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ハウルの動く城

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【ハウルの動く城】あらすじネタバレ!映画と原作もどちらも紹介!

2021.07.18

『ハウルの動く城』のあらすじを映画と原作でネタバレ紹介したいと思います。『ハウルの動く城』は映画と原作であらすじや設定が異なるので、その部分をネタバレします。これまで知らなかったあらすじや設定を楽しめると思うので、ここで知ったことを覚えておくと面白いです。

  1. 『ハウルの動く城』とは?
  2. 『ハウルの動く城』の最大の見所は?
  3. 『ハウルの動く城』の主人公ソフィーがおばあちゃんに!
  4. 『ハウルの動く城』はサブキャラクターも魅力的
  5. 【ハウルの動く城】簡易キャラクター紹介
  6. 【ハウルの動く城】映画と小説ではあらすじが違う?
  7. 【ハウルの動く城】アニメ映画のあらすじは?
  8. 【ハウルの動く城】原作のあらすじは違う?
  9. 【ハウルの動く城】映画と原作のあらすじ・設定の相違
  10. 【ハウルの動く城】あらすじまとめ

2004年に公開された宮崎駿監督のアニメーション映画

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/516B38XBMSL.jpg
『ハウルの動く城』は、2004年11月に公開された「宮崎駿(みやざきはやお)」監督のアニメーション作品で、興行収入196億円を記録した大ヒット作です。
2001年に公開された『千と千尋の神隠し』に次ぐ興行収入となり、かなりの大ヒット作なので観たことある方は多いと思います。
本作はメインキャラクターの「ハウル」に国民的人気タレントの「木村拓哉(きむらたくや)」さんを起用し話題となりました。
それまでのジブリ作品とは一線を画す実験的な作品で、本作以前までのジブリ作品のわかりやすいストーリー展開や視聴者にやさしい伏線の出し方とは違う、視聴者の感性や読み取り方を大事にした、ある意味で難解な作品とも言えるかもしれません。
そのため、凄く楽しめる人と、ちょっと意味がわからなかったり物足りなかったと感じる人に分かれる作品かもしれませんね。

もちろん「動く城」が見所

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JVJ4JCJSL.jpg
宮崎駿監督が恐らく最もこだわったのが、タイトル通り「ハウルの動く城」の描写でしょう。
監督も「ハウルの動く城」を描くのを物凄く苦労したという旨のインタビューを聞いたことがありますが、確かに2004年当時の動画技術としてはかなりテクニカルで、手描きが好きな宮崎駿監督のこだわりが前面に出ている有機的な動作が迫力満載でした。
「ハウルの動く城」の迫力は、スクリーンクラスの大画面で観ないと伝わってこないかもしれませんが、なるべく大きな画面で良い音響設備のもと視聴することをお勧めしますね。
「ハウルの動く城」の外観だけでなく内装もかなりこだわられており、細かい設定から出てくる登場人物まで、かなり監督の趣味が凝らされた作品だったように思います。
『千と千尋の神隠し』でピークまで創作のエネルギーを創出した駿監督は、それ以降の作品では趣味的な要素をふんだんに出していきましたが、『千と千尋の神隠し』の直後に発表されたこの『ハウルの動く城』は、特にその監督の趣向が凝らされた作品になっているかもしれませんね。

主人公が老婆になってしまうという衝撃の始まり

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61gbbnCNH9L._SS500.jpg
『ハウルの動く城』の主人公「ソフィー」は、「荒れ地の魔女」の呪いにより物語の序盤でいきなり老婆にされてしまうという衝撃の始まり方をします。
可憐な少女を老婆にしてしまうという驚きの始まり方をする『ハウルの動く城』ですが、おばあちゃんになった「ソフィー」が頑張って働く姿は、なかなか印象深くて他の作品では観れない光景です。
「ソフィー」はなかなか可愛いお嬢さんなので、老婆にしない方が良かったという声もあるかもしれませんが、これはこれで斬新な設定で面白かったと思います。

コミカルなサブキャラクターに目がいく作品

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61IGmmWij2L.jpg
本作は主人公の「ソフィー」と「ハウル」が中心なことは変わりませんが、かわいいコミカルな火の悪魔「カルシファー」やハウルの弟子の少年「マルクル」なんかも魅力的だったりします。
「カルシファー」と「マルクル」は主人公二人に匹敵する程の活躍をし、中盤からの登場コマ数は「ハウル」を超えるほどなので注目ですね。
さらに、親切な魔法仕掛けのカカシ「カブ」も印象に残るキャラで、なにかと「ソフィー」を助けるナイスなキャラクターだったりします。
すぐにおばあちゃんになってしまう「ソフィー」、意外と登場回数が少ない「ハウル」に変わって、この辺りのサブキャラクター達が大活躍してくれる所が嬉しいですね。
ちなみに、「マルクル」の声優は当時11歳だった人気俳優「神木隆之介(かみきりゅうのすけ)」さんが演じている所もファンには嬉しいです。

可憐な少女から老婆に転身「ソフィー・ハッター」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51%2BH6Qg6jDL.jpg
本作の主人公は、18歳の三姉妹の長女「ソフィー・ハッター」という可憐な少女で、父親が残した「ハッター帽子屋」で働いている真面目な女の子です。
映画では三姉妹の内、ソフィーと次女のレティーしか登場していなく、三女のマーサは「ハウルに心臓を食べられた女の子」として噂されているだけで、詳細は不明でした。
可憐にも関わらず自分の容姿に自信がないソフィーは、物語の序盤で「荒れ地の魔女」に魔法をかけられ老婆の姿にされてしまいます。
かなり真面目で思いやりのある人物なので、周囲からの人望は厚く、「カルシファー」や「マルクル」という仲間に恵まれるキャラクターですね。

魔法使いの美青年「ハウル」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61cwvYHgq7L.jpg
本作のもう一人の主人公でタイトルまで飾っているキャラクターが、金髪の美青年で魔法使いの「ハウル」です。
「美女の心臓を食べる」と噂されている魔法使いで、師匠の「サリマン」も高く評価する程の才能があり、火の悪魔「カルシファー」と契約して「ハウルの動く城」を動かしたりしています。
大きなツバメのような鳥の魔物の変身して戦場に赴き、高い戦闘力を誇りますが、本人の性格は臆病で戦うことを好んでいないようです。

醜悪で危険な「荒れ地の魔女」

50年前に悪魔と契約したことから宮殿を「サリマン」に追放された魔女で、ソフィーに老婆になる魔法をかけた張本人が「荒れ地の魔女」です。
若さと美しさに執着しているため、高い魔力を誇る「ハウル」の心臓を狙うなど、かなり陰湿で厄介なキャラクターとして描かれていました。

コミカルでかわいい火の悪魔「カルシファー」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41i6n9UJ%2B3L.jpg
ハウルと契約した火の悪魔で、ハウルの動く城を動かしている動力源が「カルシファー」です。
お調子者でおだてるとパワーアップする可愛い火の悪魔で、ソフィーとも徐々に信頼関係を結んでいきました。

ハウルの可愛い弟子「マルクル」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51wbl8xfMHL.jpg
マルクルはハウルの弟子の魔法使い見習いのようなキャラクターです。
作中ではハウルよりも登場回数が多いくらいで、ソフィーと行動することが多い目立つキャラクターとなっています。

あらすじは大体同じだがネタバレすると設定が大分異なる

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Qcf04IN-L.jpg
『ハウルの動く城』は、アニメ映画と小説ではあらすじは大体同じなものの設定がだいぶ異なり、ネタバレすると原作ではソフィーが魔法を使えたり、サリマンが男だったり等、相違点が数多く見られます。
アニメ映画の方は、よりエンターテイメントとして楽しめるような内容になっている感じですが、原作の方は少し重い雰囲気があり、全体的な印象は異なりますね。

アニメ映画のあらすじはソフィーが老婆になった所から始まる

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51DWC6Z7EWL.jpg
アニメ映画のあらすじは、父親の帽子屋を継いたソフィーが荒れ地の魔女の呪いで老婆になってしまい、町を出てハウルと出会う所から物語が始まります。
その過程で様々なユニークな仲間たちと出会い、荒れ地の魔女といがみ合ったり、ハウルの師匠であるサリマンと対峙したり等、かなり戦闘的なシーンが多いですね。
アニメ映画では戦争などのアクティブなシーンが多いですが、原作は戦争はしていないので、そこがアニメ映画と原作の違いの一つでしょう。

大まかなあらすじは同じだが……

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61u6DjkpMJL._SX353_BO1,204,203,200_.jpg
『ハウルの動く城』の原作は、『魔法使いハウルと火の悪魔』というタイトルで、イギリスの作家「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」という方が執筆した小説が元となっています。
おおまかなあらすじはアニメ映画も原作も同じなのですが、戦争をしていないとか、サリマンが男だとか、荒れ地の魔女が最後まで悪者だったりなど、設定がかなり異なりますね。
さらに、原作では続編に『アブダラの空飛ぶ絨毯』と『チャーメインの魔法の家』という小説が存在し、ハウルとソフィーが結婚したその後を楽しめたりします。

あらすじの相違より設定の相違に着目(ネタバレ注意)

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61FJ2TDJS5L._SX335_BO1,204,203,200_.jpg
・映画では戦争しているが原作では戦争していない
・原作は浮遊している城だが映画では機械仕掛けの城
・原作ではハウルがあからさまに女好き
・原作ではマルクルの名前がマイケルで年齢は15歳
・原作では荒れ地の魔女が最後まで敵
・原作ではサリマンは男性でハウルの同僚

原作と映画ではあらすじ以上に全体の印象が大きく異なる

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91YKPS3j6VL._SL1500_.jpg
原作と映画の相違をネタバレしましたが、ネタバレして比較するとかなり印象が違うことがわかったと思います。
原作を観てみると、また違った世界が見えてくると思うので、『ハウルの動く城』が好きな人は原作も観てみることをお勧めします。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Qcf04IN-L.jpg