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秋冬春とアウターの着こなしが楽しめる季節は多いですが、カジュアルにコートを羽織って終わりにしてはいませんか?コートのチョイスを変えるだけでコーデ全体の印象も大きく変わるものです。まずは「ステンカラーコート」を中心にしたアウターコーデを例におしゃれなメンズの基本をお教えしましょう!
ちなみに「ステンカラー」とは和製英語で、フランス語で「支える」という意味を持つ「Soutien」が由来と言われています。「カラー」はそのまま英語で「襟」の意味ですので、「襟を支える」、つまり「襟が高く、折り返す形になっているコート」を指します。色は無地のブラック、グレー、カーキなど様々。地味な色合いが多いので、サラリーマンがスーツの上から羽織る防寒具としてよく使われています。
下に向かうにつれてふわりと広がり、ゆったりとした大人っぽい印象を与えてくれるステンカラーコート。簡単に羽織っただけでも効果はありますが、しっかりおしゃれに着こなしてこそメンズコーデというものです。まずは基本となるコーデを知って、他のメンズに差をつける独特のコーディネートを目指しましょう。
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まずはこちら。丈の短いメルトン生地のコートです。シャツのブラウンにグレーのステンカラーコートを羽織ることで、全体としては彩度の低い「渋さ」を感じさせつつも、少しだけシャツのレッドが映えて地味さは抑えられていることでしょう。地味めなシャツとパンツに合わせたコートで、フォーマルな大人っぽさとカジュアルな印象をひとつに纏めています。落ち着いたメンズの魅力を醸しだす良いコーデですね。
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こちらは股下まで届きそうな丈の長いコートです。色はブラック。シャツのパープルと合わせることで、肩回りは滑らかながらもシンプルでスッキリとした印象を保っています。先のグレーのアウターを合わせた着こなしはカジュアルなフォーマルさを出していましたが、このブラックのステンカラーコートを合わせることで同じシャツとパンツでもスタイリッシュなカジュアルさを出すことが出来ていますね。
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そして最後にラフに羽織ってカジュアルなコーデ。以上の例を見てもわかる通り、アウターはコーデのイメージを整える重要な役割を果たしています。アウターにもたくさんの種類がありますが、ステンカラーコートは特に全体の印象に大きく関わってくるもの。お次はステンカラーコートの上手な選び方についてです。
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丈の長さも色合いも多種多様なステンカラーコート。コーデのために揃えようと思ってもコートともなれば中々にいいお値段になるでしょうし、何より大きな買い物ですから失敗はしたくないですよね。そんなあなたに、ステンカラーコートの選び方の基本三つをお教えしましょう!
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まずは「色使い」です。アウターの着こなしで最も大切なのが「カラーバランス」です。彩度の高いアウターは他と合わせづらいものですが、特にステンカラーコートの場合は色合いが派手すぎるとコーデの難度が急上昇します。色のチョイスはあくまで基本に忠実に、ブラックやネイビーなどの暗色系を狙いましょう。
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基本は無地が多いステンカラーコートですから、ブラウンやカーキ色もあり。ただ明るめのコートをメンズに合わせるのは難しいですし、カジュアルというより地味めになってしまいます。大人の「渋さ」のアピールにはやっぱり暗色系が安定しますよね。おしゃれに決めるにはまず基本から、です!
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とはいうものの、ワードローブの中身と相談すれば融通が効くのがコーディネートの面白いところです。あなたがどういうファッションを好んでいるのか、主に履いているパンツの色合いやインナーのデザインと相談すれば、少しばかりの派手さは「味」に化けてしまいます。キッチリとバランスの取れたメンズコーデはカッコいいですよね。
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ブラックのシャツ、ブラックのパンツ。そしてピンクのコート。綺麗に決まったカッコいいショット、憧れます。ですが、ピンクのコートを買うのは少し待ちましょう。ステンカラーコートはコーデ全体のバランスを大きく左右するものです。奇抜な色合いに普段のスタイルが合うかどうか、ワードローブとよく相談してから色を決めたほうが、後悔はしませんよ。
ステンカラーコートを羽織れる季節って、実は冬ばかりではないんです。秋、春にかけても着こなしが楽しめるのがアウターのいいところ。春夏秋冬、季節に合った着こなしをすれば他のメンズと大きく差をつけることが出来ますが、そのためにはまず落ち着いた色合いを基本にして、膝上丈のコートがおすすめです。
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カジュアルな格好にフォーマルな魅力をプラスしたいときに選べる選択肢として、暗い色合いなら春にも冬にも合いますし、着こなしの万能性は十分にあります。アウターは気軽に羽織れますから、季節を問わないデザインのものがベスト。そうすることで、一年を通して着こなし続けることができます。
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ここまでステンカラーコートの選び方について書いてきました。暗色系で落ち着いた、大人の「味」を出せるようなデザインのものを選び、一年を通して着続けることが基本です。メンズアウターで差をつける着こなしのために何に気を付ければいいのか、ここからは具体的なところを書いていきましょう。
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ステンカラーコートでコーディネートをするにあたって、最も気を付けるべき点は「シルエット」です。コートの下がふわりと広がる滑らかな印象をそのままに、タイトでスマートなパンツを合わせることで全体の印象を「Y」のように仕上げることができます。
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通称を「Yライン」というこのシルエットの調整はステンカラーコートに限らず、ロングコートの基本ともいえるものです。コート単体ではゆったりと「A」のシルエットを持つステンカラーコートですが、コーデとして横に広がってしまうのはご法度。横幅が広いとガッシリとした印象を与え、サラリーマンのようになってしまいます。
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上半身は「A」を描くように。腰元からはスラッと細く、さながら「Y」の字のように。肩が撫でるように落ちるラインを描くこともステンカラーコートの特徴の一つですから、それを生かせるように「Yラインのシルエット」を意識して、何よりおしゃれに着こなしましょう。
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「Yラインのシルエット」の重要性と同じぐらい、「細め」に整えることも大切。他と差をつけるためには「Yライン」に「細め」を合わせることで、スラリと大人っぽい魅力を出しつつも、カジュアルに決めることが出来ます。
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身長がそれほど高くなくとも、痩せていなくても大丈夫です。ステンカラーコートはロングコートですので、体形的な差異はそれほど表には出ません。大切なのは「シルエット」。「シルエット」を「細め」に整えるとは、つまり、ぴったりと体に合ったコートを選ぶということです。「腕回り」と「胴回り」が合ったサイズを選びましょう。タイトなサイズで余裕を持たせないことで、「細めのシルエット」を物にすることができます。
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ロングコートは「フォーマル」な印象が強いものですが、ここは「カジュアル」なアイテムでイメージを中和しましょう。ステンカラーコートはフォーマルなイメージを与えやすいもので、フォーマルで全てを揃えてしまうと堅苦しいオフィスの印象が強くなってしまいます。おしゃれに差をつけるには、カジュアルなアイテムをチョイス。ブーツやパンツ、インナーを「カジュアル」に揃えることでおしゃれなコーデを目指せます。
寒い冬におすすめしたい手袋3選〜かっちりコーデ向き編〜
寒さが本格化してきたこの季節、手ってけっこうケアが行き届きにくいのではないでしょうか?
今回は、かっちりしたコーディネートを好む男性に特にオススメしたい手袋を3つ厳選してお届けいたします。
ファッショナブルな手袋で手先まで暖かくしちゃいましょう。
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コート選びの基本は「どんなスタイル、季節にも合うような落ち着いた色合い」で、「ふんわりとした膝上程度の丈」です。明るい色はチャレンジングですが、ブラウンやカーキ色までなら許容範囲内。レッドやピンクとまでなると少し難易度が上がりますが、スタイル次第でカッコよく決めることもできるでしょう。暗色系に慣れたらチャレンジしてみても楽しいかもしれません。
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コーディネートの基本は「タイトなパンツを合わせたYラインのシルエットに、細めな腕と胴回り。何よりハットやブーツを揃えてカジュアル3割のバランス」です。フォーマルに硬くなりすぎないようにしながら、少しの遊び心を加えても面白いかもしれないですね。胴回りがぶかぶかになってしまうとあまりカッコよくないので、すらっとしたシルエットを保てるものをチョイスしましょう。
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「ステンカラーコート」の基本、いかがでしたでしょうか。ここまでのコーデをマスターしたあなたなら、カジュアルにもフォーマルにも対応できる万能アウター、ステンカラーコートを縦横無尽に着こなして、自分だけのコーディネートで差をつけることもできますね。