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進撃の巨人

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【進撃の巨人】ニック司祭はウォール教で壁の秘密を知る男!目的や死亡の理由を解説

2021.08.01

進撃の巨人のニック司祭の正体は、ウォール教に所属しさまざまな秘密を知る男でした。そんなニック司祭は拷問を受け死亡します。今回は、ハンジとの掛け合いや壁の秘密を知っていた理由、レイス家との関係を紹介します。さらに、声優や名言を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【進撃の巨人】ニック司祭登場までのあらすじ
  2. 【進撃の巨人】ニック司祭の基本プロフィール
  3. 【進撃の巨人】ニック司祭とハンジの駆け引き
  4. 【進撃の巨人】決して口を割らないニック司祭
  5. 【進撃の巨人】ニック司祭が死亡?
  6. 【進撃の巨人】ニック司祭の所属するウォール教とは?
  7. 【進撃の巨人】ニック司祭が壁の中の巨人を知っていた理由
  8. 【進撃の巨人】ニック司祭の名言
  9. 【進撃の巨人】ニック司祭の声優
  10. 【進撃の巨人】ニック司祭は決して口の割らない男

ニック司祭は進撃の巨人の単行本では、5巻に収録されている第19話で初登場し、アニメでは第1話から登場しています。アニメで初登場したときは、壁の大切さを路上で訴えているだけだったため、ここでは単行本でニック司祭が初登場するまでのあらすじを紹介します。進撃の巨人序盤のネタバレを含むので、注意してください。

進撃の巨人は巨人の脅威から守るために、周囲を壁で囲っているパラディ島がメインの物語です。パラディ島の壁が超大型巨人の攻撃により、破壊されたことをきっかけに、進撃の巨人の物語が進みます。進撃の巨人の主人公であるエレンは、巨人の襲撃により母親が殺されます。その結果、エレンは母親を殺した巨人に復讐をするために、104期訓練兵に志願しました。

しかし、さまざまな訓練を経てエレンが巨人化能力を持っていることが判明します。エレンの巨人化能力を危険視した兵団は、エレンと協力するのか、処分するのかを決める審議を行いました。その審議の場でニック司祭は、進撃の巨人に初登場したのです。進撃の巨人のあらすじは以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

進撃の巨人にニック司祭が登場した経緯を紹介しました。次は、ニック司祭がどのような人物なのか知るために、基本プロフィールを紹介します。ニック司祭について紹介する中で、進撃の巨人のネタバレ要素を含むので、注意してください。

【進撃の巨人】ニック司祭の経歴プロフィール

ニック司祭は、進撃の巨人に登場する宗教団体のウォール教で司祭を務めている人物です。ウォール教は、その名の通り「壁を神授として扱っている宗教団体」です。そのため、進撃の巨人アニメで初登場したときも、ウォール教の司祭として「壁を神と崇める」ように路上で演説を行っていました。

進撃の巨人に登場した初期は、誰も見向きをしないウォール教でしたが、ウォール・マリアが破壊されたときに需要が高まり、立場が強まりました。ウォール教の司祭として進撃の巨人に登場するニック司祭は、身長192cm、体重72kgの男性です。誕生日は11月9日と判明していますが、年齢は公開されていません。

【進撃の巨人】ニック司祭の人物像や特徴

進撃の巨人のニック司祭は、ウォール教を強く信教している人物です。そのため、壁を壊そうとしたり、近づこうとする人物に強く意見します。さらに、エレンの今後を決めるために開催された審議の場では、声を大にしてエレンの処分を望んでいた人物です。

進撃の巨人第34話でニック司祭は、ハンジに壁の正体について問い詰められるシーンがあります。ニック司祭とハンジの駆け引きについて進撃の巨人のネタバレを含みながら紹介します。女型の巨人の正体であるアニを壁内で追い詰め、捕獲に成功した調査兵団に、新たな問題が発生しました。

アニとエレンの巨人同士の戦闘により、パラディ島を守っていた壁が一部壊れました。穴があくまでには至りませんでしたが、壊れた壁の中から巨人がパラディ島を見下ろしていたのです。それまでパラディ島内では、壁の中身は不明でした。しかし、巨人の目が見えたことにより、壁が巨人で作られていることが判明します。壁の近くにいた分隊長であるハンジに周囲の調査兵団が指示を仰ぎます。

しかし、ハンジも壁の内側が全て巨人で出来ている可能性を示唆し、大胆には動けないと考え、どう行動するべきか悩んでいました。そんな中ニック司祭は、壁上で悩んでいたハンジの元へ来て「…るな…あの巨人に…日光を…当てるな…」と助言したのです。

その場にいた全ての団員がどう行動すべきか悩んでいたのにも関わらず、壁の隙間から見ている巨人の目を発見したニック司祭がなぜ「日光を当てるな」と指示をしてきたのかハンジは不思議に思います。不思議に思いながらもハンジは、ニック司祭の指示に従いました。その後日光を当てないようにシートで壁を覆ったハンジは、ニック司祭を問い詰めます。

進撃の巨人でニック司祭から真実を聞き出そうとしたハンジについては、以下の記事で詳しく紹介しています。進撃の巨人のハンジについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ハンジはなかなか口を割らないニック司祭を拷問するように問いただします。ハンジは、今まで壁の中身が判明していれば巨人に対する研究が進み、死なずに済んだ仲間がいたと考えていたのです。そのため、壁の補強ばかり要請し、ウォール教が知っていた情報を伝えなかったニック司祭を拷問したのです。

ハンジは、口を割らないニック司祭を壁上から落とすような仕草をしました。ニック司祭の胸ぐらを掴み、ハンジが手を離せばニック司祭は壁の下に落ちるようにしたのです。その状態でもニック司祭は「手を…放せ…!今だ…!」と発言し、死んでも口を割らない覚悟を示しました。ハンジもニック司祭の覚悟を感じ取り「ハハハ…ウソウソ…冗談…」と言って生かしました。

進撃の巨人に登場する巨人の正体や仕組みについては、以下の記事で詳しく紹介しています。進撃の巨人に深く関わる巨人に関して詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ネタバレになりますがニック司祭は、進撃の巨人第52話で死亡しました。当時の進撃の巨人ではニック司祭の死亡理由が明かされず、後に死亡理由が判明します。ニック司祭の死亡理由について紹介する中で、進撃の巨人のネタバレ要素を含むので、注意してください。

【進撃の巨人】ニック司祭の重要性

ニック司祭は、進撃の巨人の世界に大きく関わる秘密を知っている数少ない人物です。進撃の巨人第37話では、クリスタとして登場し、後に本名を明かすヒストリアがレイス家の末裔であることをハンジ達に伝えます。レイス家に関する情報はもちろん、進撃の巨人に関する情報も握っているニック司祭は、王政にとっても調査兵団にとっても重要な人物だったのです。

【進撃の巨人】ニック司祭死亡の真相

ネタバレになりますが、ニック司祭は中央第一憲兵団に拷問された結果死亡しました。人間同士の争いで死亡するのが珍しい進撃の巨人では、ニック司祭の死亡シーンが話題になりました。ハンジは元々、ニック司祭が口を割らないかと心配したウォール教の仲間が殺したのではないかと予想していたのです。

しかし、サネスなどが所属している中央第一憲兵団が拷問した後に、ニック司祭が死亡したと判明したときは、悔しそうな顔をしていました。

拷問され死亡したニック司祭が所属していたウォール教ですが、宗教団体の正体に関する詳細は判明していません。そこで、ウォール教の正体を考察して紹介します。ニック司祭が巨人の秘密やヒストリアがレイス家の末裔であるという秘密を知っていたことから正体を考察すると、ニック司祭またはウォール教上層部はフリッツ王がかつて行った記憶の改ざんの影響を受けていない人物だと考えられます。

パラディ島内にいるほとんどの住民が記憶を改ざんされ、巨人に関する秘密や壁外の秘密を知らないのです。そんな中、ニック司祭が様々な秘密を知っていたと考えると、記憶の改ざんの影響を受けていない人物がウォール教には存在するということです。そのため、ウォール教上層部またはニック司祭の正体は、かつてのフリッツ王に反感を示さなかった一族の末裔だと考察できます。

続いて、ニック司祭が壁の正体を巨人だと知っていた理由を考察します。かつてのフリッツ王は、パラディ島内に住む住民の記憶を改ざんした後、フリッツ王という名を捨て、レイス家と名前を変えました。ヒストリアの正体がレイス家と知っていたことから、レイス家と深い関係にあった一族の末裔なのではないでしょうか。

そして、ウォール教は王政と協力しながら壁を守ってきた存在でもあります。そのため、壁の中が巨人で出来ていると知っていた王政が、壁を神だと信仰しているウォール教の協力を仰ぐために、秘密を教えたとも考察できるのです。

拷問により死亡したニック司祭は、進撃の巨人の作中で名言をいくつか残しています。レイス家との関わりや壁外の情報を持つ重要なキャラのため、進撃の巨人の物語が進むごとに登場シーンも増え、名言を残しているのです。そんなニック司祭のセリフを紹介します。

【進撃の巨人】ニック司祭の名言①「お…お前たちの…」

「お…お前たちの怒りはもっともだ。だが…我々も悪意があって黙っていたわけではない!自分の命がかわいいわけでもない!それを証明してみせる!」

この名言は、進撃の巨人第34話でハンジに追い詰められたニック司祭が発言した名言です。壁上から落とされそうになりながらも、命乞いをせずに秘密を守る姿をかっこいいと思った読者が多いようです。ハンジたちの意見も肯定し、そのうえで自分たちの考えも伝えようとしている名言でした。

【進撃の巨人】ニック司祭の名言②「…それは自分できめるには…」

「…それは自分できめるにはあまりにも大きなことだからだ。我々にはあまりにも荷が重い…。我々は代々強固なる制約制度を築き上げ、壁の秘密をある血族に託してきた」

この名言は進撃の巨人第38話でニック司祭がエレンやリヴァイ、ハンジなど数人の調査兵団に向けて言った名言です。名言の中にある「ある血族」というのがレイス家にあたり、ヒストリアが末裔だと明かしたのです。進撃の巨人の中でも重要な内容を伝える名言になりました。

進撃の巨人に登場するキャラは、ニック司祭以外にも様々な名言を残しています。進撃の巨人の名言や名セリフを振り返りたい方は、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

最後に進撃の巨人アニメでニック司祭の声優を務めている人物を紹介します。進撃の巨人の物語に大きく関わるキャラで、葛藤をしながらも秘密を守り抜くニック司祭の声優は誰が務めているのでしょうか。声優に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

【進撃の巨人】ニック司祭の声優は麻生智久

ニック司祭の声優を務めているのは、麻生智久です。神奈川県出身の声優で青二プロダクションに所属しています。元々は本名である松丸卓也として声優をしていた人物です。主に中年から老人キャラの声優を務めています。

【進撃の巨人】麻生智久の出演作品

麻生智久が進撃の巨人以外で出演している作品は、ワンピースの「Dr.ナコー」や銀魂の「編集長」などです。声質から主人公を務めることは少ないですが、漫画で重要な役割を持つキャラの声優を務めていることが多くあります。

進撃の巨人アニメに登場するニック司祭以外のキャラの声優は以下の記事で紹介しています。刺激の巨人の声優に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ニック司祭は、ハンジや中央第一憲兵団に拷問されても決して口を割らないキャラでした。ウォール教の司祭として役割を果たし、死亡してしまいますが、進撃の巨人読者の間では悲しみの声も多かったです。ニック司祭が知っていた秘密が今後どのように進撃の巨人の作中で明かされるのかを楽しみにしておきましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51d7bbj614L._AC_.jpg