レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ
早い人だと生後5~6か月頃から開始する離乳食。先ずは野菜をペーストにして赤ちゃんにあげますが、慣れてきたら初めてのタンパク質として、「しらす」を与える人が圧倒的多数です。
関連記事
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ:初めてあげるタイミング
しらすは野菜などの離乳食を開始して1か月後くらいの、物を上手に飲み込めるようになった「ごっくん期」から与え始めると良いです。
一回に与える量
初めて与える食材は、どの食材も平日の午前中に「小さじ1」までとされています。特に、しらすは魚を丸ごと食べるものとなるため、お子さんによってはアレルギー反応が出る場合もあります。先ずは少量、アレルギー反応が出ても病院に行けるよう、午前中に与えましょう。
アレルギー
離乳食初期ではまだアレルギー反応が出ることが少なく、卵のアレルギーかどうかも分からない状態ですが、しらすを食べてアレルギーを発症することもあります。その場合には、小児科医の指示に従ってしらすを食べさせて良い時期まで待ちましょう。
直接しらすでアレルギーになる場合と、たまにしらす干しに小さなエビなどが混入されていることもあるので、入っている場合には取り除きましょう。
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ:塩抜き方法
しらす干しの塩分量はかなりあります。大匙1.5の分量に対して塩分は10g。単純比較はできませんが、これは中くらいの梅干しの塩分量(13g)とほぼ同じとなるので、どれくらい塩分があるか容易に想像頂けると思います。そのため、必ず「塩抜き」という作業をする必要があります。
①茶こしにしらすを入れる ②熱湯をかけて塩分を洗い流す
タケコシ 共柄茶こしシングル 75㎜ K-26
価格
¥ 298
離乳食用の量はとても少ないので、茶こしで熱湯をかけて洗い流すだけで十分ですが、食べてみてかなり塩分を感じた場合や大量にあって冷凍保存をする場合には、一度鍋で茹でても良いです。
▼レンジで塩抜きをする方法もあります
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ:保存方法
①塩抜きをする ②すり鉢等でペースト状にする ③小分けになっている冷凍可能なブロックトレーに1回分ずつの量をいれて冷凍保存
冷凍保存期間については、なるべく早めに食べることを前提として、1~2週間以内にしましょう。
リッチェル Richell わけわけフリージング ブロックトレー R 25 1ブロック容量25ml 8ブロック 2枚入
価格
¥ 425
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【初期】しらす粥
レンジで簡単に作れる、しらす粥のレシピについてご紹介します。食べなれたお粥なので、新しい食材としてしらすを入れても、嫌がらずに食べてくれることが多いです。更に、火を使わずにレンジだけで完成するので時短料理です。
用意するもの
●10倍粥の冷凍ストック:2個(30g) ●しらす冷凍ストック:1個(5g) ●お湯:小さじ2
作り方
①耐熱容器やタッパーに材料すべてを入れる
②電子レンジ(500W)で約1分20秒加熱
③よく混ぜて、赤ちゃんが食べられる温度かよく確かめて完成
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【初期】しらすにゅうめん
離乳食初期に食べさせられる、しらすとそうめんの「しらすにゅうめん」レシピをご紹介します。しらす干しもそうめんも塩分があるので、しっかりと塩抜きをしてください。
引用: https://img.cpcdn.com/recipes/3599258/280/4cbbbaecdeb8b411458404e41dfaa258.jpg?u=11115926&p=1451565168
用意するもの
●塩抜き後のしらす:小さじ1~2 ●お湯:大さじ1~2 ●そうめん:20本ほど
作り方
①そうめんはやわらかく茹で、流水で洗い、すり鉢などでつぶし、お湯を加えて滑らかくする。
②塩抜きしたしらすも同様に湯で伸ばしながら滑らかにする。
③①に②を乗せて完成
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【中期】春キャベツとしらすのリゾット
もぐもぐ期となる中期以降におすすめなレンジで簡単に作れる、キャベツとしらすのリゾットをご紹介します。野菜も同時に摂れるので栄養たっぷりの離乳食となります。
引用: https://img.cpcdn.com/recipes/5131819/280/c643d56f6cde9ca6ac836aee01cbc9d5.jpg?u=3855925&p=1529481680
用意するもの
●しらす:10g ●キャベツ:15g ●にんじん:10g ●野菜だし:15g(普通のだし汁や水、赤ちゃん用コンソメでも可) ●粉チーズ:2g(離乳食の進み具合に応じて) ●7倍粥:70g
作り方
①塩抜きをしたしらすをみじん切りにする
②キャベツとにんじんをみじん切りにして、それぞれラップに包み電子レンジで約50秒加熱
③耐熱容器に粉チーズ以外の材料を入れて混ぜ、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで1分30秒加熱
④粉チーズをかける(離乳食の進行に応じて)
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【後期】じゃがいもとしらすのおやき
1日3回食になる離乳食後期におすすめのしらすレシピをご紹介します。後期になってくると、手づかみ食べの練習にもなる食材・レシピを考えるのも大変になってくるので、「じゃがいもとしらすのおやき」は、もぐもぐ一人で食べられるので、おかずとしても、おやつとしても重宝しそうです。
用意するもの
【15個分】●じゃがいも:大1個 ●しらす:10g ●青のり(なくてもOK)適量 ●片栗粉:小さじ1
作り方
①じゃがいもの皮をむいて灰汁抜きをした後、柔らかくつぶせるまで茹でる(レンジを使っても可)
②しらすを塩抜きする(後期なのでペースト状やみじん切りにする必要はありません)
③①に②と片栗粉と青のりを入れてよく混ぜる。赤ちゃんが手に持ちやすい大きさに成形して焼く
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【後期】野菜たっぷりシチュー
後期におすすめしたい、野菜がたっぷり摂れて簡単にレンジで作れる、シチューのレシピをご紹介します。動画ではしらすは入っていませんが、鶏肉の代わりにしらすを入れても、鶏肉プラスしらすでも作れます。しらすを入れたアレンジレシピをご紹介します。
用意するもの
●片栗粉:小さじ2/1 ●牛乳:大さじ3 ●塩:少々 ●鶏のささみ(加熱したもの):適量 ●しらす(塩抜きしたもの):適量 ●好みのやさい(加熱したもの):適量
作り方
①片栗粉と牛乳、塩を耐熱容器に入れて混ぜ合わせる
②①に加熱済みの野菜や鶏肉、しらすを加えよく混ぜます
③700Wのレンジで30秒加熱してよく混ぜるを2回繰り返し、とろみがついたら完成です
冷凍保存も可能なので、多く作って保存をしておくと、忙しい時や作るのが面倒臭い時でも栄養たっぷりの離乳食をあげることができます。
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【完了期】ふわふわオムレツ
卵アレルギーの心配が無く、早い人だと後期からでもあげられる、完了期におすすめの「しらすのふわふわオムレツ」レシピをご紹介します。全卵が食べられればそのまま卵を使ってください。白身をまだ食べさせていない場合には、卵黄だけでも作ることができます。
完了期であっても、卵は必ず火が完全に通っているか確認してから食べさせてください。
引用: https://img.cpcdn.com/recipes/2480303/280/c8573b67e32e4a72e8a6734e462ef816.jpg?u=2039836&p=1391408145
用意するもの
●卵(卵黄だけでも):1個 ●ほうれん草葉の部分:2〜3枚 ●しらす:大さじ1〜2 ●だし汁:大さじ3 ●牛乳(粉ミルクでも):大さじ3
作り方
①ほうれん草は茹でて刻み、しらすを塩抜きする
②卵を耐熱容器に入れてよく混ぜる
③②に材料を全て入れて、ふんわりラップをして、600Wのレンジで3〜5分くらいあたためる
④爪楊枝や竹串を刺して、火が通っていれば完成
一回量のみ取り分けたら、ふわふわ感は落ちてしまいますが、残りは冷凍保存も可能です。
関連記事
レンジで簡単離乳食初期からオススメしらすレシピ【完了期】しらすと桜エビのクリームいもだんご
完了期におすすめしたい、しらすを使ったいもだんごレシピをご紹介します。桜エビについては、アレルギーの心配が無ければ入れてください。完了期になると、噛む力も強くなっているので、刻み方など工夫してください。
引用: https://img.cpcdn.com/recipes/4186738/280/7991242967564603612e000ab4738bd6.jpg?u=560362&p=1479354443
用意するもの
●さつまいも:1本 ●クリームチーズ:35g ●桜えび:大さじ1 ●しらす:大さじ1 ●青のり:少々
作り方
①桜えびは刻んでおき、しらすは塩抜きをしておく
②さつまいもは洗ってラップに包んで、500Wのレンジで4分加熱し、上下をひっくり返して追加で1分加熱します。火傷しないように熱いうちに皮を剥いておきます
③②に①とクリームチーズ、青のりを加えて混ぜ合わせる。平たい丸形に成形したら完成
※レシピは、ベネッセの「最新年齢ごとに「見てわかる!」幼児食新百科を参考にしています。
いかがでしたでしょうか。しらすは離乳食初期から完了まで幅広い時期にわたって、タンパク質を補給できる美味しい食材です。是非お子さんの離乳食進行度合いに合わせて、作ってみてください。