【ハイキュー】山口忠の基本プロフィール
山口忠は烏野高校に通う1年生。同じ男子バレーボール部員の月島蛍と同じ4組で進学クラスの男子生徒です。
ぴょこっと出ているアホ毛とそばかすがチャームポイント。ハイキューを代表する三白眼を持つ登場人物でもあります。弱気な性格ではありますが、内に秘めた強い意志がその目からも伝わってくるような実は熱い男の子です。
小学校の頃、いじめられていた自分を助けてくれた月島を尊敬しており、高校でもいつも一緒に行動しています。「つっきー」と呼びながら（ときに叫びながら）月島の後を追いかけている姿が印象的です。犬のように月島を追いかけている様子も、多くのファンが山口を「かわいい」という理由の1つなのでしょう。
進学クラスに入っていることもあり根は真面目ですが、悪ふざけしたり先輩をさりげなくけなしたりするやんちゃさも持っています。
誕生日は11月10日、身長は179.5cm（のちに180.0cm）、体重63.0kg。スタメンの月島蛍、東峰旭の次に大きい高身長の持ち主です。
【ハイキュー】選手としての山口忠
ポジション
山口忠のポジション（役割）はMB（ミドルブロッカー）です。
MBは主にブロックをする役割を担うプレーヤーです。そのため、身長の高い人がこのポジションにつくことが多いようです。
烏野高校バレーボール部での立ち位置
実は山口忠はスタメンではありません。一年生で唯一のベンチ部員です。
他の部員が規格外のプレーをするとはいえ、身長は高いものの特に秀でたものがなく、自分だけスタメンに入れていないことをやはり気にしています。
しかしくじけることなく一生懸命練習に励み、ベンチにいるときは声を出して応援し、チームの士気を上げるために貢献しています。そんな健気な姿に心を打たれるファンも多いのです。
【ハイキュー】山口忠の魅力その1
努力とひたむきさ
山口忠の魅力は何と言っても努力を惜しまず、ひたむきに頑張り続けるところです。
秀でたところがなくてスタメンに入れずにいても、部活で手を抜くことは全くありません。積極的に居残りもして練習を重ねます。
また自分の武器を作るために、烏野高校バレーボール部のOBであり烏野町内会チーム所属の嶋田に、サーブを教えてもらうために弟子入りを自ら志願します。めげずに自分にできることは何かを常に考え、行動に移す強さを持っているのです。
なかなか習得できず、大事な試合の大事な場面で途中出場し、初めて習ったサーブを打ってみるもののあえなく失敗に終わってしまいます。しかし、山口は決して諦めることなく、自分の武器になるサーブを手に入れるために練習に励むのです。
【ハイキュー】山口忠の魅力その2
表情が豊か
山口忠は試合で活躍する場面は少ないですが、人一倍表情が豊かであるため多くの視聴者の目を引きます。
もちろん試合中はとても真剣な顔をしています。実力を努力でカバーしようとするキャラなので、ボールに食らいついている姿からより一生懸命さが伝わってきます。
またハイキューの名脇役キャラの1人とも言える山口は、色々なシーンでギャラリーとして出てくるため都度色々な表情、反応を見せてくれます。
少し悪そうな顔をしていたり、かと思えば屈託のない笑顔を見せたり、他のキャラをからかって意地悪な顔をしていることもあります。
青ざめた顔や恥ずかしそうな顔をした山口も登場します。
びっくりしてチャームポイントのアホ毛をピンと伸ばしているところなんかも必見です。
真面目そうに見えてふざける時はふざけたり、皆の背中を必死に追いかけている中、時に誰よりも熱い意志を感じさせたりするギャップが、多彩な表情として表れているのでしょう。
表情が豊かな人というのは親しみやすさを感じますよね。山口のコロコロと表情が変わるところにも「かわいい」という声が多く上がっているのです。
【ハイキュー】山口忠の魅力その3
友達思い
山口忠は友達思いの男の子でもあります。親しみやすさを持っている山口はバレーボールの仲間との関係も良好ですが、一番の友達である月島のことを誰よりも気にかけています。
山口は月島のちょっとした表情の変化も見抜き理解することができます。
練習中も月島の様子を気にかけ声をかけています。
月島が本当はバレーが好きで誰よりも負けず嫌いなことを知っているからこそ、本気で頑張ろうとしない月島に、本気で怒るシーンも出てきます。
1日の中で山口が一番口にする言葉は「つっきー」なのでは？と思ってしまうほど、月島を気にかけ声をかけているのです。
スタメンになれず必死にもがいている最中でも、憧れで大切な友人である月島を気に欠けられる優しさと思いやりを、山口忠は持っているのです。
【ハイキュー】山口忠の名言
そんなモンッ プライド以外に何が要るんだ!!!
何でもかっこよくこなすあの月島に、「かっこいい」と言わせた山口忠のセリフの1つです。スタメンなのに上を目指そうとしない月島と、ベンチだけどプライドを持って諦めずに頑張っている山口の関係性を見てきたからこそ、月島だけでなく多くの視聴者の心にもガツンと響いたはずです。
恐い･･･ でも――― 自分も戦えるって証明しろ!!!
強豪校との試合で流れを変えるためにピンチサーバーとして指名されたとき、山口忠が自分に言い聞かせた言葉。スタメンですら委縮してしまうようなタイミングで、初出場し初サーブを打たなければいけない状況下で、自分を奮い立たせる山口の芯の強さが伝わってきます。
【ハイキュー】山口忠の声優
ハイキュー・山口忠の声優を務めるのは斉藤壮馬さん
1991年4月22日生まれで、2008年に行われた「第2回 81オーディション」合格者。2010年に正式にデビューし、大の読書好きで知られている男性声優さんです。
ブレイクのきっかけはなんと2014年アニメ「ハイキュー」の山口忠。その後同年に2作品で主役を務めるなど一気に注目されるようになります。
2015年には第9回声優アワード新人男優賞を受賞するほどの活躍ぶりを見せています。
斉藤壮馬さんの他の出演キャラクター
鶴丸国永/刀剣乱舞-花丸-
引用: https://pbs.twimg.com/media/DUD0LZJU0AAN3vd.jpg
九条天/アイドリッシュセブン
引用: https://pbs.twimg.com/media/DZcEDJdVAAAZFQQ.jpg
タツミ/アカメが斬る
引用: https://pbs.twimg.com/media/DMgX7HRVwAEsiSX.jpg
【ハイキュー】山口忠の恋の行方！？
ハイキュー・山口忠は、他の登場人物に引けをとらないくらいバレーボールに一生懸命になっている男の子ですが、実は恋愛をしているのでは？という噂が立っています。
お相手は1年マネージャーの谷地仁花です。
仮入部として3年マネージャーの清水と一緒に男子バレーボール部を訪れ挨拶をした谷地仁花を見て、山口は「かわいい」と頬を赤らめてつぶやいています。山口忠だけ何かと谷地仁花に恋愛対象として視線を送っているように見えるのです。
また2人の苗字にそれぞれ「山」と「谷」が入っていることも、恋愛関係になることを示唆しているのでは？と勘ぐっているファンも多いようです。通称「やまやち」と呼ばれ、注目を浴びています。
山口忠はバレーボール馬鹿が多いハイキューで、数少ない恋愛要素を持つキャラクターとしても、関心を集めているのです。
【ハイキュー】山口忠に対するネット上の声
山口忠(ハイキュー!!)
— まつり (@44_matsuri) February 9, 2018
推しの中で最も応援したいと思う推し。地味で冴えないように見えるけど、優しくてひたむきで努力家で、才能があるけど本気を出さない親友に本気でぶつかった熱い男です。密かに恋心を持ってたり勉強できたり苦手もあったり等身大の男子高校生って感じがたまらなく好き…
山口忠は良い意味で普通の男子高生です。だからこそ視聴者にとって一番親近感を抱くことができ、感情移入しやすいのでしょう。見ている人たちにきっと自分も頑張れば変わるはずと思わせてくれるキャラクターなのです。
山口忠のすごいところは、才能のかたまりみたいな変人コンビや憧れてやまない友人と自分を比べて、自分みたいな凡人じゃ一年でスタメンなんて入れっこないと一旦は思ったにも関わらず、それでも諦めずに努力したところです。普通は諦めちゃうところを諦めないっていうのも才能だしすごいよ！
— りいの@閃IIIクリア済 (@rino_hm) November 5, 2015
規格外の才能や実力を持っている人たちの中で、落ちぶれることも言い訳することなく、ただひたすら上手くなることを信じて練習を重ねている姿を見ていると、応援せずにはいられません。
【ハイキュー】山口忠のその後の進路は？
ハイキューでは最終章でほとんどのキャラのその後の進路を紹介しています。その中でも山口は高校卒業後に大学に進学しており、現在では4年生になっております。内定先は宮城県の家電メーカーに決まって、今後が楽しみです。
谷地仁花との恋の噂もありますが、そちらは作者の方で名言はありませんでした。
【ハイキュー】山口忠についてのまとめ
山口忠のかわいい魅力は表面的なものだけではありません。もちろんそばかすやアホ毛、柔らかさを感じさせる声の持ち主である声優の斉藤壮馬さんが担当する声、ふざけているときの幼さや月島の後を追う子犬のような姿は、「かわいい」そのものです。しかし、凡人であっても心のうちに熱く強い意志を秘めひたむきにバレーボールに打ち込む、まさに等身大の男子高校生の姿を多くの視聴者は「愛らしい」と感じているのです。
