はじめに:ところてんの地域ごとの食べ方は違う!?アレンジ性が意外と高いその実態に迫る!
引用: https://calori.jp/cms/wp-content/uploads/2017/04/id5408img.jpg
引用: https://calori.jp/cms/wp-content/uploads/2017/04/2016041003.jpg
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTB648m3VHI8RXjVGh-kJ-kPT0j7LK0jLhn1Wa_JTrzvMs-ABHd
皆様はところてんは好きですか?ところてんは冷麺としても人気の高い清涼感を感じられる食べ物です。そもそもところてんは海藻であり、その海藻のジャンルに属する紅藻類を茹でて溶かし、そこから抽出された寒天質を冷やして固めたものを言います。海藻からできている点から非常にヘルシーというのが強み、意外と腹持ちが良いというのも評価の一つです。色々な食べ方があるところてんですが、実はこのところてん、日本共通の食べ物でありながら食べ方が地域によって違うのです。ではどのような違いがあるのでしょうか。今回はその点について詳しく見ていきましょう。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】”洗う”ことについて
引用: https://calori.jp/cms/wp-content/uploads/2017/04/81a0dda6fc721a07.jpg
引用: https://shop.r10s.jp/tocoroten/cabinet/maroyaka-003.jpg
さて、ところてんは今ではかなりポピュラーな食べ物です。普及率も高くなっているため、スーパーマーケットやドラッグストアなどでも購入することができます。また、原材料の安さから意外と安価で購入できるのが強み、節約生活の味方になってくれることもありますね。さて、市販のところてんを購入すると何だかよくわからない液体に浸かっていることが分かるかと思います。まずここが分かれる点、【ところてんは水で洗うのか】というところです。その謎の液体、別に摂取しても問題はないのですが、あまり好きではないという方も多いようです。水で洗うかどうかについても地域差があるようですね。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】あの”謎の液体”の正体は?
引用: https://cdn.amanaimages.com/preview640/10170001253.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71wWOQQ5ZEL._SL1500_.jpg
ではあの謎の液体は何なのでしょうか。あれの正体ですが、”酢水”というものです。酢水、すなわち酢を水で薄めたものですね。なので前述した通り摂取しても勿論大丈夫です。さて、水で洗うか洗わないか、という話がありましたが、一般的に【関西は洗う、関東は洗わない】という意見が多いようです。この結論に関しては食べ方の統計をとったうえでの仮説ですが、ところてんを食べるうえで、関西はどちらかといえば甘い味付け、関東は酸っぱい味付けになっているのです。以上のような状態から、このように予想できますね。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】関東の食べ方
引用: https://dietplus.jp/ui/contents/100/article/2017/0727/5805_1.jpg
引用: https://calori.jp/cms/wp-content/uploads/2017/04/29c5ebef0c78ad2460f068e4167f834516181bfe.jpg
さて、ここからは少し詳しい地域ごとの食べ方について見ていきましょう。まずは関東からですね。前述した通り関東は酸っぱい味付けが多く、ところてん本来の清涼感を高めたような食べ方をしています。明確にいうならば関東の味付は【二杯酢】が多いです。三杯酢というのはご存知でしょう。これらは酢と醤油を合わせて作るものですが、三杯酢よりも少し酸っぱくないです。ところてんの清涼感と相まって非常に爽やかに食べることができ、関東人らしい薄味に作ることで広く人気の出る味になるでしょう。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】中部地域の食べ方
引用: https://rakuyase-diet.jp/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_78352863_Subscription_XXL.jpg
引用: https://kore-iinne.com/wp-content/uploads/2018/06/33fd39ca5673dc53e2743118e357d490_s.jpg
次に中部地方を見てみましょう。中部地方も日本を東西に分けたとき、東に位置するので酸っぱい食べ方が主流になっています。中部地方で広く知られているのは【三杯酢】です。最もポピュラーな食べ方に見えますが、実は主流となっているのは中部地方になっているようです。二杯酢よりもより酸っぱさを感じられ、少しばかり刺激的名食べ方ですね。作り方も簡単ですし、どちらかというと関東、東日本は【ところてん本来の味を生かす】食べ方が多いようですね。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】関西の食べ方
引用: https://img.cpcdn.com/recipes/637230/280/40c1efa596aa04802a442a7c0d575e38.jpg?u=983234&p=1220355989
引用: https://www.tt-jp.com/ttjp/img/IMG_0215-660x437.jpg
さて、まず画像を見た時点で市販のところてんとは一切離れていますね。そう、前述した通り関西の食べ方は甘い味付が多いので、ところてんに【黒蜜】をかけることが多いようです。ところてんはそれ自体に酸っぱさがあるわけではなく、水洗いするときれいに酸っぱさは落ちてくれます。そのため、黒蜜などを合わせても相性は抜群、きな粉と合わせてデザート感覚で食べるのが主流です。関東の方が見ると「信じられない」と尾も割れそうですが、れっきとした広く知られている食べ方なんですよ。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】四国の食べ方
引用: http://459magazine.jp/info/wp-content/uploads/2016/07/IMG_1219-1.jpg
引用: https://i0.wp.com/syoga-udon.com/wp-content/uploads/2016/07/2016050109524457e.jpg?w=700&ssl=1
さて、四国の食べ方はこれまた一風変わっています。四国のところてんは【出汁】で食べるのが主流となっています。出汁にもいくつか種類があり、鰹出汁、昆布出汁など様々ですが、鰹が人気のようですね。出汁であるため、勿論温かくして食べても結構です。しかもかなり美味しい、ヘルシーなラーメンのようになりますね。暖かくすれば色々な具材も添えることもできるので、栄養バランスを整えたりするときの食べ方にも重宝するでしょう。知らなかった方は是非とも試して頂きたい食べ方です。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】おすすめレシピ:冷やし中華
引用: https://img.cpcdn.com/recipes/625469/280/7e0922638633f032bd2f395e160374d2.jpg?u=486395&p=1307363630
引用: https://www.kanten.or.jp/recipe/assets_c/2013/06/hiyashi300-thumb-300xauto-34.jpg
ではいくつかおすすめのアレンジレシピを見ていきましょう。まず冷やし中華ですね。冷やし中華は通常中華麺などで作るのが一般的ですが、ところてんで作ることによってカロリーオフ、さらにツルッと感が増して爽やかなので夏場に食べるには非常に美味しいものになりますよ。ごまだれベースか、醤油ベースかに関してはこれまた地域差が出そうですが、麺のタレへの絡みを考えると醤油ベースが良さそうですね。錦糸卵やハム、キュウリやトマトなど、定番のトッピングを添えていただきましょう。
【関東と関西で違う!?ところてんの地域ごとの食べ方の違い!酢醤油で食べるのは?市販のものは水で洗う?】おすすめレシピ:ところてんのサラダ
引用: https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/3/4d38ef6668ef8d32ac1373877d42984fea25c854.60.2.3.2.jpg?thum=58
引用: https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/3/2c33c03b2ecd7a74ba21179a38770919936a2ccf.66.2.3.2.jpg?thum=58
最後に紹介するのはところてんのサラダですね。ところてんをサラダに入れる発想は結構出てくる方も多いのではないでしょうか。そう、春雨に近い使い方ができるからですね。なのでサラダはサラダでも、中華ベースのサラダがよく合います。ゴマ油などで味を調え、細切りにしたキュウリやハムなどと和えたら完成、と作り方も簡単ですね。冷やし中華に近い感じもしますが、ところてんの中華ベースの味付けは結構ハマる方も多いようです。ゴマなどを振りかければ病みつきになること間違いなし。是非自分なりのところてんのアレンジサラダを考え、和える具材なども考えてみましょう。かなりアレンジ性が高いことにびっくりしますよ。
まとめ:ところてんは地域ごとに食べ方が違う!気に入った食べ方を見つけよう!
ところてんの地域ごとの食べ方、今回は関東、中部、関西、四国を紹介させていただきました。またいくつかところてんのアレンジレシピに関しても解説しましたがいかがだったでしょうか。ところてんの意外なアレンジ性に驚かれた方も多いことでしょう。以上のようにところてんは非常に広い食べ方ができる食材なので、毎日のレシピに積極的に加えていっても良いでしょう。味付けはあなた次第、上記に挙げた以外の美味しい食べ方もあると思いますので、是非ともあなたらしい食べ方を見つけてみてください。
引用: https://cdn.macaro-ni.jp/assets/img/shutterstock/shutterstock_303284273.jpg
引用: http://www.megalos.co.jp/blog/wp-content/uploads/2015/05/18.jpg
引用: https://cdn.macaro-ni.jp/assets/img/shutterstock/shutterstock_382094263.jpg