リコについて紹介する前に、まずは進撃の巨人にリコが登場するまでのあらすじを振り返ってみましょう。進撃の巨人のあらすじを紹介する中で、ネタバレ要素を含むため注意してください。進撃の巨人の世界には、人間を捕食する巨人が存在します。巨人の襲撃により母親が死亡したエレンは、巨人に復讐を誓い104期訓練兵に志願しました。その後、104期訓練兵としてさまざまな訓練をこなしていきます。

そんな中、壁上で作業をしているエレン達の前に超大型巨人が出現し、戦闘を開始します。エレンは巨人に捕食された仲間を助けるため、巨人に立ち向かいますが、丸のみされ死亡したと思われていました。しかし、エレンも知らなかった巨人化の能力でその場を切り抜け、立体起動装置のガス切れを起こしたミカサ達を助けます。無事に巨人達を殺し、帰還したエレンが目覚めた時には、周囲を兵団が囲んでいました。

そして、エレンを守るようにミカサとアルミンが立っています。エレンは記憶が混乱し、今の状況がのみ込めていません。しかし、人間が巨人化できると知らなかった兵団からすれば恐ろしい存在だったのです。そのため、エレンを処分すべきだとキッツ隊長は考えました。エレンが自身の巨人化について知らないと気づいたリコは、キッツ隊長に即刻処分すべきだと訴えたところで進撃の巨人に初登場します。

リコ・ブレツェンスカが進撃の巨人に登場する流れが分かったところで、次は基本プロフィールを確認してみましょう。リコのプロフィールを紹介する中で、進撃の巨人のネタバレ要素を含みます。

リコ・ブレツェンスカは駐屯兵団に所属している兵士です。身長156cm、体重52kgで性別は女性です。12月7日生まれと誕生日は判明していますが、年齢は公開されていません。また、原作進撃の巨人では「リコ」しか名前が公表されていませんでした。しかし、アニメ進撃の巨人で「リコ・ブレツェンスカ」とフルネームが判明します。

リコはメガネをかけた短髪の可愛い女性です。小柄な体型の女性で、現実的な考えを持っています。そのため、時には冷酷な判断を下すなどクールな一面も描写されました。

前述したようにエレンは仲間を守るために死にかけた時に、初めて巨人化します。次は、そこで行われたリコとエレンの掛け合いを紹介します。2人の掛け合いを紹介する中で、進撃の巨人のネタバレ要素を含むため、注意してください。

超大型巨人が突如現れ、エレン達は交戦しようとします。しかし、超大型巨人は一瞬で現れ、一瞬で消えました。超大型巨人の出現と共に、壁が壊され複数体の巨人が壁内に侵入します。そこで、エレン達は本部に戻り指示を受けます。この時、不運にも普段巨人と戦闘を行う調査兵団が壁外調査に行っていたため、駐屯兵団が指揮を取ることになりました。

そこで、エレンを含む104期訓練兵は駐屯兵団の指揮の元、巨人の殲滅（せんめつ）作戦を開始します。エレンは34班に配属され、前進しますが同じく34班だった104期訓練兵のトーマスが巨人に捕食されます。トーマスが死亡するのを間近で見ていたエレンは、巨人に襲い掛かろうとしました。しかし、近くにいたもう1体の巨人によりエレンの左足は捕食されたのです。

立て続けに複数の巨人が襲ってくる光景を目の当たりにしたアルミンは動けなくなり、巨人に捕食されそうになります。その後、口に含まれたところでエレンが片足で助け出しました。しかし、アルミンの代わりにエレンが捕食されたのです。エレンに助けられたアルミンは、他の104期訓練兵と合流しますが、立体起動装置のガス切れ問題が発生します。

エレンの死を知ったミカサは、他の104期訓練兵を先導するように行動します。しかし、スピードを出しすぎてしまい、早々に立体起動装置のガスが切れました。そのため、空中から地面に落下します。そこでミカサが見たのは、巨人が巨人を殺している姿でした。巨人を殺していた巨人こそがエレンだったのです。

エレン達の前に現れ、壁を破壊した超大型巨人の正体を以下の記事で詳しく紹介しています。超大型巨人について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

巨人化したエレンのおかげで104期生は助かります。しかし、前述したように指揮を取っていた駐屯兵団からすると、未知の存在であるエレンをそのまま団員として置いておくことはできなかったのです。そこで、エレンが目を覚ます前に拘束し、周囲からいつでも攻撃ができるように態勢を整え、エレンを尋問しました。主にエレンを尋問していたのはキッツ隊長です。その部下としてリコも会話に加わります。

キッツは巨人化できる未知数の能力にひどく怯えている様子で、エレンを問いただします。しかし、リコは冷静に状況を分析し反抗的な態度を取るエレンを見て即刻処分すべきだと意見しました。

兵団に危険視されていたエレンは、進撃の巨人最新話で3つの能力を所有しています。そんなエレンの能力を詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひ参考にしてください。

リコは進撃の巨人の物語が進む中で、ミカサに舌打ちされるシーンが描写されました。なぜミカサはリコに舌打ちをしたのでしょうか。次はミカサがリコに舌打ちした場面を紹介します。紹介する中で、進撃の巨人のネタバレ要素を含むため、注意してください。

トロスト区奪還作戦で巨人化できたとしても人間の味方だと証明したエレンは、その後の処分を決めるために拘束されます。拘束されたエレンが連れていかれた場所は「兵法会議」です。そこに、トロスト区奪還作戦で結成された精鋭部隊の中でも唯一生き残ったリコとエレンの幼馴染であるミカサ、アルミンは証人として会議の場に参加しました。

そこでリコが作成したトロスト区奪還作戦時の報告書を議長が読み上げます。エレンはトロスト区奪還作戦時に意図的に巨人化できたものの、初めは自我を無くし、ミカサに襲い掛かったのです。これを含めた内容をリコは正確に報告しました。しかし、報告書が読まれた時、ミカサを襲った事実を書いたリコに対し、ミカサは舌打ちしたのです。

リコに舌打ちをしたミカサについては以下の記事で詳しく紹介しています。ミカサについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

調査兵団が主に描写されている進撃の巨人の物語に、駐屯兵団に所属しているリコはあまり登場しません。それ故に死亡したのではないかと言われるようになりました。そこで次は、リコが進撃の巨人に最後に登場した話を踏まえて本当に死亡したのか考察します。考察する中で、進撃の巨人のネタバレ要素を含むため、注意してください。

リコが進撃の巨人に登場した最後の話は、単行本第13巻、アニメ第28話です。単行本ではエレン奪還作戦を終えた調査兵団を壁上で出迎えていました。アニメでは、駐屯兵団が壁内に侵入してきた巨人達を殲滅するシーンを最後に、それ以降登場していません。

原作でもアニメでも途中から進撃の巨人に登場していないリコは死亡したのでしょうか。死亡したと考察する読者も多いです。しかし、死亡シーンが描写されていないため、死んでいない可能性が高いです。前述したように、進撃の巨人は調査兵団がメインになっています。最新話の調査兵団は、エレンの地ならしを止めるために行動しています。そのため、壁外で活動しているのです。

リコが所属している駐屯兵団は、壁の補強や壁内の治安を保つ活動をしているため、進撃の巨人に登場していないのでしょう。したがって死亡していない可能性が高いと考察できます。しかし、駐屯兵団の上層部はマーレ編に突入した進撃の巨人でジークの脊髄液入りワインを飲み、巨人化してしまいました。その時、リコが巨人化した描写はありませんが、飲んでしまい既に巨人化している可能性ももちろんあるでしょう。

アニメ進撃の巨人でメガネをかけた可愛いリコの声優は誰が務めているのでしょうか。次は、リコの声優を紹介します。

アニメ進撃の巨人で可愛いリコの声優を務めているのは「鷄冠井美智子（かいでんみちこ）」です。青森県出身の女性で、賢プロダクションに所属しています。2012年からテレビアニメで声優を開始し、その後も活躍している人物です。

進撃の巨人以外で鷄冠井美智子が声優を務めているのは、黒子のバスケに登場する「火神大我」の幼少期やナルト疾風伝の「出雲テンマ」などです。その他にも吹き替えやテレビアニメなどで活躍しています。

アニメ進撃の巨人でリコ以外の声優を務めている人物については、以下の記事で紹介しています。声優に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

最後に進撃の巨人読者のリコに対する評判を紹介します。メガネをかけた可愛いリコに対する評判を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

リコに対する意見は可愛いという読者とかっこいいという読者であふれています。メガネ女子が好きな方はもちろん、クールな女性が好きな方もハマるのがリコなのです。

可愛いと読者人気を集めるリコの再登場を求める声も多くいます。しかし、再登場するということはリコが死ぬ可能性があるため、このまま再登場せずに幸せに暮らしている描写だけして欲しいという意見もありました。それほどリコは読者に愛されているキャラなのでしょう。

進撃の巨人に登場するリコは、メガネをかけた可愛いキャラです。初登場時から人気を集めたリコは、途中から進撃の巨人に登場していません。今後の物語で再登場するのかは不明です。しかし再登場となると、さらに読者人気を集めるでしょう。そして、残り数話で最終回を迎える進撃の巨人に、リコの様子が描写されるのか楽しみにしておきましょう。