黒引き振袖での挙式がおすすめ!
黒引き振袖とは、江戸時代後期~昭和初期の間に一般的に用いられていた、黒をベースとした伝統的な花嫁衣裳の事を言います。最近では、圧倒的多数だった洋装での挙式よりも、和装での挙式や写真撮影を希望するカップルも増えてきています。
“他の色に染まる事のない”黒の引き振袖は、非常に格式が高く、美しい帯の形にアレンジする事により、一層花嫁さんを華やかに引き立ててくれます。また、伝統的な筥迫を携える事も主流となっていて、合わせて見につける事がおすすめです。
そこで今回は、2019年に挙式予定の花嫁さんにおすすめする、挙式で着たい黒引き振袖についてご紹介していきたいと思います。
黒引き振袖での挙式がおすすめ!打掛との違いは?
黒引き振袖と打掛の違いは、帯が見えているものが引き振袖で、帯が見えない物が打掛になります。カラフルで華やかな印象の色打掛も人気が高い花嫁衣裳の1つですが、帯が隠れてしまうといった特徴があります。
それに引き換え、黒引き振袖の場合は、帯が完全に見える状態にある為、帯のアレンジによって雰囲気を変える事も出来ますし、カジュアルでおしゃれな印象にも魅せる事が出来るので、若い花嫁さんにも人気がある理由の1つでもあります。
黒引き振袖での挙式がおすすめ!筥迫とは?
筥迫(はこせこ)とは、花嫁さんに限らず、七五三などでも使われる、昔のハンドバッグの様な物になります。中には、主にお金や化粧品などを入れて使用します。
外側は艶やかな刺繍を施した布が使用され、華やかで美しいデザインの物も多くあり、黒引き振袖をより一層華やかに演出してくれる小物の1つになります。
黒引き振袖での挙式がおすすめ!帯の結び方をご紹介!:①立て矢結び
立て矢結びとは、斜めに向かって蝶結びをしたような、立体感がり華やかに黒引き振袖を引き立ててくれる、2019年花嫁さんにおすすめの帯の結び方です。
大きめに結ぶ事で、よりゴージャスで華やかな印象に仕上げる事が出来ます。
こちらは、白地の帯を立て矢結びが目を惹きます!
黒引き振袖での挙式がおすすめ!帯の結び方をご紹介!:②花流水矢結び
花流水矢結びは、基本的に矢結びと同じ結び帯の結び方ですが、内側に折り込んだ下羽根をZ字に垂らす事で、より女性らしさを演出してくれる、2019年花嫁さんにおすすめの帯の結び方です。
黒引き振袖での挙式がおすすめ!帯の結び方をご紹介!:③蝶文庫結び
引用: https://pbs.twimg.com/media/DRUKgpKVQAAMdc4.jpg:large
蝶文庫結びは、文庫の上のリボンが可愛らしい印象の2019年花嫁さんにおすすめの帯の結び方です。
黒引き振袖での挙式がおすすめ!帯の結び方をご紹介!:④ふくら雀結び
ふくら雀結びは、ボリューム感のあるお太鼓とたれが印象的で、古典的な雰囲気を出す事が出来る、2019年花嫁さんにおすすめの帯の結び方です。
黒引き振袖との相性が良い髪型は?:①角隠し
引用: https://www.pinterest.jp/pin/416231190540408874/
角隠しは、日本の伝統的な文金高島田と言われる髪の上に、頭を白絹で出来た覆う形で被る髪型の事で、黒引き振袖との相性も良い、おすすめの髪型です。
黒引き振袖との相性が良い髪型は?:②洋髪
引用: https://www.pinterest.jp/pin/87960998950437038/
最近は、和装の黒引き振袖に洋髪のアレンジを組み合わせた挙式スタイルも人気があり、全体的なバランスが良い事から選ぶ花嫁さんが多い様です。
黒引き振袖との相性が良い髪型は?:③レトロ感
引用: https://www.pinterest.jp/pin/455074737324400826/
昭和初期の様なレトロ感のある髪型も、黒引き振袖との相性が良くおすすめです。
黒引き振袖が挙式におすすめ【2019】:まとめ
2019年の挙式におすすめの黒引き振袖について、まとめてご紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。日本の伝統的な黒をベースとした黒引き振袖は、帯や髪型をアレンジする事で、より華やかで美しく花嫁さんを演出してくれます。これから挙式を控えている花嫁さんは、ぜひ黒引き振袖で晴れの日を迎えてみませんか?