『ハイキュー!!』とは、古舘春一先生原作のスポーツ漫画です。烏野高校バレーボール部に所属する日向翔陽を主人公に、相棒・影山飛雄との絆や、ライバルとの試合、友情などを描いています。現在は高校編も終わり、大学へは進学せずにバレーボーラーとなった日向翔陽や影山飛雄、そしてかつてのライバルの姿が描かれていますね。

現在はアニメ第4期となる『ハイキュー!! TO THE TOP』が放送されており、アニメでも高校生編終盤に差し掛かってきました。漫画が現在終章となっており、漫画のストックが溜まるとどんどんアニメ化されることから、今後連載が終了した際、社会人編もアニメで見られそうですね。

清水潔子は烏野高校3年2組の女子生徒で、男子バレーボール部のマネージャーです。クールな黒髪眼鏡美人さんで、その美貌で他校の選手からも注目を浴びています。公式で美人なキャラとして描かれており、公式サイト曰く「男だらけの烏野排球部に咲く一輪の花」。周囲からは清水、清水さん、潔子さんなどと呼ばれていますね。

身長は166.2cm、体重は51.4kgとスラリとしたスタイルの持ち主です。高3女子の平均身長は159cmくらいだと言われているので、清水潔子は同世代の女子の中では高い方だと言えますね。誕生日は1月6日で、この日はジャンヌ・ダルクの誕生日だと言われています。清水潔子のかっこよくて、烏野のみんなが勝利できるよう手助けする様子など、イメージにピッタリの誕生日ですよね。

好物は天むすで、おやつはじゃがりこにするかジャガビーにするかが最近の悩みだそうです。好物も悩みも、クールビューティーな清水潔子からはあまり連想できず、意外な気がしますが、清水潔子が涼やかな顔して実はウキウキしながら天むすを食べている姿やおやつを真剣に悩んでいる姿を想像すると、かわいいですよね。

パワー：1

バネ：4

スタミナ：4

頭脳：3

テクニック：2

スピード：5

女の子なのでパワーが1というのはいたって普通ですが、選手でないにもかかわらず身体能力が高いことがわかります。スピードにいたっては最高の5。清水潔子はマネージャーとしてももちろん有能ですが、スポーツも万能なんですね。後輩マネージャーの谷地に速い球がぶつかりそうになる場面でも潔子さんがバシッと止めに入ることから、反射神経も良いのでしょう。

バネやスタミナも意外と高いのが印象的ですね。これは過去に彼女が陸上部に所属していたのが理由だと思いますが、高校では3年間マネージャーを務めていたにも関わらずそれほど高い数値を維持できるのは、彼女のポテンシャルの高さゆえでしょう。

清水潔子は、日本的美人の代名詞であるさらさら黒髪女子です。しかも2016年にアニメキャラクター事典「キャラペディア」が発表したアニメファンが選ぶ『もっとも黒髪が魅力的なアニメ・漫画の女性キャラ』TOP20では、多くのアニメ、黒髪女子のキャラクターの中で7位にランクインをしているのです。それだけ、多くのファンに魅力的だと思われているということですね。

清水潔子のトレードマークといえば、フチなし眼鏡と口元のほくろです。この2つは知的さと色気を感じさせるため、クールで色気のある美人というイメージを強めていますね。合宿中などは髪を高い位置でまとめるポニーテールなどにもしており、いつもの知的さに活発さも加わり、また違った印象を受けます。しかしどんな髪型でも、清水潔子の美人さは変わりませんね。

清水潔子は1年を通して黒タイツを履いていることも特徴の1つです。中学時代に負った足の傷が原因のようですね。黒タイツはハイソックスよりも大人っぽさや色気を感じさせます。多くのファンや烏野の男子部員たちが潔子さんに魅了されているのは、制服に黒タイツ姿であることも影響しているのではないでしょうか。

美人の清水潔子は部員からも他校の選手からも、アプローチをかけられることが多いです。しかし決して媚びることはなく、だからと言って高飛車になることもありません。ただ全く異性として興味を示さないのです。あまりにもしつこいアプローチを受けるとビンタをするなど辛辣な態度で対応することもあります。

たとえイケメンだろうとガン無視します。男性からすればなおさら追いかけたくなり、女性からするとかっこいいと憧れを抱く清水潔子の魅力のひとつですよね。ただ、軽いナンパのようなものは苦手なようで、それには戸惑う場面も見られました。そういったたまに見せる美人なだけではない、かわいい面も魅力的な部分ではないでしょうか。

クールで物静かな姿や男性に媚びない姿から、一見冷たい女性も見えてしまいますが、決してそんなことはありません。清水潔子は烏野男子バレー部のことを大切に想い、部員のために一生懸命になれる女の子なのです。インターハイに向けて一生懸命練習に励む部員たちに、恥ずかしがりながらも激励の言葉をかけたり、3年でいずれ引退してしまう自分の仕事を継ぐ後輩を自ら積極的に探したり、全国がかかった試合に勝ち泣く3年選手たちを見てボロボロと涙を流したりと、とてもチームのことを大切に思っています。

また、自ら勧誘した後輩の谷地仁花に対しては満面の笑みを見せたり、よく話したり、戸惑った姿を見せるなど、表情豊かな様子を見せていました。また、日向翔陽など、基本的に自分に害がなく、可愛らしさのある人物には、わりと笑ったりしていましたね。

そつなく業務をこなす有能マネージャーである清水潔子ですが、マネージャーをするようになったのもバレー部に所属するのも高校に入ってからです。実は中学生の頃は陸上部に所属しハードル走の選手として日々練習を重ねている女の子でした。

しかしなかなか上達せず、練習でもよく転び傷をたくさん作っていた清水潔子は、自分には才能がないと判断し高校では陸上部には入部しなかったのです。ちなみに黒タイツを履く原因となった傷も陸上部で負ったものです。マネージャーとして誘われた際は、陸上部に何か思いを馳せるような様子も見られましたが、今は陸上部への未練はまったくなさそうですね。

烏野高校で男子バレー部のマネージャーになったのも、特別な動機や意志があったわけではありません。自分が選手として最前線で戦うことを恐れ、同級生でバレー部の主将を務めた澤村からの勧誘を受けたことで、男子バレー部のマネージャーになることを決めたのです。

始めた動機は「誘われたから」でしたが、マネージャーとして3年のメンバーと一緒に戦っていくうちに、清水潔子は自分の意志でみんなのために何かやろうと思うようになりました。日の目を見てこれなかった同級生たちの姿に、かつての自分を感じたのかもしれませんね。清水潔子が支えていたことも、現在の烏野がある理由のひとつでしょう。

清水潔子は才能がなければ努力しても無駄と感じてしまう経験をし、大した動機もなく澤村に誘われるがままに男子バレー部のマネージャーになったため、最初は部員たちの奮闘を一線を置いて見ていました。しかし男子バレー部が活躍し部員たちの熱い姿に触れていくうちに、マネージャーとして部を支えることへの強い思いが芽生えていきます。一度部活で挫折を味わい冷めてしまった清水潔子が、部を大切に思い有能なマネージャーとして積極的に部員たちを支えているのは、部員たちの熱い姿に影響を受けたからなのです。

2年生の問題児コンビにはいろいろと手を焼くこともあるようですが、彼らもコートに立てば必死に戦う選手のひとりです。どんな状況になってもバレーに一生懸命向き合える彼らの姿を見ていたら、同じように頑張りたいと思うのは自然なことですよね。そういった、内に秘めた熱さも、彼女の魅力のひとつではないでしょうか。

烏野高校1年5組の女子生徒です。華奢で髪はクリーム色のショートカット、左サイドを星のゴムで一房結んだ可愛い系の女の子で、性格は極度の心配性でおっちょこちょい、消極的なところもある、清水潔子とは対照的な人物になります。しかし、頭がよく一生懸命で、デザイン能力も長けています。谷地仁花についてはぜひこちらの記事もぜひ併せてご覧ください。

谷地仁花が烏野男子バレー部のマネージャーになるきっかけを作ったのは、他の誰でもない清水潔子です。強くなる烏野男子バレー部のために、自分の仕事を引き継ぐ後輩マネージャー探しをすることにした清水潔子が声をかけたのが谷地仁花だったのです。

谷地がとりあえずマネージャーとして仮入部することになったのは、美人な清水潔子の美貌に見惚れ曖昧な返事をしてしまったからです。谷地仁花は、真剣なバレー部メンバーを前に、マネージャーになりたいと考えるものの、母親からの厳しい言葉に入部を迷います。しかし清水潔子や、同級生の日向翔陽に背中を押され入部することを決めることに。

谷地仁花にとって清水潔子は優しく頼れる先輩です。バレーの知識がない谷地仁花に、清水潔子はその都度細やかに説明しアドバイスします。そして清水潔子も谷地仁花がマネージャーとして入部したことで大きな変化が見られるようになりました。

寡黙で言い寄ってくる男子をガン無視することもあった清水潔子ですが、谷地仁花の前では屈託のない笑顔を見せ楽しそうにするようになったのです。清水潔子にとっては初めてできた同じ立場の後輩で、嬉しさや谷地仁花に対する可愛いという想いがあったのでしょう。また清水潔子の感情表現が豊かになったことで、清水潔子を崇め奉る2年問題児コンビのやる気もUPしました。

クールな中に高校生らしい可愛らしさのある清水潔子の声優を担当しているのは、名塚佳織さん。1985年4月24日生まれで、東京都出身の女性声優さんです。小学生の頃から子役としてミュージカルを中心に活動しており、舞台がきっかけで声優としてスカウトされデビューされました。

目鼻立ちがはっきりしており化粧映えのするいわゆる「ヅカ系」の顔立ちをされていますが、ロリボイスが特徴の声優さんでもありますね。そのため幼女キャラの声優や、少女のヒロインキャラなどの声優を務めることが多い方ですが、ティーンや成人女性の声優を担当されることもあります。

『交響詩篇エウレカセブン』の「エウレカ」

『コードギアス 反逆のルルーシュ』の「ナナリー・ランペルージ」

『A3!』の「立花いづみ」

清水潔子がマネージャーとして入部することに悩んでいる谷地仁花にかけた言葉です。中学時代に挫折した経験から、選手として戦うことから逃げて烏野男子バレー部のマネージャーになった清水潔子だからこそ重みがあり説得力のある素敵なセリフですよね。

このセリフは谷地仁花がマネージャーになろうかな、と一歩踏み出すきっかけになったのではないでしょうか。また、清水潔子自身も、自分に言い聞かせ部に対する大切な想いを噛みしめているのでしょう。寡黙な清水潔子がこんな熱いセリフをかける姿からは、谷地仁花や部を思う優しさも伝わってきますね。

主人公・日向翔陽のシューズを取りに清水潔子が走って取りに行ったとき、清水潔子が心の中で自分に言い聞かせるようにつぶやいたセリフの一部です。選手として勝利を求めることから逃げて始めたマネージャー。最前線で戦わなくていい安堵を感じていたはずが、どんどんバレー部や部員が大切になり、コートに立たなくてもマネージャーとしては最前線で精いっぱい戦うんだという清水潔子の熱い思いが伝わってきますよね。

インターハイ予選の前日の部活終了後、清水潔子は部員たちに激励とかは得意ではないと前置きをし、ひそかに見つけて綺麗にしていた横断幕を広げます。そして寡黙で普段自ら応援の言葉をかけることのない清水潔子が、顔を赤らめながら「頑張れ…」と言うのです。これには部員たちのみならず多くのハイキューファンもノックアウトされました。

その後、恥ずかしそうにそそくさと姿を隠そうとする場面も、非常に可愛い部分ですよね。2年コンビだけでなく、3年生さえ感涙するほどでした。

強豪・白鳥沢との対戦に勝利し涙を流して全国行きが決まったことを喜ぶ部員たちの姿を見て、清水潔子はボロボロと涙を流します。その姿は美しくよりファンを感動させました。あれは、一緒に戦ってきたからこそ、零れたものですよね。これには、清水潔子と部員との絆、3年間築いてきたものが感じられます。

部員とマネージャーというのは現実でも2次元の世界でも、恋に発展することが多いですよね。清水潔子もヒロインのひとりですし、ポジション的に恋愛発展を期待される登場人物です。これまでも、2年生問題児コンビ、田中龍之介や西谷夕をはじめ、3年トリオからもヒロインとして扱われている姿が多々描かれてきました。

強豪校との試合で、緊張して冷えてしまっている菅原考支の手を清水潔子が握りしめるシーンは、菅原が赤面し「結婚は待ってください」と発言するなど、これまで描かれてきたなかでもっとも恋愛要素の強いシーンではないでしょうか。このこともあり、ファンの間ではこの2人の恋愛を応援する声も多かったですね。

また、3年生4人で初詣に来た際、清水潔子に声をかけようとした男性たちを眼力で追い返した男子組など、普段は普通に接している彼らからも、ちょっと特別な女の子と思われてそうでしたね。ファンのなかでは、もはや崇拝に近い形で清水潔子を愛している田中や西谷より、この3年の中の誰かとくっつくと予想されていました。

最終的に清水潔子が誰と恋愛的展開を迎えるのか、その姿は描かれないと思っていましたが、本編がプロ編に突入してからの初登場回、しかも新年最初のジャンプにて、なんと清水潔子が結婚していることが判明しました。しかも相手は、在学中ずっと清水潔子を追っかけていた田中龍之介。清水潔子は髪もバッサリと切り、タイツもやめ、田中潔子として笑顔を見せて登場しました。

この展開に驚いたファンが多かったようで、その話が掲載されたジャンプ発売日のTwitterのトレンドには「潔子さん」というワードが登場しました。高校時代とだいぶ印象の変わった清水潔子の姿は、彼女のありのままを愛する田中を選んだ結果ではないでしょうか。

美人で女性の憧れ的存在である清水潔子は、コスプレイヤーさんたちからも注目を浴びています。

サラサラした黒髪や、知的と色気を感じさせる表情が素敵ですね。

同じくマネージャーの谷地仁花のコスプレイヤーさんと一緒に撮影している方も多いです。クリスマスグッズの衣装の谷地仁花と清水潔子の組み合わせは、とてもかわいいですね。

制服姿でボールにもたれかかるポーズにこんなに破壊力があるのは清水潔子だけではないでしょうか。タペストリーなのでお部屋の壁に飾ったり、戸棚の中に飾っても良さそうですね。貴重な靴を履いてない状態の清水潔子が見られるレアイラストでもありますよ。

清水潔子の全身フィギュアです。フィギュアの良いところは、360度全身が見られるところですよね。この清水潔子さんも立体的で美しく、清水潔子ファンとしては是非ゲットしておきたいものです。

『ハイキュー!!』のマドンナ・清水潔子は、美人で有能という印象が1番に来る登場人物ですが、部員たちに負けないくらい熱くとても芯の強い女性です。選手と一緒に戦い色んな葛藤を乗り越えて大きく成長していきます。挫折や逃げを経験しているからこそ今の清水潔子があり、だからこそ烏野バレー部の大きな支えになっているのです。

結婚してからの清水潔子は、高校時代には見られなかった美人なだけではない姿も多々見られるので、これからの登場にも期待したいですね。