【化物語】貝木泥舟とは
プロフィール
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貝木泥舟(かいきでいしゅう)とは【化物語】に登場するキャラクターです。詐欺師であり、「命より金が大事」を信条としていて、金のためなら子供でも騙します。
偽物の怪異の専門家で高い能力を持っていますが、怪異の存在を信じていません。偽物の怪異が使えることも、商売道具としてしか考えておらず退治や交渉のようなことはしません。
【化物語】貝木泥舟の声優
貝木泥舟の声優は三木眞一郎さん
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— テレビ東京アニメ公式あにてれ (@anitv_PR) July 10, 2018
貝木泥舟の声を担当しているのは三木眞一郎さんです。1968年3月18日生まれの東京都出身で、81プロデュースに所属しています。2010年第4回声優アワードで助演男優賞を受賞し、2014年第8回声優アワードでは富山敬賞を受賞しています。
キャラクターのイメージを大切にしたいという理由からCDドラマなどでのブックレットでは顔を隠していることが多いです。バイク・カーマニアである三木眞一郎さんは「Tipo」などの自動車雑誌に自らコラムを執筆したり、「頭文字D」で主人公が乗っていた車両と同型のスプリンタートレノ(AE86型)を所有しています。
お蔵入りになりそう
— にじめん編集部 (@nijimen) July 11, 2018
『深夜！天才バカボン』にX JAPANのYOSHIKIさん（CV.三木眞一郎さん）が本人許可済で登場！さらにあの豪華声優たちもゲスト出演！https://t.co/WMSdPtVWjD pic.twitter.com/jbWtJIoYO3
ロン毛でセンター分けのキャラクターを演じることが多く、代表作には「ポケットモンスターシリーズ」のコジロウ、「鋼の錬金術師」のロイ・マスタングなどがあります。
【化物語】貝木泥舟の登場回
貝木泥舟の初登場回
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貝木泥舟が初登場したのは『偽物語』の「かれんビー」であり、「かれんビー」、「ひたぎエンド」のメインキャラクターです。
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【化物語】貝木泥舟の見た目
黒いスーツを着ている
“偽者”貝木泥舟 【U】 NM-S24-029-U≪ヴァイスシュヴァルツ weis-schwarz≫[偽物語]
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貝木泥舟は喪服のような黒いスーツと黒いネクタイを着用しています。出会う人々からは「不吉」と称され、人に与える怪しさは忍野メメと同じくらいかそれ以上です。髪の毛はオールバックのような独特な髪型にしていることが多いです。
【化物語】貝木泥舟の性格
金がすべて
ヴァイスシュヴァルツ 最後の報告 貝木泥舟/＜物語＞シリーズ セカンドシーズン（MGS39）/ヴァイス
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抑揚のない話し方で、事実を半分だけ相手に伝えることをポリシーとしています。詐欺師をしているだけあって守銭奴であり、金のためならどんな手段も使います。逆に金にならないことはせず、また口も上手いですが自分の本心は出しません。
まとまったお金が入ると金遣いが荒くなりますが、かさばる物は持たないようにしています。「今回の件から○○(教訓を得るべき人物)が得るべき教訓は」が口癖です。
貝木泥舟なりの筋の通し方
何かをする時には、それが自分にとってメリットがあるかなどの納得できる理由が必要のようで、やるべきだと思ったことに関しては"納得のできる理由探し"を自問自答しながら見つけようとします。
【化物語】貝木泥舟の仕事の仕方
住所を持たずホテルに滞在
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貝木泥舟は仕事上、一定の住居を持っていません。戸籍も売り払っており、放浪生活をしています。忍野メメも放浪生活をしている怪異の専門家ですが、忍野メメが廃墟で暮らしているのとは違って貝木泥舟はシティーホテルに滞在しています。
詐欺師の仕事
詐欺師として仕事をする際にはA4サイズのノートを買ってきて、周辺地図をイラストを交えつつ入念に書き込んで計画を立てています。誰かに見られても分からないように隠語を使って書き込みますが、仕事が終われば全て捨てます。
【化物語】貝木泥舟が行ったこと
町中の中学生を騙した
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「偽物語」では町の中学生を相手に「おまじない」というかたちで大がかりな詐欺を行いました。詐欺師である貝木泥舟は人をだまして金を巻き上げ生計を立てているので、相手が子供でも騙すことに罪悪感など持ちません。戦場ヶ原ひたぎをだました際は自らを「ゴーストバスター」と名乗りました。
この一件での最大の被害者、千石撫子が苦しめられた「蛇」もまた「おまじない」の一種でした。
【化物語】貝木泥舟の大学時代
オカルト研究会のメンバーの一人
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貝木泥舟は、大学時代にオカルト研究会に所属していました。そして死体を元にして作った怪異、斧乃木余接の作成に関わった人物でもあります。同じオカルト研究会のメンバーだった忍野メメには苦手意識を持っているようです。
臥煙伊豆湖には頼りにされている
暦物語 臥煙伊豆湖 とらのあな特典タペストリー
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現在は臥煙伊豆湖の怪異ネットワークに所属しており、情報を提供もしています。繊細な案件については、「メメか泥舟がいてくれれば」と臥煙伊豆湖がいうように頼りにされています。
【化物語】『恋物語』での貝木泥舟
戦場ヶ原ひたぎの依頼で千石撫子を騙す
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貝木泥舟は『恋物語』で戦場ヶ原ひたぎに依頼され、蛇神様となった千石撫子を騙すことになります。なぜこのような依頼を戦場ヶ原ひたぎがしたかというと千石撫子は阿良々木暦に好意を持っており、相手である戦場ヶ原ひたぎと一緒に殺そうと計画していたためです。
貝木泥舟は千石撫子について調べ上げ、一か月参拝して仲良くなり、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎは事故で死んだことにしようとしていました。計画は順調に進んでいましたが、千石撫子の「誰のことも相手にしない」という本質を見抜くことができずにこの計画は失敗します。
失敗によって貝木泥舟は千石撫子に殺されかけるのですが、その直前に調べたときに見た千石撫子の部屋のクローゼットの中の話をします。
"お前、漫画家になりたいのか?"
ヴァイスシュヴァルツ “蛇神娘”千石撫子/＜物語＞シリーズ セカンドシーズン（MGS39）/ヴァイス
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千石撫子の部屋のクローゼットの中には、彼女が描いた漫画が置いてあったのです。貝木泥舟は詐欺師にも関わらず、千石撫子を正論で諭し、騙されたつもりでもう一度人生を歩め、と真面目な言葉をかけます。そして蛞蝓豆腐と言う怪異で千石撫子の体内から札を取り出し人間に戻します。取り出した札は阿良々木暦に託しました。
【化物語】貝木泥舟は死亡した？
街を去るときに襲撃される
千石撫子を蛇神様から人間に戻し、貝木泥舟は街を去ろうとしていました。その際に以前騙し、蛇切縄の呪い返しにあった中学生によって後頭部を数回殴打され意識を失っています。しかし時系列的には『恋物語』の後の話『花物語』にも登場しているので死亡してはいないと思います。
そもそも、『恋物語』では語り手を務めた貝木泥舟ですが、彼のポリシーからしてどこまでが真実なのか不明です。
【化物語】『花物語』での貝木泥舟
再登場した貝木泥舟
ヴァイスシュヴァルツ 肉奉行 貝木泥舟/＜物語＞シリーズ セカンドシーズン（MGS39）/ヴァイス
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￥ 100
貝木泥舟は、『花物語』に再登場します。「やっと会えたな、臥煙の忘れ形見」このセリフと共に現れた貝木泥舟を見て、神原駿河は走って逃げようとします。しかし貝木泥舟は、「加速装置」や「Bダッシュ」との異名を持つほど足の速い神原駿河を通称「貝木ストライド」で追い抜きます。
貝木泥舟と神原駿河
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貝木泥舟は、神原駿河に昼間から何の見返りも求めずに焼き肉をおごります。そして、「困ったことがあれば電話しろ」と名刺まで渡します。なぜ神原駿河に親切なのか?それは神原駿河の母である臥煙遠江は貝木泥舟にとってお世話になった人であり、憧れの人だったからです。そのため母を亡くした娘の神原駿河を気にかけています。
【化物語】貝木泥舟の名言
守銭奴具合がよくわかる名言
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"知りたいか？教えてやろう 金を払え"
"お前は善行を積むことで心を満たし、俺は悪行を積むことで貯金通帳を満たす。そこにどれほどの違いがある？"
"この世は金がすべてだ。俺は金のためなら死ねる"
【化物語】貝木泥舟のまとめ
プレシャスメモリーズ 貝木泥舟（R）/＜物語＞シリーズ/シングルカード
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￥ 30
貝気泥舟は詐欺師として怪異を使っており、金のためならどんなこともする人物です。子供相手に「おまじない」を流行らせて、阿良々木火憐に"悪"だと罵倒されても特に反応せず受け入れていました。楽に金を得る手段が詐欺師だったという「ただの悪党」ですが、意外と魅力的だと感じる人も多いのかファンもいるようです。
普段は詐欺師として悪いことをしていますが、千石撫子には大人として正論を語って呪いを解いたり、神原駿河のことを気にかけていたりと"悪い人"と"実はいい人"のギャップが魅力的だと感じるのかもしれませんね。『恋物語』では語り手を務めた貝木泥舟ですが、彼のポリシー"事実を半分だけ伝える"ことを考えると、全てが本当のことではないかもしれません。
今日ハ、イイ肉ノ日。 pic.twitter.com/BkGjSQYh1Y
— 西尾維新アニメプロジェクト (@nisioisin_anime) November 29, 2016
