サウナでダイエットはできるの?
結論から書きますと、サウナでダイエットは可能です。ただし、皆さんが思っている「汗をかくから痩せる」とはちょっとだけ違います。サウナに入っていると、熱い空気によって体が暖められ全身の血行が良くなります。血行が良くなることによって新陳代謝が促進され、太りにくい体に近づくことができます。直接的なダイエットにはなりませんが、長い目で見るとダイエットに繋るという期待ができるのがサウナの良いところですね。
また、サウナ内部の蒸気にと温度の高さによって、全身の毛穴から汗が出ることでデトックス効果に期待することもできます。こちらもダイエットに直接的な効果があるものではありませんが、体の内部に溜まっている無駄な水分を外に出すことが可能です。
サウナに入って汗をかいた後、体重計に乗って「○キロ痩せた!」と喜んでいる人がいるかも知れませんが、こちらはスグに戻ってしまうので注意が必要です。ここで抜けている水分のほとんどは体に必要な水分なので、その後飲んだ水分はしっかりと体に吸収され、ほぼ元の体重に戻ることが多くなっています。ただし、先ほども申し上げたように、体内に溜まっていた無駄な水分を出すこともできるので、数日後も減った体重をキープできていることもあるでしょう。
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サウナの消費カロリーを計算してみましょう!
サウナの消費カロリーを計算してみると、1時間あたり130~150キロカロリーほどだと言われています。これはウォーキングよりも低い数値なので、この計算結果だけを見るとサウナはダイエットに効果的では無いと言わざるを得ません。しかし、先ほども書いたように、体内の無駄な水分を抜き取るという効果にも期待ができるので、最終的な体重の計算としてはちょっとだけでも減る方向に移動すると思われます。
サウナに長時間入って消費カロリーを増やそうと努力するよりも、しっかりとカロリー計算した食事を摂ったり、筋トレや有酸素運動を行ってカロリー計算をマイナスにして、脂肪を燃焼させていくことを心がけていきましょう。カロリー計算をしているのに、体重が減っていかないという人は上記の動画で体の仕組みについて勉強してみてください。
自宅でサウナを楽しむ方法
一般的に「サウナ」と言われると、銭湯や温泉などに設置された専用の設備を思い浮かべると思いますが、実は自宅のお風呂でもサウナに近い環境を作り出すことが可能になっています。やり方も凄く簡単で、「湯船に浸かりながら傘を差す」たったこれだけで自宅でサウナ気分を味わうことできます。もちろん、本物のサウナに比べると熱さも蒸気の質も低いのですが、実際にやってみると本物にも負けないくらい汗をかきます。近所にサウナがなくて、しっかりと汗をかけないという人は自宅のお風呂でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
サウナで消費カロリーを増やすにはどれくらいの時間入っていればいいの?
サウナに入っていると、1時間あたり130~150キロカロリーほどのカロリーを消費します。少しでも消費を増やしたいという人は、単純にサウナの中にいる時間を長くしましょう。茶碗一杯のご飯が約235キロカロリーだと言われていますので、いつもより茶碗半分ほど多く食べてしまったと感じたら、サウナに入る時間を1時間ほど長くすれば、食べすぎてしまった分のカロリーを消費できますね。
サウナで消費カロリーをアップさせて脂肪を消費・燃焼させるさせる方法①事前に水分補給しておく
ここからは、サウナの効率を少しでも良くするための方法を紹介していきます。具体的には「事前に水分を摂取する」「体の汚れを落とす」「湯船で事前に体を暖める」「水風呂とサウナで交代浴をする」「数ヶ月の長期間継続する」といった方法を紹介していきます。
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サウナの中は非常に高温になっていますので、たくさんの汗をかいてしまいます。そのため、事前に水分を摂取しておかないと、脱水状態になってしまいます。また、体の内部に水分が少ない状態では、体が自分で判断して汗をかきにくい状態に移行してしまいます。汗をかくことによるデトックス効果を得るためにも、事前に水分を補給してたくさん汗をかける準備をしておきましょう。
サウナで消費カロリーをアップさせて脂肪を消費・燃焼させるさせる方法②体の汚れを取っておく
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事前に水分を摂取しておくことで、汗のもととなるものは用意できましたが、汗が吹き出してくる「毛穴」もメンテナンスしておく必要があります。毛穴が汚れで詰まっていると、せっかく体は汗をかきたいという状態になっているのに、毛穴でフタをしてしまうという事態になってしまいます。サウナに入る前には、しっかりと体を洗って、毛穴のキレイにしておくのがおすすめです。
サウナで消費カロリーをアップさせて脂肪を消費・燃焼させるさせる方法③事前に湯船で体を温める
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体全体が冷えてしまっている状態でサウナに入っても、体が暖まるまでに時間がかかってしまい効率が悪くなってしまいます。「時間がかかっても暖まれば良いのでは?」という意見があると思いますが、サウナは体の表面を高温で一気に暖めるので、皮膚と皮下脂肪だけが暖まるのに体の芯の部分は冷えたまま、という状態になってしまいます。サウナに入った後の水風呂が異様に冷たく感じるという人は、サウナの中で芯まで暖まっていない可能性ありますので注意してください。もったいない時間を増やさないためにも、事前に湯船に10分程度浸かって、体全体を適度に暖めてからサウナに入る習慣をつけてましょう。
サウナで消費カロリーをアップさせて脂肪を消費・燃焼させるさせる方法④時間を決めて数回に分けて入る
サウナは30分続けて入るよりも、10分間を3回に分けた方が良いと言われています。単純に長時間入るのが大変ということもありますが、温まった体を水風呂で冷やして、またサウナで暖めるという行程が重要なんです。しっかりと時間を決めて、何回かに分けてサウナを楽しんでみてください。
サウナで消費カロリーをアップさせて脂肪を消費・燃焼させるさせる方法⑤水風呂で交代浴を行う
サウナで熱くなった体を水風呂で冷やし、またサウナで暖める。この様な流れを3回ほど繰り返すことで、体の自律神経が優位に働くようになるので、日々の生活でストレスを感じている人におすすめです。初めて水風呂に入る人は冷たさにビックリすると思いますが、慣れてくると水風呂の水を冷たく感じなくなります。体の周りに薄いバリアが張られているような感覚ですね。この様な状態になるまでは、熱いサウナと冷たい水風呂をちょっとだけ我慢してみるのもいいかもしれませんね。
サウナで消費カロリーをアップさせて脂肪を消費・燃焼させるさせる方法⑥数ヶ月という長期間続ける
途中でも申し上げたように、サウナに入っているだけの消費カロリーは大したことがありません。出来るだけ高いダイエット効果を目指すためには、最低でも週に1回はサウナに行って欲しいところです。
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体に良いサウナですが長時間入り過ぎないように注意しましょう!
引用: https://www.hankyu-hotel.com/-/media/hotel/hs/hanshin/contents/spa/sauna/common/img/index/index_slide03.jpg
サウナには、デトックス効果やリラックス効果など数多くの嬉しい効果に期待できますが、絶対に無理をしないように気をつけてください。日本国内では少ないですが、海外ではサウナで無理をしすぎてサウナ内で死亡してしまったという事故もあります。健康に注意してサウナライフを楽しまみましょう!