人

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諌山創 進撃の巨人 29巻より引用

進撃の巨人の物語が進み、マーレ編に突入すると、ポルコとエレンは闘うことになります。獣の巨人や車力の巨人が倒されたのと思い、ポルコ・ガリア―ドは怒りをあらわにエレンに襲い掛かります。戦闘開始後は、牙と爪を駆使しながら戦うポルコ・ガリア―ドの優勢でした。しかし、爪の攻撃を見たエレンは、左手に持っていた戦槌の巨人の結晶で、攻撃を防いだのです。そんな戦いの中、飛行船が現れます。

この飛行船には、ハンジなどの調査兵団が乗っており、団員を一気に助ける計画をしていました。その考えに気づいたポルコ・ガリア―ドは、エレンを倒すよりも前に、飛行船を落とすべきだと考えます。飛行船に攻撃しようとしますが、その一瞬の隙を近くにいたミカサにつかれ、両足を切り落とされます。そのまま、エレンも加勢し、両手まで切り離されてしまいました。

エレンは、先ほど顎の巨人が放った爪の攻撃で、戦槌の巨人の結晶に傷が入ったのを見逃していませんでした。くるみ割り人形の要領で、戦槌の巨人の結晶を割る作戦を思いついたのです。そのため、ポルコ・ガリア―ドの口に結晶を挟み、強制的に噛ませることで戦槌の巨人を捕食しました。

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諌山創 進撃の巨人 26巻より引用

その後、裏切った獣の巨人に対し復活した車力の巨人やマーレ兵が攻撃を仕掛けます。攻撃により肩を撃ち抜かれた獣の巨人は、叫びを使って脊髄を飲んだ人間を一斉に巨人化させます。巨人化させた人間の中にファルコがいたため、ポルコ・ガリア―ドはファルコに顎の巨人を継承し死亡しました。進撃の巨人との戦いで、すでに力を使い果たしていた顎の巨人は、回復すらできなかったのです。

そのため、ただ死ぬよりも9つの巨人の能力を継承するために、捕食される道を選んだかっこいい人物です。強い精神力と、マーレに対する強い愛情がそうさせたのかもしれません。最初から最後まで1対1で戦ったわけではないため、顎の巨人と進撃の巨人のどちらが強いのかは不明です。しかし、マーレ編で戦った際は、人数的にも状況的にも、進撃の巨人が有利で勝利したと言えるでしょう。

顎の巨人以外の能力に関しては、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

初の巨人化?ファルコの顎の巨人

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諌山創 進撃の巨人 32巻より引用

進撃の巨人に登場するファルコは、最新話時点で顎の巨人の能力を継承している人物です。他の顎の巨人とは異なり、鳥のような見た目をしているため、話題になりました。顎の巨人の見た目が違うことに関しては、後述します。

進撃の巨人129話で初めて顎の巨人化になったファルコは、制御できなかったのか一緒にいた車力の巨人のうなじに噛みつきました。しかし、車力の巨人がファルコを抑え込み、その隙にファルコをうなじから取り出すことに成功したのです。そのおかげで、2人とも無事でした。今後、この行動がこれからの進撃の巨人の伏線になってくるのか、それともたまたま制御できなかったのかは不明です。

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諌山創 進撃の巨人 32巻より引用

今までに4人のキャラクターたちが継承してきた顎の巨人の容姿は、全く違うと言っていいほど変化しています。なぜ容姿が違っているのか、進撃の巨人の物語上では明かされていませんが、いくつか考察を紹介していきます。進撃の巨人に登場する9つの巨人は、まだまだ謎の多い部分があるので、参考程度にご覧ください。

【進撃の巨人考察1】候補生としての訓練について

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諌山創 進撃の巨人 24巻より引用

まず、顎の巨人の容姿を見てみると、ユミルだけが全くと言っていいほど、見た目が違います。ユミルは、無垢の巨人として約60年もさまよっていた過去があります。また、巨人になった経緯も、9つの巨人の能力を受け継ぐために、訓練していたわけではありません。そのため、戦闘においても他の継承者と比較すると弱い部分があります。

ユミルが顎の巨人になったときの容姿は、無垢の巨人としてさまよっていた頃と、ほとんど変わりありません。変わったところと言えば、アニメ進撃の巨人では、爪と歯が鋭くなっていました。しかし、マーレ編で登場した、ポルコ・ガリア―ドによる顎の巨人の方が、圧倒的に強いのが分かっています。さらに、ガリア―ド兄弟の顎の巨人は、少し見た目は違えど、似ている部分がありました。

一方ユミルは、全く違う顔をしており、顎の巨人の特徴でもある顎に変化が何もないことに違和感を覚えます。これらのことから考察できるのは、ユミルがマーレ国内で候補生としての経験がなかったから、顎の周囲に変化がでなかったのではないかというものです。

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諌山創 進撃の巨人 23巻より引用

マーレの候補生たちは、それぞれがどの巨人の能力を継承したいという思いがあり、訓練を受けています。訓練を受けずに、ある日突然能力を得てしまったユミルは、無垢の巨人時代の名残が強いのではないかと考察できるでしょう。

【進撃の巨人考察2】血縁関係について

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諌山創 進撃の巨人 30巻より引用

顎の巨人の継承者であるマルセル、ポルコは血の繋がった兄弟です。そのため、2人が巨人化した際の容姿が似ているのではないかとも考察できます。顎の巨人を継承している4人のキャラの中で、血が繋がっているのは、ガリア―ド兄弟だけのため断言はできませんが、血縁関係が容姿に関係している可能性も十分あるでしょう。

【進撃の巨人考察3】獣の巨人について

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諌山創 進撃の巨人 27巻より引用

進撃の巨人最新話で顎の巨人の能力を継承しているファルコは、元々獣の巨人の能力により無垢の巨人になった人物です。獣の巨人の能力は、自身の脊髄液を対象者に飲ませ、能力者が叫んだタイミングで巨人化させてしまうというものです。巨人化できる薬は、進撃の巨人に多く登場します。進撃の巨人主人公であるエレンも、注射により巨人化したキャラクターの1人です。

進撃の巨人に登場する、巨人化できる薬には、2種類存在すると言われています。1つは、無垢の巨人になるだけの薬です。2つ目は、9つの巨人から採取した脊髄液を原料にした薬になります。実際に、進撃の巨人の物語が進むうえで、超大型巨人の脊髄を含む注射で超大型巨人になったキャラクターがいます。ファルコは、顎の巨人になる前に獣の巨人であるジークの脊髄液を飲んでいるのが特徴です。

ジークが巨人化した際には、猿のような見た目になりますが、継承者全てが猿の巨人になるわけではないと考察できます。というのも、全ての継承者が猿のような見た目になるのであれば、猿の巨人と名付けられてもいいと思うからです。

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諌山創 進撃の巨人 20巻より引用

何かしらの獣のような見た目になるのであれば、ファルコが鳥のような見た目になったのも納得できます。そのため、ファルコは、獣の巨人と顎の巨人のハーフのような存在だと考察できるでしょう。進撃の巨人に関する伏線について、以下の記事で紹介しています。考察が好きな方は、ぜひ参考にしてください。

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諌山創 進撃の巨人 32巻より引用

進撃の巨人に登場する9つの巨人は、様々な人物が代々継承しています。継承者によって、特化する能力や使い方が異なるのが進撃の巨人の面白い点ではないでしょうか。今後もどのような強い巨人が現れるのか、進撃の巨人の物語が進行していく中で、かっこいい巨人が現れるのか楽しみにしておきましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41D0-HLtkPL._AC_.jpg