みりんの賞味期限はいつ?
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料理の美味しさを引き立ててくれたり、美味しそうなテリを出してくれたりと料理に欠かせない万能調味料であるみりん。ほとんどのご家庭に常備されている調味料かと思いますが、みりんって結構使い道が限られていて使い切るのが難しい調味料でもあります。気が付いたら賞味期限が切れていた、なっていう経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそもみりんはどのくらい持つのか、みりんの賞味期限をご存知ですか。
今回はみりんの賞味期限について詳しく解説します。合わせてみりんの保存方法や使い切れなかったみりんの捨て方、みりんを使い切る工夫もご紹介します。是非参考にしてみてください。
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みりんとはどんな調味料なのか?
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そもそもみりんとはどんな調味料なのでしょうか。
まずはみりんについてご紹介します。
みりんは焼酎にもち米と麹を加えて醸造したお酒の調味料のことを言います。甘味が強く、とろりとしたあめ色が特徴です。
料理にテリとツヤ、深いコクとうま味を出してくれます。
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みりんには本みりんとみりん風調味料がある
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みりんには本みりんとみりん風調味料があります。
二つの違いはアルコール含有量で、本みりんがアルコール約14%なのに対してみりん風調味料はアルコール約1%未満です。
このため本みりんは酒税の対象となり、酒販免許がないと取り扱うことができず、みりん風調味料は酒販免許がなくても取り扱うことができます。
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みりんの賞味期限はいつ?本みりんの場合
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ここからはみりんの賞味期限がいつなのか詳しく解説していきます。先述した通りみりんには本みりんとみりん風調味料があります。まずは本みりんの賞味期限について見ていきましょう。
本みりんの賞味期限は未開封の場合約3年
本みりんの賞味期限は未開封の場合、約3年となっています。
開封後は1~3カ月を目安に使い切る
本みりんの場合開封後は、1~3カ月を目安に使い切りましょう。多くの場合、「開封後はお早目にお召し上がりください」と記載されています。
未開封なら5年くらい大丈夫?
よくみりんやお酒などの調味料は少しくらいの賞味期限切れなら使用しても大丈夫だという意見があります。中には製造から5年くらいなら使用しても大丈夫だという強者や賞味期限が5年くらいだと思っている人も。しかし、いくら未開封であっても5年も経ったみりんを使うのはおすすめできません。
多少の賞味期限切れは品質に問題がなさそうであれば使用しても良いですが、明らかに賞味期限が切れたものは使用しないようにしましょう。
みりんの賞味期限はいつ?みりん風調味料の場合
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続いてみりん風調味料の場合の賞味期限について解説していきます。
みりん風調味料の賞味期限は未開封の場合約1年
みりん風調味料の賞味期限は未開封の場合で約1年となっています。みりん風調味料には本みりんと比べて含まれるアルコール分が少ないため、賞味期限も短い傾向にあります。
開封後は3カ月を目安に使い切る
みりん風調味料の場合開封後は3カ月を目安に使い切りましょう。
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みりんの賞味期限はいつ?みりんの正しい保存方法
続いてみりんを長持ちさせるための正しい保存方法についてご紹介します。
みりんは保存状態で持ち具合が変わってきますので正しい保存方法を心がけましょう。
本みりんの正しい保存方法
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まずは本みりんの正しい保存方法を見ていきましょう。
本みりんの場合、未開封・開封後に関わらず冷暗所で保存します。
本みりんは低温保存には適さないので冷蔵庫での保存は控えましょう。
みりん風調味料の正しい保存方法
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みりん風調味料の保存方法は未開封の場合と開封後では異なります。
未開封の場合は本みりんと同じように冷暗所で保存します。
開封後は冷蔵庫内で保存するようにしましょう。
みりんの賞味期限はいつ?みりんを捨てるサインは?
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賞味期限があるみりんですが、未開封の場合と開封後では保存できる期間が大きく変わってきます。
あまり使う頻度が高くないみりんは、いつ開封したのかも分からなくなる場合もありますよね。
そんな時はみりんを捨てるサインを知っておくと、捨て時が分かります。
みりんを捨てるサインは舐めてみて酸っぱいかどうか
みりんは開封後、酸化しやすくなるという特徴があります。酸化することで腐敗が始まります。
みりんが使えるかどうかを見分けるには、少しだけ舐めてみて酸っぱいと感じるかどうか。酸っぱいと感じた場合はみりんを捨てるサインとなります。
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みりんの賞味期限はいつ?みりんの捨て方
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続いて賞味期限が過ぎてしまったみりんや、捨て時のサインが出ているみりんの捨て方についてご紹介します。
用意するもの
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〇牛乳パック
〇新聞紙や古布など水分を吸収できるもの
※どちらも燃えるゴミに出せるのが条件
みりんの捨て方
①牛乳パックに新聞紙や古布を詰め込みます。
②牛乳パックの中にみりんを流し込み、新聞紙や古布に染み込ませます。
③牛乳パックの上の口をガムテープでしっかりと密封します。
④燃えるゴミとして出します。
油処理袋を使うのもおすすめ
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みりんの捨て方として、油処理袋を使う方法もあります。
油処理袋にみりんを流して染み込ませて、そのままビニール袋に入れれば、燃えるゴミとして出すことができます。
吸いとるんです 冷めた油用 46個入
価格
¥ 351
キッチンやトイレに流すのは控えよう
液体調味料の場合、処理が面倒だからとそのままキッチンやトイレに流すという人もいますが、環境に良くないのでおすすめできません。
また、大量に流すとキッチンやトイレが詰まる可能性もあるので控えるようにしましょう。
みりんの賞味期限はいつ?みりんを使い切る工夫
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ここまでみりんの賞味期限について解説してきましたが、みりんは使用頻度が低いため賞味期限内に使い切れないという人も多いですよね。
ここからはみりんを使い切る工夫をご紹介します。
①お米を炊く時に入れる
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みりんを使い切る工夫として、お米を炊く時に入れるというものがあります。
みりんはお米を炊く時に一緒に入れることで、炊きあがりのご飯にツヤを出すことができます。炊飯時にみりんを数滴垂らすだけで、いつもと違った美味しそうなご飯が炊きあがります。
②スイーツ作りに使う
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みりんはスイーツ作りに活用することもできます。みりんは料理に甘味を出すことができる調味料なので、プリンやクッキー、杏仁豆腐など様々なスイーツ作りにプラスすることで上品な甘さを引き出すことができます。
③フルーツを煮る
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フルーツをみりんで煮込むとフルーツが絶品スイーツに生まれ変わります。
作り方も簡単で、お好みのフルーツを鍋に入れ、みりんをひたひたになるまで入れます。
中火で煮立たせたら、さらに火力を調整しながら5分程度煮込みます。
粗熱を取って冷蔵庫で冷やせば絶品のフルーツ煮ができます。
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料理をもっと上質に仕上げたいなら3年・5年・7年ものの熟成本みりんがおすすめ
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みりんには本みりんとみりん風調味料がありますが、本みりんには熟成させてさらにみりんを濃厚に仕上げた熟成本みりんがあります。
熟成本みりんには3年、5年、7年など様々な熟成期間のものがあり、熟成期間が長くなればなるほど濃厚なみりんになります。
いつもの料理をもっと上質に仕上げたいという人は3年・5年・7年ものの熟成本みりんを試してみるのもおすすめです。
まとめ みりんの賞味期限を知っておこう
みりんの賞味期限や正しい保存方法などをご紹介しました。みりんは正しい保存方法で保存すれば長持ちさせることができます。使い切れない場合にはみりんを使い切る工夫も活用してみてください。使い切れなかったみりんは適切な捨て方で捨てるようにしましょう。