名探偵コナンは本格ミステリー漫画!
名探偵コナンの作品紹介
『名探偵コナン』は原作青山剛昌さんの大人気推理漫画で、1994年から週刊少年サンデーより連載開始して2020年8月現在もまだ続いています。1996年にテレビアニメが放送され、1997年には初の映画化もされました。
テレビアニメ10周年特別企画で実写ドラマが放送されたり、2017年に公開された劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌」が最高興収60億円突破も果たしました。また2017年には単行本の総発行部数が2億冊を突破するなど、国民的漫画と言っても過言ではない作品です。
名探偵コナンのあらすじ
『名探偵コナン』の主人公である工藤新一は同級生である毛利蘭と一緒に遊園地に訪れた際に、黒い服を着た男たちを見かけます。不審に思った新一が男たちを追うと「黒の組織」の取引現場を目撃してしまい、組織の仲間に取引現場を見ていることがバレてしまいます。新一は、組織の1人であるジンという男に毒薬「APTX4869」を飲まされ意識を失いました。
新一が目を覚ますと、体は縮んでしまっていました。何とか自宅にたどり着いた新一は隣人の阿笠博士の協力によって、小学1年生の江戸川コナンとして毛利家に居候することになります。こうして新一は自分の体を小さくした「黒の組織」の悪事を暴くため、江戸川コナンとしてさまざまな事件を解決していきながら組織を追って行くことになるのです。
妃英理の旦那の毛利小五郎の人物像
これは依頼の内容に驚きを隠せず顎が外れているように見えるが、トーストを咥えているだけの毛利小五郎。 pic.twitter.com/49Z7pr6sJZ
— https://www.音空.com/ (@nex_caulfield) April 13, 2020
毛利小五郎は『毛利探偵事務所』を経営している38歳の私立探偵であり、探偵になる前は警視庁捜査一課の刑事でした。また毛利蘭の父親で、居候している江戸川コナンの保護者役をしており、3人で事務所兼自宅がある東京都米花町に住んでいます。
『眠りの小五郎』
まるで寝ながら推理をしているような様から『眠りの小五郎』という異名で有名となっています。しかし、そのほぼ全てがコナンの替え玉推理による賞賛の声であり、小五郎自身は『迷探偵』と言われるお笑い担当な木偶の坊です。ごく稀に今までの経験からかなのか、驚異の推理力を発揮してコナンを驚かせることもあります。
小五郎はコナンによる替え玉推理のおかげで記憶に無い賞賛を受け、本人も何度か疑問を抱きます。しかし最終的に『非常事態になれば自身に眠っていた推理力が発揮され、それにエネルギーを使うせいで記憶が消える』という訳の分からない憶測に辿りつきました。
小五郎といえばオールバックにちょび髭でスラッとした身体が特徴的です。その中身はとても短気であり、コナンが事件に介入しようとするとすかさずゲンコツを打ち込む粗暴な一面を持ちます。褒められるとすぐに鼻の下を伸ばすタイプでもある小五郎は、どんな理由でも褒められたりすると舌をだして高笑いする癖を持っています。
毛利小五郎の特技は柔道
学生の頃から熱心に打ち込んできた柔道技は凄腕です。得意の一本背負いで自分よりも大きな犯人を投げ飛ばし確保したこともあります。しかし学生の頃は上がり症のせいで大会で記録を残すことはできませんでした。
小五郎は極度の高所恐怖症であり、高い位置から外を見ると滝のように汗を流てしその場から動けなくなってしまいます。しかしこれは原作には無いアニメオリジナルの設定です。また、小五郎はあまり物怖じしない人物であるものの、娘の蘭や妻の英理のこととなると大いに取り乱すほど家族を愛しています。
毛利小五郎の妻の妃英理の人物像
妃英理は毛利蘭の母親であり小五郎の別居中の奥さんで、妃法律事務所を経営している女性弁護士です。現在は『ゴロ』と言う名のロシアンブルーと一緒に生活しています。年齢は小五郎や新一の母親・工藤有紀子と同じ38歳ですが、抜群のプロポーションと美貌、物凄く切れる頭を持ち『法曹界のクイーン』という異名で世間に認知されています。
妃英理は柔道を小五郎から教わっており、一本背負いで犯人を投げ飛ばしたこともあります。
料理が苦手な妃英理
妃英理は極めて頭脳明晰で民法や刑法を暗唱できるほどの記憶力を持ち、その頭脳は高校1年生のときにすでにハーバード大学への留学を進められるレベルでした。英理は凄まじい頭脳を持つものの、料理は小五郎に『特徴的な味』と言われるほど下手です。
この料理下手が喧嘩の発端となり、離婚まではいかないまでも今後の別居への決定打となりました。さらに英理の料理を食べさせらた幼少期の新一は英理の料理がトラウマとなり、シチューのときは小五郎と脱走を試みるほど心と身体に傷を負いました。
妃英理の本名は毛利小五郎の氏で『毛利絵里』
現在英理は『妃』という旧姓を名乗っていますが、小五郎とはただ別居しているだけで離婚をしたわけではないので戸籍名は『毛利英理』です。作中でも野球選手のサインボールや病室のネームプレートには毛利絵里と書かれています。蘭がいくら間を取り持とうとしても毎度台無しになってしまうパターンが定番化しているせいで、2人が仲良しになるまでには至りません。
毛利小五郎と妃英理の馴れ初めエピソード
毛利小五郎と妃英理はもともと米花町出身の幼馴染であり、大学時代に学生結婚と言う形で入籍しました。当時はお互い学生であったために収入面において生活が厳しく、小五郎は家庭教師のアルバイトで収入を得ていました。その後20歳で蘭を出産し、蘭が7歳の時に別居生活となってしまいました。
小五郎がまだ警察署に勤めていたとき、逃げ出した犯人が英理を人質にとる事件が発生します。小五郎は咄嗟の判断で英理の足を打ち怪我をさせ、それに怯んだ犯人を確保しました。
この時に負った怪我で自宅療養をした英理は心を込めて小五郎に手料理を振る舞ったものの、小五郎は『こんなもん作る暇があったら寝てろ!』と怒鳴り大ゲンカに発展してしまいます。
毛利小五郎と妃英理の馴れ初めエピソード②
英理は真心こめて懸命に作った手料理に対して『こんなもん』と言われ、激怒してしまいます。しかし、その罵声は怪我から回復して間もない英理の身を案じた小五郎の思いやりからの言葉でした。この些細なすれ違いにお互い気が付けず、そのまま亀裂が修復されることなく別居に至ってしまいました。
小学校から高校まで同級生だった毛利小五郎と妃英理。学生時代もいつも喧嘩していたそうですが、当時から英理が好きだったのか小五郎はよく英理にちょっかいを出していたという仲良しエピソードがあります。高校生のころにはミスコンのことを『ミステイク』の略だと勘違いし、ドジな英理に投票しようとしました。しかし本来の意味を聞いて投票を辞めてしまい、小五郎の一票を巡って大波乱となったこともありました。
毛利小五郎と妃英理の現在の心境は?
名探偵コナン沢山見てきたけど
— 八一🦌ゲーム実況 (@81hokusai) June 11, 2020
普段は迷探偵の毛利小五郎が
いざって時に自力で事件を解決するの話の方が印象強いし好き pic.twitter.com/dGM5ww4wu6
二人は別居後もお互いに悪口を言いあい、たまに再会してもツンツンしていて仲良しとは言えません。しかし小五郎は誕生日に5万円もするネックレスをプレゼントしようとしたり、英理が紛失した結婚指輪を秘かに探し出したり、英理の身に何か起こった時には大慌てで病院に駆けつけるなど、本当は英理が大好きです。英理に戻ってきてほしいとお願いしたこともあったものの、無視されてしまい復縁は叶いませんでした。
また、小五郎が別居生活に限界を感じて戻ってきてほしいと頼んできたときは、イヤホンで音楽を聴いているふりをしながら実はこの小五郎ボイスを録音していました。そして自身の弁護士事務所にてコーヒーを飲みながら小五郎ボイスを再生し『こんなんじゃゆるしてあげないんだから』と笑みを浮かべます。英理も素直になれないだけで小五郎が大好きです。
毛利小五郎と妃英理は最高の夫婦
キャラ誕にて『妃英理』さんの誕生日を114番目にお祝いしました!
— 千比絽@ヘルニアになりました……🏥 (@h_c514) October 10, 2019
記録→ https://t.co/Jdl0criXmL #妃英理生誕祭2019 pic.twitter.com/ZQ9PecaaSe
小五郎はこんな格好いいセリフで英理に告白しました。これからも離婚せず英理のことを大事に思い続けてほしいですね。