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【進撃の巨人】地下室に残された謎の真相|グリシャが残した真実をネタバレ解説

2021.08.01

進撃の巨人に登場するエレンの父親、グリシャが残した地下室には真実を伝える手記がありました。今回は、ネタバレを含みながら、巨人の謎について判明した真相やアニメでは何話で放送されたのかを紹介します。進撃の巨人の地下室について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 【進撃の巨人】遂に地下室を開けるときが来た
  2. 【進撃の巨人】地下室から見つかった物
  3. 【進撃の巨人】グリシャの悲惨な過去が判明
  4. 【進撃の巨人】判明した5つの真相をまとめてみた
  5. 【進撃の巨人】アニメ何話の話になるのか
  6. 【進撃の巨人】今後はマーレVSパラディ島になる

進撃の巨人第1話から物語に登場する「地下室」という場所ですが、ついに開けるときが来ました。最初に進撃の巨人で地下室という言葉が出たのは、エレンの父親であるグリシャが「エレンに無事に帰ってきたら地下室を案内する」と言ったシーンです。そこから、進撃の巨人の物語が進む中で、何度も「地下室」という言葉が登場します。しかし、地下室は謎に包まれていました。

謎だらけの地下室には、どんな秘密が隠されていたのでしょうか。今回の記事は、エレンの父親であるグリシャが残した地下室の謎と、その真相について紹介します。地下室には、進撃の巨人に大きく関わる真実が隠されています。そのため、進撃の巨人最新話までのネタバレを含むので、注意してください。

エレンが住んでいた村には、瓦礫や石に埋もれたエレンの家がありました。その後、瓦礫や石を取り除き、調査兵団がたどり着いた地下室は、一見普通の仕事部屋でした。しかし、エレンが持っていた鍵を使って机の引き出しを開けると、そこには3冊の本があったのです。ネタバレになりますが、3冊の本は、グリシャが真実を伝えるために残した手記です。

そして、1枚の写真も発見されました。パラディ島内には、写真という技術が伝わっていなかったので、肖像画なのではと勘違いします。しかし、グリシャの文字で写真だということが書かれていました。エレンの父親であるグリシャについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

エレンの前では、いい父親を演じていたグリシャですが、手記の中にグリシャの悲惨な過去について描かれていました。グリシャの過去を紹介するうえで、ネタバレ要素を含みます。進撃の巨人最新話までのネタバレを避けたい方や、アニメ派の方は注意してください。

【進撃の巨人・地下室】グリシャの過去:妹が殺される

エレンの父親であるグリシャは、元々マーレという国で生活していました。マーレ国内では、エルディア人とマーレ人が共存しています。しかし、エルディア人はマーレ人に尽くすべきだという考えのもと、エルディア人は生活区域を制限されているのです。収容区と呼ばれている生活区域から出るためには、外出許可証を貰う必要があります。

妹のフェイにどうしても船を見せたかった幼き日のグリシャは、フェイと共に無許可で外出してしまうのです。しかし、2人はマーレ兵士に見つかってしまいます。兵士に捕まり、グリシャは蹴りを入れられ、フェイは兵士に連れていかれました。グリシャは、連れていかれるフェイを見て、収容区へ戻されたと思ったのです。しかし実際は、戻されたのではなく、人のいない場所へ連れていかれ殺されてしまいました。

【進撃の巨人・地下室】グリシャの過去:エルディア復権派に加入

グリシャは、マーレとエルディアの過去を知ります。しかし、現在エルディア人が奴隷のように生活している状況に納得できませんでした。納得できない状況でしたが、自分1人が反抗しても何も変わらないと考え、グリシャは行動できずにいます。そんなときに、エルディア復権派の男性が現れ、グリシャを誘ったのです。当時のグリシャは18歳で、診療所にいたところで誘われました。

また、誘ってきた男から妹の死について詳細を聞かされました。そのため、マーレに住みながらも、エルディア帝国の復活を望んでいる集団「エルディア復権派」に加入します。

【進撃の巨人・地下室】グリシャの過去:ダイナ・フリッツとの出会い

エルディア復権派に加入したグリシャは、マーレ当局に勤めながらエルディア復権派に加入しているフクロウという内通者の存在と、王家の血を引きながらもエルディア復権派に加入しているダイナ・フリッツの存在を知ります。ダイナ・フリッツは、始祖の巨人の能力について、エルディア復権派に説明し、始祖の巨人を奪還すれば、エルディアが復活すると教えました。

そのため、エルディア復権派のメンバーは、パラディ島内にいる始祖の巨人を奪還するという目標を立てます。また、グリシャとダイナは意気投合し、結婚することになりました。

【進撃の巨人・地下室】グリシャの過去:ジークに裏切られる

結婚したグリシャとダイナの間に、ジークという子供が生まれます。2人は、もちろんジークをエルディア復権派に加入させるつもりでした。そのため、幼いころからエルディア人について教えます。そこで、タイミングよくマーレの国王が、エルディア人からマーレの戦士を募集したのです。そのため、ジークをマーレの戦士として潜入させようとします。

グリシャは、今まで自分とダイナにエルディア人について、教えられてきたジークはもちろん、スパイとして潜入してくれると思っていました。しかし、ジークが7歳のときに裏切られ、エルディア復権派の活動がマーレ当局にバレてしまうのです。その結果、エルディア復権派は巨人化させられ楽園送りになりました。

ジークについては、以下の記事で詳しく紹介しています。ジークについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【進撃の巨人・地下室】グリシャの過去:進撃の巨人を継承する

エルディア復権派のメンバーは、1人1人巨人化する注射を打たれ、楽園送りになります。そんな中、最後の1人であるグリシャの番がきました。しかし、注射を打とうとしたマーレ当局のグロス曹長をマーレ当局の男が突き落としたのです。その男の正体は、内通者としてマーレ当局に勤めていたフクロウでした。フクロウはそのまま進撃の巨人となり、マーレ当局の人間と船を沈めました。

その後、フクロウは進撃の巨人の能力をグリシャに託します。というのも、フクロウの寿命が尽きそうだったのです。9つの巨人を継承すると、ユミルの呪いにかかり13年しか生きられません。そのことを理解していたフクロウは、自分の寿命の残りが少ないことを悟っていたのです。そのため、グリシャに真実を伝え、進撃の巨人の能力を継承しました。

進撃の巨人を含んだ9つの巨人については、以下の記事で詳しく紹介しています。9つの巨人の能力について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

地下室の中にあった手記には、エレンの父親であるグリシャの過去以外にも、進撃の巨人の物語に大きく関係する真実が書かれていました。グリシャの残した手記により、今まで謎の多かった巨人の秘密や、壁外の謎について明らかになります。進撃の巨人最新話までのネタバレを含むので、特にマーレ編が始まったばかりのアニメ派の方は注意してください。

【進撃の巨人】地下室の真相①壁外人類は生存していた

パラディ島は、マーレ帝国から逃げてきたフリッツ王によって作られた島です。また、当時のフリッツ王は始祖の巨人を継承していたため、始祖の巨人の能力でパラディ島内の住民の記憶を操作していたのです。その結果、パラディ島内に住む住民のほとんどが、壁外の真実を知らずに生活していました。

そのため、長年壁外については謎に包まれていましたが、エレンの父親であるグリシャの残した手記により、壁外に人類が生存していたことを知ります。

【進撃の巨人】地下室の真相②真の敵がマーレ国だった

エレンの父親であるグリシャが残した手記により、敵の正体はマーレ国だと判明します。それまで、生殖器官を持たない巨人がどうして増え続けるのかなど、巨人については意味不明な状態でした。しかし、手記によりマーレ国が送り込んでいたことを知ります。ここで初めて、マーレ国という国の存在や巨人が誕生する理由を知ったのです。

【進撃の巨人】地下室の真相③パラディ島に始祖の巨人が存在する

グリシャが残した手記により判明した真実の3つ目は、始祖の巨人がパラディ島内に存在しているということです。パラディ島を作ったフリッツ王が継承し、その後王家と気づかれないように、レイス家と名前を変え生活していました。そのため、パラディ島に全ての巨人を操る能力を持つ、始祖の巨人がいることが判明します。

パラディ島を作ったフリッツ王については、以下の記事で詳しく紹介しています。フリッツ王について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【進撃の巨人】地下室の真相④不戦の契りが全ての原因

不戦の契りとは、争いを好まなかった145代フリッツ王が、始祖の巨人と交わした契約です。本来、始祖の巨人の能力を使えるのは、王家の血を引く人間だけです。しかし、争いが嫌いだったフリッツ王は、始祖の巨人を王家の人間が継承したときにだけ発動する契約を始祖の巨人と行います。それが不戦の契りで、能力を継承した王家の人間は、争いを好まないというフリッツ王の思想に取り付かれるようにしたのです。

そのため、パラディ島に攻め込んでこようとしていたマーレについてグリシャがレイス家に伝えても、戦うことを放棄し、神に委ねる精神でした。グリシャは、レイス家の思いを聞き、仕方なく始祖の巨人を継承していたフリーダ・レイスを捕食したのです。

【進撃の巨人】地下室の真相⑤巨人の正体が人間だった

エレンの父親であるグリシャが残した手記で明かされた真実5つ目は、今までパラディ島の住民が恐れ、倒してきた巨人の正体が人間だということです。調査兵団は、コニーの母親に似た動けない巨人が発見された時点で、人間が巨人化しているのではないかという疑問も持っていました。しかし、本当に巨人の正体が人間だったと確信に変わった瞬間でした。

巨人の正体については、以下の記事でも詳しく紹介しています。巨人の正体について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

エレンたち調査兵団がグリシャの残した地下室に辿り着くのは、進撃の巨人アニメだと何話になるのでしょうか。最後に、アニメで地下室の内容が描かれる回を紹介します。アニメで地下室の内容を振り返ってみたい人は、ぜひ参考にしてください。地下室の内容が描かれているアニメ版進撃の巨人は、3期19話です。その後、アニメ20話から22話序盤にわたって過去の回想が放送されました。

今回は、ネタバレを含みながらグリシャが残した手記に辿り着き、判明した真実について紹介しました。マーレ大国の存在を認識したパラディ島の調査兵団は、マーレに侵入します。マーレ編の進撃の巨人は、新たな登場人物や、キャラの過去が明かされ、さらに楽しくなるので、ぜひ見てみてください。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41e4ma1LwGL._AC_.jpg