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ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲ~ で始まるゲゲゲの鬼太郎を代表するオープニングテーマです。初版のレコードは1967年10月10日にキングレコードさんより発売されました。
ゲゲゲの鬼太郎のアニメ第1期~第6期にかけてオープニングには全てこの曲が使用されています。
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ゲゲゲの鬼太郎第1期のオープニングテーマは大柿隆さんにより編曲され、歌手はキングレコードの熊倉一雄さんです。アニメ第2期~第5期の主題歌よりも一音下げた音程となっています。
熊倉一雄さんは1927年の1月30日に誕生された方です。声優や演出家等の仕事も行なっていました。身長157cmで血液型はA型です。テアトル・エコーさんに所属していました。声優活動として、鉄腕アトム第1作のミドロが沼のトカゲとコスミ博士、ジャングル大帝第1作のボウ、新宝島のピュー、等の声をあてていらっしゃいました。
ゲゲゲの鬼太郎第1期のエンディングテーマは放送時期により3つに分かれています。
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エンディング1『カランコロンの歌』。水木しげるさんにより作詞され、いずみたくさんにより作曲され、親泊正昇さんにより編曲され、歌手は加藤みどりさんとみすず児童合唱団さんです。カランコロンという単語が歌詞中に頻出するのが特徴です。ゲゲゲの鬼太郎らしく少しだけ不気味で、でも何処か楽しげな曲調をしています。カランコロンというのは鬼太郎の履くゲタの足音を表しています。
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エンディング2『鬼太郎ナイナイ音頭』。水木しげるさんにより作詞され、いずみたく氏により作曲され、 親泊正昇さんにより編曲され、歌手は熊倉一雄さんとみすず児童合唱団さんです。ゲゲゲの鬼太郎のエンディングテーマですが、怖さというのは一切ありません。ネズミ男が様々の物(金、靴、税金、希望、夢)がナイナイと嘆く歌です(笑)
エンディング3『鬼太郎オリンピック』。木谷梨男により作詞され、いずみたく氏により作曲され、親泊正昇により編曲され、歌手は熊倉一雄さんです。1968年のメキシコシティーオリンピックに合わせて作成された曲であり、期間を限定してエンディングテーマに使用されました。
ゲゲゲの鬼太郎第2期のオープニングテーマは、第1期のものとまったく同じです。よって第1期の説明を参考にして頂ければと思います。
ゲゲゲの鬼太郎第2期のエンディングテーマは、第1期の『カランコロンの歌』となります。よって第1期の説明を参考にして頂ければと思います。
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ゲゲゲの鬼太郎第3期のオープニングテーマは野村豊さんにより編曲され、歌手は徳間ジャパンの吉幾三さんです。第1期のものよりもテンポが早くなりポップス調に変化しました。怖さ、という面では1期の主題歌には負けてしまいます。
吉幾三さんは1925年の11月11日に誕生された方です。作詞や作曲等の仕事も行なっています。身長178cmで血液型はB型です。WEB上にてオフィシャルサイトを見る事が出来ます。
ゲゲゲの鬼太郎第3期のエンディングテーマは『おばけがイクゾー』となります。
吉幾三さんにより作詞作曲され、野村豊さんにより編曲され、歌手は吉幾三さんです。歌詞は語り口調で悪い子を窘めるような内容となっています。曲と一緒に流されるアニメーションにはおどろおどろしい妖怪達が描かれています。
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ゲゲゲの鬼太郎第4期のオープニングテーマは、wea japanの憂歌団さんが歌っています。基本的な構成は1期の主題歌に準じたものとなっています。少しだけブルース調にアレンジされているのが特徴です。
憂歌団とは日本のブルースバンドであり、木村充揮(ボーカル、ギター)さん、内田勘太郎(リードギター)さん、花岡献治(ベース)さん、島田和夫(ドラム)さんにより構成されています。デビューしたのは1975年です。アルバムは、憂歌団、四面楚歌、気分、UKA、BLUE'S、等があります。
ゲゲゲの鬼太郎第4期のエンディングテーマは放送時期により2つに分かれています。
エンディング1『カランコロンの歌』。こちらは第1期、第2期のものと同じになります。
エンディング2『イヤンなっちゃう節』。森行之丞さんにより作詞され、盛岡郎により作曲され、歌手は憂歌団さんです。オバケが社会に対するやたらとリアルな不満を歌う曲です。大人目線の問題提起が多く含まれており、成長してから初めて歌詞の意味が分かったという人が多いです。
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ゲゲゲの鬼太郎第5期のオープニングテーマの歌手は放送時期により2つに分かれています。放映中にオープニングテーマの歌手が変わったのは初となります。
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ゲゲゲの鬼太郎第5期のオープニングテーマその①は堀井勝美さんにより編曲され、歌手はインデックスミュージックの泉谷しげるさんです。アニメのオープニングには含まれませんが、本来のイントロにはシャウトが含まれています。またフュージョン音楽風のアレンジが成されています。
堀井勝美さんは1955年の11月15日に誕生された方です。作曲や編曲の仕事を行なっています。また大学の教員でもあります。血液型はAB型との事です。東京音楽大学作曲科を卒業されています。
泉谷しげるさんは1948年の5月11日に生まれた、シンガーソングライターの方です。俳優やタレントでも活動されています。出されているアルバムは、黄金狂時代、光石の巨人、吠えるバラッド、追憶のエイトビート、私には夢がある、等です。
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ゲゲゲの鬼太郎第5期のオープニングテーマその②はワーナーミュージック・ジャパンのザ50回転ズにより歌われました。曲調が全体的にロック調のものへとアレンジされています。
ザ50回転ズは2004年に結成された3人組のロックバンドです。株式会社ぐあんばーるさんに所属しており、2006年にはワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューを果たしています。メンバーは、ギターボーカルのダニー、ベースボーカルのドリー、ドラムボーカルのボギーで構成されています。出されたアルバムは、50回転ズのギャー!!、 50回転ズのビリビリ!!、50回転ズのビックリ!!、50回転ズ、等です。
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ゲゲゲの鬼太郎第5期のエンディングテーマは放送時期により6つに分かれています。
エンディング1『ウラメシ夜』。t@28さんにより作詞され、UZAさんにより作曲され、大野宏明さんにより編曲され、歌手はインデックスミュージックの長井秀和さんです。音頭のように非常に曲のテンポが良い事が特徴的です。
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エンディング2『妖怪横丁ゲゲゲ節』。t@28さんにより作詞され、UZAさんにより作曲され、大野宏明により編曲され、歌手はインデックスミュージックの長井秀和さんです。この曲には多くのバリエーションが存在し、横丁住人編、諸国漫遊編、西洋妖怪編、となります。それぞれの編では主に妖怪の紹介をしており、その紹介する妖怪の所属が編の名前となっています。
エンディング3『カクメイノウタ〜Diggin'〜』。山森大輔さんにより作詞作曲され、歌手はワーナーミュージック・ジャパンのROCK'A'TRENCHさんです。朗らかの曲調で歌詞も明るいものとなります。従来のゲゲゲの鬼太郎のエンディングテーマとは方向性の違う曲となります。
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エンディング4『夏の魔物』。秋野温さんにより作詞作曲され、鶴とスパム春日井さんにより編曲され、歌手はワーナーミュージック・ジャパンの鶴さんです。こちらも『カクメイノウタ〜Diggin'〜』と同じように非常に現代POPな歌であり従来のゲゲゲの鬼太郎のエンディングとは全く違います。非常に爽やかな曲調です。
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エンディング5『スターフルーツ』。クボケンジさんにより作詞作曲され、上田健司さんにより編曲され、歌手はワーナーミュージック・ジャパンのメレンゲさんです。こちらも上記2つの例に漏れず怖さ皆無の曲です。お洒落な曲調が特徴的です。
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ゲゲゲの鬼太郎第6期のオープニングテーマは田中公平さんにより編曲され、歌手は日本コロムビアの氷川きよしさんです。アニメ第2期~第5期の主題歌よりもキーの上がった音程となっています。従来のゲゲゲの鬼太郎主題歌と比較して非常に爽やかな曲調となっています。
田中公平さんは1954年の2月14日に誕生された方です。作曲や編曲の仕事も行なっています。音楽プロダクションのイマジンさんに所属しており、主にアニメの楽曲を手がけています。出身大学は東京藝術大学音楽学部作曲科との事です。
氷川きよしさんは1977年の9月6日に誕生された方です。演歌歌手として活動されています。芸能事務所は長良プロダクションさんに所属しています。出されているアルバムは、箱根八里の半次郎、大井追っかけ音次郎、きよしのズンドコ節、みれん心、男の絶唱、碧し、限界突破×サバイバー、等です。
現在も放送中のゲゲゲの鬼太郎第6期のエンディングテーマは『鏡の中から』となります。
吉谷完さんにより作詞され、未益涼太さんにより作曲され、歌手はまねきケチャさんです。『見えてる世界がすべてじゃない』という公式ホームページの文言に沿った歌詞が特徴的です。アニメゲゲゲの鬼太郎シリーズの中で初めて若い女性のアイドルグループが歌うエンディングテーマとなります。
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アニメゲゲゲの鬼太郎の初代のエンディング曲がカランコロンの歌となります。ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげる氏が作詞を務めた曲でもあります。アニメ2期と4期でもカランコロンの歌が使用されました。
古くから鬼太郎を見て来た世代の方にとってカランコロンの歌というのは、やはりゲゲゲの鬼太郎を代表する曲であり、オープニング曲と共にゲゲゲの鬼太郎のシンボルとも言える存在なのでしょう。
鬼太郎の大きな特徴でもあるゲタの音、カランコロン、を端的に表しており鬼太郎の象徴となっている歌でもあると思います。非常に覚えやすい歌詞も人気の一端を担っているのでしょう。
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以上のように、半世紀にも渡り放送されるアニメゲゲゲの鬼太郎には、その歴史に相応しい多くのオープニング、エンディングが存在します。どの曲も非常に個性があり、それを試聴するだけでも十分に楽しめると思います!
主題歌とカランコロンの歌は、どちらもゲゲゲの鬼太郎を象徴する曲なので聞いていない人が居れば一度聞いてみる事をお勧めします。