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約束のネバーランド

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【約束のネバーランド】ムジカの正体は邪血の少女!エマのペンダントの謎も解説

2021.08.02

約束のネバーランドに登場するムジカの正体は邪血の少女です。今回は邪血の少女ムジカやソンジュの正体、死亡説、邪血の一族に対するノーマンの反応やエマに渡したペンダントの謎について、約束のネバーランドのネタバレを含みながら解説していきます。

  1. 【約束のネバーランド】ムジカの基本プロフィール
  2. 【約束のネバーランド】ムジカとエマの初めての出会い
  3. 【約束のネバーランド】ムジカが人間を食べない理由
  4. 【約束のネバーランド】ムジカの正体・邪血の少女とは?
  5. 【約束のネバーランド】ムジカだけが生き残れた理由
  6. 【約束のネバーランド】ソンジュの正体は元五摂家なのか?
  7. 【約束のネバーランド】ムジカとソンジュの最後がアツすぎる!
  8. 【約束のネバーランド】ムジカに残された謎
  9. 【約束のネバーランド】ムジカは鬼の太陽のような存在

約束のネバーランドに登場するムジカは、物語に大きく関わる重要人物の1人です。以下、約束のネバーランドのネタバレに関わる内容になるため、注意してください。

ムジカの経歴プロフィール

約束のネバーランドの主人公エマたちが出会ったムジカは、基本的なプロフィールが明かされていません。誕生日や身長、体重なども明かされておらず、不明となっています。

ムジカの人物像や特徴

ムジカは、エマたちが出会った鬼とは違った雰囲気の持ち主です。人間であるエマ達を食べることはせず、それどころか世界の秘密や鬼のことについて教えてくれました。とても優しく思いやりがある性格だと言えるでしょう。

見た目はダボダボの服と仮面で身体と顔を覆っているため、素顔を確認することはできません。ただし、フードと仮面から覗かせる長い髪が特徴的で、話し方やその見た目からどこかかわいい雰囲気が漂う女性だということがわかります。

約束のネバーランドの物語は、エマがムジカと出会うことで大きく動くことになります。どのようにエマたちとムジカが出会うことになったのか、物語のあらすじを紹介していきましょう。

以下、約束のネバーランドの重要なネタバレを含む内容になるため注意してください。

GF脱出後に鬼に襲われるエマ

約束のネバーランドの主人公エマたちは、自身が食用児達でいつか食肉となり死亡する運命を知ります。その運命を変えるため、子供たちと協力しながら無事孤児院を脱出することに成功しました。その作戦の最中で仲が良かったノーマンが出荷されることになります。しかし、ノーマンは脱出後に役立つと思われるヒントをエマたちに残してくれていたのでした。

その後、エマたちは外の世界の森をさまようことになります。ノーマンが残してくれたヒントを目的地に向かって歩みを進めているところでした。そんな時、エマたちは鬼に襲われることになります。知恵を振り絞りながら鬼から逃げる途中、レイが囮となって逃げることになりました。

レイは上手く鬼をかわそうとしますが、そこでさらに上位の鬼が現れます。エマは帰りが襲いレイの様子を確かめに行こうとしますが、疲労やストレスから倒れてしまいました。そしてレイは鬼に囲まれ、絶体絶命の窮地に追い込まれてしまいます。

ムジカに助けられ、匿われる

倒れたエマを介抱している途中、子供たちの前にフードをかぶった小柄な人物が現れます。その人物に対し子供たちは警戒しますが、どうやら助けてくれる様子でした。子供たちはその人物、ムジカに助けられて匿われます。

また、レイも危機一髪のところで何者かに助けられたのでした。レイを助けた人物はソンジュという人物です。ソンジュはムジカの仲間で、レイをエマたちを匿っている場所へと運んでくれました。ムジカは倒れたエマのことを介抱し、子供たちに食事を与えてくれていました。

子供たちがいる場所にエマとレイは案内されますが、その途中、ムジカが鬼だということに気づきます。なぜ、自分たちを助けたのか、エマとレイは警戒しながらムジカに問うのでした。

エマに可能性を感じるムジカ

エマとレイは急いで子供たちの安否を確認しにいきます。そこには元気がいい子供たちと温かい食事が用意されていました。そしてムジカは、自分たちは鬼であるが人は食べないのだと語ります。用意された食事はとても美味しくて、エマたちは夢中で食べます。そして、子供たちはゆっくり寝床で休むのでした。

子供たちが寝静まった後、エマとレイはムジカとソンジュの元へ謝りにいきます。そこでソンジュは他の鬼は人を助けないこと、自分たちが人を食べない理由を語りました。また、エマやレイたちを助けたのは単なる興味だと言いました。そして、今の世界の成り立ちを話したのでした。

ムジカとソンジュは、エマたちとともに森を抜け出そうとしてくれました。また、エマたちに、この世界を生き抜く最低限の術を教えてくれたのでした。ムジカやソンジュ、そしてエマたちは旅路の中で確実に関係は深まっていきます。そしてムジカはエマの前向きな考えに可能性を感じます。きっとこの世界や、約束を変えてくれるだろう…そういった思いをエマに抱き、とあるペンダントを渡したのでした。

鬼であるムジカやソンジュは、他の鬼とは違って人を食べません。その理由についてネタバレを含みながら解説していきましょう。

宗教上の理由から

ムジカとソンジュは、自分たちが人を食べないのは原初信仰と呼ばれる宗教が理由でした。原初信仰とは、自然に生まれた命しか頂かないというものです。約束のネバーランドの世界にいる人間の大半は、食用児として作り出された人工的な命です。自然に生まれた命ではないため、ムジカとソンジュは食べないのです。

邪血の少女だから

また、ムジカの正体は邪血の少女と呼ばれる存在でした。邪血の少女は、そもそも人を食べる必要がありません。実は、鬼が人を食べる理由は食べないと死亡するからではありません。鬼は人を食べることで、人の形、知性、理性を保っていられるのでした。しかし、食べ続けなくてはその身体や知性などは失われることになります。

しかし、ムジカの正体は邪血の少女であるため、人を食べる必要がありません。原初信仰という宗教上の理由もありますが、そもそも食べる必要性がないから、人を食べずにいられるのでした。

ムジカの正体は邪血の少女と呼ばれる特別な存在でした。以下、邪血の少女、また邪血の正体についてネタバレを含みながら紹介していきます。

邪血の鬼の存在とは

邪血の少女ムジカは、邪血の鬼と呼ばれる存在です。そもそも一般的な鬼は、食べたものに擬態し、それに伴う能力を手に入れるという特徴を持っています。鬼が人を食べるのは、人の形や知性を手に入れたいからでした。

しかし、邪血の鬼は人を食べなくても人の形を保ち、知性や理性を保っていられます。また、邪血の鬼の血を飲めば、その鬼も人間を食べなくて済むようになります。ムジカと一緒に行動しているソンジュが人を食べないのは、過去にムジカの血をもらっていたからでした。

邪血の鬼の過去

エマたちがムジカに出会った時点で、世界に残された邪血の鬼はムジカ1人しか残されていません。これは過去に、邪血の一族が世界を牛耳る5つの王家に殺されていたからでした。

かつて世界は人間と鬼が共存する世界でしたが、鬼は人を襲い、また人も鬼を殺す関係でした。この連鎖を止めるべく、とある人物は鬼の頂点の人物と約束を交わします。その約束は数人の人を世界に残す代わりに、世界を2つに分け、それ以降お互いを襲い合わないというものでした。そして鬼は残された数人を食用児として量産することで、形や知性を保とうとしたのでした。

しかし、そこで人を食べなくても済むようになる邪血の一族が登場します。鬼たちを食料供給という理由で支配したい五摂家にとって、邪血の一族は邪魔な存在になります。そう思った五摂家は邪血の一族を皆殺しにしたのでした。

かつて五摂家に一族を皆殺しにされた過去を持つ邪血の少女ムジカですが、なぜ彼女だけが生き残れたのでしょうか。その理由をネタバレを含めて考察していきます。

【約束のネバーランド】ムジカ1人だけが牢獄に閉じ込められた

鬼たちを支配する上で邪魔だった邪血の一族は、五摂家によって殺されることになります。しかし、人を食べ続けなくてもいい、という邪血の一族の血肉は非常に魅力的なのは事実です。約束のネバーランド第158話では、ムジカは自分ひとりだけが牢に閉じ込められて生き残った、と語っています。

このことから、今後鬼の貴族や王家の血肉に必要だから、あえてムジカだけを殺さなかったのではないかと考察できます。ムジカは長い間生きてはいるものの、見た目は小柄な少女です。邪血の一族にはどんな鬼がいたか詳しくは明かされていません。しかし、抵抗する力がなさそうな少女を残すのは容易に考えられる理由のひとつでしょう。

【約束のネバーランド】その後ソンジュが助けた?

実はムジカが牢に閉じ込められている時、ソンジュも牢に閉じ込められていました。牢に閉じ込められていたソンジュはすでに自分の形を保つのすら危うい状況です。そんな時、ムジカが血を分け与えたことでソンジュは復活します。命の恩人でもあるソンジュは、ムジカを連れて牢から脱獄したのでした。

【約束のネバーランド】ムジカはソンジュと共に逃げ続けていた

無事に牢から脱獄できたムジカは、その後長い間ソンジュと旅を続けることになります。邪血の一族が生き残っているというのは鬼にとっては非常に不都合なことです。また、ソンジュの正体も特別なものであるため、見つかるのは避けたいものでした。

エマたちと出会ったムジカやソンジュは、各地を転々としながら旅を続けていると話しています。特定の場所に住居を構えていないのは、ムジカやソンジュが他の鬼に見つかるのはまずいからだと考察できるでしょう。

また、死亡せずに生きていたノーマンは第126話にて「まだ生きていたのか」と邪血の少女の話を聞いて言葉を漏らしています。ノーマンは独自で世界や鬼に対しての研究を進めていました。ノーマンが邪血の一族が死亡せずに生きていたことに驚いている様子から、世界の大半の者は邪血の一族=死亡したと捉えていると考えられます。それだけ邪血の一族はイレギュラーな存在なのだと言えるでしょう。

邪血の少女ムジカと一緒に旅をしているソンジュの正体についてネタバレをしていきます。約束のネバーランドの本編ネタバレに関わる内容になるため、注意してください。

五摂家とは?

約束のネバーランドの世界には、5つの王家とさらにその上に位置する女王によって支配されています。五摂家とはその5つの王家のことを指します。王家と女王はより優れた子供の脳を食べることが許されており、それゆえに高い知性を持ち合わせているのでした。

ソンジュの正体

邪血の少女ムジカと行動するソンジュの正体は、長らく五摂家の1人ではないかと考察されていました。しかしその正体も約束のネバーランド第157話にて明かされることになります。

約束のネバーランド第157話では、女王レクラヴァリマとエマたちが対峙していました。そこにムジカとソンジュが助けに駆けつけます。その時、女王レクラヴァリマはソンジュに対し「げに愚かな弟よ」と告げていました。このことから、ソンジュの正体は五摂家よりも上の身分である女王の弟だということが判明します。

ソンジュがなぜ身分を捨てムジカと旅をしていたのかというのも、何よりも王家を憎んでいたからでした。もともとソンジュは約束が交わされる前から、原初信仰を大切にしていました。そのため、人の肉は好きなものの、約束以降に作られる人肉を食べることに抵抗があったのです。それゆえに五摂家、そして王族と確執が生じ、逃げ出したのだと考察できます。

約束のネバーランドのムジカとソンジュの最後についてネタバレをしていきます。約束のネバーランドの重要なネタバレを含む内容になるため、注意してください。

ムジカ・ソンジュの死刑が確定?

ソンジュは、約束が交わされる前に民たちの平和を願って眠りについた大僧正たちを生き返らせることに決めました。大僧正たちは原初信仰を大切にしていることから、邪血の少女ムジカと自分の血を使えば世界を変えられるのではないかと考えたのです。

また、五摂家や女王も世界で唯一生存が許されている人間ピーター・ラートリーによって滅ぼされ、死亡していました。そしてピーター・ラートリーは、ソンジュとムジカが五摂家や女王を殺し、死亡したのだと風潮します。大僧正たちを蘇らせるために自身の血を分け与えたばかりだった2人は、逮捕されることになりました。

すでに鬼を支配している五摂家と女王を殺したピーター・ラートリーにとって、邪血の少女ムジカとソンジュは非常に邪魔な存在です。そのため、物語の流れを踏まえると2人は処刑され、死亡するのではないか…と予想されることになりました。

ソンジュの兄が全てを変える

ムジカとソンジュが処刑されようとした時、目の前に現れたのはレウウィス大公でした。レウウィス大公はソンジュの兄、つまり王家の血を引くものです。レウウィス大公は、集まった民衆に現政権は解体することを告げます。また、人を食べ続けなくても良いように平等に邪血の血を分け与えると語りました。

王家ではない鬼にとって、今の政権は従わなくては食糧をもらえず、形や知性を失うことを意味します。そのため、レウウィス大公の言葉は鬼たち民衆にとっては救いの言葉でもありました。

そして次に、レウウィス大公はムジカを女王に任命します。ムジカの思想や力があれば世界を変えられるのだと語りました。これにより、ムジカ、そしてソンジュの処刑は執り行われないことになります。そして約束のネバーランドの鬼が支配する世界は、大きく変わることになったのでした。

ムジカが女王になり、さらにエマが新たな約束をしたことで物語は無事ハッピーエンドを迎えることになりました。しかし、約束のネバーランドにはまだ残されたいくつかの謎があります。その謎を、ネタバレも含んで解説していきましょう。

ペンダントの正体

エマたちはノーマンが残してくれたことを頼りに森をさまよっている時、ムジカと出会いました。色々なことをエマに教えていく中で、ムジカはエマに「7つの壁を探して」と告げてペンダントを渡します。このペンダントの能力は約束のネバーランドの本編で詳細に明かされておらず、最終回を迎えた後も謎に包まれていました。

しかし、約束のネバーランド第142話に登場する鬼の頂点の側にいる竜にヒントが残されていました。エマが渡されたペンダントと竜の目がほとんど一緒のデザインだったのです。また、エマは他の子供たちとは違い、鬼の頂点と邂逅し、約束を取り付けることに成功しています。このことから、エマ自身に何らかの特別な力があったと考察できます。

約束のネバーランドの本編では、エマはたしかに知性も行動力もある人間ですが、特別な人間という描写はありません。そのため、他の子供たちとの違いを比較していくと、ペンダントの有無が挙げられます。もしペンダントに鬼の頂点と邂逅する力が宿っているのだとしたら、ムジカがエマに可能性を感じて渡したのだと考えて良いでしょう。

鬼でありながらも人を食べないムジカの存在は、人間であるエマたちだけでなく、鬼にとっても太陽な存在だと言えます。結果的に邪血の血を使い、ムジカは救われない鬼たちを救うことになりました。そして世界は変わり、人だけでなく鬼までも幸せを掴むことができたのです。エマや鬼たちを救ってくれたムジカの存在は、なくてはならない特別な存在だったと言えるでしょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51NZK69RUSL._AC_.jpg