進撃の巨人に登場するリヴァイ班は主人公エレンも加わることになった調査兵団の班です。リヴァイ班という名の通り、リヴァイを筆頭とした班ですがどのように登場したのでしょうか。進撃の巨人のネタバレを含めながら紹介していきます。

リヴァイ班が進撃の巨人で初めて登場したのは、エレンが巨人化出来ることがわかり調査兵団でエレンの身柄を管理することが決まってからです。憲兵団と調査兵団、どちらがエレンの身柄を確保するか裁判が行われることになりました。結果、壁外調査でエレンが巨人討伐のために必要だと成果を出すこと、リヴァイが責任を持ってエレンを管理することを条件に調査兵団がエレンを管理することになります。

調査兵団でエレンを管理することに決定した後、進撃の巨人に初めてリヴァイ班のメンバーが登場します。エレンとリヴァイ班のメンバーが生活するために使う旧調査兵団本部に向かっていました。初登場は、エレンとリヴァイ班のメンバーのペトラ、オルオが会話しているシーンでした。

進撃の巨人に登場するリヴァイ班とは一体どのような班なのでしょうか。リヴァイ班とは、エレンの巨人化の力を調査しエレンが今後人類の糧となる評価をするために特別に集められた班です。リヴァイ班のメンバーは、リヴァイ兵長が巨人との戦闘の戦績から抜粋して選んだメンバーが選ばれました。

進撃の巨人の中で数多くの巨人との戦いを勝ち抜き生き残ってきたメンバーが集められたリヴァイ班は、女型の巨人との戦闘で激闘を見せました。しかし、エレンとリヴァイを残して全滅し死亡してしまいます。進撃の巨人の名台詞、「心臓を捧げよ」の通り命をかけて人類の希望であるエレンを守り抜いた特殊部隊がリヴァイ班です。

進撃の巨人に登場したリヴァイ班にはエレン、リヴァイの他にペトラ、オルオ、エルド、グンタの4人がメンバーにいます。進撃の巨人のリヴァイ班のメンバーをそれぞれ身長や体重、戦績、どんな最後を迎えたのかネタバレをしながらキャラクター別に見てみましょう。

進撃の巨人の調査兵団の兵士長であり、リヴァイ班のリーダーであるリヴァイ・アッカーマンです。リヴァイ班のメンバーからは「兵長」と呼ばれ慕われている人物です。身長160㎝、体重65kgととても小柄な体格ですが戦力は並外れていて、「人類最強の兵士」と呼ばれています。進撃の初登場シーンでは、巨人2体をあっさり1人で倒してしまいました。

クールで冷血そうな雰囲気と喋り方をするキャラですが、リヴァイ班や調査兵団からの人望が厚く誰もが頼りにしている存在です。そして、巨人との戦闘で死亡した兵士たちを忘れないために兵士たちの制服のワッペンを取っておく場面もあり、情の深い性格をしているキャラクターでもあります。そして、進撃の巨人の人気キャラクターでもあります。

調査兵団特殊部隊リヴァイ班のメンバー、ペトラ・ラルです。リヴァイ班で唯一の女性キャラクターで、身長は158㎝、体重55kgと標準的な女性の体型です。巨人との戦いの戦績は巨人討伐数10体、討伐補佐数48体と巨人討伐に置いて補佐の役割を担っているキャラクターでしょう。

リヴァイ班のリーダー、リヴァイ兵士長を心から慕っていて生前、自分の父親に「リヴァイ兵士長に全て捧げる」という手紙を出していたことが進撃の巨人の作中で描かれました。リヴァイと愛し合う関係にあったのでは？と進撃の巨人のファンの間で噂されたこともあるメンバーです。ペトラは女型の巨人との戦いで女型の巨人に踏み潰され死亡しました。

進撃の巨人に登場しほぼ序盤で死亡してしまうメンバーですが、進撃の巨人ファンからの人気が高く印象強いメンバーです。

調査兵団特殊部隊リヴァイ班のメンバー、オルオ・ボザドです。初登場シーンでリヴァイの喋り方を似せてしまうほどリヴァイを慕っているメンバーです。身長173㎝、体重61kgと男性の標準的な体型をしているオルオですが、巨人討伐数39体、討伐補佐数9体と戦績は文句なしの実力の持ち主です。

進撃の巨人のファンからも人気なリヴァイのようにクールな振る舞いをしようとしますが、空回り気味になってしまうキャラクターです。しかし、女型の巨人との戦いで死亡していくメンバーを目の当たりにしながらも最後まで生き残り女型の巨人を討伐しようと奮闘しました。

リヴァイ班のメンバー、オルオはうなじに切りかかった時、女型の巨人に硬化で防御され一瞬の隙をつかれ、蹴りを食らってしまい死亡しました。進撃の巨人の作中で1番最後に死亡したリヴァイ班のメンバーです。

調査兵団特殊部隊リヴァイ班のメンバー、エルド・ジンです。リヴァイが不在の時や班から離脱するときに班の指揮を任されるリヴァイからの信頼が強いメンバーになります。身長182㎝、体重75kgと長身で体格の良いキャラクターです。

巨人討伐14体、討伐補佐数32体の実力の持ち主で、エレンが突然親指を巨人化させてしまったときに素早い反応を見せ、エルドの強さが伺えます。しかし、女型の巨人との戦いでうなじを狙いに行った時、女型の巨人に上半身をちぎられ死亡しました。女型の巨人との戦い後、進撃の巨人の作中で調査兵団が帰還した際、エルドには帰りを待つ恋人がいた描写がありました。

進撃の巨人のリヴァイ班の中で、唯一恋人がいたことが判明しファンの間では、可哀想と話題になったメンバーでしょう。

調査兵団特殊部隊リヴァイ班メンバー、グンタ・シュルツは身長183㎝、体重82kgとリヴァイ班の中で1番背の高いメンバーです。エルドと並ぶ体格の良さをしています。とても真面目な性格でリヴァイや調査兵団団長のエルヴィンと自分の上司の指示に忠実に従っています。性格の現れか戦績は巨人討伐7体、討伐補佐数40体と補佐の役割が多めです。

女型の巨人との戦闘では、上司に忠実に従う真面目な性格が裏目に出てしまい女型の巨人が出した煙弾をリヴァイが出したものと勘違いしてしまいます。リヴァイではないことに一瞬で気がつくものの時すでに遅し、グンタは女型の巨人に首を切られ死亡しました。

進撃の巨人でリヴァイ班の中で1番初めに死亡してしまったメンバーであり、進撃の巨人リヴァイ班全滅の開幕になってしまったメンバーでもあります。

進撃の巨人の作中で巨人との戦いの中、生き残り戦績を残してきた猛者ばかりのリヴァイ班ですが、進撃の巨人で名シーンでもある女型の巨人との戦いでメンバーは死亡し全滅します。女型の巨人との戦闘はどんな戦いだったのでしょうか。進撃の巨人の名シーン、女型の巨人とリヴァイ班の戦闘について進撃の巨人のネタバレと共に見ていきます。

女型の巨人はアルミンたちの足止めを振り切ってリヴァイ班のいる方向へ進みます。リヴァイ班は巨大樹の森の奥を目指して進んでいました。リヴァイ班に女型の巨人を近づけないよう調査兵団の兵士たちは命を落としながらも戦いました。命を落としていく兵士を見てエレンは巨人化をして戦闘しようとします。しかし、ペトラたちリヴァイ班のメンバーに巨人化を止められ指示通り女型の巨人から逃げることを優先しました。

逃げることを優先したリヴァイ班が進んでいくと先にはエルヴィンが罠を張って待ち構え、女型の巨人捕らえることに成功しました。その後、リヴァイはエルヴィンたちと合流するためリヴァイ班の指揮をエルドに任せ班を離脱します。合流したリヴァイを中心に女型の巨人に攻撃しますが、女型の巨人は巨人たちを呼び、自分の体を食べさせ騒動に紛れ女型の巨人の本体は調査兵団になりすまし逃げてしまいました。

女型の巨人が逃げ出した頃、リヴァイ班はさらに森の奥へと進んでいました。しかし、途中で調査兵団になりすました女型の巨人が煙弾を出します。煙弾をリヴァイからのものだちグンタが勘違いをしました。すぐに判断しリヴァイではないことがわかりましたが、グンタは女型の巨人に首を切られてしまいリヴァイ班メンバー、最初の死亡者になりました。

グンタが死亡し同じリヴァイ班のペトラ、オルオ、エルドは動揺しますが、瞬時の判断で女型の巨人への攻撃を開始します。女型の巨人の体勢を崩すために目や足を連携攻撃で攻撃し、うなじを攻撃しようとしたエルドが上半身を食いちぎられ死亡します。2人の死亡に動揺を隠せず、体勢を崩してしまったペトラが踏み潰され死亡しました。

最後まで女型の巨人にオルオは勇ましく挑み、うなじを切ろうとしますが防御されてしまい死亡しました。女型の巨人を討伐するために果敢に挑んだリヴァイ班ですが、エレンを女型の巨人から逃がすために奮闘したのち、メンバー全員が死亡し全滅してしまったのです。進撃の巨人の中で主力であるメンバーが初めて全滅したシーンが描かれました。

リヴァイ班は進撃の巨人の作中で女型の巨人と激戦を見せました。結果は全滅でも勇敢に挑んだリヴァイ班メンバーの名言を進撃の巨人のどのシーンのセリフなのかネタバレ付きで紹介します。

「ごめんね、エレン。私たちってビクビクして間抜けで失望したでしょ？でもそれでも1人の力じゃ大したことはできない、だから私たちは組織で活動する。私たちはあなたを頼るし、私たちを頼って欲しい。私たちを信じて。」

エレンが突然指だけ巨人化してしまいリヴァイ班が初めてエレンの巨人化を目の当たりにした後のペトラのセリフです。どれだけ強く巨人との戦闘をしてきた優秀な調査兵団の兵士だとしても1人では何もできない、組織として活動することで巨人を倒すことができるとエレンに伝わるような進撃の巨人の中でも有名な名言でした。

「なんだてめぇ、俺たちの腕を疑ってんのか！？」

進撃の巨人の女型の巨人と接近したシーンで、オルオがエレンに向けて言ったセリフです。グンタが死亡した後、女型の巨人を討伐しようとしたリヴァイ班のメンバーにエレンが自分も戦うと言った言葉に答えたセリフでした。いつも空回ることが多いオルオですが、リヴァイ班に選ばれたプライドを持っていることがわかるセリフだったでしょう。

リヴァイ班のメンバーは、人類の希望となるであろうエレンの身を守るために結成され、奮闘しました。しかし、女型の巨人との戦闘で全滅という悲しい結末を迎えてしまったリヴァイ班でした。それぞれ命がけの戦いを見せてくれました。エレンが調査兵団に身柄を管理されることになってから女型の巨人との戦闘までと、登場から結末まであっという間でしたが、ファンの心に残るシーンや名言を残しています。

リヴァイ班の活躍は、結末のネタバレを知った後何度見ても感動を呼ぶ進撃の巨人の名シーンです。ネタバレ後、リヴァイ班のメンバーの名言や奮闘ぶりに注目して見てみるのもさらに進撃の巨人を楽しめるでしょう。