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【約束のネバーランド】出荷の基準とは?首の数字や年齢が関係?その後の結末も紹介

2021.03.31

約束のネバーランドの中で「出荷」は重要なキーワードです。今回は、出荷とは何なのか、出荷の基準とは何か、出荷されたコニーやノーマンのその後、出荷年齢と数字の関係など、約束のネバーランドの出荷にまつわるエピソードを考察します。

  1. 【約束のネバーランド】出荷とは一体何なのか?
  2. 【約束のネバーランド】出荷される基準とは?
  3. 【約束のネバーランド】出荷を決める存在とは?
  4. 【約束のネバーランド】出荷後に行きつく場所は?
  5. 【約束のネバーランド】出荷されない唯一の方法がある?
  6. 【約束のネバーランド】何故ノーマンは殺されなかったのか
  7. 【約束のネバーランド】出荷とは鬼の餌食になること

約束のネバーランド内において出荷とは、鬼のための食用肉として納品されるという意味です。ノーマンやエマ、レイが暮らすGF(グレイスフィールド)ハウスは農園と呼ばれています。そこでは、食用の人間「食用児」を育てて収穫し、出荷しています。子供たちが里親に引き取られると表向きには言っていますが、里親に出た子は全て出荷されているのです。

出荷される子供は、殺されてまだ息のあるうちに吸血植物の花「ヴィダ」を胸に刺されます。これはヴィダに血を吸わせることで血を抜き、より美味しく食べるための処理です。

ヴィダによって血抜き処理を施された子供は、服を脱がされます。そして液体の満たされた瓶に詰められて、トラックで出荷されていきます。物語の冒頭で出荷されたコニーもまた、ヴィダで血抜き処理をされた後に、瓶詰にされて出荷されていきました。エマやノーマン達の住む農園から出荷される子供たちは、金持ち専用の高級食材であることが明かされています。

農園と呼ばれる施設に住む子供たちが出荷される基準は、年齢とスコアによって明確に決まっています。ここからは、エマとノーマン、そしてレイが考察した出荷の基準をみていきましょう。

首に刻印されている数字は、識別番号(マイナンバー)と呼ばれる数字は、出生順に振られた数字だと考察されています。数字自体は、年齢を示すものでもないため、出荷順とは関係ありません。

【約束のネバーランド】出荷される基準①年齢

出荷される年齢は、満6歳から12歳までの子供と決められています。出荷されたコニーも6歳でした。人間の脳は、6歳までに90%成長すると言われており、さらに12歳までに100%成長すると言われていることから、ノーマンは脳の発達具合に応じて出荷の年齢が決められていると考察しています。

つまり、体の中で脳が一番おいしい部位であり、脳が一番大きく育った年齢の時点で出荷されると考えたのです。どんなに年齢を重ねても満12歳には出荷されるので、ノーマンやレイ達の考察が正しいことを示しています。13歳以上の年齢の子供がGFハウスにいないのは、出荷の年齢制限が理由です。

【約束のネバーランド】出荷される基準②スコア

出荷の基準の2つ目は、スコアが低い順から出荷されることです。満6歳以上になればスコアの低い順に、いつでも出荷されます。実際にコニーは6歳で、家族の中でもスコアの数字が悪い方でした。

スコアが高ければ高いほど出荷が伸ばされるのは、発達した脳の方がおいしいからだとノーマンたちは考察しています。実際に、6歳でスコアの低いコニーは、ランクが低いと鬼に評されていました。さらにはもうすぐ12歳になるノーマン、レイ、エマはほとんどフルスコアを取っており、まだ出荷対象になっていません。

GFハウスには、エマ達以外にも子供がたくさんおり、ドンやギルダ、ラニオンやハンスといったメンバーがいます。年少組の中でもスコアの数字が高いのはフィルです。フィルのについては以下記事を参考にしてください。

飼育監(ママ)に対して子供の出荷順番を指定をしているのは、グランマだと推測できます。グランマとは、農園の飼育監をまとめている存在です。各農園で子供達を飼育して、監視しているのは飼育監です。飼育監は毎日午後8時の定時連絡時に、本部のグランマからの指示を受けています。この定時連絡の時に、グランマが出荷の指示を出しているのでしょう。

実際に、イザベラは定時連絡の後に「次回の出荷はないと決まった」とレイに伝えるシーンがありました。このように、飼育監が食用児の出荷時期を決めているわけではありません。飼育監はあくまで、食用児を農園の中で飼育・管理することが役割なのでしょう。

グランマが指示をしているのは、おおまかに分けて次の出荷の時期、出荷の際にどの品質の子供を選ぶかの2点です。ただし、人間は所詮鬼の支配下でしかないため、グランマでさえも鬼の指示を受けて出荷を操作している可能性があります。

約束のネバーランドの作品内で、グランマに対して鬼が出荷の指示を出している描写はないため、出荷の最終指示者が誰なのかについては明かされていません。

しかし、グランマは処罰として出荷されているので、グランマもまた出荷される対象です。出荷指示の最高権限がグランマにあるなら、グランマが出荷されるはずはありません。具体的に誰なのかは明かされていないものの、鬼の誰かが出荷に関する指示の最高権限を持っていると考えて良いでしょう。

近づいてはいけない門の先

門に近づいてはいけないのは、その先の施設で出荷のための収穫作業の全てを行っているからだと考えられます。初めにコニーの死体を見つけた現場は、トラックの荷台の上でした。コニーは、胸にヴィダの花を刺された状態で放置されていましたが、この時点ではまだ服を着ています。

その後にやってきた鬼によって、服を剥がされ、液体で満たされた瓶に詰められていました。このことから、門には出荷の際の瓶の保管、トラックの保管、後は遺品の処分等を行っていると考察できます。

飼育監であるイザベラの隠し部屋の中には、子供達の遺品がコレクションしてありました。子供達が出荷の際に持ち出した私物は、出荷の際に一緒に持ち出されることなく、農園内で処分していると考えられます。GFハウス内で処分すると子供達に見られるので、門の先の施設で一括して処分している可能性も高いでしょう。

車の行く先

瓶詰にされた子供が出荷される先は、鬼の市場です。人間が養豚場から豚を出荷した際に、市場へ納品するのと同じです。ただし、ノーマンたちが住むGFハウスは高級食材で、大量生産の農園とは出荷される市場が違う可能性はあります。

食用児でも、12歳よりも長く生き残る方法があります。GFハウスの飼育監であるイザベラは元食用児です。では、食用児はどうやって出荷を逃れられるのでしょう。エマたちが脱走以外に生き残る方法はあるのでしょうか。

【約束のネバーランド】出荷されない方法①飼育監になれば生き延びれる?

食用児出身でも、飼育監になれば大人でも生き残れる可能性が高いです。作中でイザベラが「子供を産んで能力が認められれば飼育監や補佐(シスター)としてまたこのお家(ハウス)に戻ってこれるの」と言っているように、食用児でも大人になることは可能なのでしょう。

ただし、誰でも大人になれるというわけではなく、飼育監の候補となれるのはスコアの数字が高い優秀な食用児だけです。スコアの数字が低い食用児が問答無用で出荷されるのは、飼育監が頭が良くなければ務まらないからでしょう。また、条件として子供を産むという項目があるため、飼育監になれるのは女の子だけという推測ができます。

自身も食用児だったイザベラのプロフィールやストーリー展開における詳しい解説は以下の記事で紹介しています。

【約束のネバーランド】出荷されない方法②飼育監候補は競争の日々

飼育監になる道は狭き門です。出荷の際に、スコアの高い女の子は飼育監になるか、食肉として出荷されるかを問われますが、皆死にたくはないため、候補生は増えます。しかし、全員が飼育監になれるわけではなく、訓練を受ける過程で、蹴落とされれば即出荷対象となってしまいます。

実際にGFハウスに手伝いとしてやってきた補佐クローネも、隙あらばイザベラを蹴落とし飼育監になろうと画策していました。結果としてクローネは処罰対象になり、胸に花を刺され、出荷されてしまいました。

クローネがどんな風に行動し、最期を迎えたかについては、以下の記事にくわしく解説しています。

食用児が生き残れるのは飼育監になれる女の子だけではありません。男の子であるノーマンも生き残っています。ノーマンは出荷前日に逃げられるチャンスがあったものの、エマやレイの脱走の足掛かりを作るために、GFハウスに戻って出荷される道を選んでいました。しかし実際には食肉にはならず、脱走もしていないのに生きています。ノーマンは飼育監になる資格がないにも関わらず、なぜ殺されなかったのでしょうか。

何故ノーマンは殺されなかったのか

ノーマンはGFハウスを去った後に、ラムダ農園に移されて生存しています。ピーター・ラートリーというラムダ農園の責任者にその頭の良さを買われ、食用としての出荷を逃れていたのです。

ちなみにピーター・ラートリーは、食用児を助けようとしているミネルヴァの兄弟です。ミネルヴァについてのくわしい解説は以下の記事で紹介しています。

ラムダ農園とはどのような場所なのか

ラムダ農園は、食用児を育てる施設ではなく、食用児を使った人体実験施設です。ラムダ農園でに移された食用児は腕に発信機がつけられ、24時間監視されています。実験の内容は、投薬実験やより難易度の高いテストを受けさせることです。

過酷な実験施設の描写がありますが、実は実験の最終目的について、作中では明らかにされていません。しかし、スコアの高い人間の方が高級とされる点や、スコアの高い女の子だけが子供を出産する飼育監になれることから、「より頭の良い人間を作る方法」を実験しているのではないでしょうか。だとすれば、頭の良いノーマンがラムダ農園で実験されている理由もうなずけます。

ノーマンの生存の伏線は出荷時にほのめかされていましたが、他にも約束のネバーランドの中には伏線がたくさん仕込まれています。伏線回収についての考察記事は以下を参考にしてください。

出荷とは育てた食用児を殺して、食肉として出荷することでした。食用児は、全て死ぬわけではありません。スコアの高い食用児であれば、ラムダ農園での実験対象や、飼育監候補として生存することができます。しかし、グランマという地位に上り詰めてさえ、食用児は出荷の対象となりえます。また、コニーのようにスコアの低い食用児は飼育監になることも不可能なため、生存の希望はありません。

食用児として生まれ、鬼のシステムの中で暮らす以上は、12歳の年齢を上限とした出荷という死と隣り合わせです。天寿を全うできる人間はほぼいないと考えて良いでしょう。エマやレイが脱走を試みたように、鬼の管理下から逃げる術を探すほか、生き残る道はないと推察できます。生き残る方法があるとはいえ、出荷が決まればほぼ死が確定した絶望という方程式がわかりました。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71LRufJC-KL.jpg