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【劇場版Free!】Free!RWをネタバレ徹底考察!見どころも紹介!

2019.07.29

2019年夏7月に公開された『劇場版 Free!-Road to the World-夢』。「Free!」3期を再構築してまとめ、新カットを追加した本作についてその見どころをネタバレ紹介していきます。元となった「Free!DF」のネタバレも含みます。

  1. 【Free!RW】「Free!」とは
  2. 【Free!RW】見どころ①遙と真琴の幼少期【ネタバレ】
  3. 【Free!RW】見どころ②変わらない友情【ネタバレ】
  4. 【Free!RW】見どころ③新岩鳶水泳部の絆【ネタバレ】
  5. 【Free!RW】見どころ④真琴と宗介の友情【ネタバレ】
  6. 【Free!RW】見どころ⑤貴澄の人脈【ネタバレ】
  7. 【Free!RW】見どころ⑥金城楓のシーン【ネタバレ】
  8. 【Free!RW】考察①怜の将来【ネタバレ】
  9. 【Free!RW】考察②渚の将来【ネタバレ】
  10. 【Free!RW】考察③金城と日和・郁弥の確執【ネタバレ】
  11. 【Free!RW】考察④今後のアルベルトと遙【ネタバレ】
  12. 【Free!RW】「Free!RW」についてまとめ

「Free!」とは、水を好み、水に気に入られている青年・七瀬遙と、彼とともに競泳を泳ぐ友人や先輩などとの絆を描いた青春スポーツアニメになります。テレビシリーズは第3期まで、劇場は本作含め5本が上映されるなど、非常に人気の高い作品となっています。

『劇場版 Free!-Road to the World-夢』は、アニメシリーズ第3期となる『Free!-Dive to the Future-』をまとめ新作カットを入れ込んだ、半総集編・半新作といったものになります。

「Free!」シリーズの始まりといえば、やはり遙と幼馴染の橘真琴ですよね。映画では、新カットとして幼稚園時代の2人の姿を見ることができます。家が近所なので、生まれたときからずっと一緒というのもわかりますが、地元を離れ東京に出ても一緒というのはなかなか仲良しですよね。

遙と真琴の絆というのは、『Free!』や「Free!ES」などでも描かれてきましたが、これほど幼いときから一緒というのは、やはり目を見張るものがあります。映画は2人の幼少期からスタートするので、今までテレビシリーズで続けてきた真琴と遙からスタートする始まり方を彷彿とさせますね。

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「Free!DF」は最終話で、遙と真琴、そして小学生の頃一緒にメドレーリレーを泳いだメンバーである松岡凛が横に並んで話すシーンがあるのですが、そのシーンと対応するように、小学生の頃同じように並んで将来の夢を話し合うシーンが新カットとして追加されていました。

小学生の頃夢を語り合ったように、今も夢を語り合えるというのは、並大抵の絆ではできません。絶対的な絆で結ばれた変わらない友情は、見ていて心が温まりますね。また、小学生のシーンでは、もう1人のリレーメンバーで1歳下の葉月渚もいます。現代で3人と一緒に並んでいないことに寂しさも感じますが、彼も彼で同い年のチームメンバーと一緒にいるなど、同い年だからこその絆というものも感じられますね。

テレビシリーズでは、大学生組がメインとなったので、あまり高校生組は取り上げられませんでしたが、映画では岩鳶高校のメンバーについても多く取り上げられました。岩鳶高校の3年生となった渚、部長の竜ヶ崎怜、凛の妹でマネージャーの江、そして顧問の天ちゃん先生が話している最中、天ちゃん先生の差し入れのお菓子で怜は酔っ払ってしまいます。

後からやってきた1年生に、それぞれの良い点、改善したほうがいい点をアドバイスしつつ、「チームを繋ぐものは愛だ」と力説するなど後日見直したら恥ずかしい姿を披露した怜。しかし、その言葉はきちんと後輩たちの心に届き、まさに「繋ぎ受け継がれていく」、特別版の「Free!TYM」で怜が伝えたかったことが伝わった形となりました。

「Free!DF」で、日本の帰国し東京にやってきた凛と真琴が話すシーンで、凛の幼馴染である山崎宗介のことを真琴が気にしている場面があります。真琴は、宗介の肩の手術が成功したかどうかが気になっているようでした。真琴がいつ宗介の手術について知ったのか、というのは映画の新カットとして追加されていました。

東京に手術を受けに来た宗介と偶然会い、そこで聞いた様子。その最中、大学1年の青年である彼らの姿が小学生くらいの子ども姿に変わるシーンが登場します。まるで子どもが将来の夢を語るような、将来の願いを語るようなシーンには、出会ってから1年ほどでも強い友情は生まれることを表しているようですね。また、選手に寄り添うトレーナーを目指す真琴の才能を表したようにも感じられます。

遙と真琴の中学時代から友人であり、宗介と凛の小学生時代からの友人でもある鴫野貴澄。遙たちが中学時代一緒にメドレーリレーを泳いだ桐嶋郁弥や椎名旭とも友人で、大学生になった「Free!DF」では、郁弥の友人・遠野日和にも声をかけるなどその人懐こさとコミュニケーション能力の高さが際立つ貴澄。

貴澄自身は、ずっとバスケをやっているので水泳の仲間ではないのですが、彼のおかげで水泳選手同士に縁ができるというのはなかなかすごい部分。映画の新カットとして、凛・宗介と、郁弥・旭・日和が会うシーンが追加されたのですが、それぞれを紹介するのが貴澄なのです。特に遙の泳ぎに魅せられた凛と郁弥の出会いは、ファンにとって待ち望んだ邂逅ではないでしょうか。

「Free!DF」では姿が出たものの、何も誰とも話すことなく出番が終わってしまった鳴武沢大学の金城楓。年齢としては遙たちと同い年になりますね。日本記録に最も近い男と言われ、全日本選抜では大会新記録を叩き出すなどその実力が強調された楓のシーンも、映画で新たに追加されました。

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映画終盤、郁弥を待つ日和に声をかけた楓は、日和を挑発するようなことを言って絡んでいきます。やっと出番が来たのに悪役のようなシーンしかなかった楓ですが、その言葉と実力が伴っているのがすごいところ。フリーを泳ぐ遙たちにとって強大な敵になることが予想され、次回作での彼の活躍がさらに期待されますね。

後輩たちに「チームを繋ぐものは愛」と力説した怜。個人種目で全国大会に出場を果たすなど、最初泳げなかったのが嘘のようですね。そんな怜のシーンで、子どもの頃の場面が新たに追加されていました。泳ぐことのできない幼少期の怜が、テレビに映されている競泳を見て、どこか羨むような場面です。

怜はなんだかんだと昔から自由に泳げることを夢見ていたのかもしれません。高校から水泳を始めて全国までいくというのは、並大抵の努力で叶うことではないですよね。そして、ここで気になるのがこの先の進路です。先ほどの言った通り、泳げない状態からたった2年で全国の舞台まで上がってくるというのは、相当の努力がなければできません。

3年の夏はそろそろ進路を決め始めなければいけない時期。水泳の楽しさや、部長としてチームをまとめてきた彼が、高校で水泳を辞めてしまうのか、という部分ですが、競泳の選手となるかどうかはわかりませんが、何らかの形で競泳に関わっていくのではないかと予想されます。

怜は、海にプカプカと浮かぶ、遙・真琴・凛を見て、何かを決めたような晴れやかな表情を浮かべます。ずっと「繋がり」や「絆」を大切にしてきた怜。選手である遙と凛、選手を辞めた真琴が変わらない絆を持っている姿を見て、同じ世界に行くこと望んだのか、泳ぐこと以外の繋がりに気付いたのかはわかりませんが、ここで全く別の道を選ぶことはないのではないかと推察されます。

テレビシリーズ第2期となる「Free!ES」で、渚は将来なりたいものとして「ペンギンの飼育員」「トレジャーハンター」「ダイバー」「旅行ガイド」などをあげていました。水泳自体は好きなのに、何故「競泳選手」は候補に上げなかったのでしょうか。それは、彼は昔から「みんなで泳ぐこと」に楽しさを感じていたからではないかと考えられます。

渚が岩鳶高校に来たのも、また遙や真琴と泳ぐためです。1秒を争う世界で、勝負以上に、泳ぐこと自体を楽しんでいたように感じます。もちろん、同学年でライバルとなる鮫柄学園の似鳥愛一郎に「負けないよ」と言ったり、泳ぐからには勝つことを意識しますが、それは勝ちにこだわっているからでた言葉というわけではないでしょう。

渚と愛一郎の対決は、今まで渚が勝ち続けてきていたのですが、最後の最後ので愛一郎の勝利となりました。おそらく愛一郎は負けたくないと強く思っており、その「競泳をやる意味」の違いが出たのではないかと想像されます。試合が終わり晴れ晴れとした笑顔で「楽しかった」というシーンは、渚がこれで競泳の世界から離れてしまうことの表れのようにも感じます。

しかしその後、海に浮かぶ遙たちを見る怜の晴れやかな表情を見て、渚は顔を輝かせました。怜の表情を渚がどう読み取ったのかはわかりませんが、おそらく渚も何か水泳に関する道へ進むことを決めたのではないでしょうか。競泳とは違う、みんなで楽しめる水泳を仕事として目指すのではないかと考えられます。

映画で最大の謎となったのか、楓と日和・郁弥の関係です。楓は、日和が中学時代アメリカへ行ったこと、高校時代に日本へ戻りそれからは伸び悩んでいることなど、様々なことを知っているようでした。ただ、友達というわけではなく、胸ぐらを掴むなど仲はあまりよくなさそうですね。

楓について、遙のコーチをしている東龍司は「何かを捨てないと、ああは強くなれない」と言うなど、彼が水泳選手として力をつけるために何かを取捨選択したことを想像させます。龍司や遙たちにとっての「何か」はおそらく「仲間」や「情」ではないでしょうか。

日和の胸ぐらを掴む楓に「その手を離せよ」と声をかける郁弥や、その後郁弥を見下す発言をする楓を止める兄の桐嶋夏也、同じように金城を牽制する宗介など、日和や郁弥は仲間とともに金城と対峙。このことから、金城が捨てたものも、そういった繋がりなのではないかと予想されます。

楓がそれらを捨てたことで何故日和たちに突っかかる理由となるのか、それは現段階で判断できませんが、「仲間」と「水泳」両方持ったままでいようとする姿に多少なりとも反感があるのでしょう。彼の過去が明かされることで、それも明らかになると考えられます。

映画で新しく追加されたシーンに、アルベルト側のものもあります。アルベルトが遙の全日本選抜の試合を見ている場面で、コーチらしき車椅子の乗った男性が「お前はマシーンだ」とアルベルトに言うのです。「Free!DF」を見返しても、彼が機械らしい部分などは存在しません。

これはおそらく「感情などを捨て、ただひたすら記録を伸ばし続けるようにしろ。お前の価値はそれだけだ」と言う意味だと思いますが、そう考えると非常に悲しいものがありますよね。遙の映像を見て笑うアルベルトが、コーチと会ったときは悲しそうにな表情になるのが、なんとも印象に残ります。

彼はおそらく楓に似たタイプなのではないでしょうか。アルベルトもまた「自分の意思」や「気持ち」を捨てることで、世界記録を叩き出すほどの強さを手に入れたのではないかと考えられます。ただ、楓と違うのは、水泳では自分を殺しつつ、それ以外ではきちんと自分の気持ちも大切にしているところ。

日和が楓に、「君も七瀬くんと泳げばわかる」と言うシーンがありますが、おそらくアルベルトも、遙が彼を超えることで救われる、自由な心を取り戻すことができるのではないでしょうか。今は遙の実力が下なので、遙に惹かれるものの何かを変えるほどには魅了されていません。しかし今後、遙がフリーなまま力をつけることで、アルベルトも変わっていくのではないかと予想されます。

「Free!RW」は、3期で描かれなかった部分を補完し繋いでいることで、非常にわかりやすくなっているのが特徴です。もちろんカットされている部分も多いですが、重要なシーンはきちんと描かれており、3期を視聴していない方でも内容を理解できます。また3期を視聴した方でも新規カットが多いので十分楽しめる内容となっていますよ。