本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方①：定義とは？
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はじめて知る人にとっては衝撃的な事実でしょうが、日本のスーパーに並んでいるエクストラバージンオリーブオイルのほとんどは偽物です。その割合は50%とする人もいますし、中には80%以上と断言する人もいます。多少誇張がある場合もありますが、そうなってしまうには理由があります。
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理由の説明する前に、エキストラバージンオイルの定義を確認しましょう。国際オリーブ協会（IOC）の定義によると、エキストラバージンオイルとは「オリーブの実を絞ってろ過しただけ」「成分調整などを行っていない」「酸度0.8％以下」という条件をクリアしたオリーブオイルのことです。
本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方②：ほとんど偽物？
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IOCのエキストラバージンオイルの定義を紹介しました。しかし、日本はIOCに加盟していないので「酸度0.8％以下」ではなく、日本農林規格（JAS）の定義である「酸度2％以下」なら「エキストラバージンオイル」として販売しても良いことになっています。
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そのため、IOC規格ではただの「バージンオイル」が、エキストラバージンオイルとして販売されていることになります。
本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方③：酸度
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どうすれば本物のエキストラオリーブオイルを販売しているメーカー・銘柄を見つけられるのでしょうか。日本ではお馴染みのボスコなどは本物なのでしょうか。ここからは、おすすめの見分け方を解説していきます。
まず、確認してほしいのが「酸度」。オリーブオイルの銘柄の瓶にメーカーが貼っているラベルがあれば、酸度が0.8%以下であるかチェックしましょう。英語表記の場合は「acid」「acidity」と表記されているはずです。
しかし、残念ながら日本で販売されているメーカー・銘柄には、酸度を記述しているものが少ないです。このあたりも、日本の規制はゆるいと言えるかもしれません。
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本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方④：認証マーク
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デパートやスーパーで扱っているメーカー・銘柄のなかには輸入品も多く並んでいますよね。もし、イタリアなどから輸入されたオリーブオイルであれば、オーガニック認証マークがあるか確認することをおすすめします。
オーガニック認証マークがあったとしても、エキストラバージンオリーブオイルの証明にはなりませんが、メーカー・銘柄がオーガニック認証団体の審査を受けているのは信頼性の証のひとつであり、おすすめの選び方となります。
本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方⑤：ラベルの情報
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ラベルにオリーブの品種、収穫時期、原産国（地域）が記載されているかチェックしましょう。これらは最低限の情報なので、記載されていないという場合「エキストラバージンオリーブオイル」という表記の信頼性がほとんどないと言われます。このようなメーカー・銘柄は偽物の可能性が高いといえるでしょう。
本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方⑥：製法
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エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの実を加熱せず、圧搾して油を取り出します。これをコールドプレス製法と呼びます。つまり、エキストラバージンオイルであるならば必ずコールドプレス製法となります。
本物？偽物？エクストラバージンオリーブオイルの見分け方⑦：ブランド品
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日本で馴染みのボスコ。ボスコのエキストラバージンオイルは本物なのでしょうか。結論から言うと、国際オリーブ協会（IOC）の定めている条件はクリアしています。ここでは酸度について詳しく見てみましょう。
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日本のスーパーなどでも手軽に購入できる「ボスコ エキストラバージンオリーブオイル」「ボスコ オーガニック エキストラバージン オリーブオイル」は共に酸度は0.8%以下となっています。手軽に購入できることからおすすめのメーカーと言えるでしょう。
更に品質の良い高級志向のボスコの商品では「ボスコ プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」が酸度0.3%以下、「ボスコ トスカーナ エキストラバージンオリーブオイル」が酸度0.6%以下となっていました。
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まとめ
日本で販売されているエキストラバージンオリーブオイルのおすすめの見分け方、おすすめのメーカーについて解説してきました。なかには、日本の法規制がゆるいことを利用して粗悪なオリーブオイルを販売していることもあるようなので、一度調べてみることをおすすめします。
