昔から産業が盛んで大阪商人との交流も深かった徳島県。そんな商人気質の影響を受けていて、お金にシビア・慎重といった特徴を持っています。感情で動くことが少なく、損得勘定で動くところがあり、保守的な面もあるので新しいことにチャレンジする人は多くありません。

人間関係におけるバランス感覚は優れていて、派手ではありませんが、一度親しくなると長く付き合いが続く人が多い傾向にあります。

徳島の人は男女共に教育熱心なことで知られています。結婚後は男性も子育てや子供の教育に積極的です。実際に、2012年に行われた「学習塾などにかける1ヶ月の金額」の調査においては徳島県が平均6,335円でもっとも多いという結果が出ています。両親のみならず子供と同居する祖父母も子供の教育に積極的になってくれるそうです。

教育熱心という面からもわかるように徳島県民はとても現実主義です。堅実な常識人が多く、仕事においても堅実にコツコツと業務をこなしていきます。損得勘定もしっかりしているので、派手なお金の使い方もしません。

徳島県民は、保守的な人が多く小さくまとまる傾向にあります。仕事においてもチャレンジ精神に乏しく新しい提案などはなかなか受け入れないことも多々あります。頭でっかちで行動に繋がらないことも多くありますが、堅実で真面目な性格なので、仕事においても手がかからず、陰ながら頼もしい存在になります。

保守的という特徴と似ている部分ですが、慎重派でもあります。外見で判断したり相手の言葉を鵜呑みにして行動することがなく、お金にもシビア。常に相手の腹を探っているようなところがあります。ただノリで行動することがないので、信頼のおける人が多いです。

徳島の人は基本的にマイペースで自分中心のバランス感覚に優れています。その点、周りの反応で意見を変えるということも少なく頑固な一面も持っています。感情的になることはありませんが、こだわる部分はとことんこだわり最後まで意見を押し通します。

もともと徳島は関西圏との強いつながりがあり、産業が盛んだったため徳島県民にも“大阪商人気質”の影響が与えられていると考えられています。そのためか、徳島県民もお金にはとてもシビア。借金嫌いで倹約家な人がたくさんいます。その倹約ぶりは「結婚するなら阿波女」といった言葉が生まれるほどです。

徳島の人は正義感が強く曲がった事が大嫌いです。ルールや常識からはみ出ることがなく、ノリが軽い人や常識はずれの言動をする人に対してはとても冷ややかな態度をとります。感情よりもルールや常識を重んじるので、価値観が異なる人からは冷たいといった印象を抱かれてしまうことも少なくありません。

堅実で保守的な徳島県民ですが、遊びにも一生懸命です。昔から産業が盛んな徳島県の人々には、バブリーな一面もあるので、実は昔はギャンブル好きな人も多くいました。最近ではギャンブル好きな人は少なくなっていますが、仕事を真面目にこなす反面、遊びも全力で楽しむという人が多くいます。

徳島と言ったら阿波踊りです。全国的に有名なこの踊りに、徳島県民は命をかけていると言っても過言ではありません。徳島県民の一年は阿波踊りを中心に回っていて、過去には大人気アイドルグループのSMAPのライブと阿波踊りの日程が重なってしまい、SMAPのライブが中止になったという伝説もあるほどです。

他県民にとっては意外と違いがわからない「すだち」と「かぼす」ですが、徳島県民にとってはかなり大切なことです。「すだち」は徳島の名産品ですが、「かぼす」は大分の名産品。実際にこの2つは大きさが異なります。

全国的にレンタルビデオと言ったら『TSUTAYA』が有名ですが、徳島県民にとっては『キングスロード』というお店が馴染みのレンタルビデオ店でした。『キングスロード』は一時、徳島県内でのレンタルビデオ店の草分けでトップになるほどの徳島最大のレンタルビデオ店でしたが、残念ながら2018年に撤退してしまいました。

徳島県民馴染みのフードといえば『金ちゃんラーメン』です。『金ちゃんラーメン』とは徳島生まれのロングセラーカップ麺ですが、西日本を中心に販売されているため、東京などではほぼ売られていることがなく上京した徳島県民は『金ちゃんラーメン』が売っていない事実を知り驚くんだとか。

徳島の人は男女共とても一途です。好きになったら一度告白して断られたとしてもなかなか諦められないという人が多くいます。また一途なので、他の異性から好意を示されてもなびきません。結婚後も一途なので、男性も育児などに積極的に参加してくれる人が多くいます。

阿波踊りで開放的になる徳島県民は、情熱的な面も併せ持っています。その情熱は一途に保たれるので、熱しやすく冷めやすいタイプではありません。

慎重で保守的な特徴を持っている徳島県民は、恋愛においてもじっくり時間をかけてアプローチしていきます。一度恋に落ちたら人生最後の日まで一緒に居たいと思うほど一途なので、仲を深める上でもとても慎重です。

徳島県民は堅実で真面目な性格の人ばかりですが、残念ながら一部では「徳島県民は最悪」なんて言われてしまうことも。そんな理由について真相を探っていきます。

保守的で慎重な徳島県民は、決して派手なタイプではありません。そんな姿が、異なる価値観の人から見ると「ネクラ」といったイメージに繋がってしまうことがあります。

徳島県民は大阪商人気質の影響を受けていて、お金にもシビアなので、そんな特徴について「心に余裕がない」といった印象を抱かれてしまうことがあります。

都道府県の魅力度ランキングといえば、毎年茨城県が最下位になってしまうことでも有名ですが、実は徳島県も下位の常連。2018年のランキングでは徳島県が46位と茨城県に次ぐ下位となってしまいました。徳島県は山海のグルメも魅力的な県ですが、どこか地味な印象があるようです。

一途な人が多い徳島県民ですが、実は徳島の女性については浮気性・軽いなんてことも言われています。実際にネットで「徳島　女」と検索すると「軽い」という候補が出てしまうこともあります。その真相についても探っていきます。

『ナンバーワン戦略研究所』による2010年の調査によると「浮気したことがありますか？」という問いに対して「はい」と答えた女性がもっとも多かった都道府県が徳島県でした。徳島の女性は経済観念も発達していますが、美人も多く恋愛にも積極的なので浮気に走ってしまう人も少なくないんだそうです。

基本的には徳島の女性も恋愛において一途ですが、情熱的な部分もあり阿波踊りなどのイベントの時にはいつもより開放的な気持ちになります。そんな開放的な気持ちからイベントなどではタガが外れてつい浮気してしまうこともあるようです。

いかがでしたか？徳島の県民性について、特徴やあるある、恋愛傾向をご紹介しました。慎重で堅実な徳島県民。バランス感覚に優れていて信頼のおける人が多い県民ですが、一部では「最悪」なんて言われてしまうことも。堅実がゆえにちょっぴり疑い深い面もありますが、一度親しくなると一途な県民性らしくずっと親しくできる存在です。ぜひ徳島県民と出会ったらじっくり時間をかけて仲を深めていってくださいね。