リキュールに賞味期限なんてあるの?
まずは、大前提としてリキュールに賞味期限なんてあるのでしょうか?結論から言うと、リキュールに賞味期限がある方が少ないです。ほとんどのリキュールには賞味期限がないのが実情です。最近では賞味期限が記載されるものも増えてきましたが、記載されていないものの方がまだまだ多いです。
だからと言って、全く賞味期限のないわけではありません。物によって、賞味期限が短かったり長かったりはします。しかし、気づいたらリキュールの味が変わっていた!なんだか酸っぱく感じるような味になっている!このように感じる方も少なくないようです。そんなことが起きないようにリキュールの賞味期限に関してきちんとした知識を身につけましょう!
まずは、リキュールの賞味期限の記載をチェック
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リキュールの中にもきちんと賞味期限記載の物もあります。そのため、まずはそちらをチェックしましょう。
ぐるっと一周見回してもらえれば、わかると思います。まずは、賞味期限が書いてあるかをチェックしましょう。書いてあってもちょっと早めに書いてあるものですが、基本はその賞味期限を守るところから始めましょう。
リキュールの賞味期限〜果皮系〜
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これはオレンジなどの皮が入ったようなリキュールです。代表的なものにコアントローというものがあります。これはカクテルなどに使われることがとても多いリキュールです。
これは、比較的にリキュールとしては賞味期限が長いリキュールです。ただし、直射日光や高温多湿は必ず避けましょう。
リキュールの賞味期限〜種子系〜
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こちらはアーモンドのナッツ系のリキュールです。代表的なものとしては、カルーアでしょうか。この種子系のリキュールは比較的保存期間は長いです。保存方法としては、高温多湿を避けることは重要です。また、きちんと栓をする事忘れないようにしましょう。
リキュールの賞味期限〜薬草系〜
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薬草やハーブのリキュールは、なかなか馴染みがある人は少ないかもしれません。ハーブ独特の匂いを持ったリキュールは、イタリア産のものが多く、一部のコアなファンに愛されています。イエーガーなどもその一種です。イエーガーなどは蒸留酒なので、常温で保存しても大丈夫です。心配な人は冷蔵庫に入れるのが良いでしょう!
リキュールの賞味期限〜果実系〜
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こちらのリキュールですが、カシスやライチなどのたくさんのリキュールがあります。この果実系のリキュールはとにかく気遣いが必要です。保存方法は、開封後には必ず冷蔵庫に入れましょう。理由は、果実が入っているからです。生果汁が入っていると、腐ってしまう可能性があるので、開封後早く飲むことをお勧めします。また、開封後は必ず冷蔵庫に入れることが重要です。
リキュールの賞味期限〜ワイン系〜
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ベルモットと呼ばれるワインのリキュールが代表的です。こちらも開封後は早めに飲むことを心がけましょう。
こちらは直射日光は絶対NGです。日光に当てておくと、酸化が進んでしまいます。そのため、冷蔵庫で保存し、しっかりと栓をしましょう。
リキュールの賞味期限〜クリーム系〜
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こちらは、チョコレートやヨーグルトなどの新しいリキュールです。カルーアなどの種子系の一種だと表現する場合もありますが、このページでは別物とします。何故ならば、このリキュールはとても痛みやすいからです。チョコレートリキュールなどはとても傷むのが早いです。まず、直射日光は必ず避けます。開封後は特に、冷蔵庫に保存することが重要です。
リキュールの賞味期限〜簡単まとめ〜
リキュールの賞味期限を簡単にまとめます。賞味期限が早く切れてしまうものと、比較的長く持つものでまとめました!
賞味期限が早く切れてしまうもの
・カシスやライチなどの果実系リキュール
・ベルモットという種類のものが代表的なワイン系リキュール
・チョコレートやヨーグルトなどのクリーム系リキュール
賞味期限がそこまで早くはないもの
・コアントローを代表とするオレンジキュラソーなどの果皮系リキュール
・カルーアを代表とするナッツやアーモンド類の種子系リキュール
・イエーガーを代表とする薬草系リキュール(ハーブ系リキュール)
リキュールの賞味期限を正しく守る方法
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リキュールの賞味期限を守るだけでなく、保存の仕方にも気をつけましょう。保存の仕方は、まずは直射日光を避けてください。直射日光を避けて、保存する理由は成分が分解するのを避けるためです。直射日光を避けて保存することで、成分が分解しません
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あとは、高温多湿を避けることが重要です。高温多湿は商品をダメにします。腐らせやすくします。特に台所の火元の近くに置くのは危険です。そこが最も家の中で高温多湿の可能性が高いからです。そういったところを意識して高温多湿を避けた保存をするように心がけましょう。
開封前と開封後
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開封前はほとんどのリキュールは常温で保存しても構いません。開封前でも、必ず直射日光と高温多湿を避けることは重要です。開封前にも冷蔵が必要なものは記述がしてあると思うので、ラベルなどをよく見ておくことが重要です。
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開封後が最も重要です。直射日光と高温多湿を避けることはもちろんです。そして、賞味期限が早めに切れてしまうものに関しは必ず冷蔵庫にて保存しましょう。果実系やワイン系、クリーム系のリキュールです。こちらのリキュールは必ず冷蔵庫に保管することを忘れないようにしましょう。果皮系や種子系、薬草系はそこまで心配しなくても大丈夫ですが、長く飲みたい場合には冷蔵庫に入れることをお勧めします。
開封後は早めに飲むことも心がけましょう。物によっては、開封前でも早く飲んだ方が良いものもあります。食品全般に言えることですが、開封をすることでその食品が酸化をします。酸化がその食品の品質を下げます。酸化することで美味しくなくなってしまうので、開封後は早めに飲みましょう!
困った時にリキュールを上手に使う方法
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保存してたリキュールの賞味期限が切れそう、あまり使う機会が多くない。このようなリキュールもあると思います。そういった時には、リキュールをデザートなどの料理に使うのもう良いでしょう。例えば」、カルーアを使ってフレンチトーストを作る人もいます。カルーアやチョコレートリキュールはフレンチトーストやデザートに使うことができるので、そういうリキュールの使い方もあります。
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また、カシスリキュールをアイスに載せても良いと思います。果実系のリキュールはデザートにアクセントを加えることができます。それ以外のリキュールにも様々な使用用途があると思います。自分なりのアレンジでお酒として飲むだけでなく、料理などの新しい使い方もあるので試してみる価値はあると思います。
まとめ【リキュールの賞味期限を守って美味しく飲もう!】
リキュールは賞味期限が厳密に定義されているものはほとんどありません。たくさんのリキュールがあります。それぞれで定義されている、表記されていたりいなかったりします。まずは、そこを見ることが重要です。そして、開封後はそれぞれのお酒にあった保存方法で保存することを心がけましょう。特に果実系・ワイン系・クリーム系は保存に注意が必要です。
高温多湿を避け、直射日光も必ず避けましょう。上の3つのリキュールに関しては、必ず冷蔵庫に保管をしましょう。リキュールは料理にも使うことができるので、自分なりのアレンジをして、無駄の出ないような使い方を心がけましょう。