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進撃の巨人

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【進撃の巨人】エレンの寿命が13年?呪いを背負う9つの巨人の余命を解説

2021.08.01

進撃の巨人には知性巨人が登場します。今回はエレンはもちろん、ジークやアルミンと言った知性巨人継承者の寿命や余命を考察します。考察する中で、寿命が13年になる理由や現在の所有者、エレンとミカサについてまでネタバレを含みながら紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【進撃の巨人】巨人の正体を簡単におさらい
  2. 【進撃の巨人】ユミルの呪いとは何か?
  3. 【進撃の巨人】巨人所有者の余命を考察
  4. 【進撃の巨人】寿命が延びる可能性について考察
  5. 【進撃の巨人】エレンの成し遂げたいこととは
  6. 【進撃の巨人】エレンは寿命が尽きるまで進み続ける

エレンたちの寿命を解説する前に、巨人について簡単に振り返ってみましょう。進撃の巨人で巨人はとても重要な役割を持っています。まずは作中で明らかになった巨人に関する情報をネタバレを含みながら紹介します。進撃の巨人のネタバレを避けたい方は、注意してください。

巨人の正体は人間

進撃の巨人が始まった時から人類の敵として登場するのが巨人です。そんな巨人は、大きく分けて「無垢の巨人」と「知性巨人」と呼ばれる種類があります。進撃の巨人が進む中で判明するためネタバレになりますが、巨人の正体は人間でした。しかし、全人類が巨人化するのではなく、人間の中でも「エルディア人」と呼ばれる一族だけが巨人化します。

巨人の正体については、以下の記事で詳しく紹介しています。なぜ人間が巨人化するのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

知性巨人なる9つの巨人とは

知性巨人は「9つの巨人」という別名を持っているのが特徴です。9つの巨人になるためには、前継承者の脊髄液を摂取する必要があります。9つの巨人という名前から分かる通り、9つの特殊能力を持った巨人がいるのです。「始祖の巨人」は、記憶の操作ができたり、その他の巨人を全て操れたりする能力を持っています。「超大型巨人」は、その名の通り通常の巨人とは比べ物にならないほどの大きさを持っています。

一般的に人間を襲っている巨人は、約3~15mほどです。そんな中、超大型巨人は60mもの大きさがあります。さらに、体の肉を消費して熱風を放つことも可能です。「女型の巨人」は、硬質化と持久力に長けている巨人です。そして、声の届く範囲であれば、無垢の巨人を呼び寄せる能力を持っています。「鎧の巨人」は、9つの巨人の中でも1番硬い硬質化ができます。

特徴的な能力はなく、圧倒的な硬質化で防御力を高め、戦闘するのが特徴です。「獣の巨人」は元々特徴的な能力を持っていません。しかし、王家の血を引く者が継承すると、自身の脊髄液を摂取させ叫ぶことで人間を巨人に変えられます。さらに、一般的に夜は活動できない無垢の巨人に対して、獣の巨人の脊髄液で巨人化した無垢の巨人は月明かりがあれば夜でも活動できます。

「顎の巨人」は、発達した爪と牙が特徴です。身体能力が高く、発達した爪を活かして周囲の建物など地形を活かして戦闘します。「車力の巨人」は、戦闘能力が低い代わりに圧倒的な持久力を持っているのが特徴です。巨人の中でも唯一の四足歩行で、背中に武器や人間を乗せて戦う戦闘スタイルです。「戦鎚の巨人」は、本体は地下に隠れ、地上に作り出した巨人や武器を紐で操る能力を持っています。

「進撃の巨人」は、常に自由を求めてきたと言われる巨人です。進撃の巨人の能力は未来の継承者の記憶を見れるというものです。

エレンが持つのは進撃と始祖と戦鎚の巨人

9つの巨人の中で進撃の巨人主人公であるエレンが継承している能力は、「進撃の巨人」「始祖の巨人」「戦鎚の巨人」の3種類になりました。エレンは元々記憶操作ができる進撃の巨人と全ての巨人を操れる始祖の巨人を継承していました。そして、マーレ編に入った時に戦鎚の巨人を捕食し、地下から作り出した巨人を操る戦鎚の巨人を継承したのです。

エレンが継承している3種類の巨人については、以下の記事で詳しく紹介しています。それぞれの巨人がどのような能力を持っているのか詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

9つの巨人を継承すると「ユミルの呪い」により、寿命が13年に縮みます。そもそも進撃の巨人の世界に巨人が誕生したのは、ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約したためです。元々は、ユミル・フリッツだけが巨人化の能力を持っていましたが、自分が死ぬ時に巨人の能力を9つに分けました。その結果、進撃の巨人の物語が始まった時代にも9つの巨人が残っているのです。

9つの巨人の能力を継承した時から13年に寿命が縮む理由は、ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約して13年で死亡したからです。そのため、現在の進撃の巨人でも9つの巨人の能力を継承してから13年後に寿命が尽きるようになりました。そして、「ユミルの呪い」と言われ伝えられているのです。

それでは、現在9つの巨人を継承している人達の余命を考察します。はっきりと継承時期が判明していない継承者もいるため、ここで紹介するのはあくまで考察内容です。今までの継承者も含めて紹介するため、進撃の巨人のネタバレを含みます。

【エレンの寿命】始祖の巨人

始祖の巨人は、代々王家が継承してきた能力です。始祖ユミルが死ぬ時に自分の3人の娘に継承しました。その後、145代フリッツ王が継承し、パラディ島を創ったのです。その後フリッツ王はレイス家と名前を変え、現在のパラディ島でも王家の血を引く人物たちが存在します。フリッツ王からウーリ・レイス、フリーダ・レイスとレイス家が代々継承してきました。

しかし、845年にパラディ島の壁が壊された混乱に乗じて、エレンの父親であるグリシャ・イェーガーが、フリーダ・レイスの所有する始祖の巨人の能力を奪います。その後、すぐに自分の息子であるエレンに始祖の巨人を継承したのです。始祖の巨人は、エレンが初めて継承した9つの巨人の1つです。そのため、845年にエレンが初めて9つの巨人を継承したことになります。

845年のエレンは10歳でした。そこから13年後に寿命が尽きるとなれば、エレンは23歳が余命です。現在の進撃の巨人は、4年後のマーレ編に突入しています。そしてエレンは、マーレ編で19歳になっているため、余命は4年と考察できます。

【アルミンの寿命】超大型巨人

超大型巨人は、845年にパラディ島の壁を壊した巨人です。進撃の巨人作中で判明している超大型巨人の継承者は、ベルトルト・フーバーとアルミン・アルレルトです。マーレの戦士として登場したベルトルトが超大型巨人を継承していましたが、調査兵団に捕まり、瀕死のアルミンが継承しました。アルミンが継承したのは、ウォール・マリア最終奪還作戦が行われた850年頃です。

850年の4年後、854年にマーレ編が始まったため、現在のアルミンの余命は9年であると考察できます。アルミンはエレンと幼馴染で年齢も一緒であることから、854年に19歳になっています。そのため、13年ある寿命を最後まで生き抜くことができれば、28歳まで生き残れると考察できるでしょう。

【アニの寿命】女型の巨人

女型の巨人を継承しているのは、アニ・レオンハートです。9つの巨人の中でも進撃の巨人が始まって1度も継承者が変わっていない数少ない巨人です。アニは、マーレの戦士として844年頃に女型の巨人を継承しました。現在の進撃の巨人は854年になっています。そのため、アニの余命は残り2年ほどだと考察できます。

アニは13歳で104期訓練兵に志願し、卒業後に16歳になっています。したがって、22歳で寿命が尽きると考察できるでしょう。アニについては、以下の記事で詳しく紹介しています。アニとエレンの闘いや結晶化した後のことについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【ライナーの寿命】鎧の巨人

鎧の巨人は、ライナー・ブラウンが継承しています。ライナーもアニと同じくマーレの戦士として844年頃に継承しました。そのため、ライナーの余命も2年ほどだと考察できます。ライナーは14歳と最年長で104期訓練兵に志願したため、マーレ編では21歳になっています。ライナーが13年ある寿命を全うした場合、23歳で死亡するでしょう。

鎧の巨人を継承しているライナーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。ライナーがどのような人物で、何を目的にしているのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【ジークの寿命】獣の巨人

進撃の巨人作中で判明している獣の巨人の歴代継承者は、2人だけです。過去にトム・クサヴァーが継承していましたが、マーレの戦士内では非戦闘員でした。トムの本業は巨人学の研究者です。そんな中、少年時代のジーク・イェーガーと出会います。元々ジークは、獣の巨人を継承する予定ではありませんでした。しかし、ジークの両親をジークが告発したことで、マーレへの忠誠を評価されました。

そして、クサヴァーの13年の寿命が尽きそうになった時に、ジークが獣の巨人を継承したのです。ジークが獣の巨人を継承したのは、マーレ編に入る12年ほど前だと言われています。ユミルの呪いで寿命が13年になる中、約12年前にジークが獣の巨人を継承したとなると、ジークの余命は1年ほどしかないと考察できるでしょう。

【ファルコの寿命】顎の巨人

顎の巨人は9つの巨人の中でも、進撃の巨人が始まってから継承者が何度も変わっている巨人です。まず、アニやライナーと同じ時に、マルセル・ガリア―ドが継承しました。しかし、パラディ島に潜入する前に無垢の巨人に捕食され死亡します。ネタバレになりますが、マルセルを捕食したのは、後に104期訓練兵に志願するユミルだったのです。

ユミルは104期訓練兵に志願した後、ウトガルド城の闘いで正体を現します。しかし、ウトガルド城で瀕死状態になったため、回復が完了する前にライナーとベルトルトにより、エレンと共に連れ去られました。ライナー達からマーレについて聞き、ユミルは自らマーレ国へ顎の巨人を返すことを選択します。そして、ポルコ・ガリア―ドに顎の巨人を継承しました。

ポルコは、マーレ国へ攻めてきたエレンとの戦いにより、巨人の力を持ってしても回復できなくなりました。そこに、ジークの脊髄液を摂取してしまい巨人化したマーレ戦士候補生のファルコが現れます。巨人化するファルコを見て、ポルコは顎の巨人を継承するために、死亡しました。そのため、進撃の巨人最新話で顎の巨人を継承しているのは、ファルコ・グライスです。

ファルコは進撃の巨人がマーレ編に入ってから継承したため、余命は13年残っています。9つの巨人の中でも1番最後に継承した人物で、1番寿命が残っています。最終的に顎の巨人を継承しているファルコについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【ピークの寿命】車力の巨人

車力の巨人を継承しているのは、ピーク・フィンガーです。車力の巨人も進撃の巨人作中に登場する9つの巨人の中で、継承者が変わっていない巨人の1つです。車力の巨人は歴代の継承者が判明していません。さらに、どのような経緯でピークが車力の巨人を継承したのかも不明です。しかし、ライナーたちが継承した時の回想には登場しません。

この情報から考察すると、ライナーたちよりも残り寿命が少ない、または同じくらいだと言えるでしょう。そのため、ピークの余命は2年~1年程度になると言えます。

【エレンの寿命】戦鎚の巨人

戦鎚の巨人は、エルディア帝国の元貴族で、現在はマーレ国に住んでいるダイバー家が管理している巨人です。最初はマーレ編で進撃の巨人に登場したヴィリー・ダイバーの妹が継承していました。しかし、エレンとの死闘の末、エレンに負け捕食されます。その結果、進撃の巨人最新話ではエレン・イェーガーが継承しました。

ユミルの呪いは初めて9つの巨人を継承した時から13年で死亡すると言われています。そのため、戦鎚の巨人を継承したからと言って寿命は延びない可能性が高いです。したがって、エレンの余命は変わらず4年でしょう。

【エレンの寿命】進撃の巨人

進撃の巨人は、マーレ当局にフクロウとして潜入していたエルディア復権派のエレン・クルーガーが継承していました。その後、クルーガーが13年の寿命が近づいたため、グリシャ・イェーガーに継承します。そして、グリシャもパラディ島での生活で13年の寿命が近づいたため、息子であるエレン・イェーガーに継承したのです。

進撃の巨人の能力は、エレンが初めて継承した始祖の巨人と同時に継承しました。そのため、始祖の巨人、戦鎚の巨人と同じく進撃の巨人を継承しているエレンの余命は4年になります。

進撃の巨人の読者の間で長い間議論されているのが、ユミルの呪いである13年の寿命は延びるのかということです。寿命が13年になるという情報は明かされていますが、詳しい情報は明かされていません。そのため、読者の間では、9つの巨人を複数継承すれば寿命が延びるのではないかと考察されているのです。

エレンの寿命考察:エレンの父親グリシャの行動

仮に新たな9つの巨人を継承した時に寿命が延びるとすると、エレンの父親であるグリシャが急いでエレンに巨人の能力を託した理由が分からなくなります。グリシャは、超大型巨人にパラディ島が襲撃された時に、始祖の巨人を奪いすぐにエレンに継承しました。グリシャは13年の寿命が近づいていたため、エレンに急いで継承したのです。

9つの巨人を複数継承すれば寿命が延びるのであれば、グリシャが始祖の巨人を奪った時点で寿命が延びるはずです。始祖の巨人を奪った時点で急いでエレンに継承したことを考えると、寿命は延びない可能性が高まります。しかし、グリシャがユミルの呪いについて全てを理解していなかった可能性も十分あります。そのため、グリシャの行動だけでは断定できません。

エレンの寿命考察:始祖ユミル

ユミルの呪いにより13年に寿命が縮まるのは、始祖ユミルが13年で死亡したからだと前述しました。それを含めて考察してみても、寿命は延びない可能性が高いです。というのも、始祖ユミルは1人で9つの巨人の能力を所有していました。そこから、能力を9つに分けたため、現在は9つに分かれています。

全ての能力を所有していた始祖ユミルが13年で死亡したのにも関わらず、複数の巨人の能力を得たからと言って寿命が延びるとは考えにくいでしょう。そのため、グリシャの行動と、始祖ユミルの寿命から複数の巨人の能力を継承しても13年という寿命は変わらないと考察できます。

最後にエレンの成し遂げたいことについて説明します。エレンは何を成し遂げるために、行動を起こしているのでしょうか。エレンの目的について、ネタバレを含みながら紹介します。

エレンの目的

エレンは、ミカサやアルミンと過ごしていたパラディ島の生活を大切にしています。そのため、家族はもちろん、ミカサやアルミンとの幸せな時間を壊した巨人たちを恨み、駆逐し続けているのです。ネタバレになりますが、進撃の巨人の物語が進む中で、エレンは「地ならし」を発動します。地ならしを発動したエレンは、パラディ島以外の人類を全滅させようとしているのです。

一方、ミカサやアルミンを含む調査兵団はエレンの目的を阻止するために行動しています。特にミカサはエレンに対する思いが強く、子供のころからエレンを守ってきました。エレンが地ならしを使って目的を果たせるのか、ミカサやアルミンが阻止するのか今後の見どころでしょう。

ここまでネタバレを含みながらエレンを含む、9つの巨人を継承している人物の寿命を考察しました。エレンは寿命が尽きるまで自分の目的を果たすために行動するでしょう。ミカサ達調査兵団がエレンを止めるのか、またミカサとエレンがどのような結末を迎えるのかを楽しみにしておきましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
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