ダイヤのAは2006年から連載がスタートした野球漫画です。

2015年に「第1部」が幕を閉じ、翌年から第2部「ダイヤのA actII」が新たにスタートしています。

アニメ化や舞台化、ゲーム、ラジオ番組なども製作されており、様々な媒体で非常に高い人気を持っている作品です。

アニメは第3期が2019年4月から放送され、未だに高い人気を得続けている作品であることもわかります。

今回この記事では、そんなアニメ第3期で放送されるであろう内容を、原作にあたるコミックスを基に最終話までをネタバレ紹介していきます。

ネタバレ注意記事ですので、ご覧になる際はよく注意してお読みください。

まずは、アニメの第1期と第2期をざっくりと振り返ってみましょう。

アニメ第1期は第75話まで放送されています。原作コミックスとしては1巻から27巻まで。

第1期では、本作における主人公である「沢村栄純」が青道高校の野球部で奮闘するさまが描かれています。

元々は小さな中学の小さな野球部出身の沢村。

スカウトされて強豪校の野球部で「エース」になろうと日々努力を重ねています。

質の高い指導を受けていたわけでもないにも関わらず、彼には野球選手としての魅力が満載。

・サウスポー

・ムービングボール

・独特のフォーム

・ムードメーカー

まさにダイヤの原石のような、磨けば化ける素質を秘めている選手でした。

そんな彼が強豪校である青道高校野球部にスカウトされた当初は、反抗的であまりよろしくない部員でした。

しかし、第1期では沢村が選手としてはもちろん「野球部員」として精神面でも大きく成長していく過程が描かれています。

先輩との関係が改善されていくうちにベンチメンバーにも選出されるようになり、少しずつ、でも着実に成長していく姿は、視聴者に勇気やエネルギーを与えてくれました。

当然、全てが順調には進まないのもこのアニメの特徴の1つ。

野球部として、選手としての挫折もしっかりと描かれており、決して苦しむことなく順風満帆な野球人生を送る姿だけが描かれているアニメというわけではありません。

続いて第2期に注目してみましょう。第1期よりは少なく、全51話が放送されました。

原作コミックスでいえば28巻から最終巻である47巻まで。

第2期では、3年生が野球部を引退し、新たなメンバーたちで試合などに臨み、どうもうまくいかない様子からスタートします。

チームとしての完成度が低くなってしまっていたのです。

沢村は引き続き成長しチェンジアップなどを駆使して「打たせて取る」ピッチングを披露。

エースナンバーこそ逃したものの、着実に野球部にとって欠かせないピッチャーになりつつあります。

必死な姿で完投する試合も描かれ、見所は満載。

3年生たちがいよいよ卒業するというシーンでの監督や卒業式などでは涙を流された方も少なくないでしょう。

第2期は確実に「成長」が感じられるシーズンでした。

では、ここからはいよいよアニメ第3期について考察・紹介していきます。

アニメ第3期は原作漫画の第二部にあたる「ダイヤのA actII」をタイトルに引っ提げて放送。

文字通り、原作第二部をアニメで描いています。原作コミックスでいえば第1巻からです。

全52話が予定されています。

春のセンバツ甲子園に出場することになった青道高校。

大事な初戦のマウンドを任されたのは、沢村でした。

転んで大暴投をして球場を笑いの渦に包んでしまうという失態などを犯したものの、結果的には勝利を収め、3回戦まで勝ち進むことができました。

エースを競うライバルである降谷との関係もますます過熱。

第1期・2期を上回り、どんどんと盛り上がっていく展開が予想されます。

ダイヤのA actIIでは、主人公の沢村が新球種である「ナンバーズ」を披露します。

これは様々な握りの変化球で、意図的に変化をさせることが可能。

まさに「七色の変化球」であり、御幸和也と共に開発を進めていました。

ナンバーズは以下の球種が登場しています。

• ナンバー2（ツーシーム）
• ナンバー4（フォーシーム=ストレート）
• ナンバー7（カットボール改）
• ナンバー11（スプリット）

また、ナンバーが明かされていないもののチェンジアップを投げられます。

中でもナンバー7のキレは、打者目線では「ボールが消えた」と錯覚するほどのもの。

そしてナンバー11は安定感こそまだないものの、扱えるようになればまず打たれないであろう強力な変化球になることが容易に考察できますね。

上記の他にも「練習はしたけど実用化されていない」種類の「ナンバーズ」もあります。

ストーリー展開やキャラクターたち、試合展開ももちろんですが七色の変化球である「ナンバーズ」も要チェックです！

さて、アニメ・ダイヤのA actIIで気になる考察ポイントの1つは、原作コミックス第何巻までを放送するのかというポイントです。

第1期・第2期で合計126話を費やし、原作コミックスを第1巻〜48巻（最終巻）を放送したというダイヤのA。

第3期は全52話が予定されているため、ほぼ同じペースで換算すれば15〜20巻辺りまで進むのではないかということが考察できます。

アニメが放送されている傍ら、同時に原作も進み単行本も続々発売されているダイヤのA。

放送がスタートした4月には既刊は15巻でしたが、その後も順調に原作ストックを補充しています。

メインテーマである高校野球はもちろん、アメリカと東京選抜チームの試合など、見所は満載。

新たに加入してきた1年生キャラたちのフレッシュさや勢いも含めて、第3期も毎回目が離せない展開になることは間違いないでしょう。

先ほど少し触れましたが、アニメ第3期、つまり「ダイヤのA actII」では新たに1年生たちが野球部に加入してきます。

その中でも特に注目・抑えておきたいキャラクターを2人ピックアップしてみました。

新キャラもしっかりとチェックしておくことで、ダイヤのAのアニメ第3期をより楽しむことができるでしょう。

「神童」という通り名を持つ捕手。

リトル時代は日本代表として世界大会に出場したうえ、まとめ役としても大活躍した経歴を持っています。

シニア時代も2年生ながらレギュラーの座を勝ち取っており、名実共に実力は折り紙付きの天才プレイヤーです。

当然、非常に有名な選手でもあります。

主人公の沢村のこともしっかりと評価しており、今後の青道高校野球部を引っ張っていく「新世代の中心選手」になるであろうことは間違いありません。

ポジション的にも沢村と関わる機会が必然的に多くなるでしょう。

かつて野球部の主将を務めていた結城哲也の実の弟。

「プロになる」という目標を持っており、フルスイングが象徴的な選手です。

自身の可能性を狭めたくないという理由から「全ポジション」が希望ポジションであるというのも大きな特徴の1つ。

中学時代の実績も申し分ない選手ですが、エラーを披露してしまうことも多いです。

今後の成長にさらに期待できる選手であると言えるでしょう。

今回の記事では、ダイヤのAのアニメ第3期…「ダイヤのA actII」のネタバレ・考察を進めてきました。

ストーリー展開なども当然気になりますが、やはり最も気になるのは原作の何巻までが放送されるのか？というポイントでしょう。

今回の記事では15巻〜20巻辺りだろうと考察しましたが、当然数が増減する可能性も十分に考えられます。

しかし、アニメが放送開始した2019年4月時点の最新コミックスは第15巻。

となるとやはり、この辺りを目処にアニメも進行していくのではないか？と考察可能です。

なんにせよ、ダイヤのAという作品は非常に熱く魅力的な展開が続いていく作品であるという事実は揺らぎません。

新1年生たちはもちろん、主人公の沢村栄純も含め「ダイヤのA actII」を今後も要チェックです！