しかし、烈海王、郭海皇の協力のもと技を磨き、正拳だけでなく全ての打撃攻撃を超音速化する技「真マッハ突き」を生み出し、恐るべき強さを手に入れています。この「マッハ突き」には、愚地独歩の菩薩の拳などの強力な技が加味されており、道場の窓が全て割れて吹き飛ぶほどの威力があります。

アニメ『グラップラー刃牙』で愚地克巳の声を担当したのは、第1作が藤原啓治さん。第2作が川原慶久さんです。藤原啓治さんは岩手県出身の声優・俳優・ナレーター・音響監督で、AIR AGENCY代表取締役をしています。川原慶久さんは東京都出身の声優・ナレーター。アクロスエンタテインメントに所属しています。またPlayStation2用ゲームとして発売された『グラップラー刃牙 バキ最強列伝』（トミー）では、瀧川英次さんが声優として声を当てました。

アニメやゲームで、愚地克巳の声を当てた声優さん３人の出演作品などを紹介します。気になった方は、ぜひ、チェックしてみてください。

藤原啓治さんの他出演作品は『クレヨンしんちゃん』（野原ひろし）、『鋼の錬金術師』（マース・ヒューズ）、『BLACK CAT』（スヴェン＝ボルフィード）、『銀魂』（服部全蔵）、『血界戦線』（デルドロ・ブローディ）などがあります。

川原慶久さんの他出演作品としては、『幻影闘士バストフレモン』（ビフォー）、『NANA』（高木泰士）、『とある魔術の禁書目録』（青髪ピアス）、『TSUKIPRO THE ANIMATION』（灰月文彦）などが代表的な作品です。

瀧川英次さんは、演出家、舞台俳優として活躍しているほか、「赤ペン瀧川」名義で映画プレゼンテーターとしても活動中です。また、声優としての活躍は、この作品での愚地克巳役が唯一となります。

ピクルとの闘いの結末はショックでしたが、愚地克巳の強さと潔さが表れた名勝負ではないでしょうか？この闘いのせいで隻腕にはなってしまいますが、愚地克巳は武闘家としてまた大きく成長できたようです。

そして、「グラップラー刃牙」シリーズの続編である『バキ道』において、葛藤の末、烈海王の右腕を移植することで、武闘家として復活することになり、ファンにとっては嬉しい展開となりました。これからも愚地克巳の成長に注目していきたいですね。以上、『グラップラー刃牙』登場キャラクター、愚地克巳についてご紹介しました。