日本に生息しているクワガタの種類一覧!見分け方や寿命など
小学校の頃ってクワガタやカブトムシってぶつかり合う姿は力強く、かっこよかったですよね。夏休みには父親に昆虫採集に連れてってもらった方も多いことでしょう。
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海外だと虫なのにやたらかっこいいフォルムをしたクワガタなどがいて、昆虫について勉強してた小学生や中学生の方も多いハズ。海外ではワインレッドのアゴを持つ超かっこいいデザインのヨーロッパミヤマクワガタや世界一美しいと言われているニジイロクワガタなど生息しています。
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では日本ではどうでしょうか。日本にもいろんなクワガタの種類がいてかっこいいですよ。見つけるのが困難なレアなクワガタから、簡単に採れるクワガタまで。今回は日本に生息している人気なクワガタの一覧を見ていきましょう。それぞれのクワガタの特徴からオスやメスの見分け方、寿命や取引相場までをご紹介します。
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日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【オオクワガタの特徴】
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日本でも代表的なオオクワガタ。黒いダイヤとも言われていて日本ではレアなクワタガタ虫の1つです。オオクワガタは温度の調整や飼育の方法にもよりますが、寿命は2、3年ほどだと言われています。寿命が比較的多いのがオオクワガタのようですね。オオクワガタが生息している産地は四国、本州、九州などと言われています。そして、北海道産です。北海道産は確認されたことが少なく激レアなようです。
オオクワガタの相場は?
[美野里ファーム] 国産オオクワガタ(能勢YG血統)2018新成虫!ペア♂82mmUP/♀50mmUP
価格
¥ 19,800
値段的には大きさで振れ幅があります。大体40mm以下はあまり値段がつかなくて、産地によっては70mm以上で一万円以上で取引されています。特に80mm以上だと数万円単位になります。オスとメスではオスのほうが高いですが、ペアで高額になる場合が多いですね。
日本に生息しているク人気のワガタの種類一覧!【オオクワガタのメスとオスの見分け方】
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オオクワガタのオスとメスの見分け方の特徴としては写真で分かるとすると一番はアゴです。写真では大きいアゴを持つのがオスで、小さいアゴのほうがメスです。他にもオスでは体が大きく、25mm~80mmほどあります。そして黒で光沢が弱く、平べったいのがオスの特徴ですね。
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メスの特徴は全体に光沢が強くて平べったいです。写真では見分けることは難しいですが、確実に分かる特徴が背中に点刻と呼ばれるスジ場の物があるということです。
日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【ノコギリクワガタの特徴】
ノコギリのようなギザギザのアゴがやたらかっこいいノコギリクワガタ。湾曲された長く太い力強いアゴを持ちその姿は"水牛"とも言われています。日本に生息していて有名で人気なのがこのノコギリクワガタです。生息地は北海道ですが言うほどレアではなく、産地ならよく採取できるようですね。よくオスとメスとペアで見つかることが多く、その姿がオスがメスを守っているようにも見えると言われています。ノコギリクワガタの寿命は少なく、大体半年以下だそうです。
ノコギリクワガタの相場は?
天然ノコギリクワガタ 生体 (♂55ミリ前後♀フリーサイズ2ペア)
価格
¥ 1,800
ノコギリクワガタの値段の相場はオスとメスがペアになっていて、大体3,000円から10,000円ぐらいになります。小さいものだと1,500円ぐらいでした。Amazonだと55mm前後の2ペアで1,800円でした。
日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【ノコギリクワガタのオスとメスの見分け方】
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ノコギリクワガタのオスとメスの見分け方はオオクワガタと似ていて、写真から見るとオスのほうがアゴが大きく湾曲になっているため非常に力強い印象があります。体が赤褐色っぽい色で、メスよりオスの方が一回りも大きいのでオスとメスは比較的見分けがつきやすいかなと思います。オスの大きさが約30mm~75mmで、メスの大きさが約23mm~35mmと言われています。
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メスの特徴としては写真からでは、体が丸みを帯びていて少し赤褐色の色がついています。アゴが短いです。背中には光沢がついているのがメスの特徴です。
日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【ミヤマクワガタの特徴】
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ミヤワクワガタはこげ茶色のボディを持っていて、フォルムが非常にかっこいいです。クワガタは夜行性が多いですが、ミヤマクワガタの場合昼間に活動していることもあり、昼間でも採取しやすいです。基本的には日本全土に生息していて採取しやすいことからあまりレア度は低く取引価格も安いです。頻繁に採取できることから人気が高いクワガタの一つとなっています。寿命はあまり長生きはせず大体3ヶ月から6ヶ月ぐらいですね。
74mm以上では破格の値段がつくことも!
(昆虫) 国産ミヤマクワガタ 成虫(WD)60~64mm(1ペア) 本州・四国限定[生体]
価格
¥ 2,834
ただネットオークション等では60mm程度なら2,000円ぐらいから取引されていて、74mmを超えるものだと数万円という値段がつき、そこから1mm上がることにつれ値段が更にグンっと上がります。なので74mm~78mmあたりではレア度は高くすごい金額になることがあるようですね。70mmを超えるとかなりのレア度のようですね。Amazonでは四国産ミヤマクワガタの成虫60mm~64mmで約2,800円でした。
オークションでは78mmが18万円、75mmで5万円、 74mmで1万5千円、72mmで5千円の値が付いてました。
日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【ミヤマクワガタのオスとメスの見分け方】
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ミヤマクワガタのオスとメスの見分け方ですが、大きさはオスが平均40mm~78mm、メスが25~40mmとなっています。写真で見分ける一番の方法はオスの背中はツヤ消しでこげ茶色になっているというところがポイントです。アゴが湾曲状になっていて動かせられる領域が広いです。そして、頭部にはゴツンとした部分があります。体の毛がわさわさしていて、裏返すと後ろ脚の太ももの部分にはオレンジ色の模様がついています。場合によっては上からでもわかりますね。
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メスの特徴は他のクワガタに比べてアゴが太いのも特徴です。そして、背中の丸みが少しなくて、羽部分が黒く、ツヤ消しです。こちらも裏返すと後ろ足の大腿あたりにオレンジ色の模様が入っています。
日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【ヒラタクワガタの特徴】
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体が平べったく、平らになっていることからその名がついたヒラタクワガタ。小歯ぐらいのアゴのタイプですが、コクワガタより体ががっしりしていて、アゴの力は強く、内歯はノコギリ状になっているのが特徴です。性格も荒く、喧嘩っぱやい暴れん坊といった感じでしょうか。飼育するにはアゴに挟まれないように気をつけましょう。ご主人様のあなたでも噛みつきます。(笑)ヒラタクワガタの寿命は飼育方法が良ければ、半年以上多々もつとのことです。ヒラタクワガタはアゴがかっこよく、黒のボディが非常に美しいと評判が高いです。日本ではスタンダードなデザインでかっこいいと人気があります。
ヒラタクワガタの生息地は北海道を除く全国各地で見られますが、最近は東京でも開発が進んで渓谷や雑木林なども減り東京都内での確認はかなりレアになりました。埼玉県あたりではちょくちょく見れるようですね。
ヒラタクワガタの相場は?
激レア 雌雄同体 岡山産ヒラタクワガタ 生体 (40ミリ新成虫単品)
価格
¥ 48,000
ヒラタクワガタの値段の相場は個体で500円~4,000円あたりでしょうか。楽天だと500円や高いので9,000円がありました。Amazonだと50mm~54mmの個体で約2,600円でした。ただ、オスメス同体の物だと激レアで数万クラスのものもありました。
日本に生息している人気のクワガタの種類一覧!【ヒラタクワガタのオスとメスの見分け方】
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ヒラタクワガタのオスとメスとの見分け方は、写真で見ると大きく違うのはやはりアゴですね。大きさも大きく違い、オスは25mmから80mmほどで、メスは19mmから42mmほどになります。
見た目の違いは内歯は大きいのが一本とその上にノコギリ状の内歯が数本ある感じです。オスの場合は体がでかくなるにつれ、ツヤ消しになり、体が小さい個体ほど、光沢があります。
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ヒラタクワガタのメスは背中がツルツルでぼんやりとしたスジがあります。
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まとめ
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今回は日本でも人気のクワガタの特徴をご紹介しました。黒いダイヤとも言われているオオクワガタはもちろん、アゴがかっこいいノコギリクワガタ、ボディのこげ茶色のデザインがいいミヤマクワガタ。そして、喧嘩っ早く気性が荒いが、デザインがオーソドックスなヒラタクワガタ。日本でも人気の4種類をご紹介しました。もちろんこの他にも魅力的なクワガタ虫がいっぱいます。
採取するのは非常に難しいですが、欲しいという方は購入という手段もあります。ただ購入する、もしくは採取して育てる場合は飼育方法などをきちんと調べて、できるだけ長生きさせるように大切に飼育することを心がけましょう。自然の恵みの昆虫なので"あなた"が大切に飼育することを願います。わからなければ専門家に聞くのもありですよ。