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進撃の巨人

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【進撃の巨人】グンタ・シュルツの悲しい最後|ペトラや同期との仲や強さも紹介

2021.08.01

隠れた人気を持つグンタ・シュルツは、進撃の巨人屈指のリヴァイ班の中でも優秀な活躍を残しています。少ない活躍でありながらもグンタは勤めを全うし、隠れた人気を持つキャラクターとなりました。今回は進撃の巨人リヴァイ班のメンバー、グンタの活躍と同期との仲を紹介します。

  1. 【進撃の巨人】グンタ登場のあらすじ
  2. 【進撃の巨人】グンタの基本プロフィールを紹介
  3. 【進撃の巨人】グンタの活躍~死亡までを紹介
  4. 【進撃の巨人】グンタの仲間たちを紹介
  5. 【進撃の巨人】グンタの声優を紹介
  6. 【進撃の巨人】グンタは理想の調査兵団

諌山創の代表作であり、WIT STUDIO制作の名作でもある進撃の巨人は、息をのむような素晴らしいストーリーのアニメです。その進撃の巨人の作中で登場するゲンタ・シュルツは、短い登場でありながらも非常に凄い活躍を見せました。

グンタはリヴァイ班とともに登場しており、進撃の巨人の登場人物に中でも優秀な一人です。今回は、リヴァイ班の精鋭である彼の活躍や同期との仲などを紹介します。

登場からエレンと打ち解けるまで

アニメ第一期中盤、裁判でエレンの生死が議論され、その結果エレンはリヴァイ兵長の監視のもと調査兵団に引き取られることになります。そこでエレンが送り込まれたのがリヴァイ班でした。

リヴァイ班は最強と言われている調査兵団の中でも屈指の班です。また、大抵の戦闘では引けを取らない猛者たちが居る班です。この班にエレンを入れたのはエレンを守るためでもありましたが、同時にエレンを警戒するためでもありました。

得体のしれない「巨人化する人間」を警戒するのは当然のことで、オルオ、ペトラ、リヴァイと、もちろんグンタもエレンのことは警戒していました。恐らくリヴァイ班の誰もがエレンに恐怖を感じていたのでしょう。そして恐怖と隣り合わせで過ごす中、無自覚にエレンが巨人化したことをきっかけに、グンタを合わせた四人がエレンを取り囲み殺そうとします。

最終的にその場はリヴァイが抑え、いったんは落ち着きます。グンタたちが打ち解けたのは、その後のことでした。

さまざまなことを話し合い、グンタたちはエレンが信用にたる人物だと信じるに至ります。巨人化の条件も解明され、こうして彼らは打ち解けるのでした。その時グンタたちが親指を噛んだ傷が、のちの信頼の証となり、伏線にもなっています。

グンタの経歴プロフィール

名前はグンタ・シュルツ、年齢不明の7月30日生まれです。所属は進撃の巨人作品内3団体のうちの一つである調査兵団、特別作戦班(通称リヴァイ班)です。ペトラやオルオ、リヴァイなどと共に行動をとっています。すぐれた身体能力を持っており、討伐数7体、討伐補佐数40体の精鋭です。身長は183cm、体重は82kgと進撃の巨人の公式に記されています。

グンタの人物像や特徴

進撃の巨人で栗のような坊主頭が特徴のグンタは、非常にまじめで賢そうな雰囲気です。グンタは根はやさしい性格を持っており、どんな人物にも真面目に接します。しかし、進撃の巨人特有の「人間の裏側」のような面も見せています。エレンが巨人化し恐怖に駆られた際に「人類の敵でないならそれを証明しろ」と、その人間性を表していました。

恐怖は人を狂わせるとため、一概にグンタの性格が悪いとは言えません。しかし、優しいだけの人間ではないということもうかがえます。頭脳や戦闘に関しては進撃の巨人の作品内でもレベルが高く、女型の巨人襲撃では対応こそはできなかったものの、リヴァイではないということは瞬時に見抜いていました。進撃の巨人内でも優秀である面がうかがえるシーンです。

第57回壁外調査の前日

進撃の巨人作中最初で最後ともいえるグンタの活躍は、リヴァイ班の登場シーン、壁外調査前日と当日のみでした。

進撃の巨人でエルヴィンが調査兵団団長に任命されてから、エルヴィンは「長距離索敵陣形」を使うようになりました。グンタはその陣形を説明するところから始まります。彼は陣形の大まかな概要を説明し、そしてエレン達がどこで進行するのかを教えていました。

第57回壁外調査開始

進撃の巨人の第57回壁外調査は、エレンをシガンシナ区へ送り届ける試行運転のようなもので、主に様子見の部分が多い調査でした。しかしその目的とは裏腹に、グンタはこの壁外調査に別の意味があると踏んでいました。生け捕りにした巨人を殺された際、エルヴィンはエレンやグンタに意味深な質問をし、その質問がグンタをそう思わせたのでしょう。

グンタの予想はあたり、この壁外調査には別の意味がありました。その意味とは、エルヴィンが仮定していた「敵」の出方を探るためです。エルヴィンは巨人化できる人間の侵入者が壁の中にいると仮定しており、その侵入者の正体を探るためにこの壁外調査を計画したのでした。

もちろん調査兵団内にも「敵」がいる可能性があるので全員に作戦を伝えることはできなく、グンタたちはそのことを知らされずに駆り出されたのでした。

女型の巨人との邂逅

進撃の巨人で、エルヴィンが仮定された「敵」こそが女型の巨人でした。女型の巨人は陣形の右翼側から現れ、エレン達が進行する中央後方を目指して攻め込んでいきます。女型の巨人とグンタたちが遭遇するのは、エレン達が巨大樹の森に入った時でした。

ペトラ、オルオ、グンタやエレンは何も知らされずに作戦に参加していたので、訳も分からないまま女型の巨人に追われ、恐怖で怯えていました。戦闘態勢に入りたくともリヴァイ兵長がその行動を許さず、直進せよと告げられます。グンタたちは恐怖に飲まれながらもリヴァイを信じ、その指示に従いました。

直進したところには巨人を捕獲するための仕掛けがあり、見事に女型の巨人を捕獲することに成功します。しかし敵は一枚上手を行き、女型の巨人は自分を巨人に食わせることによって包囲網から逃げることに成功しました。そしてその後、グンタたちがその女型の巨人に襲撃をうけます。

グンタの最後

進撃の巨人グンタの最後はあっけなく悲しいもので、リヴァイに見せかけた巨人化できる敵がグンタの首を裂き死亡します。進撃の巨人では主要である人物があっけなく死ぬのが特徴でもあり、グンタの場合も、ほんの少しの気のゆるみであっけなく殺害されたのでした。その後リヴァイ班は女型の巨人に襲撃を受け、悲しいことに、リヴァイ、エレン以外全員殺害されます。

少し前のの進撃の巨人作品内のシーンで、彼らの非常に印象に残る最後のシーンがありました。そのシーンはグンタたちが自分の過去について語る場面です。ペトラやオルオ、グンタなどの精鋭の恥かしい過去を語っており、そこで全員が恥ずかしながらも言い合いをする少しお茶目な一面がありました。その直後に全員死亡してしまうので、ある一種のフラグだったのかもしれません。

ペトラ

進撃の巨人、人気キャラクターの一人であり、ヒストリアに次ぐほどの人気を持っています。討伐数10体、討伐補佐数48体とすぐれた能力の持ち主で、バランスのいい戦闘員です。

リヴァイには好意をよせており、色々な意味で「すべてをささげる」とまで言っていました。その人気さゆえに進撃の巨人での悲しい死亡時には多くのファンをショックにさせ、その悲しさあってなお今でも語り継がれています。

オルオ

討伐数39体、討伐補佐数9体と進撃の巨人内では非常に優れた身体能力を持っており、リヴァイ班の中でも屈指の戦士となっています。

しかしその実力とは対称的に頭はそれほどよくなく、エレンの先輩風を吹かそうとしてドジ踏んだり、喋って舌をかんだりするなどの間抜けさがうかがえます。ペトラはリヴァイのことを真似するオルオを内心嫌っており、少し嫌悪していました。進撃の巨人女型の巨人戦での戦闘では一番最後に死亡しています。

エルド

特に目立った行動は見せていません。しかし、エレンの無自覚巨人化などにいち早く対応していたことから、おそらく非常に早い判断力を持っており、リヴァイ不在の時に班長を任されることがあるほどの逸材です。

22話で恋人がいることが判明しており、特徴こそはありませんが、優秀な人材であるということはうかがえます。討伐数14体、討伐補佐数は32体でした。進撃の巨人女型の巨人戦ではあっけない悲しい死亡の仕方をしています。

エレン

進撃の巨人の主人公であり、「進撃の巨人」になれる巨人化可能な人間です。実力や経験は旧リヴァイ班には到底及びませんが、数少ない巨人の力を持つ一人であり、進撃の巨人作中で数々の活躍を見せています。調査兵団に入ってからの最初の所属は旧リヴァイ班、その後復活したリヴァイ班にも入っています。

リヴァイ

進撃の巨人ヒロインのミカサと同じ「アッカーマン」の血を引く最強戦士の一人で、経験から言えば、実力はミカサより上でしょう。旧リヴァイ班が死んだときは涙一つこぼさず冷酷な面を見せていましたが、その情は非常に厚く、腕の紋章を取り持ち帰るなどして死者への追悼の気持ちをみせていました。

進撃の巨人作中でその性格が明らかになったのは、巨人の群れに飛び込んででもイヴァンの死体を回収しようという兵士が出てきた時でした。その兵士に対して死体を持ち帰ることが償いではないと伝えています。そして死体を持ち帰れないのが普通だとも言及していました。

グンタの声優は三戸耕三

進撃の巨人グンタの声優を務めるのは、ぷろだくしょんバオバブ所属の三戸耕三です。1979年6月8日生まれで、声優としては2002年から活躍を始めました。メインキャラクターの声優を手掛けることは少ないです。しかし進撃の巨人を合わせ、幅広い作品の役を演じています。

三戸耕三の出演作品

NANAの木下役、Anotherの久保寺紹二役などを演じており、有名なものではデュエル・マスターズの土瓶先生役も演じていました。その他にも幅広い作品の脇役の声優などを手掛けており、多くのアニメに出演しています。

進撃の巨人リヴァイ班のグンタを紹介しました。そこまで目立つ個性などはありませんが非常にまじめで優秀であり、調査兵団が探し求める「理想の兵士」であるのは確実です。悲しいことに進撃の巨人作中ではすでに死亡してしまったグンタ・シュルツでしたが、今後も進撃の巨人の作品内で彼の素性が明らかになるのを期待しましょう!

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51wH7OG1OwL._AC_.jpg