「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」。

2013年1月に第1巻が発売され、2019年11月時点で第15巻まで発売中です。

メディアミックス展開も積極的で、今回記事で紹介するアニメはもちろん、番外編のノベライズ、コミカライズ、劇場版やゲーム化、パチスロ等々、様々な媒体へ展開されています。

元々は小説投稿サイトであるArcadiaへ投稿されていた作品であるため、Web小説という側面を持っているライトノベルでもあります。

また、アニメ第1期の放送当時「ヘスティア様」と呼び慕われたとある女性キャラクターも大きな話題を集めました。

一体、ダンまちの何がそれほどの人気を集めているのでしょうか。

今回はそんな点にも注目していきましょう。

「ダンまち」は外伝も高い人気を博しています。

本編に加えて、

・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア

・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル

と、2つの外伝が展開されています。

ソード・オラトリアでは別主人公視点での物語を。

ファミリアクロニクルでは、本編で触れられなかったキャラクターたちの過去を振り返る内容が扱われています。

また、4コマ漫画化等もされ、本編から派生して幅広いジャンル・内容で親しまれている作品であると言えるでしょう。

ではアニメに注目していきましょう。

第1期・第2期を順番に振り返ります。

第1期では、主人公のベル・クラネルがミノタウロスに襲われているところをアイズ・ヴァレンシュタインに助けられ、一目惚れ。

圧倒的な力の差を感じ、強くなりたいと願うようになります。

その後、ベルはヘスティアと出会い、物語において鍵となる「ヘスティア・ファミリア」が結成されました。

弱く、情けない存在でしかないベルがヘスティアと出会ったことで成長し、少しずつ強くなっていくさまが描かれています。

アニメ第1期では原作ライトノベルの第1巻から第5巻までが放送されました。

アニメ第2期では、原作6〜8巻の内容が放送されました。

第1期では5巻分を放送したのに対し、第2期ではわずか3巻分のみの放送に留まっています。

それだけ内容が濃く、そして深く取り扱われたということです。

対して第1期は端折り気味な部分も見られ、快く思わなかった原作ファンもいらっしゃったようです。

そんな反省点からか、第2期は原作3巻分に基づいてじっくりと放送されました。

ウォーゲーム編とイシュタルファミリア編が放送されました。

戦争遊戯で見事勝利したヘスティア・ファミリアは、以前までアポロン・ファミリアが住んでいた巨大な館を手に入れることに成功。

規模を着実に巨大化させていっているのです。

以前よりも確実に力を付け、知略を巡らす闘いは迫力・見応え抜群でした。

そして魅力はバトルシーンだけではありません。

普段は、いつでも騒がしいヘスティア様の「女神らしい姿」を見られる回もありました。

様々な面で魅力満載のアニメであったと言えるでしょう。

では、アニメ第3期はどういった展開が予想されるでしょうか？

アニメの第3期は2020年夏放送スタート予定です。

第2期は原作第7巻までが描かれていますから、当然アニメ第3期は第9巻以降の内容が描かれるのは間違いありません。

「異端児」への出会いが色濃く描かれることが考察できます。

そして、アニメ第2期のラストで登場した「竜女ウィーネ」が第3期における重要人物・メインキャラクターになるでしょう。

そんな「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の第3期。

原作ライトノベルで何巻あたりまで放送されるのでしょうか。続いてはこの点を考察します。

第1期は1〜5巻、第2期は6〜8巻が放送されてきたダンまち。

推測でしかありませんが、第3期は9巻〜11巻辺りまでではないかと考察可能です。

第1期は5巻分をまとめて放送しましたが、先ほども触れた通りテンポよく進め過ぎてあまり良い印象を持たない原作ファンもいたそうです。

実際、カットされるシーンが多いと残念に感じる方が多くなるのは必然的。

第2期で3巻分を放送しましたし、ボリュームも丁度良い内容でした。

そのため、第3期も前回同様3巻分を放送することが予想されます。

そして、仮に第10巻でアニメの放送が終了するとなると、後味の悪いラストで終わってしまいます。

悪い意味で「ダンまちの余韻」が残ってしまいますから、キリの良い11巻までが放送されるであろうことが考察できるのです。

そして、ダンまちは第11巻で第三部が幕を閉じます。

そういった意味でも非常にキリがいい終わり方になるでしょう。

先ほど、ダンまちのアニメ第3期は原作ライトノベルの第11巻までが扱われるであろうことを紹介しました。

しかし、考察次第では第12巻に突入するという可能性も否定はできません。

というのも、4期への可能性を持たせて「第12巻の冒頭」だけ放送するというパターンです。

ダンまちは第11巻までが第三部で、第12巻以降が第四部とされています。

12巻の始まりでは派閥連合でダンジョン遠征へ向かうというシーンが収められているのですが、まさに「新たな始まり」といった雰囲気が満載。

この締め方をすれば「アニメの続きを気にさせ」つつ、ワクワク感を持たせたままアニメ第3期の幕を閉じることも可能です。

12巻の最初に突入して終了するという考察も十分にできることが分かります。

さて、ダンまち第3期への期待がますます高まりますが、実はアニメ第3期の放送に先立って「OVA」が2020年1月29日に発売されます。

ダンまちのOVAといえば、アニメ第1期放送終了後にも「アニメオリジナルエピソード」となる「温泉回」が収録されたOVAが発売されました。

当然、OVAということで原作をアニメ化し切れなかった部分を収録するという考察も可能ですが、ティザー画像では水着のような衣装を身に纏ったヘスティア様とアイズの姿が描かれています。

既にOVAでアニメオリジナルエピソードを発売したという実績もあるため、今回もいわゆる「アニオリ」エピソードとなるでしょう。

とはいえ、原作には収録されていない話ですから、アニメファン・原作ファンどちらの方も「新たな」ダンまちの話を楽しめます。

第3期も要チェックですが、OVAも必ず抑えておきたいですね。

第3期までの「つなぎ」にもなりますから、ぜひともチェックしておきましょう。

今回こちらの記事ではアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の第3期に注目しました。

ますます人気を集める「ダンまち」は、今後も話題を集めることは間違いありません。

第3期は原作第9巻〜第11巻もしくは第12巻冒頭までが放送されるであろうということをお伝えしました。

特に注目したいのは、やはり「竜女ウィーネ」です。

このキャラクターに注目しながらアニメを見ると、より一層第3期を楽しむことができるかもしれません。

そして、第3期に先立ってOVAの発売も決定しています。

今後も衰えを知らない「ダンまち」から目が離せません！