五等分の花嫁のストーリーを簡単に紹介します。五等分の花嫁は、秀才な男子高校生である上杉風太郎と、中野家五つ子の女子高生が織り成すラブコメディです。ストーリーのドタバタ感と五つ子それぞれの強烈なキャラクターで見事に人気となり、アニメ化にもなりました。

簡単にあらすじを紹介すると、主人公の上杉風太郎が、家の借金の関係で家庭教師のアルバイトをすることになります。しかし、アルバイト先の中野家の五つ子姉妹は落第に迫るほどの壊滅的な成績でした。勉強嫌いの五つ子姉妹を無事卒業させるために、上杉風太郎が奮起するさまを描くのが大まかなストーリーとなっています。

ここからは五等分の花嫁の登場人物を詳しく紹介します。

一花は長女というだけあり、基本的にお姉さん気質なキャラクターです。そんなお姉さんキャラとは反面に、寝坊癖や部屋が汚いなど面倒臭がりな性格でもあります。また、風太郎をからかうなど小悪魔な一面もあります。

一花は半年前にスカウトされたのがきっかけで、駆け出しの若手女優として活動しています。このことは、他の姉妹にも明かしていませんでした。

次女の二乃はかなり気性が荒く気が強い性格です。他の姉妹ともしばしば衝突することもありますが、姉妹思いな面もあります。家庭教師である風太郎のことをあまり快く思っていない様子でした。

二乃はかなりのイケメンが好きです。一度好きになった相手は一直線に追う一途な面も持っています。また、姉妹の中で女子力が一番高く、流行にも敏感で、料理も上手です。

三女の三玖は口数が少ないためクールでミステリアス、なおかつやや引きこもりの印象が強いです。しかし、他の姉妹の変装が得意という一面があります。

戦国武将が好きで、歴史上の人物のようなヒゲのおじさんがタイプと言う変わった一面も持っています。今ドキな女子の二乃とは全くの正反対のタイプです。また、料理が苦手な面も二乃と真逆で、四葉とは真逆で運動音痴でもあります。

四女の四葉は常に明るく、元気ハツラツで前向きな性格をしています。家庭教師である風太郎のことを姉妹の中で一番快く迎えました。勉強も同じく熱心に取り組みむにもかかわらず、成績が一番壊滅的でした。その一方で運動神経は非常によいです。

前向きな性格に引っ張られるかのようにお人好しな一面を持ち、そのせいか数多くの運動部を掛け持ちしています。それが風太郎にとっては風向きの悪い方向に行ってしまうことも多々あります。

五女の五月は風太郎が最初に出会う中野家の姉妹です。ウマが合わないのか時折衝突することもあります。しかし、その裏では風太郎に頼らずも勉強する努力家でもあります。もっとも、不器用で要領が悪いため、上手くいかないことが多くあります。

食べることが好きで、大食漢と言う意外な一面を持っています。好きな飲み物をカレーと公言することからもそのことがうかがえます。また、風太郎と学食で初めて会った際も、うどんに数多くの揚げ物トッピングをしてプリンも頼んでいました。

風太郎は家庭教師を務めるほど、成績優秀の秀才です。社交性が無いため、五月に対してデリカシーのない発言をするのが目立ちます。

風太郎の妹であるらいはは、年齢とは裏腹に大人びているのが特徴です。常に礼儀正しく、社交性も十分にあり、兄とは異なる性格です。そのためか、中野家五姉妹にとても好かれています。

五等分の花嫁の2期の突入の前に、1期が原作漫画ではどこまで放送されたのかが気になるのではないのでしょうか。アニメでは、林間学校でキャンプファイヤーを終えたところで1期に幕を閉じました。

林間学校の回は漫画第4巻に掲載されています。そのため、1期は1～4巻辺りまでと推測できるでしょう。そうなると2期は漫画の5巻からのスタートが濃厚だと推測できます。

アニメ・五等分の花嫁の1期を制作した会社は手塚プロダクションです。手塚プロダクションは手塚治虫が1961年に設立しました制作会社です。手塚治虫が手掛けた漫画作品を多く制作している会社が、五等分の花嫁のアニメを手掛けることになったことには、意外だと感じた人もいるでしょう。

アニメ・五等分の花嫁の作画が崩壊しているという噂は多くありました。五等分の花嫁はストーリーに面白味があり、定評のある人気の漫画作品です。それだけに作画崩壊はファンにとってもショックが大きかったようです。

アニメ・五等分の花嫁1期の放送では、作画崩壊の多さが話題となりました。しかし、五等分の花嫁2期は1期とは異なる、バイブリーアニメーションスタジオという会社が制作を担当します。この会社の設立日は2017年5月1日です。アニメ制作の実績は五等分の花嫁2期含めてわずか2つと新参者の会社です。

バイブリーアニメーションスタジオが五等分の花嫁2期を除いて唯一手掛けたアニメ作品はアズールレーンです。アズールレーンはもともと中国経由で日本と協力のもと作られた人気アプリゲームです。2019年にアニメ化もされました。

そのほかにも人気アプリゲームのプリンセスコネクトRe：Diveの撮影を務めた実績もあります。ただし、あくまでも撮影を担当し、制作は担当していません。Re：Diveのサブタイトルは2期を思わせますが、こちらはゲームの続編です。アニメ自体は制作が決定された2期も含めて1期からこのタイトルになっています。

五等分の花嫁のアニメは1期が漫画1～4巻までの放送となりました。そのためアニメの2期は漫画5巻から始まることが濃厚だと推測できます。2期のアニメはいつから放送され、また漫画のどのあたりまでの放送となるのでしょうか。

2期の1話には「今日と京都の凶と共」と言うサブタイトルが付けられています。こちらは実際5巻に収録されているため、今の段階では順当なところでしょう。1期が4巻までのことから、2期は1クールだと8巻辺りまでが放送のボーダーラインとなりそうです。

「五等分の花嫁」の原作である漫画の放映部分について詳しく紹介しました。また、制作会社と作画崩壊についても紹介しました。1期のアニメでは作画崩壊のインパクトが予想以上に強く残った視聴者が多くいるでしょう。しかし、2期のPVを見るとおよそ2年の月日があったせいか、作画の面は改善されています。

五等分の花嫁は人気の漫画作品です。一度見ればその魅力に取りつかれること間違いありません。そんな五等分の花嫁・アニメ2期の放送を楽しみにしましょう。