にんじんの賞味期限|そのまま常温保存した場合(冬場)
スーパーなどでも手軽に買いやすく食材の定番であるにんじん。にんじんは比較的長く保存することができる野菜ですが、保存方法がうまくいかないと表面がシワシワになってしまったり変色してしまいます。にんじんは冬場や春先など温度が低めの季節であれば、常温保存をしても問題ありません。冬場の常温保存の賞味期限目安は、【2〜4週間】です。
にんじんは水分を苦手とする野菜なので、皮に水気が付いていると傷みやすいのでしっかりふき取るようにしましょう。さらに乾燥してしまうと美味しさが失われてしまうので、1本ずつ新聞紙などに包んでポリ袋に入れて冷暗所に立てて保存しておくと長く保存することができます。
にんじんの賞味期限|そのまま冷蔵庫で保存した場合(夏場)
暑い夏の時期は冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。冷蔵庫保存の賞味期限は【1〜3週間】です。夏場はにんじんに限らず野菜が傷みやすい時期なので、冬場よりも早く使い切ることが理想です。
冷蔵庫での保存も常温保存と同じく、新聞紙などに包んでポリ袋などに入れしっかりと閉めて立てて保存するようにしましょう。汗をかいているときにはこまめに拭き取ってあげるようにすると長く保存することができます。
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にんじんの賞味期限|切った生のにんじんを冷蔵庫で保存した場合
半分だけ料理で使用した時など、切った生のにんじんを保存するときもありますよね。切ったにんじんを保存するときには、切り口から乾燥してくるので空気が触れないようラップでしっかり包んで保存するようにしましょう。皮を剥いた状態のにんじんも同様です。半分など大きく切った生のにんじんを冷蔵庫保存する時の賞味期限は【3〜4日】、千切りなど細かく切った生のにんじんを冷蔵庫で保存する時は、空気に触れる面が増えて傷みやすくなるので【2日以内】に使い切るようにしましょう。
また、にんじんはヘタの近くに成長点があり、保存期間が長くなると葉を生やして伸ばそうと根の方から栄養素を消費するので、一度に使いきれないときにはヘタの方から使うようにするとより長持ちします。
にんじんの賞味期限|茹でたにんじんを冷蔵庫で保存した場合
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一度茹でたにんじんは、タッパーやジップタイプの袋など密封できる容器・袋に入れて冷蔵庫で保存すると比較的長く保存することができます。茹でたにんじんの冷蔵庫保存の賞味期限の目安は【1週間程度】です。時間があるときに茹でてタッパーで保存しておくと忙しい日の夕飯などで時短につながりますね。
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にんじんの賞味期限|にんじんを冷凍庫で保存した場合
にんじんは冷凍庫でも保存することができます。生のままでも保存することができますが、おすすめは茹でてからの冷凍保存です。皮を剥いて使いやすいサイズに切ってさっと茹でた後、しっかり水気を切ってフリーザーバッグなどに入れて冷凍保存します。冷凍保存の賞味期限は【1ヶ月程度】です。
解凍するとにんじんはぷよぷよとした食感になるので、解凍せずスープや煮物などの具としてそのまま使うようにしましょう。
にんじんの賞味期限|生のまま天日干しした場合
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にんじんをより長く保存したいときには、生のまま天日干しする方法もおすすめです。天日で干すことで水分が減って味が凝縮されて甘みが増すという嬉しい効果もあります。天日干しするときには、皮を剥いて薄切りにしてざるに並べて、天気が良い日に天日干しします。夕方に取り込んでジップタイプの袋や密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。
半日ほど天日干ししたセミドライの干し野菜は切った生の野菜と同じく【3〜4日】保存することができます。数日間じっくり天日干ししたフルドライの干し野菜は、水分がほとんど抜け切っているため、【数週間〜半年】ほど保存が可能です。
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にんじんの賞味期限|食べない方が良い状態とは?
「冷蔵庫の奥からだいぶ前に買ったにんじんが見つかった!」なんていうとき、このにんじんはまだ食べるのかどうか気になりますよね。にんじんの食べて良いのか、食べない方が良いのかの見分け方について、食べない方が良い状態の特徴は、「黒っぽく変色している」「皮がヌメヌメしている」「すが入っている」「ぶよぶよしている」「シワシワになっている」です。
部分的にちょっと変色している程度であれば、その部分を切り落としたり厚めに皮を剥くようにすることで他の部分は食べることができますが、このような変化がしっかり見られたときには、食べないようにしましょう。
にんじんの賞味期限|新鮮なにんじんの選び方
スーパーなどでにんじんを選ぶとき、せっかくならばより新鮮なにんじんを選びたいですよね。にんじんを選ぶ時のポイントは、「全体的に赤みが濃い」「皮が滑らかでツルツルしている」「茎の切り口が小さい」です。ぜひチェックしてみてくださいね!
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にんじんの賞味期限|大量消費レシピ
ここからはたくさんにんじんをもらった時などに参考にしたい、にんじんの大量消費レシピについてご紹介します。にんじんはメインのおかずからスープ、付け合わせなど幅広いレシピが揃っていて大量消費しやすい野菜でもあります。おすすめのレシピばかりなのでぜひ参考にしてくださいね!
にんじんのポタージュ
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鮮やかな色が食卓を華やかに彩ってくれるにんじんのポタージュです。牛乳と生クリームを入れていることでまろやかな味わいになっているので、にんじんが苦手な人でも美味しくいただくことができますよ!
にんじんのコンソメスープ
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細切りのにんじんをたっぷり入れたあっさり美味しいコンソメスープです。材料もシンプルで短時間で簡単に作ることができるので、もう一品加えたいときにもおすすめのレシピです。
にんじんチヂミ
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おかずはもちろんおやつとしてもおすすめのにんじんチヂミです。すりおろしたにんじんを使っているので、にんじん嫌いな人でも美味しく食べることができます。卵と小麦粉、塩こしょうと混ぜて焼くだけの簡単料理です。
ごぼうとにんじんのきんぴら
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にんじんを使った定番料理の一つ、ごぼうとにんじんのきんぴらです。味がよく染みてご飯にもぴったりです!お弁当のおかずなどにもぴったりで、きんぴらはライスバーガーの具にしたり、卵と混ぜてオムレツにしたりとアレンジの幅も広いのでたくさん作ってもすぐ食べ終えることができますよ!
にんじん明太子
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明太子のプチプチが美味しいにんじん明太子です。千切りのにんじんを明太子と炒めるだけの簡単料理で、お弁当の具材にもぴったりです。冷凍して約1ヶ月保存することも可能です。
にんじんピクルス
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はちみつをプラスしてほんのり甘いにんじんピクルスです。フライパンいらずで作ることができ、冷蔵庫で2〜3日保存することができます。お肉料理の付け合わせにもぴったりですよ。
にんじんのかき揚げ
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にんじんの甘みが美味しいかき揚げのレシピです。彩りもよく食卓も華やかになりますよ!にんじんを使うことで軽い食感になるので、ついつい箸が進んでしまう美味しさです!
にんじんのツナ炒め
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にんじんとツナという気軽に手に入れることができる材料でさっと作ることができるにんじんのツナ炒めです。食卓にもう一品加えたいときにもおすすめです。ツナの旨味で子供からも人気が高い一品です。
チキンカレー
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大量消費レシピといえばやっぱりカレー!ということで、にんじんを入れたチキンカレーのレシピです。カレーの具材として定番のにんじんですが、実はりんごのようにすりおろして入れることで甘みがプラスされ隠し味になります。具材のにんじんは乱切りにすると味が染み込みやすくなりますよ!
にんじんの賞味期限|まとめ
いかがでしたか?にんじんの賞味期限や保存方法、美味しいにんじんの見分け方や大量消費レシピをご紹介しました。にんじんは長期保存しやすく、大量消費もしやすい野菜なので、お買い得なときにまとめ買いすることもおすすめです。とはいえ、水分には弱いのでしっかり皮についた水分を拭き取り、乾燥しないよう新聞紙などに包んでしっかり立てて保存することを忘れないようにしてくださいね!栄養満点のにんじんをぜひ美味しくいただきましょう!