ほうきを使うメリットって何?
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ほうきといえば、「レレレのおじさん」なんていっても誰にも通じない時代になってしまいました。サザエさんがほうきで玄関前を掃いたり、カツオを追いかけたりしている光景はまだお馴染みなのでしょうか。あるいは、魔女の宅急便のキキがほうき文化が廃れないために、一役買ってくれているのかもしれません。
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そんなほうきですが、実は近年ほうきの良さが見直されて、ちょっとしたブームと言われることも。安いほうきだけでなく、ブランドほうきもかなりの売れ行きとか。一体、どんなメリットがあるのでしょうか。
電気代・騒音ゼロがおすすめ
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あたり前ですが、ほうきは人力。したがって電気代は安い、ではなく完全にゼロです。某サイクロン式掃除機もいいですが、積もり積もれば電気代がかさんでしまうもの。全ての掃除をほうきでやるのは大変ですが、補助的な掃除としてほうきを利用して電気代を節約しましょう。
室内掃除ならさっと取り出すだけで、重い本体や絡まるコードもないので、掃除にかかる億劫さがほとんどありません。しかも騒音ゼロ。赤ちゃんがいる家庭なら、睡眠を妨げることなくスイスイ掃除できてしまいますよ。
「大体キレイになった」ぐらいがおすすめ
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集塵率○○%なんてカタログに書いてある掃除機なら、室内のダニやアレルゲンを完璧に掃除してやろうと意気込んでしまいます。でも、そのため却って掃除の回数が減ることに。それなら、7~8割キレイになればいいやぐらいの気持ちで掃除して見るのもいいですよ。
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ゆるく掃除をすれば、掃除の回数が増えるので、ほうきを使い始めてから室内がキレイになったなんて人も多いです。おしゃれなほうきを使えば、気持ちもリフレッシュできますよね。もちろん玄関や外でもほうきは便利ですが、ほうきで掃除のスタイルを変えてみてはいかがですか。
ほうきの選び方
長さで選ぶ
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まずは用途に応じた長さのほうきを選びましょう。腰をかがめなくていい柄が長いほうきは、大量の落ち葉を掃除するときなどに使うのがおすすめ。いわゆる魔女のほうきのようなタイプですね。
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室内を掃除するなら、1m前後のほうきがおすすめ。ある程度の広い面積の掃除にも対応できますし、小回りが利くので、箪笥と箪笥のすきまなどの掃除にも向いています。
短い柄のほうきはハンディタイプなどと呼ばれます。棚の上のごみやほこりを掃除するのに向いています。
素材で選ぶ
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柄が長いほうきの材質は、竹が最も多く使われます。それほど広範囲を掃除しないなら「黒シダ」のほうきでもいいでしょう。1m前後の柄で茶色い色をしたほうきです。適度にコシがあるので、普通の家の玄関回り程度ならこれで十分対応できます。
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それでは、室内ではどんなほうきが適しているのでしょうか。たたみ・カーペット・じゅうたんに最適なほうきの素材は「ほうき草」または「棕櫚(シュロ)」です。上の画像はほうき草のほうきです。
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こちらは「棕櫚(シュロ)」のほうきです。どことなくおしゃれに感じませんか。実はほうきはとても高級品。でも、こんなおしゃれなら掃除が楽しくなりますよ。
フローリングを掃除する場合も、こちらの棕櫚のほうきがおすすめです。棕櫚はヤシ科の植物の皮から作られており、床に艶を与える効果も期待できますよ。掃除とワックスの一石二鳥ですね。非常に耐久性があり、何十年も持ちます。高級品であっても長く使うことを考えたら安いですよ。
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化学繊維のほうきもあります。一概には言えませんが、安くて耐久性もあるほうきがおおいです。安いほうきを探すなら、このタイプから探し始めるのも良いかもしれません。
おしゃれなほうきのおすすめ①:Tidy (ティディ) ホーキ
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ほうきとちりとりを一緒にして立てておけるおしゃれな製品です。これほどおしゃれなら、リビングの隅に置いても様になりますよね。カラーも4色ラインナップしているので、インテリアに合わせてどうぞ。
おしゃれなほうきのおすすめ②:不精長柄箒
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1830年創業の白木屋中村傳兵衛商店の逸品です。一見しただけで、機能美と「和」が伝わってくるおしゃれなほうきです。当たりがやわらかく、コシがあり、力がいらないという優れた特徴をもっています。伝統工芸品といえるこの逸品で、ほうき生活をデビューしてみませんか。
ちりとりには柿渋が塗ってあります。柿渋は静電気を起こさないという性質があるので、ごみやほこりがちりとりにくっつきません。口コミを読むと、掃除機後にほうきをかけたらたくさんのごみが取れたなんて人も。意外に掃除機が取れないごみや場所があるのかもしれませんね。
おしゃれなほうきのおすすめ③:BIERTA(ビエルタ) Long Dustpan
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BIERTAはおしゃれな家具などを販売しているメーカーですが、ほうきもおしゃれです。直立するので、使わないときにスペースを取らないのも良いところですよね。柄が長く、腰を曲げないでも掃除するところができるのも魅力です。
ちりとりと床のすき間がないので、なんどもほうきを往復なんてことも皆無。ストレスフリーで掃除しちゃいましょう。
おしゃれなほうきのおすすめ④:棕櫚箒
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山本勝之助商店は明治13年創業。今も職人が一本一本手作りされています。「一生モノの手仕事の品と生活する」というコンセプトをかかげる最高級のほうきを購入してみてはいかがですか。アマゾンでも購入可能です。
棕櫚のほうきは非常に耐久性があることでも知られます。そのため、「棕櫚のほうきは一生で三本」とも言われます。とはいえ、普通の人が購入できる安いほうきというところにもこだわりがあります。普通のほうきに比べれば高いですが、長く使えるほうきなので高くはないでしょう。
おしゃれなほうきのおすすめ⑥:DUSTPAN & BROOM red Ole Jensen
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室内の机や棚を手軽に掃除したいなら、このほうきがおすすめ。ミニマルなデザインのほうきに、モダンなフォルムと色のちりとりが良く合います。ちりとりの色は4色あるので、好きな色を選べますよ。
おしゃれなほうきのおすすめ⑥:亀の子束子 手編ほうき
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「亀の子たわし」をご存知ない方はいないでしょう。西尾商店の100年に渡るロングセラー商品です。そんな西尾商店のハンディサイズは、室内から玄関までどこでも使えるほうきとして重宝します。また、価格が安いのも魅力ですよ。
コシがある天然繊維をしっかり編み込んでいるので、小さなほこりも逃しません。本棚やテレビ台などなんでも掃除できますし、耐久性があるので家のなかの玄関用などにも利用できます。柄が短いので車内の掃除に使っている人も多いです。
おしゃれなほうきのおすすめ⑦:アズマ 外ほうき名匠
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玄関周り・庭を掃除するなら、こちらのほうきはいかがでしょうか。フォルムと赤みがかった柄がおしゃれですよね。こんなほうきで玄関などを掃除したら、いつもの日常も絵になりますよ。
おしゃれなほうきのおすすめ⑧:vigar(ビガール) ブルーム&ダストパン
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最後に紹介するのは、ド派手なこのほうき。従来のほうきの概念がサイケデリックにくつがえされています。好みが分かれるところでもありますが、価格が安いのも魅力。気に入ったらアマゾンなどで購入してみてください。
まとめ
かつて日本人の日常生活とともにあったほうき。今また良さが見直されて復活をしてきているようです。室内用、外用、たたみ、フローリングなど用途にあったほうきの選び方と、おすすめ商品を紹介してきました。やはり、最高級品のほうきは工芸品のように気品がありましたね。
とはいえ、高級品といっても、長く使うことを考えれば安いです。いろいろなタイプのほうきをピックアップしたので、ライフスタイルに合ったほうきを選んでみてください。きっと、生活が少し素敵に変わりますよ。