第1作である「涼宮ハルヒの憂鬱」は第8回スニーカー大賞を受賞した他、2005年版『このライトノベルがすごい!』では作品部門で見事第1位を獲得し、その後4年連続でベスト10入りを果たした唯一の作品になっています。

名実ともにライトノベル界の名作といえるでしょう。

タイトルから勘違いされがちですが、主人公は涼宮ハルヒではなく、その側にいるキョンという普通の男子高校生です。彼視点でハルヒや長門有希、朝比奈みくるといった宇宙人や未来人、超能力者が存在する世界で巻き起こる日常を描いた作品です。

そして、2010年には劇場版として「涼宮ハルヒの消失」が公開され大ヒットし、一時は深夜アニメを題材とした映画としては歴代最高の興行収入を記録しました。

スピンオフ作品も多数存在しており、メディアミックス展開を見事に成功させ、しかも各媒体それぞれが非常に高い評価を受けています。

今回の記事ではそんな涼宮ハルヒの憂鬱シリーズの登場人物の1人。

「鶴屋さん」にフォーカスを当てて、様々な角度から彼女をご紹介いたします。

主要キャラもしくは準主要キャラといった位置づけであるにもかかわらず、謎の多い女性である鶴屋さん。

鶴屋さんのプロフィールはもちろん、そんな彼女の正体はいったい何者なのか？といった部分も考察してみましょう。

キャラソン情報についてもまとめました。

まずは、鶴屋さんの基本的なプロフィールをご覧ください。

以下の通りです。

また、文武両道でみくるに無理やり迫ったキョンを返り討ちにしたり、自作の小説で読者を抱腹絶倒させるほどの文才や和歌について百人一首大会第2位のハルヒを凌ぐ幅広い知識を披露したりしています。

マルチな才能を持っている凄い人物だということです。

あのハルヒに気に入られ、期待を消して裏切らない鶴屋さん。

ただならぬ人物であることが分かりますね。

一見ノリのいい普通の女子高校生ですが、実家は立派な家系のようで日本庭園付きの大豪邸に住む良家のお嬢様で謎が多い人物として描かれています。

彼女の正体が気になるところ。

実は彼女の実家は古泉一樹が所属している「機関（超能力集団）」の間接的なスポンサーの1つなんだそう。

それも、代々とのこと。

鶴屋家と「機関」の間には相互不可侵の取り決めが交わされているようです。そのため、エージェントである古泉も鶴屋家の次期党首である彼女に手を出さないように命令されています。実際のところは、ハルヒの能力のせいで巻き込んでしまうことになるのですが・・・。

その役割やハルヒとの関係もあり、準団員でありながら巻を重ねるごとに登場頻度が多くなっていき、名実ともにSOS団に欠かせない人物になっています。

ハルヒからも一目置かれていること、鶴屋さんの明るさなどは、涼宮ハルヒの憂鬱シリーズの大きな魅力の1つになっています。

確かに明確な正体は不明ではありますが、物語を盛り上げてくれる人物です。

BLEACH - 井上織姫、黒崎一護〈少年時代〉

魔法先生ネギま! - エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル

D.C.I&II P.S.P 〜ダ・カーポI&II〜 プラスシチュエーション ポータブル - 水越眞子

テイルズ オブ イノセンス R - エルマーナ・ラルモ / ヴリトラ

グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜 - 東雲アイラ

LORD of VERMILION ARENA - レベッカ

非常に幅広い役柄をお持ちである声優さんであることが、出演作品の一部を見ただけでも分かります。

キャラクターに応じて様々な声で演じ分けるそのさまは、まさに「声優」といったところでしょうか。

松岡由貴さんの出演作品は、上記以外にも多数存在しています。

興味をお持ちの方はぜひご自分でチェックしてみてください。

今回は「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する謎多き女子高生・鶴屋さんについてご紹介いたしました。

最初は脇役キャラだったのですが、ハルヒとの絡みが増え、SOS団に欠かせない重要人物として登場回数が増えたキャラです。

下の名前が明かされる日は来るのでしょうか？

涼宮ハルヒの憂鬱シリーズは、一応未完結といえます。

もし、いつか続編が発売されたら。

その時には、彼女の下の名前や招待、もっと詳細なプロフィール、一家の情報などが公開されるのかもしれません。

そういった部分も楽しみにできますね。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました！