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【ハンターハンター】ウェルフィンの「コムギ・・・?」の一言が全てを変えた!考察まとめ

2018.04.16

ハンターハンター「キメラアント編」の中で最大の見せ場と言われるウェルフィンの一言。結果的にハンターハンター「キメラアント編」を終わらせる要因になりました。ウェルフィンの口から出たその一言はどのような経緯で出た言葉なの考察を含め解説していきます。

  1. 【ハンターハンター】待望のアニメ化!ウェルフィンが登場したキメラアント編とは「ウェルフィン」
  2. 【ハンターハンター】狼との混成!?ウェルフィンの人物像とは
  3. 【ハンターハンター】少し特殊なウェルフィンの念能力「卵男(ミサイルマン)
  4. 【ハンターハンター】ウェルフィンが口にした「コムギ」とは
  5. 【ハンターハンター】最大の見せ場!ウェルフィンの一言が出た経緯
  6. 【ハンターハンター】ウェルフィンが死に際でコムギの名を口にした理由とは
  7. 【ハンターハンター】実は接点が無かった?ウェルフィンはどこでコムギを知ったのか
  8. 【ハンターハンター】キメラアント編において最重要キャラ?ウェルフィンの名前に隠された伏線
  9. キメラアント編のアニメ化。ウェルフィンを演じた声優
  10. まとめ
長い休載の末、ハンターハンターファン待望の連載再開と共にアニメ化もされたことで読者の印象に深く残っているのがハンターハンター「キメラアント編」です。突如現れたキメラアントという捕食し者の能力を会得し、進化する新種と人類の壮絶な戦いが繰り広げられ、多くのハンターハンターファンの心を惹きつけました。
今回深く掘り下げていく「ウェルフィン」というキャラクターもこのキメラアント編で登場しましたが、ピトーやモントゥトゥユピーといった印象を強く残すキャラクターに埋もれ、読者の印象にはあまり残っていないかも知れません。しかし、このウェルフィンというキャラクターこそキメラアント編で最も重要なキャラだったのです。膨大な話の中に練り込まれた伏線を読み解き、改めてウェルフィンの魅力にふれていきます。
キメラアント編に登場する最重要キャラクター「ウェルフィン」とは、オオカミ型のキメラアントです。キメラアント(蟻)といっても見た目は人の形をしており、どちらかと言うとオオカミ男やワーウルフと言ったほうがイメージしやすいでしょう。人間とオオカミと混成した存在で、性格は悪知恵がよく働く小悪党のようなタイプです。
オオカミというだけあり、人間よりも嗅覚が鋭く臭いを追跡することは勿論のこと、多種多様の臭いを嗅ぎ分けることもできます。元が人間だったというだけあり、ウェルフィンには人間のころの名前もあります。その名前が「ザイカハル」といいNGLという団体に所属していました。
ウェルフィンがハンターハンターの作中で使う念能力は少し特殊な仕様をしています。それが「卵男(ミサイルマン)」という念能力です。その念能力の概要はミサイルを念で具現化し、敵の体内に黒百足を植え付けるというもので、操作系の念能力に分類されています。背中に装着したミサイルランチャーから最大4発を同時に撃つことが可能で、その一発一発に黒百足が入っています。ウィルスを植え付けると考えてみれば少しわかりやすいです。
とはいえ、念能力の概要を聞いただけではウェルフィンの念能力のどこが特殊なのか疑問に感じることでしょう。この念能力が特殊なのはその発動条件にあります。
この念能力の発動条件はウェルフィンが対象に向かって命令か質問をすることで初めて発動準備に入ります。その後、ウェルフィンに命令または質問された対象が答えを偽ったり、逆らったりした場合に攻撃可能になります。概要を聞いた限りだと戦闘系というよりも尋問などで使われそうです。

黒百足(クロムカデ)

ウェルフィンの念能力によって植え付けられる黒百足。その生物は体内で相手がウェルフィンに抱く反抗心を糧に成長します。体内に植え付けられた黒百足は宿主がウェルフィンに危害を加えようとしたり、反抗すると激痛を与え、最悪の場合は宿主の身体を食い破り、死に至らしめるという中々気色の悪い生物です。
キメラアント編で最大の見所であり、散りばめられた伏線が収束した瞬間でもあるウェルフィンが口にした「コムギ」という台詞。このコムギとはハンターハンターに登場するキャラクターの一人であり、このコムギもまたキメラアント編で最も重要なキャラクターだといえるでしょう。
この「コムギ」というキャラクターは東ゴルトー在住の女の子です。全盲でありながらハンターハンターで登場する軍議という将棋のようなゲームの世界チャンピオンの経歴を持つ天才棋士です。蟻の王、メルエムの余興相手として招集された人間ですが、軍議試合の中でメルエムの精神を大きく揺さぶり、後のキメラアントと人間の戦いの運命を変えた、謂わばキメラアント編のキーキャラクターともいえる存在です。
キメラアント編の終盤、キメラアントと人間の戦いを終わらせるきっかけとなったのがウェルフィンの「コムギ……?」という台詞です。では、この台詞をウェルフィンが口にした経緯はどのようなものなのでしょうか。簡潔に説明すると、それはウェルフィンが死の淵に立たされた瞬間でした。
キメラアント編の終盤、熾烈極まるハンター達「討伐軍」との戦いの中でメルエムは部分的な記憶喪失を起こしており、コムギのことを忘れていました。そしてウェルフィンもまた戦いの中で人間の頃の自分を思い出し、今の姿に変えたキメラアントに憎悪の念を抱き始めていたのです。
そのことを蟻の王、メルエムに知られてしまったウェルフィンは一秒後には眼前に立つメルエムに食べられることを悟ります。その時に口をついて出た台詞がウェルフィンの「コムギ……?」でした。その言葉を聞いたメルエムはコムギのことを思い出し、それがキメラアント編が結末へ進む出すきっかけになりました。
ウェルフィンは何故、死の際でコムギの名前を口にしたのか、それは死の際に仲間でもあった王護衛軍のプフの隠し事に気付いたからではないでしょうか。走馬灯というより、明確に突きつけられた死を前にして、生を渇望したからこそ敏感になった感覚が感じ取ったプフに対する不自然な点が無意識に記憶していた出来事と噛み合い、思わず口をついて出たのではないでしょうか。
プフはコムギとの軍議対局の中でメルエムが人間に対する認識を改めていくことを良く思っていなかったのだと思います。戦いの中でコムギのことを忘れ、蟻の王たる威厳を精神を取り戻したメルエムがコムギのことを思い出すことで元に戻ってしまうことを恐れたプフの行動は第三者から見れば不自然極まりなく、そんなプフの行動を見ていたウェルフィンは死の淵にその疑問を「コムギ……?」という短い台詞で口のしたのでしょう。
コムギの名前を口にしたウェルフィンですが、実際のところウェルフィンとコムギがハンターハンターの作中で直接出会った描写はありませんでした。だからこそプフの不自然な行動と共にコムギの名前を無意識の内に記憶していたのだと思います。では、直接会っていないウェルフィンはどこでコムギの名前を耳にしたのでしょうか。
ウェルフィンがコムギの名前を耳にしたのはプフがコムギを始末しようと考え、同じ王護衛軍のピトーに電話をかけた時でしょう。プフの独断の行動で、プフ自身もこれを悟られまいとしていたせいかピトーに電話をかけた時のプフの行動は不自然極まりなく、そこに居合わせていたウェルフィンは強烈な違和感と共にプフが口にしたコムギという名前を無意識の内に記憶に深く刻んだのだのでしょう。
キメラアント編に登場する王護衛軍の三人、モントゥトゥユピー、ピトー、プフの名前がキメラアント編の結末を予想させる伏線となっている、ということはハンターハンターのファンの方には周知の事実でしょう。これ以外にもキメラアント編には多くの伏線が散りばめられており、結末を見た後に読み返してみると面白い発見が見つかったりし、二度楽しめる様になっていますが、ウェルフィンの名前にもキメラアント編の結末を暗示させる伏線が張られています。
ウェルフィンの名前に含まれた伏線にはフランス語が関わっているのではないかと言われています。フランス語で「well(ウェル?)」は良いという意味になり、そこにフランス語で終わりを意味する「fin」を合わせ、良い終わりを迎えさせる役割のキャラクターとしてウェルフィンと名付けたのではないか、と言われています。しかし、「fin」の正確な発音はファンなのですが、そこは多少もじったのでしょう。
キメラアント編の最重要キャラクターの一人でもあるウェルフィン。連載開始に伴い、アニメ化もされたキメラアント編でウェルフィンを担当した声優は中村大樹さんという男性声優の方です。
声優ユニット「NG5」という大人気グループのメンバーでもある中村大樹さんは青年から癖のある老人、果ては老婆まで幅広くこなす実力派声優です。
印象の強いキャラクター達に埋もれてしまったキャラクター「ウェルフィン」。しかし、よく調べてみれば物語の根幹を担う重要なキャラクターの一人でした。ハンターハンターにはこのようなキャラクターが多く存在している為、興味を惹かれた方は読み返してみると面白い発見があるかもしれません。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/DCST6sfVoAAkDRb.jpg