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約束のネバーランド

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【約束のネバーランド】エマの正体が鬼?鬼説が浮上した5つの理由をネタバレ考察

2021.08.01

約束のネバーランドの主人公エマは元気な少女で、アニメでは諸星すみれが声優を務めています。そんなエマには正体が鬼だという噂があります。今回はエマが鬼だと噂される理由、レイやノーマンたちとのやり取り、約束のネバーランドのネタバレに触れながら考察していきます。

  1. 【約束のネバーランド】エマは鬼って本当?
  2. 【約束のネバーランド】エマの基本プロフィール
  3. 【約束のネバーランド】エマが鬼と疑われる5つの理由
  4. 【約束のネバーランド】鬼の正体とは
  5. 【約束のネバーランド】鬼と人間の世界が分かれた理由
  6. 【約束のネバーランド】」エマが鬼か明かされる日は近い

約束のネバーランドの主人公の1人、エマは元気で可愛らしい少女です。しかし、作中にやや不自然な動きがあることから、実は人間を食べている鬼なのではないかと噂されています。

一見エマは人間の見た目をしており、なおかつ食用児たちが育つ農園出身です。出荷される前にレイをはじめ、他の子供たちとともに脱走しているため、人間の可能性が高いと考察されてきました。しかし、約束のネバーランドの物語が進むにつれて、鬼の正体が明かされ、エマの不自然な行動も手伝い、鬼説が浮上することになりました。

この記事では、約束のネバーランドの本編ネタバレに触れながら、エマが鬼と疑われる理由や考察をしていきます。非常に重要なネタバレを含むため、気をつけてください。

約束のネバーランドの主人公の1人、エマの基本プロフィールを紹介していきます。ネタバレを含む内容になるため、注意してください。

エマの経歴プロフィール

約束のネバーランドの主人公エマは、11歳の女の子です。身長は145cmで血液型はO型、誕生日は8月22日だとされています。幼少期から仲の良いノーマン、レイとともに孤児院グレイス=フィールドハウスで暮らしています。孤児院では定期的にテストを行っており、エマ、レイ、ノーマンは高い頻度でフルスコアを達成していました。

ちなみに約束のネバーランドのアニメでは、諸星すみれが声優を務めています。諸星すみれはエマの声優以外にも、多くのアニメやゲームの声優を務めています。代表作には東京喰種シリーズの笛口雛実や文豪ストレイドッグスの泉鏡花などです。エマの声優諸星すみれは、可憐で可愛らしい声が特徴の声優です。他にも多くのアニメ・ゲームの声優を務めているため、気になる人はぜひ調べてみてください。

エマの人物像や特徴

エマはオレンジ色でところどころハネているミドルショートヘアをしています。緑色の目はぱっちりと大きく、元気の良さを感じさせます。実際、エマの性格も見た目から伝わるように、明るく活発で常に元気がいい性格です。クールで落ち着きがあるレイやノーマンとは対称的な性格をしています。

グレイス=フィールドハウスでは、レイ、ノーマンとともに最年長の3人組として、小さな子供達の世話も手伝っています。ママであるイザベラのことが大好きであり、その正体が明かされるまでは心から彼女を慕っていました。

約束のネバーランドの主人公エマが、なぜ鬼と疑われるのか5つの理由に触れながら考察していきます。約束のネバーランドの重要なネタバレを含む内容になるため、注意してください。

①エマの異常な身体能力の高さ

エマは11歳の少女とは思えないほど、異常な身体能力の高さを持ち合わせています。広い孤児院の敷地内で行われた体力一本勝負の鬼ごっこでは、長い間逃げ延びていました。また、シスター・クローネとの鬼ごっこでも終盤まで生き残っていました。非常に体力が多いということや、簡単には追いつかれない脚力と速さは、11歳の少女にしてはやや不釣り合いです。

また、違法に子供達をさらい、狩りを楽しむ場所ゴールディポイントでは、非常に強い力を持つ鬼レウウィス大公とエマは戦うことになります。そこでエマは鬼の中でも別格な力を持つレウウィス大公に、腹部を貫かれていました。

たった11歳の少女が、強力な鬼からの一撃をもらい助かる可能性は非常に低いことは容易に想像ができます。しかしエマは意識を失いかけながらも立ち上がり、レウウィス大公に止めを刺しています。この行動や回復力も、単なる子供だとするとありえないということから、エマが鬼と疑われる理由のひとつとなりました。

②エマのサイコパス気質な一面

最初にサイコパスな素顔が見られたのは、グレイス=フィールドハウスを脱走する計画中に、イザベラに骨を折られた時のことでした。この時、イザベラはレイも近い将来出荷しようと考えています。それに対しエマは、傷を折った状態でイザベラが出荷するとは考えられないことから、レイに「骨折しよ」と提案するのでした。

エマ自身はイザベラによって骨を折られ、痛い思いをしています。普通ならばいくら脱走のためとは言え、仲の良いレイに対して骨折を提案することはありません。しかしエマは、名案と言わんばかりの屈託ない表情で、レイに骨折するよう提案したのです。このことからも、エマは普通の人間とは違う残酷な一面を持っていると考察されることになりました。

また、約束のネバーランド単行本4巻ではレイがエマを嘘つきだと暗示する描写が描かれています。レイはエマに1冊の本を差し出しています。この時差し出した本のタイトルは「CyganE」です。「Cygan」はポーランド後で「嘘つき」という意味を持っています。そしてエマの頭文字が「E」ということもあり、レイが読者に「エマは嘘つき」と暗示しているのではないかと考察されています。

③エマとムジカの関係

孤児院を脱出した後、エマやレイたちは鬼のムジカ、ソンジュと出会います。ムジカたちは人間は食べないと宣言し、鬼や世界にまつわる情報をエマたちに教えてくれていました。しかし、協力してくれるとは言え鬼であるムジカたちを信用するのはリスクが大きいのが事実です。エマはそんなリスクを気にせず、特にムジカとは親しくしていました。このことから、エマの正体が鬼だからムジカと仲良く出来るのではと考察されたのです。

また、エマは作中「鬼を殺したくない」と語っています。これはノーマンが主導となって鬼絶滅計画を実行する際、ノーマンを止めるために伝えた言葉でした。この発言も読者の間では、エマの正体が鬼だから同胞を守りたいのではないかと考察されることになります。

しかし、それ以外の場面ではエマは鬼に対して容赦なく止めをさす描写が描かれています。また、ノーマンに対して「鬼を殺したくない」と告げたのも、ノーマンの手が汚れることを避けたいがゆえのことでした。そのため、エマが人間か鬼かでは定かではないものの、鬼の味方ではある可能性は低いと言えます。

④エマの両親の行方が不明

約束のネバーランドの世界では、人間は単なる食糧です。その食糧をいかに効率よく増やせるかが重要でしかないため、人工授精を用いて子供を増やしているとされています。孤児院で優秀な成績を収めた女性は、そのまま人工授精によって子供を妊娠・出産し、子供は孤児院へと送られているのでした。

つまり、ほとんどの子供達もその両親も、自分の親や子供のことは知りません。エマの場合も同じことが言えるため、両親が不明だからといって鬼だと考えるのはやや難しいと言えるでしょう。ただし、エマを作るために使われた子種が鬼のものである可能性も否定できません。高すぎる身体能力やサイコパス気質は、実は鬼が親だから受け継がれているとも考察されています。

⑤エマの自由自在な触覚

約束のネバーランドに登場する鬼は、角を持っています。そしてエマの髪の毛には、自由自在に動く触覚のようなものが存在しています。約束のネバーランド単行本5巻のネタバレになりますが、エマは幼い頃からママに髪の毛を切ってもらっていました。この時エマに生えている触覚のような髪の毛は、切断されないようにとハサミから逃げているような動きをしていたのです。

エマの触覚は、鬼が持つ角とは似ても似つかない見た目はしています。しかし、あまりにも不自然な触覚は鬼の角に通ずるものがあるのではないかとされているのです。また、エマには片親が鬼という説も浮上しています。万が一そのとおりならば、鬼の遺伝子が髪の毛に影響し、角のような触覚を作っているのではないかと考察できます。

約束のネバーランドの鬼の正体について触れていきます。約束のネバーランド本編の重要なネタバレに触れるため、注意してください。

鬼の起源

約束のネバーランドに出てくる鬼は、かつて細菌に似た何かだったと言われています。それはやがて分裂していき、数を増やし、突然変異を果たします。そして突然変異をきっかけに、鬼と呼ばれる存在へと進化していったのです。

鬼の繁栄

鬼の元となった細胞に似たものは、他の生物を取り込むことで進化できるという性質を持っていました。また、取り込んだ生物に近い姿になれるという特徴もありました。やがて細胞に似たものは、人間を食べます。そして高い知能を持つ人間を食べたことで、細胞のようなものは劇的な進化をしていきます。知性を身に着けたそれは、どんどん繁殖していき、やがて鬼と呼ばれる存在になったのでした。

邪血の少女とは

以下、約束のネバーランド第127話のネタバレになります。鬼は別の生物を食べ続けなければ退化をしていきます。しかし、約束のネバーランドのエマたちが出会った鬼のムジカは、人間を食べたことがありません。それにもかかわらず、人形を保ち、知性を持っていたのは、ムジカが邪血の少女だからでした。

邪血の血を持つものは、別の生物を食べなくても退化しません。また、邪血の血を飲んだ鬼は、同じ性質を持つようになります。つまり、ムジカと一緒にいたソンジュもムジカの血を飲んだことで、人間を食べずにいられるのでした。

ただし、エマたちがムジカにあった時点で、世界にはムジカしか邪血の持つ者はいませんでした。かつて鬼と人間はとある約束をして、鬼が人を食べる世界を作ることにします。しかし、そこで発覚したのが邪血の存在でした。邪血の存在は、合法的に人間を食べる口実がなくなることを意味します。それを恐れた鬼たちは、邪血の一族を滅ぼしました。ムジカはその中で生き残った唯一の1人だったのです。

そもそもなぜ、鬼が人間を食糧とする世界ができたのか…その理由について触れていきます。約束のネバーランドに関する重要なネタバレになるため、注意してください。

鬼と人間の争い

かつて鬼と人間は同じ世界で暮らしていました。鬼は他の生物を食べなければ、その姿も知性も保てません。鬼は退化を避けるため、同じ世界に住む人間たちを襲い続けました。しかし人間も、鬼は急所となる頭部を潰すことで殺せるため、鬼を殺し続けていました。

「ごほうび」を結ぶユリウス

そんな争いに疲れた人間側の指導者ユリウス・ラートリーは、鬼の頂点とある約束を取り付けます。その約束とは鬼も人間も殺し合いはしないこと、世界を2つに分けて住み分けることでした。しかし、これでは鬼側は不利になります。そこでユリウス・ラートリーは、一緒に戦っていた戦友たちを裏切り、食用にしていいと約束をしました。

ただ、これだけでは鬼の頂点は納得しません。自身もごほうびが欲しいという鬼の頂点に対し、ユリウス・ラートリーは「その年で最上級の肉を捧げる」という約束を取り付けました。また、ユリウス・ラートリーは自身の子孫を鬼と世界の門番、調停者にすることで、世界の平穏を保とうとしたのです。

そして今に至る

ユリウス・ラートリーと鬼の頂点との約束によって、世界は2つに分かれます。鬼たちは約束によって差し出された人間を元に農園を作り、食用児を作り続けました。つまり、エマやレイ、ノーマンら子供たちはみんな、かつて世界のために戦った人間の祖先だったのです。

鬼たちは鬼の頂点と直接約束を交わしたラートリー家には手出しできません。また、最上級の肉を食べることも叶いません。それでも人間を食べ続けられるため、約束には従い続けます。そして鬼側の人間たちは、約束に乗っ取って消費され続けることになったのでした。

約束のネバーランドの主人公エマが鬼かどうかは、まだ明かされていません。数々の鬼にまつわる要素があるため、鬼の可能性は決して低くはないと言えます。ただし、エマは間違いなく人間として世界に歯向かっているのも事実でしょう。約束のネバーランドはすでに完結していますが、まだ伏線が多く存在しています。今後なんらかの形で伏線が回収される可能性もあるため、それを待ち望んでいきましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
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