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ブラックジャック

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ピノコの最後の願いは?キャラ情報・声優一挙総まとめ【ブラックジャック】

2021.07.08

国民的な漫画作品である「ブラックジャック」に登場するメインキャラの一人である「ピノコ」。主人公ブラックジャック唯一の家族でありまた唯一の助手として活躍したり、不思議な言葉を発したりなどとても面白いキャラクターであるピノコに着目します!

  1. 【ブラックジャック】ピノコとは?
  2. 【ブラックジャック】ピノコの性格は?
  3. 【ブラックジャック】ピノコはどうやって誕生したのか?
  4. 【ブラックジャック】ピノコの壮絶なリハビリ性格
  5. 【ブラックジャック】ピノコは子供だが、精神年齢は大人?
  6. 【ブラックジャック】助手として有能なピノコ
  7. 【ブラックジャック】料理が壊滅的に不味いピノコ
  8. 【ブラックジャック】ピノコの最後が泣ける件
  9. 【ブラックジャック】ピノコの声優「水谷優子」
  10. 【ブラックジャック】ピノコ まとめ
ピノコはブラックジャックに登場するキャラクターの一人であり、メインキャラでもあります。主人公であるブラックジャック唯一の助手でもあり、また唯一の家族と言える存在です。見た目はどう見ても5歳児くらいの女児であり、たまに呂律が回らない喋る方も特徴的です。見た目が子供でありながらも精神年齢は高く18歳程度と言えると思います。
作中で一貫しているのはピノコはブラックジャックの嫁であるということをしきりに言っていることでしょうか? もちろんブラックジャック自身はそれを完全否定しておりいつもそれでバトルが巻き起こるのも作品の特徴として挙げられると思います。ピノコは子供ななりをしておりますが、頭脳はしっかりとしており、それだからこそ助手がつとまったのだと思います。
子供な見た目であるだけに大人びたその性格面は背伸びをしていると勘違いさせられることが多いほど、マセていると言ってもいいでしょう。また嫉妬深く、ブラックジャックが若い女性とからむ場面では激怒することもあります。しかしながら良い性格の持ち主でありブラックジャックに対してはとても愛情を注いでいると言っても良いでしょう。時にはそれが過激と言えるようなことも。
戸籍上では0歳となっておりますが、実質見た目は5歳であり、姉の体内で18年間生きていたということから精神年齢は18歳程度から20歳ぐらいと考えてもいいでしょう。そのため性格面と見た目が相反しておりそこがキャラクター性としてとても面白い部分だと思います。医療器具の知識は一通り持っており覚えるという意味ではかなり高い知能を持った人物と言えると思います。
ではここで、ピノコがどうやって誕生したのか?というところを見ていきましょう。ピノコは元々双子で生まれてくるはずだったのですが、畸形嚢腫という病気で姉のこぶに脳や手足、また内臓などがバラバラな状態で入っているというところから始まりました。それを摘出しようと考えた医者は数多くおりましたが、摘出したら処分されると恐れ超能力を使って妨害したことが作品では大きな特徴となっております。
最終的にブラックジャックの元へと訪れた姉ですが、ここでもやはり妨害が起こります。しかしながらブラックジャックは決して処分しないと約束し、その後摘出した体を人工的な皮膚や部品で補い女児へと変身します。それがピノコの誕生となりました。ピノコの名前の由来はピノキオからとったとされております。深くいうとブラックジャックに作られた存在と言ってもいいと思います。
誕生当初はもちろん作り物の体がほとんどだっただけに壮絶なリハビリ生活が始まります。また作られた存在であるだけにこれ以上体が成長しないということも一つ大きなキャラクターの特徴と言えるでしょう。リバビリ生活はかなり過酷なものでありながらも甘やかすことなくしっかりとリハビリをこなさせるブラックジャックでした。このリハビリに関しては本間丈太郎がブラックジャックに与えたものと似ていると感じます。
リハビリの一旦を言うと、ほとんど動くことができないピノコに対して、食べ物を遠くへと置き、そこまで自力で取りに行かせると言うものでした。この間にブラックジャックが手を貸すことは一切なく、たどり着くまでご飯にも有り付けないと言うとても通常では考えられないリハビリ方法と言ってもいいようなものでした。しかしながらそれを乗り越えたピノコは素晴らしいと言ってもいいでしょうね。
そんなピノコですが、上記でも述べているように見た目は完全に少女です。しかしながら姉のこぶの中で18年間も過ごしたと言うことで精神的にある程度成長していることが挙げられます。通常ではあり得ないような思考の持ち主なので見た目と頭脳が合っていないと言うのは間違いないと思われます。ブラックジャックに対して自らを奥さん(奥たん)と言ったりしているのがとてもかわいいですね。
また自らが成長できない体であると知っていても悲壮にくれるっことはなく常に笑顔を絶やさないところ、またブラックジャックに対して母性を見せるようなところや優しさなどが見た目以上の年齢を持っていると物語っております。ただ幼稚園に入園した際は園児たちと喧嘩をして1日で退園させられたと言う異例の経緯を持っていることも明らかとなっております。
普段から大人びたような視点でものを見たりすることから子供ではないところが挙げられます。それの際たるものとして助手としての有能さが挙げられるでしょう。医療器具に関しての知識は完璧であり、ブラックジャックの助手としてはかなり有能な存在であると言えると思います。それも全ては大人な知識を持っていたからだと個人的には感じました。
天涯孤独でタイプのブラックジャックの唯一の肉親とも呼べる存在であり、助手としてだけでなく他の面でもブラックジャックには多数の心の癒しになっていたと考えられます。ミーハーな部分や嫉妬深い性格を持っていながらもやはり助手としての腕前はブラックジャックのお墨付きと言うくらいにしっかりとしたものを持っていると言えると個人的には思っております。
基本的にあまり難点と呼べるようなものはありませんが、壊滅的にヤバいと言えるものが一つあり、それが料理であることがわかっております。当初は全く知識がなかっただけにできないと言うのは当たり前のことですが、その後も成長をあまり見せていないのがこの料理と言うジャンルになります。味噌汁にソースをぶっかけたり、通常の料理を消し炭にしたりなどなど・・・。
そのほかにも紅茶に大根を入れたりなどあり得ない所業の数々を行なっております。また得意のカレーライスに関してもブラックジャックが不味すぎて涙を流すほどであり、ブラックジャック曰く「いつになっても料理が上手くならない」と肩を落としていたことがありました。色々と成長している部分が多いだけに料理が壊滅的にダメというのはとてもお茶目な設定だと思いました。
そんなピノコですが、最後の瞬間がやってきます。物語を通してかわいいキャラクターとしてブラックジャックではとても愛されていたキャラクターです。それだけに白血病になり、治療法が唯一の血を丸ごと交換するしかないということでした。しかしながら唯一の血縁である姉がそれを拒否しただけにもはや手の施しようがなくなってしまいます。
その時のブラックジャックのセリフは作品では泣けるセリフナンバーワンとなっており、「お前だけには生きていて欲しかった」というものでした。結果的にピノコはここで命を落とすことになります。しかしながらブラックジャックの最終話で夢の中で八頭身のピノコと再開することになります。この時に初めてブラックジャックはお前は素晴らしい嫁だ、と言葉を残しております。
水谷優子(みずたにゆうこ)さん、1964年11月4日生まれ、愛知県出身の大阪育ち、血液型O型で愛称ケロリンで親しまれているベテラン声優さんでした。最終所属は青二プロダクションです。機動戦士ガンダムにて女性のアナウンスで声優デビューを果たし、80年代を代表すると言っても過言ではない有名な声優さんでした。
いかがでしたでしょうか? 今回はブラックジャックに登場するメインキャラの一人である「ピノコ」について綴ってきました。ピノコはブラックジャックの唯一の家族であり、ブラックジャックが唯一生きていて欲しかったと願う存在でした。ラストはとても泣けるものでした、ブラックジャックという作品をとても柔らかく包んでくれたキャラクターだと感じております。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/CZsXfFQXEAASY3j.jpg