神谷バーで電気ブランを飲もう!
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神谷バーとは、東京浅草にある老舗のお店。創業はなんと明治13年! 日本で最初のバーです。このお店で明治15年に誕生した名酒こそ電気ブランなのです。
電気ブランとは?
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電気ブランとは、一言で言えばカクテルです。ブランデーをベースに、ワイン、ジン、キュラソー、薬草などをブレンドしたお酒がその正体。アルコール度数は30度。種類によっては40度。しかし味はほんのり甘く、ビールのような琥珀色しています。ちなみに「ブラン」とは、ブランデーのことです。
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明治の時代、この酒は大変ハイカラでした。そして当時ハイカラなものといえば電気でした。そこでついた名前が電気ブラン。浅草と言えば雷門。雷といえば電気ですから、今にして思えばよいネーミングだったのではないでしょうか。
電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと"電気○○○"などと呼ばれ、舶来のハイカラ品と人々の関心を集めていました。 さらにデンキブランはたいそう強いお酒で、当時はアルコール45度。 それがまた電気とイメージがダブって、この名がぴったりだったのです。 デンキブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブラン。そのほかジン、ワイン、キュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量だけは未だもって秘伝になっています。
電気ブランの飲み方の流儀①ビールとともに
お花見の〆は神谷バーで! pic.twitter.com/xO7KtHqIgS
— KAZ (@k_mur_spd) March 25, 2018
強いお酒はチェイサーと一緒に飲むのがおすすめです。チェイサーとは、水や炭酸水、軽めのお酒など、お口直しに飲むドリンクのことです。強いお酒のあとから追いかけてくるのから「チェイサー」なんですね。
浅草神谷バーでデンキブラン pic.twitter.com/cv3GYWxn4E
— テキーラサンライズ (@kickhopper910) March 24, 2018
そしてここ神谷バーでは、ビールをチェイサーに飲むのが流儀…というかおすすめです。ほとんどのお客さんがそういう飲み方をしているからです。この飲み方は誰がいつ始めたものかは不明ですが、おそらく自然発生的に始まったと考えられています。
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もちろん、お水やソフトドリンクをチェイサーにしてもまったくOKです。特に電気ブラン自体が強いお酒なので、アルコールに弱い人にはビールのチェイサーはおすすめしません。神谷バーのメニューを見るとノンアルコールビールもあるので、「ビールは飲めないけど雰囲気は楽しみたい」という方は、そういう飲み方もおすすめです。
電気ブランの飲み方の流儀②昼間から飲む
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神谷バーはその名の通りバーですが、お昼の11時半から営業されています。それはつまり、電気ブランは昼間から飲むことが可能ということ。しかも電気ブランは一杯270円とお手頃(電気ブランオールドは370円。2018年3月現在)。浅草観光の合間にいっぱいひっかけて、ということができてしまうんです。ただし、電気ブランは強いのに口当たりがいいカクテルなので、飲みすぎには注意してください。
電気ブランの飲み方の流儀③食事も楽しもう
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— ニットーチーター(古い家電の人) (@NittoCheetah) March 16, 2018
神谷バーではフードメニューも充実しています。おいしいおつまみがなければ、どんな名酒もおいしさが半減しますからね。ジャーマンポテトやスペアリブといった洋風メニューがあるかと思えば、焼き鳥や味噌田楽など、和の味も楽しめます。
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また、ナポリタンやカニコロッケといった昔なつかしい味も充実しています。ぜひ電気ブランを飲まれる際は、神谷バーご自慢のフードメニューもお楽しみください。
電気ブランの飲み方の流儀④家で飲む
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電気ブラン、飲みたいなって思っても、地方の方はなかなか東京までいけませんよね。浅草に行かない限り電気ブランは幻…と思いきや、実は電気ブランはご家庭で飲むことができます。アマゾンや楽天などで検索すれば、簡単に見つかります。お値段も1本1000円前後からありますので、そんなに高いものではありません。
また、ボトル入りの電気ブランは神谷バーで買うこともできます。もし東京に行く人がいたら、お土産に買ってきてもらうのもいいですね。
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家でビールをチェイサーに、好きな料理を楽しみながら電気ブランを飲めば、自宅が神谷バーになってしまいます。ぜひぜひ、お好きな場所でお好きな人と電気ブランをお楽しみください。
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ただし、くれぐれも飲みすぎには注意してください!
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*神谷バーではカタカタで「デンキブラン」と表記するようですが、この記事では一般によく見られる表記「電気ブラン」としました。
神谷バーのホームページより