ペンタゴンはテリーマンと同じ、アメリカ合衆国を代表する超人の1人です。見た目は全身真っ白で背中には翼が生えており、顔には五芒星のマークがあります。超人強度は70万と比較的低いですが、翼を利用しマッハ1で飛べるのでトリッキーな動きができます。
一風変わったペンタゴンですが、その出自も少し変わっています。ペンタゴンはキン肉マンと同じように、地球出身の超人ではなく宇宙出身の超人です。ペンタゴンと対象的になっているブラックホールとは、従兄弟であり幼馴染で「夢の超人タッグ編」では、四次元殺法コンビを結成しました。
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ペンタゴンは「超人オリンピック編」が初登場です。アメリカ代表として出場し、無事予選を通過しいた後に、抽選でAブロックのシードを得ました。初戦は、勝ち上がってきたウォーズマンとの対戦で、ソビエト出身のウォーズマンとの対戦は、「米ソの超人大戦」と言われました。
序盤はペンタゴン得意の空中殺法を駆使し有利に進め、「フライングソーセージ」でとどめを刺そうとしたところに、飛び上がってきたウォーズマンに翼を引き裂かれ、顔を「ベアクロー」で引き裂かれ敗北しました。ペンタゴンはなんとか生き残り巻いたが、残虐行為を容認する委員会を見限り、超人オリンピックを見限りました。
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その後、ペンタゴンの戦いを見るのは「夢の超人タッグ編」まで待たなければなりませんでした。「夢の超人タッグ編」では、従兄弟のブラックホールと「四次元殺法コンビ」を結成し、宇宙超人タッグトーナメントに出場しました。1回戦でキン肉マンとキン肉マングレートが組む「マッスル・ブラザーズ」と対戦しました。
タッグ戦に不慣れであった「マッスル・ブラザーズ」を、ペンタゴンの「クロノスチェンジ」とブラックホールの「四次元殺法」で徐々に追い詰めていくが、仕掛けをタネを見破ったキン肉マンと四次元から脱出したキン肉マングレートによって、作中で初めて「マッスル・ドッキング」を喰らい敗北してしまいます。
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本編では連敗してしまっているペンタゴンですが、実は最強クラスの技を持っています。「クロノスチェンジ」は顔の星を回転させることで、技のかけている対象と受けている対象を入れ替えることです。ペンタゴンを対戦相手にした超人は、顔の星を回せないように両手をガッチリホールドするか、顔をぐしゃぐしゃにして星を回せないようにするしかありません。
もう一つの強力な技は、「ストップ・ザ・タイム」です。名前の通り、自分以外の周りの時を止めてしまう技です。「ストップ・ザ・タイム」の発動条件も「クロノスチェンジ」と同じく、顔の星を回すことなので対策方法は概ね同じです。
他にも「スペースシャトル」などの技もありますが、上記2つに比べたら少し見劣りします。以上の技を踏まえた上、ペンタゴンの強さを評価するならば、間違いなく最強クラスだと思います。特に1対1では、無類の強さを発揮でき理論上では誰も勝てない強さだと思います。
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キン肉マンの連載終了時まで、ペンタゴンには目立った活躍の場も用意されず、強さを発揮できませんでした。しかし、Web連載の「完璧超人始祖編」で再びペンタゴンが登場しました。ペンタゴンは別の惑星でバカンスを満喫しているところに、完璧超人の1人ジャック・チーと対戦中のブラックホールが、ピンチの際に生み出したブラックホールによって地球へと帰還しました。
悪魔・正義・完璧がそれぞれ戦いを繰り広げている現状を知り、ブラックホールへとエールを送り続けました。戦いの途中でブラックホールが「四次元エレメント交差」という技を発動すると、なんとブラックホールの顔の穴から入れ替わる形でペンタゴンが出てきました。入れ替わったペンタゴンは、対戦相手のジャック・チーに得意技の数々を仕掛け、遺憾なく強さを発揮し、優勢に試合を運びました。
最後は、ブラックホールの技である「フォーディメンションキル」の体制の後に、ブラックホールへと変わりブラックホールの勝利に貢献しました。試合の後にはブラックホールの内部から、ペンタゴンが飛び立ったような演出がありました。
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先程、ブラックホールとペンタゴンは従兄弟だと紹介しました。そんな2人ですが、様々な要素が対になっていて面白いと思ったので、どんな部分が対になっているのか少し紹介します。まずは、カラーリングです。従兄弟という血縁的にも近しい関係ですが、見た目は真逆で2人が並んだ時はキレイなコントラストになります。
他にもペンタゴンは正義超人、ブラックホールは悪魔超人というのも対になっています。直接対決したことはありませんが、超人派閥でも対になってます。
そんなペンタゴンですが「完璧超人始祖編」では、ある意味ペンタゴンが清廉潔白な正義超人から、立場を変えたとも言えます。その理由は、勝利に手段を選ばない悪魔超人の考え方に少なからず賛同し、手を貸したからです。勿論賛否両論あると思いますが、2人の絆は派閥を超えて成り立つモノだと捉えることもできます。
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宇宙出身のペンタゴンですが、アメリカ代表として正義超人をしているペンタゴンは意外にアメリカチックな食べ物が好きです。ペンタゴンが好きな食べものとは、ハンバーガーです。因みにテリーマンもハンバーガーが好きですが、テリーマンはアメリカ出身なので昔から食べていそうな印象です。一方ペンタゴンは、アメリカへと移住した際に、ハンバーガーを食べて好きになったのでしょうか?少し気になるところです。
有名なアスキーアートに、名言の印象を受けがちなペンタゴンですがしっかり名言はあります。ジャック・チーに「フォーディメンションキル」を仕掛ける際の、「最後の総仕上げはこれでないとな!」なんかはとても印象的です。相棒であるブラックホールに入れ替わる前のシーンで、徐々に入れ替わり最後にはブラックホールになるのがとてもかっこいいです。
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ペンタゴンとブラックホールは、対になっているという話をしました。そんな2人はマンガで見ても勿論かっこいいのですが、立体にしてみてみると迫力も凄く是非購入して手元で鑑賞してほしいと思います。理論上では最強の「四次元殺法コンビ」はコントラストで絵的にも映えるので、最強の立体と言っても過言ではないのかもしれません。
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今回はアメリカ代表のペンタゴンについて、紹介させていただきました。「クロノスチェンジ」を代表とする様々な最強クラスの技を持つペンタゴンでしたが、作中では連載再開されるまで勝利したことのない不遇なキャラでした。ジャック・チー戦も実質ブラックホールの勝利になっているので、公式には勝利数のないことになっています。最強クラスの技を持つキャラは、勝たせるよりも負けさせるほうが難しいのかもしれませんね。
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