【進撃の巨人】始祖の巨人が初登場するまでのあらすじ
見終わった!
— ☆たむ☆ (@_yhk) June 17, 2017
エレンの座標?強すぎー!!
これは3期も期待!! pic.twitter.com/9DMKreXCSn
始祖の巨人の初登場回をネタバレと共に見ていきます。進撃の巨人で始祖の巨人の存在が初登場したのはエレンがピンチに陥ったときでした。進撃の巨人アニメでは37話、原作では37話、エレン奪還作戦の終盤で始祖の巨人は登場します。エレンは鎧の巨人の正体ライナーと超大型巨人の正体ベルトルトに、ユミルと共に連れ去られてしまいます。調査兵団は連れ去られたエレンを取り戻すため、エレン奪還作戦を決行しました。
進撃の巨人で描かれたエレン奪還作戦では、エルヴィンが大勢の巨人を連れてエレンを連れ去ったライナーとベルトルトを追い込み、エレンを取り戻すことができました。しかし、ライナーが調査兵団めがけて巨人を投げつけ、エレンと調査兵団は再びピンチに陥ります。エレンは巨人化できず、ミカサも負傷したせいで群がる巨人達と戦える状況ではありませんでした。
巨人と戦う術が何もなかったエレンは巨人の手を怒りと共に殴ります。エレンが巨人の手を殴った瞬間、周りの巨人がエレンが殴った巨人に襲いかかりました。その後、エレンが鎧の巨人に向けて「ぶっ殺してやる!」と叫ぶと、次は巨人達が鎧の巨人めがけて遅いかかったのです。エレンに座標の力があることがわかった瞬間であり、始祖の巨人の存在が進撃の巨人の作中で初登場した瞬間でした。
【進撃の巨人】始祖の巨人の能力を解説
進撃の巨人に登場する始祖の巨人にはどのような能力があるのでしょうか。進撃の巨人の元とも言える始祖の巨人の能力は大きく3つあります。進撃の巨人に登場する始祖の巨人の能力について、始祖の巨人に関するネタバレと一緒に見ていきましょう。
始祖の巨人の能力①エルディア人の記憶を操作することができる
進撃の巨人の始祖の巨人は記憶を操作する能力があります。始祖の巨人の記憶を操作する能力とは、記憶を受け継がせることができることと記憶を消すことができることです。始祖の巨人の能力を受け継いできたものは、初代フリッツ王の記憶をそのまま受け継ぎます。
ネタバレをすると、初代フリッツ王の記憶は始祖の巨人の継承によって100年受け継がれてきました。進撃の巨人に登場する巨人の正体や巨人が生まれた理由も、初代フリッツ王の記憶として受け継がれてきているのです。そして、始祖の巨人は人々の記憶を消すことができます。初代フリッツ王はエレン達が過ごしてきた壁の中の人類たちが過ごせるよう人々の記憶から壁外の世界の記憶を消しました。
しかし、始祖の巨人の能力である記憶を消せることは誰にでも通用するわけではありません。アッカーマンの血を受け継いでいるアッカーマン一族や、東洋の血を継いでいる東洋の一族の記憶を始祖の巨人の能力で消すことはできないのです。始祖の巨人の記憶を操作する能力は壁の中に住んできた、エルディア人に効果を発動する能力です。
始祖の巨人の能力②あらゆる巨人たちを操り操作できる
アニメ37話記事アップ完了!ず~っと何年も前からアニメで見たかった座標発動シーンを見られ、感無量です(T_T)
— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) June 18, 2017
音楽、改変、演出、そして梶さんのエレンには本当に鳥肌が立ちました。
ありがとう!「進撃の巨人」season2!!!
そして3期も感動をお願いします!#進撃の巨人 pic.twitter.com/9hDeSfwF6U
進撃の巨人の始祖の巨人の能力2つ目が、巨人たちを操り操作できることです。始祖の巨人の存在が進撃の巨人の作中で初登場した時にエレンが発動させた能力になります。始祖の巨人の能力をエレンが初めて発動した場面は、ネタバレすると進撃の巨人アニメ37話、進撃の巨人漫画50話で描かれていました。
始祖の巨人の巨人を操ることができる能力は「座標」と呼ばれています。始祖の巨人が持っている座標の能力は、巨人たちを操ることができる能力ですが全ての巨人に効果を発動できるわけではありません。
始祖の巨人の能力、座標を発動するには発動する巨人が無垢の巨人であることが条件になります。無垢の巨人とは進撃の巨人に数多く登場してきた能力を何も持たない、人類を捕食するだけの巨人です。つまり、何かしらの能力や知性を持っている鎧の巨人や超大型巨人、獣の巨人など知性巨人である9つの巨人には座標の能力を発動することができないのです。
始祖の巨人の能力③エルディア人の体を変化させることができる
今夜もジークの活躍を是非ご覧ください!#進撃の巨人 pic.twitter.com/WzwH89drOi
— ジーク戦士長(フォロバ100) (@A82350448) December 13, 2020
進撃の巨人のアニメではまだ明らかにされていませんが、進撃の巨人の漫画では始祖の巨人の能力が新たに見つけられています。新たに見つかった始祖の巨人の能力とは、漫画のネタバレになりますが始祖の巨人の力でエルディア人の体を変化させることができることです。
始祖の巨人の体を変化させることができる能力は、進撃の巨人の作中の歴史をさかのぼり、600年前の出来事がきっかけに発動されました。600年前、進撃の巨人の世界では流行病が原因で世界の人口が激減しました。人口が激減した時、当時のエルディア人の代表でもある王が始祖の巨人の能力を使い、人々の体の構造を変化させることで流行り病の広まりを納めたのです。
始祖の巨人の体を変化させる能力は進撃の巨人に登場する知性巨人の1人、獣の巨人の中身であるジークが使おうと考えています。ジークの思想のネタバレをすると、進撃の巨人に登場する巨人の正体でもある巨人化の力を持つエルディア人を子供の作ることができない体にするために、始祖の巨人の能力を必要としているのです。
【進撃の巨人】始祖の巨人がエレンに渡るまでの経緯
始祖の巨人がエレンに渡るまでをネタバレします。進撃の巨人に登場する始祖の巨人の能力は、ユミル・フリッツが始まりでした。始祖の巨人を手にしたユミル・フリッツは、始祖の巨人の能力を3つに分けて自分の娘に継承させます。その後、3つに別れた始祖の巨人の能力は9つの巨人の能力に別れながら継承されてきました。
進撃の巨人に登場する9つの巨人の元とも言える始祖の巨人の能力は145代フリッツ王の時代に、レイス家が始祖の巨人の能力を継承していくことになります。ネタバレをするとレイス家は145代フリッツ王からレイス家の娘、ウーリ・レイスに継承され次はフリーダ・レイスが始祖の巨人の能力を継承するはずでした。
しかしロッド・レイスの娘、フリーダに始祖の巨人を継承させた時に、エレンの父で進撃の巨人の能力を継承していたグリシャがレイス家を襲いました。フリーダは始祖の巨人を受け継いだばかりで使えず、始祖の巨人の能力をグリシャが継承してしまいました。そして、グリシャは自分の進撃の巨人の能力と、継承するはずだったフリーダから奪った始祖の巨人の能力を、息子であるエレンに受け継がせ継承させたのです。
【進撃の巨人】王家の血を注がないエレンが巨人に命令できた理由
始祖の巨人の能力には発動する条件があります。始祖の巨人の能力を発動させる条件とは、王家の血を受け継いでいることが条件です。しかし、王家の血を受け継いでいないエレンは、始祖の巨人の能力である座標を発動することができました。どうして王家の血を受け継がないエレンでも始祖の巨人の能力を発動することができたのでしょうか。
1.王家は不戦の契りによって能力は使えない
あらゆる巨人たちを操ることができる始祖の巨人の能力、座標は王家の人間でなければ発動することができません。しかし、始祖の巨人の能力を発動することができる王家は145代フリッツ王が交わした不戦の契りによって、始祖の巨人を継承した王家の人間でも始祖の巨人の座標の能力を発動できなくなりました。
145代フリッツ王が交わした不戦の契りとは、145代フリッツ王がユミル・フリッツから始まった始祖の巨人を継承したことで起きた巨人大戦で交わした契りです。不戦という名の通り、戦いを放棄するという平和主義の145代フリッツ王の考えを、自分の死後も受け継いでいくために交わした契りでした。
始祖の巨人を継承した王家の者たちは、145代フリッツ王の平和主義の考えのせいで始祖の巨人の能力で戦うという考えにならず、王家の人間が継承しても始祖の巨人の力は使われずにいました。そのため、王家の人間であるレイス家のウーリーやフリーダでは始祖の巨人の能力を使うことができませんでした。
2.エレンは王家の血を継いでいないのに、巨人を操作出来たのは何故か。
王家の血を継いでいない者では始祖の巨人の能力、座標を発動することができません。しかし、エレンは王家の血を継いでいないにも関わらず始祖の巨人の能力、座標を発動することができました。エレンが始祖の巨人を継承するまでは、唯一始祖の巨人の能力である座標を発動できる王家の人間ですが、不戦の契りによって王家の人間でさえ座標を発動することがありませんでした。
エレンの父に始祖の巨人が継承されるまで、始祖の巨人は王家の人間の間でのみ継承されています。王家の人間以外に始祖の巨人が継承されたのはエレンの父、グリシャが初めてでした。グリシャはエレンに進撃の巨人の能力と共に、始祖の巨人の能力を継承します。
王家以外の人間に始祖の巨人が継承された時、始祖の巨人の能力は王家の人間の巨人に継承された者が触れることで能力が発動されます。王家以外の人間には始祖の巨人で受け継がれてきた不戦の契りは関係ありません。エレンが始祖の巨人の能力、座標を発動した時、王家の人間であるダイナ・フリッツが正体の巨人に触れたため、エレンは座標を発動することができたのです。
【進撃の巨人】最新話の始祖の巨人はどうなっているのか?
進撃の巨人に登場する始祖の巨人の初代はユミル・フリッツです。ユミル・フリッツが始祖の巨人を継承した時、始祖の巨人の姿は少女ユミル・フリッツを思い出させるような女型の姿をしていました。ユミル・フリッツから受け継がれ、145代フリッツ王から始祖の巨人を受け継いだレイス家でも始祖の巨人を継承してきたのはレイス家の娘であり、女型の姿をしていました。
その後、始祖の巨人を継承したエレンが進撃の巨人の作中の序盤で巨人化しても一般的な巨人と同じような姿をしていました。しかし進撃の巨人の漫画、最新話で登場したエレンの姿はとても忌まわしい姿をしています。その姿が肉がなく骨がむき出しで、超大型巨人が小さく見えてしまうほど巨大な姿でした。
今まで肉がない姿の巨人などいませんでした。始祖の巨人が肉のない骨がむき出しの姿になった理由として、超大型巨人を小さく見せてしまうほど大きな体のため肉があると重みで動くことができないからと考察されています。骨がむき出しの始祖の巨人の姿ですが、顔周りにのみ肉がついていて、顔周りに肉がついているのは進撃の巨人に登場する巨人の中身の人間がうなじにいるからでしょう。
【進撃の巨人】始祖の巨人は九つの巨人を統べる王のような存在
進撃の巨人に登場する始祖の巨人を含む九つの巨人達の絵画。世界史の教科書に載っても違和感がなさそう(こなみ) pic.twitter.com/ucjEPcKg7o
— Jackson (@oldhickory_1829) July 7, 2019
進撃の巨人に登場し進撃の巨人の物語の始まりとも言える始祖の巨人は、ユミル・フリッツから始まり継承され145代フリッツ王からレイス家に継承されていました。レイス家ではウーリーが初めに始祖の巨人を継承され、ウーリーからフリーダに継承される予定でした。しかし、フリーダに継承する時エレンの父が進撃の巨人の力を使ってフリーダから奪い、始祖の巨人の能力は進撃の巨人の能力と共にエレンに渡ります。
始祖の巨人を初めて継承したユミル・フリッツは能力を3つに分けて自分の娘へと継承しています。その後、最後には9つの巨人に分かれて始祖の巨人は継承されてきました。始祖の巨人は9つの巨人の元と言える能力で、進撃の巨人に登場するあらゆる巨人を操ることができる巨人の中のトップと呼べる存在です。
そして進撃の巨人に登場する巨人の正体、エルディア人の記憶を操作することもできる巨人や巨人の正体のエルディア人を統べることができる存在が始祖の巨人です。