引用: https://www.instagram.com/p/BsXmiO0F_pr/
今年で31回目となる昭和新山国際雪合戦。1989年の第1回大会以来、昭和新山のある北海道有珠郡壮瞥町で毎年開催されています。日本でも全国各地で雪合戦大会が行われますが、昭和新山雪合戦は地区予選を勝ち抜いてきたチームのみが参加できる大会。そのため「雪合戦のウィンブルドン」とも呼ばれています。
雪合戦をしている人々にとって、昭和新山国際雪合戦に参加するということは大変名誉なことなのです。第1回大会では70チームの参加でしたが、現在では国内外10ヵ国から150チーム以上が参加。雪合戦の頂点を目指して戦います。
昭和新山国際雪合戦実行委員会 公式ウェブサイト
国境を越えたボーダレス・スポーツとして歴史を刻みつつある「YUKIGASSEN」。現在10カ国で大会・イベントが行われ、その競技人口は世界へと広がりを見せている。チームは9名(出場は7名)の選手と1名の監督により編成。強い精神力と瞬時の状況判断力、そして巧みな戦術を生み出す知力が求められる。
引用: https://www.instagram.com/p/Brj70YwhM_d/
2019年の昭和新山国際雪合戦は、2月23日(土)、24日(日)の2日間に渡って開催されます。開催場所は、北海道有珠郡壮瞥町の昭和新山山麓特設会場です。札幌から壮瞥町まで電車で行く場合は、伊達紋別駅で下車しましょう。特急で約90分です。伊達紋別からはタクシーで移動します。
引用: https://www.instagram.com/p/BeNz0XBFuxm/
またバスを利用する場合は道南バス「洞爺湖温泉方面行き」に乗車し、洞爺湖温泉で下車します。乗車時間は約2時間40分です。バスを降りたら電車と同様、タクシーで移動しましょう。車でのアクセスする場合は、札幌から国道230号線を経由して札幌から定山渓、中山峠、洞爺湖温泉、そして昭和新山まで移動します。乗車時間は約2時間40分です。
引用: https://www.instagram.com/p/BfmajTGFcI7/
国際雪合戦には国際ルールというものがあります。チームは選手7名、補欠選手2名まで、監督1名の構成で、選手はフォワード4名、バックス3名に分かれます。試合は3分、3セットマッチ(2セット先取で勝利)。時間内に相手チームのフラッグを抜く、あるいは相手チーム全員に雪球を当てれば勝ちとなります。
引用: https://www.instagram.com/p/BRAtwmhBJPe/
時間切れの場合は、雪球が当たっていない選手が多いチームの勝ちです。試合で使う雪球は、試合開始前に用意したものに限り90個を限度とします。相手のコートには3名まで入ってOK。4名以上が入った場合は、その時点で負けが確定。試合終了となります。
引用: https://www.instagram.com/p/Bsh8xJDHXag/
雪合戦に必要な競技用具もいろいろあります。大会に際して、大会主催者は参加者全員のヘルメット、雪球製造機、そして相手チームの雪球を避けるためのシェルターを設けなければなりません。一方、参加者はウェアやシューズ、手袋などの防寒具の他、チームフラッグを用意する必要があります。チームフラッグのデザインは自由ですが、サイズは布製の縦50㎝、横70㎝と決められています。
競技用具 | 昭和新山国際雪合戦実行委員会 公式ウェブサイト
選手・チームが用意するもの ①ウェア 体にフィットしていることが第1条件。だぼっとしたウェアでは的が大きくなってしまいます。 ②シューズ 金属製のスパイクのついたものはルール上禁止。長靴だと動きづらく、ゴム製の滑り止めがついた運動シューズが理想的。 ③手袋
引用: https://www.instagram.com/p/VjbNzvSZG0/
昭和新山国際雪合戦を観戦する前に、観戦ポイントについて知っておきましょう。ポイントの1つ目は、攻撃の速さです。シェルターを使って雪球を避けながら、相手に攻め込んでいくにはスピードが重要です。そしてそのスピードが攻撃力の高さにつながりますし、雪合戦の見どころにもなります。
引用: https://www.instagram.com/p/BQFkcQqlBMR/
ポイントの2つ目は、球の投げ方です。相手チームもシェルターに隠れていますので、ストレートの雪球ではなかなか当てることができません。そのためいろいろな球で、相手チームを攻めることになります。スピード、そして球の投げ方。とくにこの2つを観戦ポイントとして雪合戦を楽しみましょう。
勝利のポイント | 昭和新山国際雪合戦実行委員会 公式ウェブサイト
勝利のポイント(ビギナー編) 基本ルール 1チームは選手7名(その他に監督1名、補欠2名) 試合は3分3セットマッチ(2セット先取した方が勝ちです)時間内(3分以内)に敵陣内のフラッグを抜くか、雪球を相手チーム全員に当てた時点で勝ち(そのセットは終了)時間切れの場合は、終了時に残っている選手が多い
引用: https://www.instagram.com/p/y1H2ZpBLAm/
もし雪合戦に興味がある人は、是非大会に参加してみましょう。札幌や茨木、長野など全国各地で雪合戦大会が毎年開催されていますので地域の雪合戦チームに入っても良いですし、自分でチームを組んで参加するのも良いでしょう。
引用: https://www.instagram.com/p/BPy5CfOhLvW/
体と同時に頭も使うスポーツですので、良い運動になりますしとても楽しいですよ。地区予選をどんどん勝ち抜いて、「雪合戦のウィンブルドン」と呼ばれる昭和新山国際雪合戦の頂点を目指してみましょう。
参加方法 | 昭和新山国際雪合戦実行委員会 公式ウェブサイト
オプション1 昭和新山国際雪合戦 地区予選枠 昭和新山国際雪合戦は、主に予選大会などにより各地区の連盟・支部等から推薦を受けたチームが出場できます。地区予選を兼ねる大会の開催地区については、毎年、12月上旬に確定します。 地区予選を兼ねた大会情報  
引用: https://www.instagram.com/p/VlQMDJyZCJ/
ここでは壮瞥町で開催される昭和新山国際雪合戦の詳細をご紹介しましたが、いかがでしたか?雪合戦はまだまだマイナーなスポーツですが、近年注目を集めています。興味が湧いてきたという人は是非観戦、あるいは参加してみましょう。きっと想像以上に楽しめるでしょう。