三輪霞は呪術廻戦にどのような経緯で登場するのでしょうか。まずは、三輪霞が呪術廻戦に登場するまでのあらすじを紹介します。紹介する中で、ネタバレ要素を含むため、注意してください。呪術廻戦の世界には呪霊と呼ばれる呪いと、呪霊を祓う呪術師が存在します。主人公である虎杖悠仁は、元々普通の高校に通う男子生徒でした。高校生活でたまたま見つけた両面宿儺の指が影響し、学校に呪霊が集まります。

そこに両面宿儺の指の行方を追っていた呪術師の伏黒恵が到着し、2人で呪霊を倒しました。しかし、呪いは呪いでしか祓えないため、虎杖は自ら両面宿儺の指を取り込み、宿儺の器になります。そのため、普通の高校では生活できず、呪術師が通う呪術高専東京校に編入しました。そして、虎杖の同級生として伏黒恵と針崎野薔薇が登場します。3人で任務をこなす中、特級呪霊との戦闘で虎杖は死亡しました。

1度死亡した虎杖は体内にいる両面宿儺のおかげで生き返ります。しかし、命を狙われる危険があったため、虎杖の担任である五条悟が死亡した存在として、密かに修行をすることを提案します。そのため、この時虎杖が生きていることは同級生であっても知らされていません。残った伏黒と針崎は、呪術高専の姉妹校の交流会が開催されると知ります。

そして、交流戦に向け話し合いに来た京都校の学長である楽巌寺嘉伸（がくがんじよしのぶ）に付き添う形で三輪霞は、呪術廻戦に初登場しました。虎杖と共に、学校に集まった呪霊を倒した伏黒恵については、以下の記事で詳しく紹介しています。今後もさらなる活躍が期待できる伏黒について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

続いて、三輪霞のプロフィールを紹介します。紹介する中で、呪術廻戦のネタバレ要素を含みます。プロフィールを確認すると、三輪霞がどのような人物なのか分かりやすくなるため、ぜひ参考にしてください。

三輪霞は、呪術高専京都校に通う17歳の2年生です。年齢は公開されていますが、誕生日や身長、体重は公開されていません。そして、2年生でありながら3級呪術師の資格を持つほどの強さを持っています。

呪術師の世界には、強さ別に分類される階級が存在します。その中で、三輪霞は3級に分類されているのです。そんな階級の中でも特に優れている呪術師しかたどり着けない特級呪術師に分類されているキャラについては、以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

アニメ呪術廻戦に登場した三輪霞は、水色の髪にスーツのような黒い制服を着ていました。前髪は斜めに切るアシンメトリーで、初登場時からかわいいと話題になったキャラです。多く存在する呪術師の中でも一般人に近い考えを持っており、自分自身でも自覚しています。

続いて、三輪霞が呪術廻戦の作中で使用した能力や術式を紹介します。紹介する中で、呪術廻戦のネタバレを含むため、注意してください。

三輪霞が作中で使用する能力は「シン・陰流」と呼ばれる簡易領域です。この能力は、半径2.16mに侵入してきたものをフルオートで攻撃します。さらに、領域内では相手の術式を全て中和できる能力もあるため、最強の呪術師と呼ばれる五条悟にも攻撃ができる数少ないキャラなのです。

三輪霞は、主にシン・陰流を基盤に刀を使って攻撃します。しかし、初同時に設定した足の位置がずれると能力が解除されるというデメリットもある能力です。

限られた呪術師や呪霊しか使用できない領域展開については、以下の記事で詳しく紹介しています。領域展開は、今後の戦いで鍵になる能力です。そんな領域展開について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

シン・陰流の使い手である三輪霞はなぜ呪術高専に入学したのでしょうか。次は、三輪霞の入学理由を紹介します。紹介する中で、呪術廻戦のネタバレ要素を含むため、注意してください。

三輪霞は、元々呪術師の存在を知らない一般人でした。しかし、中学1年生の時バイト中にシン・陰流の師範にスカウトされます。それをきっかけに呪術師界について知り、シン・陰流を学んだのです。

三輪霞は、バイト中にスカウトされたからという理由以外に、貧乏な家族を救いたいという思いもありました。呪術師は常に命の危険と隣り合わせであるため、階級があがればあがるほど報酬も跳ね上がります。三輪霞は、貧乏な家族を少しでも助けたいという優しい思いから呪術師になりました。

三輪霞が読者からかわいいと言われる理由の1つに、五条悟の大ファンだということがあります。次は、三輪霞が五条のファンだと分かるシーンを紹介します。紹介する中で、呪術廻戦のネタバレ要素を含むため、注意してください。大ファンだと分かるのは、アニメ呪術廻戦第8話です。

楽巌寺嘉伸に付いてきた三輪霞は、対談相手である五条を見つけます。学長の前では毅然（きぜん）とした態度で接します。しかし、五条がその場を後にした途端、五条を追いかけツーショットを希望するなど、かわいい姿が見れました。それにより、読者の間では「三輪霞＝五条の大ファン」というイメージが付いたのです。

三輪霞が大ファンである五条悟については、以下の記事で詳しく紹介しています。最強の呪術師と呼ばれるほどの強さを持つ五条について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

メカ丸は、はっきりと公言されていませんが、三輪霞に惹かれていました。しかし、メカ丸は呪術廻戦の物語が進む中で、真人との戦いに敗れ死亡したのです。その後、生前に残したミニメカ丸で呪力が尽きるまでの間復活します。そして、呪力が切れる時に自分の思いをはっきりと伝えず、三輪の幸せだけを願って消滅しました。

三輪にとってもメカ丸は、京都校の大事な仲間であり、ミニメカ丸が消滅したときは大声で泣くシーンがあります。三輪がメカ丸に特別な感情を持っていたのかは不明です。しかし、会いに行くと約束していた大事な仲間のメカ丸が死亡したことで、悲しみが溢れたのでしょう。2人の掛け合いは、呪術廻戦第128話に収録されています。

三輪霞はシン・陰流を使いこなす強さを持っているキャラです。しかし、交流会ではあまり強さをはっきできずに役立たずと言われることもありました。そのため、弱いのではないかと言われることも多いようです。そこで、最後に三輪霞と同等の強さを持つキャラを考察して紹介します。紹介する中で、呪術廻戦のネタバレを含むため、注意してください。

釘崎野薔薇は、主人公である虎杖の同級生として登場するキャラです。そして、三輪霞と同じ3級呪術師の資格を持っています。そのため、階級的に同等の強さを持っています。釘崎の術式は、ワラ人形を使って攻撃する芻霊呪法（すうれいじゅほう）です。

禪院真依も三輪霞と同じく3級呪術師の資格を持っています。呪術師の中では呪力量が少なく、長期戦に向いていないキャラです。三輪霞と同じくデメリットがあるキャラであるため、同等の強さを持っていると考察できるでしょう。

三輪霞はかわいいと人気を集める容姿端麗なキャラでありながら、家族を想う優しい心を持つ完璧な呪術師です。交流戦では見せ場が少なかった三輪霞は、今後さらなる成長を見せてくれるでしょう。そして、メカ丸死亡という辛い現実を乗り越えた三輪霞が今後どのような行動を見せるのか楽しみにしておきましょう。