// FourM
Vqz3lutodzyiaix3yent

約束のネバーランド

CATEGORY | 約束のネバーランド

【約束のネバーランド】ピーター・ラートリーは鬼の味方?食用児を追う理由とは

2021.08.03

「約束のネバーランド」にはピーター・ラートリーというキャラが登場します。食用児であるエマやノーマンを追う理由は?ミネルヴァ、ユリウス、アンドリューとの関係は?本記事では、ピーター・ラートリーは鬼の味方なのか、最後は死亡するのかを含めて紹介します。

  1. ピーター・ラートリーのプロフィール
  2. 人間世界と鬼世界の門番役
  3. 食用児との対立
  4. ピーターの使命
  5. GFハウスでの決戦
  6. ピーターの最期
  7. ピーターは決して悪役とは言い切れない
Tsmncqon0xw361bd8msr
引用: https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-1-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%87%BA%E6%B0%B4-%E3%81%BD%E3%81%99%E3%81%8B/dp/408880872X/ref=tmm_other_meta_binding_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1615786562&sr=8-9

ピーター・ラートリーの説明をする前に「約束のネバーランド」について簡単に紹介します。「約束のネバーランド」は2016年8月1日から2020年6月15日まで週刊少年ジャンプで連載されていたダーク・ファンタジー作品です。この作品は孤児院で育った子供たちが過酷な運命に立ち向かう姿が描かれています。

「約束のネバーランド」に登場するピーター・ラートリーはどのような人物なのでしょうか?ここではピーターの経歴や人物像について紹介します。

ピーター・ラートリーの経歴プロフィール

ピーター・ラートリーはラートリー家の第36代目当主です。食用児を支援してきたウィリアム・ミネルヴァは、彼の兄にあたる人物となります。ピーターは謎の多い人物であるため、体重・身長・誕生日といった基本情報はすべて不明です。

ピーター・ラートリーの人物像や特徴

ピーター・ラートリーは人間世界を守るためならば、多少の犠牲は仕方ないと考えています。顔立ちが整っているため、見た目はスーツを着た紳士です。しかし、自分と考え方が異なるようであれば、自分の一族にも容赦しない一面もあります。

ピーター・ラートリー以外の関係者

「約束のネバーランド」ではラートリー家の関係者が3人登場します。1人目は鬼の頂点との間に約束を結んだユリウス・ラートリーです。2人目は第35代目ラートリー家当主であるウィリアム・ミネルヴァ(ジェイムズラートリー)となります。最後にピーターの部下であるアンドリューが3人目の関係者です。

Ovco0aalkpejnupm61ax
引用: https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-9-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%87%BA%E6%B0%B4-%E3%81%BD%E3%81%99%E3%81%8B/dp/4088814959/ref=bmx_11?pd_rd_w=6VXFF&pf_rd_p=74bf0868-811d-47aa-a302-9d8c643f8862&pf_rd_r=8T5BKSNF53KR2AS0PQCH&pd_rd_r=ce3e1891-d164-4648-8c01-c03a9baaaf17&pd_rd_wg=UUykj&pd_rd_i=4088814959&psc=1

ラートリー家は人間世界と鬼世界の門番の役割を担当する一族です。ここからはピーター・ラートリーが何をおこなったのかを紹介します。

ラートリー家の歴史

鬼との因縁が1000年続くほどラートリー家の歴史は深いです。その昔、人間と鬼は長い間争いを続けていました。当時のラートリー家当主であるユリウス・ラートリーは終わらない戦いに疲弊していました。その戦いを終わらせるため、ユリウスは戦友達が止めるのを無視して鬼の頂点と約束を交わしたのです。

その約束の内容は人間を鬼に差し出すことを条件に、人間世界と鬼世界を分けるというものでした。鬼の頂点は条件を了承し、2つの種族が約束を破らないように監視役をラートリー家に引き受けさせます。この約束に至るまでの経緯とユリウスの懺悔を記したものがユリウスのメモ(記録)です。そこにはラートリー家が戦友達を裏切り、食用児を生み出したことが記されています。

ジェイムズとの対立

ユリウスが残したメモ(記録)を読んだウィリアム・ミネルヴァ(ジェイムズ・ラートリー)は食用児を救う手段について考えていました。しかし、ピーター・ラートリーはユリウスが残したメモ(記録)に魅了されました。その結果、人間世界を守るためには食用児の犠牲は仕方ないと考えたのです。そして、ピーターは考え方の異なるウィリアム(ジェイムズ)を裏切り者扱いするようになります。

ノーマンを実験台にしていた

ノーマンは非常に頭の良い子供です。ノーマンのような優れた頭脳を持つ食用児を大量に育成することができれば、高品質の人肉を鬼に提供することができるとピーター・ラートリーは考えます。この考えからピーターはΛ(ラムダ)7218という試験農場にノーマンを移送し、ノーマンを実験台とすることにします。

Yb4tqhsjmf7i7ohyvqh0
引用: https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-11-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%87%BA%E6%B0%B4-%E3%81%BD%E3%81%99%E3%81%8B/dp/4088816226/ref=bmx_5?pd_rd_w=4uCcg&pf_rd_p=74bf0868-811d-47aa-a302-9d8c643f8862&pf_rd_r=JM9JEAN3YK7PHBPJHRG2&pd_rd_r=50676a23-e9f4-43d1-90b5-878a373e6fed&pd_rd_wg=Nddhc&pd_rd_i=4088816226&psc=1

食用児を上手く利用し、世界の安定を図ることがピーター・ラートリーの目的です。しかし、ラートリー家の使命を果たすために食用児と対立することになります。食用児との対立について、ここでは紹介します。

兄ジェイムズの排除

ピーター・ラートリーは世界の平和を守るため、食用児を人間の世界に行かせてはならないと考えています。当初は食用児たちを支援する兄のウィリアム・ミネルヴァ(ジェイムズ・ラートリー)を許容していました。しかし、ゴールディ・ポンドに人間の世界に通じるエレベーターが完成します。このことを知ったピーターは部下に命じてミネルヴァ(ジェイムズ)を排除することにしました。

ゴールディ・ポンドの存在を鬼に知らせる

人間世界に通じるエレベーターの存在を知ったピーター・ラートリーは食用児を逃がさないためにある手段を取ります。それは鬼であるバイヨン卿にゴールディ・ボンドの場所を教えるということでした。このことをきっかけにゴールディ・ポンドは鬼が食用児狩りを楽しむ秘密の猟場となるのです。

ゴールディ・ポンドにアンドリューを送り込む

鬼達を撃退したエマ達はゴールディ・ポンドを爆破し、拠点としていたシェルターに身を潜めます。そのことを知ったピーター・ラートリーは部下のアンドリューをシェルターに送り込みます。エマ達の居場所をフィルから聞き出したアンドリューは、シェルターにてルーカスとユウゴと戦闘となりました。ルーカスとユウゴは捨て身の攻撃を仕掛け、アンドリューを道連れにします。

死亡したかに思われたアンドリューは重傷を負った状態でエマ達を襲います。しかし、襲おうとした直後に鬼が現れ、アンドリューは鬼に食べられて死亡します。

Iduz88evhir3tl3wwshi
引用: https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-18-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%87%BA%E6%B0%B4-%E3%81%BD%E3%81%99%E3%81%8B/dp/4088822234/ref=pd_sbs_1?pd_rd_w=M3TFE&pf_rd_p=021fa992-5050-4990-a948-59d02d1d2a57&pf_rd_r=HDAHNWA8NVFBKHQGRBZY&pd_rd_r=453964a6-632b-4089-b179-9a0b755eaa20&pd_rd_wg=pZJgR&pd_rd_i=4088822234&psc=1

ラートリー家の第36代目当主ピーター・ラートリーの使命とは何だったのでしょうか?ピーターの使命について考察していきます。

女王との約束

女王にラートリー家の者が食用児を支援していたことをピーター・ラートリーは伝えます。伝えた上でピーターは女王とある取り引きをします。その内容とは、鬼の頂点に献上する予定のエマ達を女王に差し出すというものでした。その見返りにピーターは鬼の軍勢を貸してほしいと申し出ます。女王はエマ達を捕獲できなかった場合、代わりにピーターを喰うことを条件に鬼の軍勢を貸すことにします。

GFハウスにエマ達をおびき寄せる

鬼の軍勢を貸してもらったピーター・ラートリーはエマ達のアジトを襲撃します。襲撃後、子供達を人質に取ってGF(グレイス=フィールド)ハウスに移送します。こうすることでエマ達をおびき寄せることがピーターの目的でした。そして自分の計画の邪魔となるエマ達を排除することで、門番としての役割を果たそうとしました。

イザベラをグランマに推薦

GF(グレイス=フィールド)ハウスでピーター・ラートリーを出迎えたのはイザベラでした。エマ達が脱走したため、イザベラは死刑になることを覚悟しました。しかし、ピーターはイザベラを「飼育監長(グランマ)」に任命します。任命した理由はイザベラが圧倒的な飼育実績を残したため、殺すのは惜しいと判断したからです。真の自由を手に入れるため、イザベラはピーターに協力することにします。

Bwj2wua1yl31nvrw22ip
引用: https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-19-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%87%BA%E6%B0%B4-%E3%81%BD%E3%81%99%E3%81%8B/dp/4088823273/ref=pd_sbs_14?pd_rd_w=HuoeY&pf_rd_p=021fa992-5050-4990-a948-59d02d1d2a57&pf_rd_r=29HRFAEE9MZNG0WJ1JZD&pd_rd_r=d718e739-dbeb-4267-8518-6716f9dcfac7&pd_rd_wg=EXLrd&pd_rd_i=4088823273&psc=1

ピーター・ラートリーはGF(グレイス=フィールド)ハウスでエマ達を待ち構えていました。どのような戦いとなったのでしょうか?ここでは決戦について紹介します。

イザベラの裏切り

N9zilnvljhce03oh1oer
引用: https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07MGZVXSK?notRedirectToSDP=1&ref_=dbs_mng_calw_1&storeType=ebooks

エマ達に囲まれたピーター・ラートリーの前に現れたのはイザベラ達でした。この瞬間にピーターは自分の勝ちを確信しましたが、イザベラ達はピーターに銃を向けます。イザベラはピーターに協力しても真の自由は得られないと判断し、エマたちに協力することを事前に決めていました。

ピーターの目論見‐鬼社会の掌握

エマ達によって女王と五摂家が死亡したことを知ったピーター・ラートリーはこの状況を利用することにします。女王と五摂家の弔い合戦としてムジカとソンジュを処刑し、政権を奪取することで鬼世界を自分の支配下に置こうと考えたのです。

ピーター、エマに追いつめられる

GF(グレイス=フィールド)ハウスに侵入したエマ達は、食用児を救出することに成功します。しかし、ピーター・ラートリーはわざとエマ達を侵入させることでGFハウスに閉じ込めたのです。それに対してエマ達はGFハウスを占拠することを宣言します。

その後、エマ達はGFの制御室のシステムを乗っ取ることで優位な立場となります。しかし、その状況を予測していたピーター・ラートリーは逆にエマ達を追い詰めます。この状況下でエマ達を救ったのは別行動をしていたオリバー達でした。さらにイザベラがピーターを裏切ったことでピーターはエマ達に追い詰められます。

エマ達の最大の敵ともいえるピーター・ラートリーはどうなるのでしょうか?ピーター・ラートリーとの戦いの決着について紹介します。

ピーター幼少期の記憶

ピーター・ラートリーにとって大切な使命を持った一族の当主であるウィリアム・ミネルヴァ(ジェイムズ・ラートリー)は一番の英雄でした。その兄を裏切り者として殺したときにピーターはどんなに苦しくても使命を全うすることを決断します。

ピーター・ラートリーと食用児

食用児を使用することで人間世界を守ってきたのはラートリー家です。ラートリー家の使命によって苦しんできたピーターも被害者であるとエマは考えています。そんなピーターにエマは一緒に生きようと手を差し伸べます。

ピーター・ラートリー死亡

エマから一緒に生きる道を示されたピーター・ラートリーでしたが、それはできないと拒みます。そして自分の叔父に「コードSolid」と告げるよう言い残してピーターは自ら命を絶ち死亡します。

本記事ではピーター・ラートリーについて紹介しました。エマとピーター、立場が異なるために両者は様々な争いをしてきました。人間も鬼も立場を差し引けば、憎しみ合うことはなかったかもしれません。それはピーターも例外ではなく、もしかするとエマと同じ考えを持つ同志になる可能性もあったでしょう。

「約束のネバーランド」は人間と鬼という2つの種族が登場し、様々なことを学べる作品です。気になる方は原作を読んで作品をより楽しみましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51AmWp3NiAL._SX315_BO1,204,203,200_.jpg