フローリングにカビが生える原因
フローリングは掃除も簡単なので便利ですが、カビが発生する時があります。フローリングに発生するカビは、白いものや黒いものがあり、一度発生すると同じ場所に繰り返し発生しやすくなるので、注意が必要です。カビは人体に影響を及ぼす物質なので、カビが発生しているのに気づいたら、すぐに対処しないといけません。
引用: https://www.instagram.com/p/BqASMKKHHDw/
日本の住宅は気密性が高いので、湿気がこもりやすくカビが発生しやすい住環境にあります。カーペットの下や冬の間の結露などで、湿気が多くなりカビが発生してしまう事が多いです。フローリングに布団を敷いている人も、汗などで湿気がこもってしまうので、カビが発生しやすい状況にあります。フローリングにカビを発生させない予防法や、発生してしまった時の対処法などを紹介していきますので、さっそく見ていきましょう!
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:①やってはいけない事
フローリングが白くなっていたり、黒い点々が…カビが生えてしまった!となると焦って急いで対処してしまうと思います。ですがフローリングのカビにしてはいけない行為があるので紹介します。
①カビキラーを使う
引用: https://www.instagram.com/p/BjlbGb5DHdv/
カビ=カビキラーと発想するかもしれませんが、フローリングにカビキラーは使わないようにしましょう。カビキラーは塩素系漂白剤なので、フローリングに使ってしまうとフローリングの色が落ちてしまって、カビよりもダメージを受けたフローリングが目立ってしまう事になります。
②掃除機をかける
普段の掃除ではまず掃除機をかけてから、拭き掃除をする人が多いと思いますが、カビを見つけたら掃除機をかけるのは絶対にやめましょう。カビを掃除機で吸ってしまうと、掃除機の排気口からカビをまき散らす事になります。部屋中にまき散らされたカビは、あちこちに散らばり、カビが発生しやすくなってしまうので注意です。はじめにモップやいらない雑巾などで、カビを優しくふき取るようにするのが正解です。
③メラミンスポンジを使う
引用: https://www.instagram.com/p/Brt-GzHnyC3/
簡単にキレイになるお掃除の味方、白いメラニンスポンジですが、フローリングのカビには使ってはいけません。フローリングを白いメラミンスポンジでこすると、フローリングのワックスや光沢が失われてしまい、こすった所だけ板のような質感になってしまいます。白っぽく変色もしてしまうので、カビよりもダメージが目立つ結果になるので注意しましょう。
関連記事
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:②お酢でカビを落とす
フローリングのカビを落とすのに有効なアイテム【お酢】を使った方法がおすすめです。どこの家庭にも常備してある事の多いお酢なので、急にカビを発見した時もすぐに対処する事が出来ます。お酢が家になくても、安価ですぐに手に入れる事ができるので、お酢は掃除用にも1つ常備しておくのもおすすめです。お酢を使ったフローリングのカビの落とし方は簡単です。
①白いカビや黒カビがある部分にティッシュを置きます。
②ティッシュの上からお酢をかけ、ティッシュがお酢に浸るぐらいしっかりかけます。
③30分ほど放置します。お酢なので時間を置きすぎても大丈夫なので安心です。
④ティッシュを外し、ブラシなどでしっかりゴシゴシこすります。
⑤雑巾などでふき取り、水拭きして乾拭きします。
⑥仕上げにエタノールや消毒用アルコールをかけて完成です。
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:③無水エタノールで落とす
引用: https://www.instagram.com/p/BmA9IVNnWae/
フローリングの白いカビや黒カビは、無水エタノールで落とせる場合があります。無水エタノールにはタンパク質を固める作用があるので、カビいの活動を抑制して消毒や殺菌をしてくれます。すでにカビが発生して時間がたっているものは無水エタノールで落とすのは難しいですが、少しのカビなら落とせる場合もあります。
引用: https://www.instagram.com/p/BrG3bS5H76G/
落とす方法も簡単で、①無水エタノールをスプレー容器に入れて、カビの部分に吹きかけます。
②そのあとモップやフローリングワイパー、いらない雑巾などでしっかりふき取るだけで完成です。
ただ、フローリングによってはダメージを受ける場合もあるので、目立たない所で必ず試してからするようにしましょう。
関連記事
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:④逆性石鹸で落とす
引用: https://www.instagram.com/p/BYxdlHLlRof/
上記の無水エタノールや消毒用エタノールで、フローリングがダメージをうけてしまう場合は、逆性石鹸の使用がおすすめです。使い方は、①水で薄めた逆性石鹸をスプレー容器に入れ、カビにふきかけます。
②いらない雑巾やモップでしっかりふき取ります。
頑固な汚れには、逆性石鹸をスプレーし、数分おいてからふきとるのがおすすめです。あまり長い時間放置するとフローリングが水分を吸収してしまうので、注意しましょう。
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:⑤中性洗剤で落とす
引用: https://www.instagram.com/p/BrH8SLzBCal/
カビの黒ずみには中性洗剤も有効です。カビの部分に中性洗剤をたらし、汚れを浮きだしてからふき取ります。中性洗剤のほかにもお掃除アイテムで人気のある重曹でもカビを落とす事が出来ます。重曹の場合は、カビの上に重曹をまき、その上から水をかけてふき取るとキレイになります。
引用: https://www.instagram.com/p/Br3ggtEHggX/
そのほかにもセスキ炭酸ソーダを使ったカビ落としの方法もあります。セスキ炭酸ソーダの場合は、水とセスキ炭酸ソーダを混ぜたものをカビにスプレーし、かたくしぼった雑巾でふき取るだけです。どれも簡単なので、ご自宅のフローリングに合った方法で試してみましょう。
関連記事
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:⑥フローリングの溝のカビの落とし方
引用: https://www.instagram.com/p/Br35P7gneg9/
フローリングの表面はキレイになったけど、フローリングの溝の部分の汚れが取れないという場合のおすすめ方法も紹介します。フローリングの溝には中性洗剤と、つまようじを準備します。フローリングの溝に中性洗剤をたらして汚れを浮かします。汚れがういてきたら、つまようじで溝にそって優しく掘り出します。
出てきた汚れは雑巾などでしっかりふき取り、溝の部分は綿棒などを使ってふき取るのも◎。仕上げにエタノールや消毒アルコールなどを吹きかけておくと、カビの予防にもなるのでおすすめです。
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:⑦ニスを使った補修方法
引用: https://www.instagram.com/p/BosvoWvH-nD/
カビを取り除いたあとに、フローリングがダメージを受けてしまったり、経年劣化でフローリングが白い・きたなくなっている場合、自分でニスを使った簡単な補修方法があります。業者に頼むのはちょっと…と思っている人にもおすすめの補修方法です。準備するものは、①紙やすり②フローリング用ニス③ニスを塗るハケです。
引用: https://www.instagram.com/p/BodBl-pgTiV/
①まずニスを塗りたい部分のフローリングを紙やすりで平に削ります。
②削れて平になったら、ニスを塗っていきます。
③ニスが乾くまで数時間おき、もう一度ニスを塗っていきます。
④重ねるごとにキレイになっていくので、数回ニスを重ねていけば完成です。
乾いた後に、フローリングワックスなどをかけるとサラサラになるのでおすすめです。
関連記事
フローリングのカビの落とし方・予防・補修方法おすすめ:⑧カビの予防方法
最後にカビの予防方法を紹介します。一番のカビの予防方法は、湿気をためない事です。日ごろからよく換気をし、湿気がたまらないように、空気の流れを作っておくことが大切です。冬の間の結露なんかは、こまめにふき取る習慣をつけましょう。結露防止テープなどを使用している場合、そのテープにカビが生える時もあるので注意が必要です。
また、こまめに掃除をする事も重要です。掃除をする事で、カビの栄養源になるほこりなどをなくし、カビの予防につながります。布団やカーペットなどを敷いている人はカビの温床になりやすいので、こまめに干したり風通りをよくするように注意しましょう。
【まとめ】フローリングのカビは落とせる!無理な場合はプロに
引用: https://www.instagram.com/p/BYPlYG7l8mg/
いかがでしたか?白いカビや黒いカビを見つけた時はショックだと思いますが、落とす方法はあるので安心しましょう。紹介した方法でも落とせないような、奥まで浸透してしまっている状態のカビは、無理せずプロにお任せするのが安心です。早めに対処してきれいなフローリングで過ごしましょう!
引用: https://www.instagram.com/p/BrT71cRHuJe/