フルーティーで美味しい果実酒の選び方
果実酒といっても作り方、果実の種類など選び方も様々。まずは濃厚なタイプからです。ジュースに近いフルーツ本来の甘い味が好みなら、あらごしタイプのような日本酒や焼酎に漬け込んだ果実酒がおすすめです。果実をお酒に漬け込んで作るので、フルーツそのものの濃厚な味わいが楽しめます。アルコール度数が低いものがおおいので、炭酸で割ったり、ロックで。甘いのが苦手、でもフルーツの香りがしてスッキリした味わいを求めるならリキュール系がいいでしょう。梅酒やワイン、シードルなどがそれにあたります。
またお酒初心者にはアルコール度数が低いものがおすすめです。お酒初心者には果実酒を3～4％程度に薄めたものが飲みやすくていいでしょう。ビールはだいたい5％。ワインは20％前後。缶チューハイは1％くらいのものから揃っています。アルコールの弱いお酒から試してみましょう。まず最初にｍフルーツ別に果実酒を紹介します。自分好みのフルーツから選んでみてはいかがでしょう。
お酒初心者におすすめの果実酒①桃
完熟桃を日本酒に漬け込み、荒く裏ごしした「あらごしもも」。ほかにみかん、りんご、ゆず、梅などがありますが、桃が一番人気です。日本酒ベースとは思えないほど果実味あふれた味わいが、特に女性から多大な人気を集めています。天然桃なので甘すぎず、後味がスッキリ。そのままロックで飲んでも、炭酸で割ってもいいでしょう。アルコール度数は8％。お酒に弱い人にはちょっときついので、倍に薄めれば飲みやすくなります。
梅乃宿酒造 あらごしもも酒 720ml
価格
￥ 1,889
養命酒酒造から販売されているブレンドリキュールシリーズでは一番人気の白桃＆杏仁です。美容にいい5つのハーブと国産白桃をブレンド。アルコール度数は10％です。水や炭酸で割って。スーパーやデパートで手に入るのが嬉しいですね。
引用: http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/kuranosuke/cabinet/12/25212_1.jpg?_ex=640x640
お酒初心者におすすめの果実酒②りんご
ニッカ アップルワイン 720ml [日本/白ワイン/甘口/ミディアムボディ/1本]
価格
￥ 837
ニッカウヰスキーのアップルワインです。あのマッサンが作った、甘くてフルーティーなワインは世代を超えて愛されています。りんごで作ったワインにりんごのブランデーを加えてまろやかに仕上げてある飲み口のとてもいいワインです。ワインという概念を捨てて、ロックで、または炭酸で割って飲むのがおすすめ。アルコール度数は22％と高めなので注意して飲みましょう。
引用: https://tshop.r10s.jp/meishu-honpo/cabinet/02949150/02949154/img59097611.jpg?downsize=350:*
楯野川 子宝リキュール 山形りんご 720ml
価格
￥ 1,770
りんごの果肉がたっぷり入った焼酎ベースの果実酒です。りんごの名産山形で作られていて、アルコール度数は低く7％。そのまま飲んでも大丈夫です。濃厚なので凍らせてシャーベットにしても美味しく、スムージー感覚で飲めてしまうのが嬉しいですね。飲みすぎに注意しましょう。
お酒初心者におすすめの果実酒③みかん
中埜酒造 國盛 みかんのお酒 瓶 720ml×2本
価格
￥ 2,160
まるでオレンジジュースそのもの！みかん果汁80％も使った色もきれいなリキュールです。アルコール度数が7％と低めなので、1対1で炭酸で割るとお酒の弱い人にはちょうどいい3％程度になります。そのままロックで飲むとポンジュースのようで飲みやすい果実酒で、お酒嫌い、お酒初心者におすすめです。同じブランドでぶどうもあり、それもまた果汁感たっぷりで、間違って子どもに飲ませてもわからないかも。といっても7％はビールよりも度数が高いので気をつけてくださいね。
引用: https://shugar.jp/wp-content/uploads/2016/02/th_IMG_9498.jpg
こちらは岩手県にある明治29年創業して以来、東日本大震災の被害を受けながらも酒造りを続けている蔵元から、人気のリキュールシリーズです。その中でも特に人気なみかん。温州みかんだけを使用した、甘酸っぱい果汁感がたまりません。ほかにぶどう、りんごもあり、どれも飲みやすい甘さと酸味のバランスになってります。
お酒初心者におすすめの果実酒⑤ライチ
ディタ ライチ 700ml
価格
￥ 2,767
ソルティーライチで大ヒットしたライチ味。そのなんともいえないフルーティーで繊細な味と香りが楽しめるリキュールです。アルコール度数は21％と高めなのでお酒の弱い方はロック・ストレートはやめておきましょう。柑橘系の果汁との相性がよく、カクテルのベースとしてもよく使われます。おすすめはオレンジジュースやクランベリージュース。ディタライチとジュースを1対4の割合がちょうどよく、飲みやすいカクテルになります。無色のリキュールなのでクランベリージュースと合わせるときれいな色が楽しめます。
こちらはkirinから販売されているライチのお酒。アルコール度数は14％。ライチの果汁を使っているのでほんのり柔らかい甘さと爽やかさが人気です。牛乳やレモンジュース・オレンジジュースで割ると新鮮な美味しさ。そのまま味わいたいなら炭酸で割りましょう。1対1だとお酒の弱い方にはちょっときついので1対1.5～2くらいの割合がおすすめです。ライチの上品な香りを楽しんでくださいね。
茘枝酒 びん 500ml
価格
￥ 1,345
おしゃれで美味しいカクテルを楽しもう！
単品の果実酒の甘い味に慣れたら、次はカクテルに挑戦してみましょう。カクテルとは、ベースのお酒にジュースや炭酸、ほかのお酒をブレンドして作る調合酒。広い意味で缶チューハイやハイサワーもカクテルの分類に入ります。お酒初心者には比較的飲みやすい、見た目がきれいでアルコール度数の低いカクテルがおすすめです。カクテルの内容を知ると、お店やバーで注文しやすいですし、自分で家で作ることも出来ますね。自分で作れば好みの味、強さに調節できるのが嬉しいところ。家飲みにはまってしまいそうです。
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お酒初心者におすすめのカクテル①カシスオレンジ
カシスリキュールとオレンジジュースをブレンドして作る、女性好みのカクテルです。カシスリキュールがアルコール度数高めの20％なので、4～5倍にオレンジジュースで薄めると度数は4～5％になって、お酒初心者にもおすすめの見た目もきれいな飲みやすいカクテルになります。果実酒とは違い、蒸留酒のさっぱりとした味わいが大人向けといってもいいでしょう。お酒の弱い方には飲み口が良すぎるのでお代わりはやめておいた方が無難です。
サントリーリキュール ルジェ クレーム ド カシス 700ml
価格
￥ 1,345
お酒初心者におすすめのカクテル②モスコミュール
ウォッカベースの口当たりのいいカクテルです。見た目も涼やかできれいなので、最初の一杯におすすめです。ウォッカにジンジャエール、ライムの果汁を加えたもの。ジンジャエール甘味と炭酸が、ウォッカのツンとくる強さを和らげた飲みやすいカクテルです。
お酒初心者におすすめのカクテル③カルーアミルク
カルーアというリキュールと牛乳を合わせた簡単カクテル。カルーア自体が甘めのコーヒーリキュールなので
牛乳を加えるとコーヒー牛乳そのもの。微かにアルコールがピリッと舌先に感じる程度です。甘いからとつい飲み過ぎると大変な目にあうのでほどほどに。
サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml
価格
￥ 1,317
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お酒初心者におすすめのカクテル④スクリュードライバー
一度は聞いたことのあるカクテル名ですね。自己主張しないウォッカとオレンジジュースをブレンドしただけの簡単カクテル。色がきれいなのもいいですね。アルコール度数の高いウォッカベースなのに、オレンジジュースでとても口当たりがよくなっています。本来は1対2の割合ですが、それだとちょっとアルコール度数が高め。お酒に弱い場合はオレンジジュースをウォッカの3～4倍くらいから始めましょう。
ウォッカは37.5％もアルコール度数のある強いお酒です。お酒初心者は必ずカクテルベースとして楽しみましょう。
お酒初心者におすすめのカクテル⑤ソルティードッグ
ソルティードッグなんて名前からしてかわいいカクテルです。作り方はシンプルでウォッカとグレープフルーツジュースと合わせてステアし、飲み口に塩をまぶすだけ。さっぱりとした味わいが塩と合わさると濃厚さを生み出し、ゆっくりと味わいたいカクテルに仕上がっています。
このカクテルもウォッカベースなので、お店で頼むときは注意しましょう。アルコール度数は12％くらいです。家で作るならグレープフルーツジュースを多めにして楽しみましょう。こんな風に丸い氷で作るときれいで溶けにくく冷たさをキープできます。
いろんなお酒に挑戦しましょう。
お酒はビールや日本酒・ワインだけではありません。フルーツで作ったお酒やカクテルは、お酒に弱い人でも楽しめて、しかもフルーティーで口当たりがよくおすすめです。紹介した5つのカクテルは、基本中の基本カクテル。どれも飲みやすい上、ベースのお酒を知っていると注文しやすいでしょう。また家飲みの時でも、冷えたウォッカとオレンジジュース・グレープフルーツジュースなどがあれば、本格的なカクテルが自分好みの濃さで作れますね。デパートのお酒売り場を覗いてみると、好みの果実酒やリキュールに出会えるかもしれません。
果実酒やカクテルを入門として、いろんなお酒に挑戦してみるといいですね。その土地にはそこに合ったお酒が必ずあるものです。旅先で、少しずつその土地のお酒を楽しめるようになるとまた人生の楽しみ方が増えるかもしれませんよ。
