地球の神と殺された仲間たちを甦らせるため、悟飯、クリリン、ブルマの3人がナメック星へ向かいます。ナメック星では地球と同じくドラゴンボールがあるため、それを使って復活させようと考えます。しかし、ベジータや、宇宙の帝王フリーザもドラゴンボールを狙っていたのです。

ベジータとの戦闘や、フリーザ一味との戦闘や駆け引きなどもあり、なんとか勝利しました。そして、ナメック星の神龍に願いをかなえてもらい、ピッコロと地球のドラゴンボールを復活させました。

ドラゴンボールを7つ集めると願いを叶えてくれる神龍が出現するというのは、地球と同じところですが、ナメック星の神龍はポルンガと言い、地球の神龍（シェンロン）とは呼び名が違います。

さらには叶えてくれる願いもポルンガは3つと、地球の神龍よりも2つも多いのです。姿もポルンガの方が大きく、形も少し人型に近い特徴があります。こちらが地球の神龍です。形も大分違いますし、大きさも違います。色は緑色で共通しています。

戦う順番をじゃんけんで決めるなど、ふざけているようなことも度々見られます。しかしその代わり与えられた仕事はきっちりこなし、フリーザからは評価が高く信頼されていました。ギニュー特戦隊はいわば孫悟空や孫悟飯側の敵になる立ち位置の存在です。

フリーザの配下として集められた5人は隊員全員の名前は乳製品に由来していることも有名です。グルドを除く4人は一人一人の戦闘力が高いです。まさに特戦隊という言葉がふさわしい強さを持っている集団で、敵ながら5人の信頼性や協調性が高く、それぞれの強さが際立っています。

悟空と戦っている際、悟空との戦闘力の差によって勝てないと思い、自分の体にわざと重傷を与えました。そのうえボディチェンジを行い、悟空の体と自分の体を取り換えることに成功しました。しかし、慣れていない体ということでその力を充分に引き出すことは出来ず、クリリン達にすら押され、ベジータによってピンチになってしまいます。

リクームはパイナップルのような髪型をした大男でヒューマノイドタイプの人間型です。肌の色や見た目は地球人やサイヤ人と似ており、特殊能力は持っていませんが攻撃力が高いキャラクターです。恵まれた体格を持っているリクームは、ベジータや孫悟飯、クリリンなどの攻撃を真正面から受けたのにも関わらず圧倒的な強さをみせてくれました。

リクームは度々、ファイティングポーズを特に気に入っており、一人でもよくポーズを取っています。ふざけた態度をとって相手をなめた言動が多く、戦闘においては残忍で、相手を痛めつけて喜んだりもしています。プロレスをアレンジしたような技を繰り出し、変態的な動きや発言をたまにすることからギニュー特戦隊の変態となっています。名前の由来はリクームです。

バータは青色の体をしており、隊員の中で身長が最も高いです。ギニュー特戦隊の中でもスピードが速く、ギニュー特戦隊員からも一目置かれるスピードです。バータはギニュー特戦隊の青いハリケーンと呼ばれています。名前の由来はバターから来ています。

アニメドラゴンボールZでは、女性的な言葉を発することもあって「改」編では原作を守り、普通の口調になっています。また、バータは見た目から想像できないほど、甘党でチョコレートパフェが好物です。技はマッハキックやマッハ・アタック、スペースマッハアタックなど、さすがと思ってしまうほど高い戦闘力が見られます。

ジースはきれいな顔立ちで地球人っぽさがありますが、肌は赤色で白い長髪です。他のギニュー特戦隊員同様ユニークな部分も表現されており、体が赤いことからギニュー特戦隊の赤いマグマと名乗っています。ジースはバータとともに悟空に戦闘を挑んだ際、バータが悟空に倒されると恐れをなして逃げます。1度は生き残りますが、ベジータとの戦闘では戦闘力の違いを見せつけられてしまいます。

最後は簡単に倒されました。名前の由来はチーズでチーズ、ヂーズ、ジースと名前が変化し、今の名前となっています。ジースはクラッシャーボールやパープルコメットクラッシュ、パープルコメットハリケーンなどがあります。

グルドは体は緑色で、背が低く目が4つあります。戦闘力はクリリンに圧倒されるほど低いが、特殊能力があるため、戦闘力では測れない以上の強さを持っています。グルドはギニュー特戦隊のメンバーからよく馬鹿にされたりすることが多々あります。

グルドは自分以外の時間を停止させることができる特殊能力を持っています。息を止めている間、時間を停止させられるという条件があるので、あまり連続で使うことはできません。時間を止めている間も攻撃できますが効率が悪く、アニメではエネルギー不足で発射できませんでした。そのため、もっぱら回避手段として使っていました。ちなみに名前の由来はヨーグルトです。

ギニュー特戦隊はフリーザ一味で悟空達の敵ではありますが、特戦隊って聞くとヒーロー感があります。ドラゴンボールの世界でもファイティングポーズがある数少ないキャラクター達であり、今もなお人気があります。現在放送中のドラゴンボール超での登場もあるかもしれないので、期待しましょう。