【ドラゴンボール】作品紹介【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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漫画家・デザイナーとして有名な鳥山明(とりやまあきら)による漫画作品「ドラゴンボール(DRAGON BALL)」。今回はドラゴンボールに登場するランチというキャラクターの謎についてまとめていきたいと思います。
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世界中に散らばった七つの球すべてを集めることができると、どんな願いでも一つだけ叶えられると言われるドラゴンボールを巡り、主人公である孫悟空を中心に展開する、「冒険」「友情」「夢」「バトル」を描いた長編漫画です。原作コミックスは全42巻。
テレビアニメは「ドラゴンボール」を始めとし「ドラゴンボールGT」「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボール改」「ドラゴンボール超」の全5作に渡り製作、放送されました。日本を代表する大人気漫画作品です。
【ドラゴンボール】第2のヒロイン、ランチ【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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ランチとは、ドラゴンボール初期に登場していた女の子のキャラクターです。青い髪に赤いリボン、大きな瞳が特徴的な可愛らしいキャラクターで、性格は穏やかでどちらかというと大人しめ。また、天然な一面もあります。しかし意外にも家庭的な一面もあり、家事は得意で面倒見もよく、当時まだ子供の孫悟空やクリリンを可愛がっていました。
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そんなランチはそのビジュアルの可愛さや性格の女の子らしさから読者からも絶大な人気を得ており、第2のヒロインなんて言われていました。
【ドラゴンボール】二重人格キャラ【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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人気キャラクターのランチは実は最大の特徴があるのです。それは、くしゃみをすると髪の色を始めとし、性格や顔つきまで変わってしまうという二重人格のキャラクターだったんです。髪は金髪になり、顔は強そうなつり目に。一人称は俺になり、性格は乱暴で常に銃を持っています。場合によってはすぐに銃を乱射。なかなか強烈なキャラクターですが、正真正銘あの穏やかなランチなのです。
【ドラゴンボール】ランチ役の声優は誰?【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
アマプラで懐かしさからドラゴンボール劇場版第一作観たんだけど、普通に面白いわ。
— 岬 (@misakiretriever) August 8, 2020
パスタさん(cv小山 茉美)がね…いいよね… pic.twitter.com/cDIWqExOz6
そんなドラゴンボールのランチ役の声優は、女優・ナレーターとしても活躍している小山茉美さんです。1974年にアニメ「一休さん」で声優デビューを果たし、以降様々なテレビアニメに声優参加。小山さんの代表作といえば「Dr.スランプ」の主人公・アラレ役です。
そう、Dr.スランプといえばドラゴンボールと同じく鳥山明先生の代表作。アラレ役の声優とランチ役の声優が同じだったとは驚きですね。他にも「キテレツ大百科」の初代コロ助役、「名探偵コナン」のベルモット役、「魔法のプリンセス ミンキーモモ」のミンキーモモ役などが代表作に挙げられます。
【ドラゴンボール】天津飯との関係性【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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ランチと天津飯の関係性についてまとめていきます。天津飯とは、同じくドラゴンボールに登場している亀仙人というキャラクターのライバル、鶴仙人の弟子として登場するキャラクターです。スキンヘッド頭に太い眉毛、筋肉質でガタイのいい身体が特徴的。また、3つの目を持っていることでも有名ですね。
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当初、最強の殺し屋を目指していた天津飯は非道を貫く闘い方でした。それが、孫悟空や亀仙人と触れ合い改心していきます。そんな天津飯の様子を見ていた金髪ランチは天津飯に一目惚れ。天津飯に文通を持ち掛けたりと可愛らしい乙女な一面も見せていました。アニメ版でも2人はいい雰囲気になるシーンがありました。
【ドラゴンボール】ランチの最後【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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孫悟空の実の兄、ラディッツが地球を訪れる約5年前。ランチは天津飯を追いかけ、カメハウスから出て行ったようです。そしてそれを最後にランチはそれ以降一度もドラゴンボール本編に出てきていないのです。また追いかけていった末、天津飯と再会できたかどうかすら本編では語られず、ランチの行方、その後は謎に包まれたまま終わってしまったのでした。
【ドラゴンボール】ランチのその後は?【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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ランチのその後について、本編では描かれなかったものの、原作者の鳥山明が語っています。
ランチと天津飯はあの後、すれ違いで会えなかったようです。しかしその後のことについて「天津飯が折れて、結局一緒に暮らしてるんじゃないか」と鳥山明は語っています。原作者が語っているということは、2人に関してはそれが全てなのだと思うのですが、ファンとしてはやはり本編で描いて欲しいという気持ちは強くあったのではないでしょうか。
【ドラゴンボール】消えた理由①【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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そもそも、絶大な人気を誇っていたキャラクターにも関わらずなぜ突然姿を消したのか。これには制作側の理由があると噂されています。
二つ考えられる大きな理由のうちの一つは、ランチの二重人格という設定。現在、あらゆる作品で二重人格という症状は取り上げられており、ランチのように面白おかしく描かれることも決して珍しくないのですが、ドラゴンボールが連載されていた当時は実は二重人格というのは珍しい設定だったのです。
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そもそも二重人格というのは医学的に「解離性障害」とも言い、精神病の一種とされています。そのためそれを取り扱ってしまったことで、精神病患者の支援団体、または医療機関からクレームがあったという噂が囁かれているのです。理由としては確かに納得できるものですよね。しかしもう一つ考えられる理由があるのです。
【ドラゴンボール】消えた理由②【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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もう一つの理由というのは、ドラゴンボールに欠かせないサイヤ人の存在。ランチはくしゃみをすると金髪になり凶暴化するという特徴がありますが、サイヤ人の代表である孫悟空やベジータもランチと同じように普段は黒髪なのが金髪になり戦闘力が何倍にも上昇します。
そんな物語の主人公、サイヤ人の特徴とランチのキャラ設定が被ってしまいサイヤ人の存在感が薄れてしまうため、ランチは消えたのではないかという憶測が囁かれているのです。
【ドラゴンボール】まとめ【人気キャラ・ランチはなぜ消えた?最後やその後は?】
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今回は鳥山明による大人気漫画作品、「ドラゴンボール」の連載当初に登場していた人気キャラクター、ランチについて、キャラクタープロフィールや天津飯との関係性、消えた理由について詳しくまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
可愛らしいビジュアル、また二重人格という当時では珍しい設定が目を引き、第2のヒロインと言われるほどの人気を誇っていましたが、突然ドラゴンボールの世界から姿を消してしまいました。読者は当たり前のようにまた登場するだろうと思っていたところ、そんな期待を裏切るように二度と本編に登場することはありませんでした。
消えた理由やその後などまとめてみましたが、ランチの再登場を待っていたであろう読者にとっては、理由はどうあれ残念だったかと思います。漫画制作、キャラクター制作もいろんな苦労が付き物ということが改めて思い知らされたような気さえしますね。