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アルスラーン戦記

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【アルスラーン戦記】ダリューンはかっこいい!でも過保護?キャラ紹介まとめ

2021.07.08

アルスラーン戦記に登場するダリューンは、主人公アルスラーンを守る強くてかっこいいキャラクターです。さらにはファンの間では過保護すぎることでも注目されています。今回はそんなかっこよくて過保護なアルスラーン戦記のダリューンの魅力に迫ります!

  1. 【アルスラーン戦記】ダリューンの基本情報
  2. 【アルスラーン戦記】ダリューンはバルス国の万騎長
  3. 【アルスラーン戦記】ダリューンはどんな武士?
  4. 【アルスラーン戦記】ダリューンはどんな男性?
  5. 【アルスラーン戦記】ダリューンと主人公アルスラーン
  6. 【アルスラーン戦記】ダリューンとナルサス
  7. 【アルスラーン戦記】ダリューンの声優とは
  8. 【アルスラーン戦記】ダリューンの人柄が伝わってくる名言
  9. 【アルスラーン戦記】ダリューンに対するネット上の声
  10. 【アルスラーン戦記】ダリューンについてのまとめ
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アルスラーン戦記に登場するダリューンはパルス国の万騎長(マルズバーン)の1人で、代将軍(エーラーン)ヴァフリーズの甥です。年齢は初登場時は27歳で12人いるパルス国万騎長の中では最年少です。
アルスラーン戦記の作中でダリューンの両親や血縁者についてはヴァフリーズ以外一切語られていないため家族構成は不明です。
ダリューンの女性関係はアニメ版アルスラーン戦記では全く描かれていませんが、ダリューンが24歳の時に任務で訪れた絹の国(セリカ)で公主と良い雰囲気になったことがあるようです。

パルス国とは

アルスラーン戦記の舞台であるパルス国は、人口約2千万人の大陸公路(現実でいうシルクロード)の中心に位置する国家です。王都は人口公称100万のエクバターナ。モチーフは中世のペルシャ王朝(サーサーン朝)。
現在の王朝は300年余りの歴史を持っており、アルスラーン戦記のストーリーが始まった時点では主人公アルスラーンの父・アンドゴラス3世が第18代国王を務めていました。
東西の交易の中継地点として栄えており、港湾のある都市もあるため文化的にも経済的にも発展する国です。そのため他国から攻撃を受けることもしばしばありますが、高い軍事力を持って幾度と跳ねのけてる強兵の国なのです。宗教に関しては多神教が広く信仰されています。一方で身分制度が存在しており地位の高い者ほど多くの奴隷を雇っています。

万騎長(マルズバーン)とは

ダリューンが就いている称号、万騎長(マルズバーン)とは武将に与えられる官職で、1万人もの騎兵を率いる騎士に与えられます。(兵制改革後は名誉ある将軍職というだけで1万の騎兵を率いるという意味は持たなくなります。)

装備

ダリューンは黒い甲冑に黒いマント(裏地は真紅)を身に纏い、さらには黒毛の愛馬“黒影号(シャブラング)”を駆っているため、黒衣の騎士と呼ばれています。

戦闘力

ダリューンの戦闘力はアルスラーン戦記作中で最強クラスです。剣はもちろんのこと弓や投げやりの技術にも長けていて、数々の会戦で名高い将軍を打ち取り、大陸公路と言われたトゥラーンの新王を馬に乗ったまま切り伏せたこともあるため、大陸公路有数の戦士として名前が知れ渡っています。「戦士の中の戦士(マルダーンフ・マルダーン)」や「猛虎将軍(ショラ・セナーニ)などの異名も持っています。さらには味方からも敵からも「人間相手ならまず負けない」という認識を持たれています。

外見

ダリューンは日に焼けた肌にシュッとした顔立ち、鋭い目つきと逞しく眉尻がグッと上がった眉を持った美形で若々しく、長い黒髪を後ろの低い位置で1本で結び前髪の数本の後れ毛が色っぽい男性です。

性格

ダリューンは真面目で厳格で慎み深く、真っすぐで心身ともに逞しい男性です。見た目と相まってお堅いイメージがありますが、実はユーモラスで相手の心情にも目を向けることのできる感情豊かな人物でもあります。自身の強さや手柄をひけらかすことなく他者を立てることができる控えめな性格の持ち主でもあるので、周りからの信頼が厚く評価も非常に高いです。

主人公・アルスラーンとは

アルスラーン戦記の主人公・アルスラーンは、パルス国王・アンドラゴラス3世の子つまり後に第19代国王になる王太子です。初登場時は12歳(アニメ・漫画版)。美しく賢い顔立ちの持ち主で性格も穏やかで優しく、他人の心を掴むことのできる人物です。武術も人並み以上で、困難に立ち向かい臣下の声にも耳を傾け自身の立場を自覚した上での素早く的確な判断ができる名君になりうる器の持ち主です。ダリューンとは臣下として昔から親交を持っています。

ダリューンはアルスラーンの過保護な騎士

アルスラーンの臣下であるダリューンは、アルスラーンの過去について知っている叔父のヴァフリーズに見込まれ、パルス王家ではなくアルスラーン個人に忠義の誓いを立てている唯一の騎士です。
最初は騎士として当然こととして忠誠を誓ったダリューンですが、アルスラーンを守って共に第一次アトロパテネ会戦の戦場を離脱し、王都奪還への道を進むアルスラーンを護衛しているうちに、アルスラーンの人柄に惹かれその成長を喜び、日に日に忠誠心を固くしていきます。そして地位や血縁を超えた忠誠を誓います。ダリューンはアルスラーンという1人の人間を見て“仕えるべき君主”と仰ぐようになったのです。
それからというものダリューンは高すぎる忠誠心から、アルスラーンが褒められれば自分のことのように喜び、アルスラーンが貶されれば怒りを表し、少しでもアルスラーンが危険な目に合えば必要以上に心配するようになります。その過保護ぶりはアルスラーンが窮地に立たされればチート級の力を発揮し、アルスラーンが亡くなった時に同じ場所に行けないなら死ぬことに意味はないと、死んでもアルスラーンに仕える気でいるほどです。
そのためファンの間では「殿下のセコム」と呼ばれています。

ナルサスとは

ナルサスとは主人公・アルスラーンに仕える軍師かつ政治及び軍事に関する師匠です。初登場時26歳。政務や軍略に深く通じている才知に優れた人物ですが、画才皆無の芸術を愛する偏屈な変わり者です。政戦両略に長けていることから過去に3国の連合軍を見事撃退しアンドラゴラス3世から宮廷書記官に抜擢されたものの、国政改革のための進言を無視され失望した上に神官らの不正を暴いたことで命を狙われるようになって、山荘に隠棲していました。しかしアルスラーンの説得により再び世に出ることになりました。

ダリューンとナルサスは“友”

ダリューンとナルサスは幼少期を共に過ごした幼馴染でお互い対面で悪口を言い合える親友です。そのため控えめな性格であるダリューンもナルサスとナルサスの画業に絡む話になった時には、口の悪さが出てしまいます。
ダリューンは第一次アトロパテネ会戦の際にアンドラゴラス3世に退却を進言した際、ナルサスとの関係を問われ躊躇なく“友”と答え怒りを買ってしまいます。そしてその場で万騎長を解任されてしまいました。
それでもダリューンにとってナルサスは変わらず友であり、ナルサスの才知を買っています。そのためその後戦場からアルスラーンと共に離脱したときも一番にナルサスを頼ったのです。

<アニメ>アルスラーン戦記のダリューンの声を演じるのは声優の細谷佳正さん

ダリューンの声を演じる細谷佳正さんは、1982年2月10日生まれ広島県出身の男性声優さんです。愛称は「ほそやん」「ほそヤング」。
艶っぽい低音ボイスの持ち主で、演じる役は10~20代の男性役が多いです。担当する役のキャラクターは幅広く熱血漢から天然キャラやシニカルな美青年までこなす声優さんです。

声優・細谷佳正さんの他の出演作品

新テニスの王子様(白石蔵之介)
進撃の巨人(ライナー・ブラウン)
ハイキュー(東峰旭)
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私はアルスラーン殿下の臣下。殿下のご命令がない限り、どの様な御用もお引き受けできぬ。

ラジェンドラ王子に頼まれごとをした時に言ったダリューンのセリフです。ダリューンが謹厳実直な人間であることが伝わってきます。

私の友人で、私の知るかぎり、あれほど智略にとんだ男はおりません。

アルスラーンにナルサスがどんな人物かと聞かれた時にダリューンが答えたセリフです。ダリューンは真っすぐで揺るぎない心でナルサスを信頼しその才知を買っているのです。アンドラゴラス3世に進言した際にもダリューンの胸中にはナルサスの存在があったのでしょう。
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殿下の正体はこのダリューンが存じております。殿下は、このダリューンにとって大事なご主君でいらっしゃいます。それではいけませんか?殿下。

自分が誰なのかがわからず不安に駆られているアルスラーンにダリューンがかけたセリフです。ダリューンのアルスラーンという1人の人間に惹かれた上で誓った忠誠が伝わってきますよね。

万が一、足を滑らせるような事があったらどうされるんです!!

アルスラーンが足場の悪いバルコニーを蔦って部屋を移動して来たことを知った時のダリューンのセリフです。過保護っぷりが際立っていますよね。このセリフ直後にギーヴに「過保護」と呆れ顔で呟かれるというほんわかシーンとなっています。
アルスラーンとダリューンの主従関係は本当に美しいです。どちらも人として尊いものを持っているからこそ血筋や地位を超えとても自然に成り立っている関係なのでしょう。
キャラ設定や戦闘シーンを見れば確実にダリューンはかっこいいキャラです。しかし過保護という一点が特に女性たちの母性本能をくすぐるため可愛いという意見も多いのです。
アルスラーン戦記に登場するダリューンは心身共に強くて真っすぐで優しい心を持った人物です。戦闘力だけでなくダリューンの芯の強さが主人公のアルスラーンを始めその一向の精神面を支えているのです。また強い男でありながら主に対して過保護な一面は、多くのアルスラーン戦記ファンの心を鷲掴みにしているのです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51HfvmdbAmL.jpg